JP2016130632A - 圧力センサ - Google Patents

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吉田 岳司
Takeshi Yoshida
岳司 吉田
浩 山中
Hiroshi Yamanaka
山中  浩
中西 努
Tsutomu Nakanishi
努 中西
依子 中尾
Yoriko Nakao
依子 中尾
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Abstract

【課題】本開示は、低コストで検出精度を向上させた圧力センサを提供することを目的とする。【解決手段】この目的を達成するために本開示は、第1の圧力導入孔41と環状の側壁32を有した固定部材33と、側壁32の内側に接続されたダイヤフラム35と、ダイヤフラム35上に設けられた歪検出素子34と、固定部材33と接続される環状の接続部44と第2の圧力導入孔42を備えた圧力導入部材36とを有し、固定部材33の内径よりも接続部44の内径の方が大きい構成とした。【選択図】図1

Description

本開示は、気体などの流体の圧力を検知する圧力センサに関する。
従来、シリコンの優れた弾性体としての性質を利用して、マイクロマシニング技術によりダイヤフラムと呼ばれる薄膜部をシリコン基板に形成して圧力変化を電気信号に変換するようにした圧力センサが提供されている。
従来の圧力センサ1は、図7に示すように、半導体基板(シリコン基板)を加工して薄膜のダイヤフラム2及びダイヤフラム2の圧力による撓みを検出する検出素子である複数のピエゾ抵抗(図示せず)が形成されたセンサチップ3と、センサチップ3を収納するパッケージとを備えている。
パッケージは、合成樹脂材料の成型品であって、上面が開口する略箱形に形成されたボディ4と、ボディ4の開口を塞いで上向きに突出する略円筒状の導入管5とから成る。ボディ4には、下方向に所定の深さだけ窪んだ略直方体状に形成されてセンサチップ3及び信号処理部6が収納される収納部7と、収納部7の内壁から内側に向かって突設される段部8とが設けられている。導入管5には、上下方向に貫通して圧力検出対象の流体を外部からボディ4内部に導く導入口9が設けられ、導入管5の下端部周縁には、外側に向けて突出する略矩形状の鍔部10が全周に亘って一体に形成されている。また、鍔部10の外周縁から下方に突出する係止部11が一体に形成されている。
収納部7の底面においてダイヤフラム2と対向する部位には、外部から第1の流体をボディ内部に流入させるための外気導入口12が上下方向に貫設されている。収納部7の底面における外気導入口12の周縁には、上方向に突出する上下方向から見て略正方形状の突台部13が外気導入口12の周方向に亘ってボディ4と一体に設けられている。センサチップ3は、収納部7の底面にダイボンド剤14を塗布することによって接着固定されている。
また、ボディ4の段部8と導入管5の鍔部10との間には、略矩形平板状の金属製の補助板15が配設され、封止材16によって段部8及び鍔部10及び補助板14が一体に接着固定される。また、補助板14の略中央には略円形状の連通孔17が貫設されている。
また、ボディ4には、上下の外壁に各々複数の長尺の端子18が一端をボディ4の外側に露出させる形でインサート成形されており、これらの端子18は外部の基板にセンサ1を実装する際に外部の基板に設けられた回路パターンと物理的且つ電気的に接続される。
また、収納部7には、センサチップ1及び信号処理部6を覆うように樹脂材料から成るJCR(ジャンクションコーティングレジン)19が充填されている。(特許文献1)
また、別の従来の圧力センサ21を図8に示す。
図8に従来の別の圧力センサ21の断面図を示す。圧力センサ21はダイヤフラム22の周辺部をケース部材23の端面間で挟込み固定して、圧力シールとダイヤフラム22の周辺固定とを同時に行ない、ダイヤフラム22とケース部材とが一体となった構造になっている。
また、ダイヤフラム22の受圧部の表面24は、ケース23に設けた圧力導入口25に連通する受圧室26に面する受圧面としてあり、圧力検出素子27を取付けた受圧部の背面28側はこの受圧室26に対して気密性を保つように、圧力シールを施している。(特許文献2)
特開2012−150121号公報 実開昭61−190842号公報
しかしながら、特許文献1のようなパッケージ内にセンサチップを配置する構成の圧力センサでは部品点数が多くコストが高くなり、特許文献2のようなパッケージとダイヤフラムが一体となった圧力センサでは被検出流体と第1の流体との圧力差が小さい場合ダイヤフラムの変形量が小さく圧力の検出精度が低いという課題があった。
本開示は上記課題を解決し、少ない部品点数で低コストに形成でき、且つ、歪検出素子が設けられた部分のダイヤフラムが変形し易く、検出精度を向上させた圧力センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本開示は、第1の圧力導入孔と環状の側壁を有した固定部材と、前記側壁の内側に接続されたダイヤフラムと、前記ダイヤフラム上に設けられた歪検出素子と、前記固定部材と接続される環状の接続部と第2の圧力導入孔を備えた圧力導入部材とを有し、前記固定部材の内径よりも前記接続部の内径の方が大きい構造としている。
上記構成により本開示は、少ない部品点数で低コストに形成することができ、且つ、被検出流体による歪検出素子が設けられた部分のダイヤフラムの変形量が大きくなり、被検出流体の圧力の検出精度を向上させることができる。
(a)実施の形態1の圧力センサの上面図、(b)同圧力センサのAA線断面図、(c)同圧力センサのBB線断面図 同圧力センサのブリッジ回路を示す図 (a)実施の形態2の圧力センサの上面図、(b)同圧力センサのEE線断面図、(c)同圧力センサのFF線断面図 実施の形態3の圧力センサの断面図 同圧力センサの変形例を示す図 同圧力センサの変形例を示す図 従来の圧力センサを示す図 従来の別の圧力センサを示す図
以下に、実施の形態に係る圧力センサについて図面を用いて説明をする。なお、各図面において、同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、各実施の形態における各構成要素は矛盾のない範囲で任意に組み合わせても良い。
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1の圧力センサについて図面を用いながら説明する。
図1(a)は実施の形態1の圧力センサの上面図、図1(b)は同圧力センサのAA線断面図、図1(c)は同圧力センサのBB線断面図を示している。
図1に示す様に、圧力センサ31は環状の側壁32を有した固定部材33と、側壁32の内側に接続され上面に歪検出素子34が設けられたダイヤフラム35と、固定部材33と接続された圧力導入部材36とを有している。
固定部材33は側壁32の開口された第1軸37方向に第1の面38と第2の面39を有し、第2の面39と同一の平面に側壁32の第2の面39側の開口部を塞ぐように底部40が設けられており、底部40には大気を導入する第1の圧力導入孔41を備えている。側壁32の内側の第1の面38と第2の面39との間にダイヤフラム35が接続され、ダイヤフラム35に対して第1の面38側の側壁32の内径a1は第2の面39側の側壁32の内径b1よりも大きくなっている。
圧力導入部材36は被検出流体を導入する第2の圧力導入孔42を有した圧力導入管43と、固定部材33と接続される環状の接続部44と、圧力導入管43と接続部44とを接続する板部45とを有している。圧力導入部材36はエポキシ樹脂等の封止材で固定部材33と接着固定されている。また、第2の圧力導入孔42の内径r2は第1の圧力導入孔41の内径r1よりも大きくなっている。圧力導入管43はチューブ(図示せず)等に接続され、チューブを介して第2の圧力導入孔42から被検出流体を導入している。第2の圧力導入孔42の内径はチューブに接続し被検出流体を導入し易い大きさに適宜設計され、第1の圧力導入孔41の内径を第2の圧力導入孔42の内径よりも小さくすることで塵埃等の異物が圧力センサ31内に入り難くなっている。なお、図1(a)の上面視において、圧力導入管43が円形に形成され、板部45が正方形に形成されているがこの限りではなく、圧力センサ31の使用条件等で適宜その形を変更できる。また、板部45も板状に限らず、湾曲したり、凹凸のある形状に形成しても良い。
ダイヤフラム35は第1軸37方向の厚みが固定部材33よりも薄く、また、円形に形成され、ダイヤフラム35と固定部材33との接続部44分に歪検出素子34が設けられている。ダイヤフラム35は円形に形成されているため、ダイヤフラム35に均等に圧力がかかるようになり、圧力センサ31の検出精度を向上させることができている。
ダイヤフラム35と固定部材33はアルミナ(Al23)等のセラミックや、シリコン等の材料で一体に形成されている。ダイヤフラム35と固定部材33は、半導体基板の一方側からエッチングを施すことにより、半導体基板の中央部に薄膜状のダイヤフラム35を形成する。
なお、ダイヤフラム35と固定部材33をセラミックによって一体に形成すれば、シリコン等の材料を用いた場合よりも、温度特性を向上させることができる。また、圧力センサ31は、ダイヤフラム35と固定部材33とが一体に形成し、固定部材33に直接圧力導入部材36を取り付ける構成としていることにより、センサチップをパッケージに実装する必要がなくなるため、工程を簡略化でき、圧力センサ31のコストを低減させることができる。また、ダイヤフラム35と固定部材33とをセラミックで一体に形成すれば、シリコンで形成したときに比べ、温度特性を向上させることができる。
なお、従来技術と同様にダイヤフラム35と固定部材33とを別に形成して、接続しても良いが、一体に形成する場合に比べて圧力センサ31を形成する工程が増えるため、実施の形態1の構成の圧力センサ31に比べてコストが高くなる。
ダイヤフラム35の上面には歪検出素子としてピエゾ抵抗素子が所定部位に配置される。ピエゾ抵抗素子は、第1のピエゾ抵抗素子46、第2のピエゾ抵抗素子47、第3のピエゾ抵抗素子48、第4のピエゾ抵抗素子49で構成されている。ダイヤフラム35を支持する固定部材33側の対向した位置に第1のピエゾ抵抗素子46と、第2のピエゾ抵抗素子47が配置され、ダイヤフラム35の中央側に、所定の間隔をあけて第3のピエゾ抵抗素子48と第4のピエゾ抵抗素子49が第1のピエゾ抵抗素子46と第2のピエゾ抵抗素子47を結ぶ方向と直交する方向に配置されている。
次に、このように形成された圧力センサ31における被検出流体から印加される流体圧の検出について説明する。
第1のピエゾ抵抗素子46、第2のピエゾ抵抗素子47、第3のピエゾ抵抗素子48、第4のピエゾ抵抗素子49を配置することにより、図2に示すブリッジ回路を構成する第1のピエゾ抵抗素子46、第2のピエゾ抵抗素子47、第3のピエゾ抵抗素子48、第4のピエゾ抵抗素子49の夫々の抵抗値R1、R2、R3、R4の増減に応じてブリッジ回路のC−D間に発生する電位差を電気信号として取り出し、その電気信号から流体の基準値からの変化を測定することが可能となる。
圧力導入管43から取り込まれた被検出流体によってダイヤフラム35に圧力が印加されると、ダイヤフラム35が撓み変形する。被検出流体によってダイヤフラム35に圧力が印加されると、第1のピエゾ抵抗素子46と第2のピエゾ抵抗素子47に圧縮応力が印加され、中央部側に設けられている第3のピエゾ抵抗素子48と第4のピエゾ抵抗素子49に引張応力が印加される。これにより、圧縮応力が印加された第1のピエゾ抵抗素子46の抵抗値R1と第2のピエゾ抵抗素子47の抵抗値R2はΔRだけ増加し、引張応力が印加された第3のピエゾ抵抗素子48の抵抗値R3と第4のピエゾ抵抗素子49の抵抗値R4がΔRだけ減少する。このときの抵抗値R1、R2、R3、R4の変化に基づいてダイヤフラム35の撓み量が計測される。
このため、ダイヤフラム35を薄肉化することによって、被検出流体から第1のピエゾ抵抗素子46、第2のピエゾ抵抗素子47、第3のピエゾ抵抗素子48、第4のピエゾ抵抗素子49に伝達される圧力を大きくすると、被検出流体から印加される流体圧に対する撓み変形量が増大する。これにより、流体圧によるダイヤフラム35の撓み変形量が増大し、第1のピエゾ抵抗素子46、第2のピエゾ抵抗素子47、第3のピエゾ抵抗素子48、第4のピエゾ抵抗素子49で検出される抵抗値R1、R2、R3、R4の増減幅も大きくなってセンサ感度を高めることができる。
ピエゾ抵抗素子は配線50によって、固定部材33の下面に設けられた電極51と接続され、この電極51を介して圧力センサ31を備えた電子機器(図示せず)に信号を出力し、これによって電子機器を制御することができる。
圧力センサ31は、接続部44の内径a1が側壁32のダイヤフラム35に対して第1の面38側の内径b1よりも大きくなっている。このため、接続部44の内周面と固定部材33の外周面が接し、板部45の下面と固定部材33の上面とが接するように接続することができている。このように、圧力導入部材36と固定部材33とを接続することによって、圧力導入部材36と固定部材33との接着面の延面距離が長くなり、圧力センサ31内に導入された被検出流体が圧力センサ31から漏れにくくなるため、ダイヤフラム35に大きな流体圧がかかるようになり、圧力センサ31の検出感度を向上させることができる。
さらに、圧力センサ31は、接続部44の内径が側壁32の第1の面38側の内径と第2の面39側の内径よりも大きくなっていることにより、側壁32の第1の面38側の内径を第2の面39側の内径よりも大きく形成することができている。これによって、歪検出素子34をダイヤフラム35と固定部材33との接続部44分に跨るように配置することができている。被検出流体の圧力が加わりダイヤフラム35が変形をする場合、ダイヤフラム35と固定部材33との接続部44分が最も大きく撓む。このため、ダイヤフラム35と固定部材33地との接続部44分に歪検出素子34を配置することによって圧力センサ31の検出感度を向上させることができる。
また、圧力センサ31は、固定部材33と圧力導入部材36とが別体であるため、第2の圧力導入孔42の内径や圧力導入管43の形状等の設計変更が容易であり、多様な圧力センサ31で汎用的に用いることが可能である。
なお、圧力センサ31は第1の圧力導入孔41の中心がダイヤフラム35の中心と一致するように接続されているがこの限りではなく、第1の圧力導入孔41の中心とダイヤフラム35の中心とが一致しないように接続されていても良い。
また、圧力センサ31は第2の圧力導入孔42の中心がダイヤフラム35の中心と一致するように接続されているがこの限りではなく、第2の圧力導入孔42の中心とダイヤフラム35の中心とが一致しないように接続されていても良い。
なお、実施の形態1において第1の圧力導入孔41から大気を導入しているがこの限りではなく、他の流体を導入しても良い。
なお、実施の形態1において、歪検出素子34としてピエゾ抵抗素子を用いているがこの限りではなく、例えば、歪ゲージ等の起歪体の変位によって抵抗が変化し、この抵抗変化から圧力を検出することができるものであれば歪検出素子34として用いることができる。
また、例えば、板状の部材を介して圧力導入部材36と固定部材33とを接続しても良い。このようにすることで、固定部材33の内部に封止材が流入することを防止することができる。
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2における圧力センサについて図面を用いて説明する。
図3(a)は実施の形態2の圧力センサの上面図、(b)は同圧力センサのEE線断面図、(c)は同圧力センサのFF線断面図を示している。
図3に示すように、圧力センサ61は環状の側壁62を有した固定部材63と、側壁62の内側に接続され上面に歪検出素子34が設けられたダイヤフラム35と、固定部材63と接続された圧力導入部材66とを有している。
固定部材63は第1軸37方向に第1の面38と第2の面39とを有し、第2の面39と同一の平面に側壁62を塞ぐように底部40が設けられており、底部40には大気を導入する第1の圧力導入孔41を備えている。
接続部64の内径a2側壁62の内径b2よりも大きく、側壁62の内側の第1の面38と同一平面上に側壁32の開口部を覆うようにダイヤフラム35が形成されており、ダイヤフラム35と固定部材63の接続部分にダイヤフラム35と上面とを跨るように歪検出素子34を形成されている。これにより、流体圧が加わったときにダイヤフラム35の最も大きく変形する部分に歪検出素子34を設けることができるため、圧力センサ61の流体圧の検出感度を向上させることができる。
また、圧力センサ61は、ダイヤフラム35が上面と同一平面に形成されていることにより、圧力導入部材66が固定部材63の外側にはみ出ることが無いため、実施の形態1に比べて小型化することができる。
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3における圧力センサについて図面を用いて説明する。
図4は実施の形態3の圧力センサ71の断面図を示している。
図4に示すように、圧力センサ71は環状の側壁72を有した固定部材73と、側壁72の内側に接続され上面に歪検出素子34が設けられ下面に回路素子77が設けられたダイヤフラム35と、固定部材73と接続された圧力導入部材76とを有している。
固定部材73は第1軸37方向に第1の面38と第2の面39とを有し、第2の面39がシール75によって封止されている。第1の圧力導入孔41は側壁72に設けられ、第1の圧力導入孔41から大気を圧力センサ71内に導入することができる。このように構成することにより、圧力センサ71を形成する工程をより簡略化することができる。また、側壁32の第2の面39側をシールによって封止する構成としたことによりダイヤフラム35に回路素子77を設けることができている。
接続部74の内径a3は側壁72の内径b3よりも大きく、側壁72の内側の第1の面38と同一平面上に側壁72の開口部を覆うようにダイヤフラム35が形成されており、ダイヤフラム35と固定部材73の接続部分にダイヤフラム35と上面とを跨るように歪検出素子34を形成されている。これにより、流体圧が加わったときにダイヤフラム35の最も大きく変形する部分に歪検出素子34を設けることができるため、圧力センサ71の流体圧の検出感度を向上させることができる。
また、圧力センサ71はダイヤフラム35の第2の面39側に回路素子77が設けられているため、被検出流体の影響を低減しながら歪検出素子34で検出した流体圧を回路素子77で処理することができている。
図5に実施の形態3の圧力センサの変形例を示す。図5に示すように、ダイヤフラム35に薄肉部と第1軸37方向の厚さが薄肉部82よりも厚い厚肉部83を設け、厚肉部83に回路素子77を設けても良い。このようにすることで、流体圧によってダイヤフラム35が変形したときに回路素子77がダイヤフラム35から受ける影響を低減することができ、圧力センサ81の検出精度を向上させることができる。
図6に実施の形態3の圧力センサの別の変形例を示す。図6に示すように側壁32の内側に段差部92を設け、段差部92のみに回路素74子が接続される構成としても良い。このような構成にすることにより、流体圧によってダイヤフラム35が変形したときに回路素子77がダイヤフラム35から受ける影響を低減することができ、圧力センサ91の検出精度を向上させることができる。
また、段差部を設けることにより、段差部の内径b4が接続部の内径a4よりも小さくなし、圧力センサ91の検出感度を向上させる効果を得ることが容易にできる。
なお、第2の圧力導入孔42を側壁72に設けているが、第2の圧力導入孔42は側壁72の第2の面39側のどの位置に設けてもよく、また、シール75に第2の圧力導入孔42を設けても良い。
また、歪検出素子34はダイヤフラム35の第1の面38側に設けられているが、この限りではなく、ダイヤフラム35の第2の面39側に設けても良い。
本開示の圧力センサは、低コストで検出精度を向上させることができるため、様々な種類のガス等の流体を検出するセンサに有用である。
31、61、71、81、91 圧力センサ
32、62、72 側壁
33、63、73 固定部材
34 歪検出素子
35 ダイヤフラム
36、66、76 圧力導入部材
37 第1軸
38 第1の面
39 第2の面
40 底部
41 第1の圧力導入孔
42 第2の圧力導入孔
43 圧力導入管
44、64、74 接続部
45 板部
46 第1のピエゾ抵抗素子
47 第2のピエゾ抵抗素子
48 第3のピエゾ抵抗素子
49 第4のピエゾ抵抗素子
50 配線
51 電極
75 シール
77 回路素子
82 薄肉部
83 厚肉部
92 段差部

Claims (12)

  1. 第1の圧力導入孔と環状の側壁を有した固定部材と、
    前記側壁の内側に接続されたダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラム上に設けられた歪検出素子と、
    前記固定部材と接続される環状の接続部と第2の圧力導入孔を備えた圧力導入部材とを有し、
    前記固定部材の内径よりも前記接続部の内径の方が大きい圧力センサ。
  2. 前記側壁は、前記側壁の開口された方向に第1の面と第2の面を有し、
    前記ダイヤフラムは前記第1の面と前記第2の面との間で前記側壁と接続され、
    前記接続部の内周面が前記固定部材の外周面と接続されている請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記圧力導入部材は前記第2の圧力導入孔と前記接続部とを接続する板部を有し、
    前記第1の面と前記板部が接続されている請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記側壁は、前記側壁の開口された方向に第1の面と第2の面を有し、
    前記ダイヤフラムは前記第1の面と同一の平面で前記側壁と接続されている請求項1に記載の圧力センサ。
  5. 前記歪検出素子は、前記ダイヤフラムと前記固定部材との接続部分に設けられている請求項2または請求項4に記載の圧力センサ。
  6. 前記ダイヤフラムの前記歪検出素子が設けられていない側の面に回路素子が設けられている請求項1に記載の圧力センサ。
  7. 前記ダイヤフラムは薄肉部と前記薄肉部よりも厚さが厚い厚肉部とを有し、
    前記回路素子は前記厚肉部に設けられている請求項6に記載の圧力センサ。
  8. 前記第1の圧力導入孔は前記側壁に設けられている請求項1に記載の圧力センサ。
  9. 前記ダイヤフラムと前記固定部材が一体に形成されている請求項1に記載の圧力センサ。
  10. 前記ダイヤフラムが円形である請求項1に記載の圧力センサ。
  11. 前記第2の圧力導入孔の内径は前記第1の圧力導入孔の内径よりも大きい請求項1に記載の圧力センサ。
  12. 前記側壁は内側に段差部を有し、
    前記段差部に回路素子が設けられている請求項1に記載の圧力センサ。
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