JPH0744002A - トナー補給装置及びトナー収納容器 - Google Patents

トナー補給装置及びトナー収納容器

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JPH0744002A
JPH0744002A JP5185408A JP18540893A JPH0744002A JP H0744002 A JPH0744002 A JP H0744002A JP 5185408 A JP5185408 A JP 5185408A JP 18540893 A JP18540893 A JP 18540893A JP H0744002 A JPH0744002 A JP H0744002A
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container
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秀男 市川
Sunao Ikeda
須那夫 池田
Nobuhiro Makita
信広 巻田
Seiji Oka
誠二 岡
Junichi Murano
順一 村野
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー収納容器からのトナーの吐出を良好に
行なわせる。 【構成】 筒状の容器本体15と、この容器本体15の
一端を覆う側板14と、一端をこの側板14の周縁部に
容器本体15内に連通させた状態で接続すると共に他端
を容器本体15の軸心側へ向けて延出させた筒体16
と、容器本体15の軸心と略一致する中心を有して筒体
16の他端に形成されたトナー吐出口17とを有するト
ナー収納容器3を設ける。トナー収納容器3を略水平向
きに保持する保持手段4と、保持手段4に保持されたト
ナー収納容器3を略水平方向を向いた軸心方向回りに回
転駆動させる回転駆動手段7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置内の現像
部へトナーの補給を行なうためのトナー補給装置及びト
ナー収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ等の画像形
成装置においては小型化を図るためにトナー収納容器を
略水平状態にセットすることが行なわれており、トナー
収納容器を略水平状態にセットするトナー補給装置とし
ては特開平3−2881号公報や特開昭59−1886
78号公報等に開示されたものがある。
【0003】そして、これらのトナー補給装置において
は、トナー収納容器の内周面に螺旋状突起を形成し、ト
ナー収納容器をその軸心方向回りに回転させることによ
り内部のトナーを螺旋状突起によりトナー吐出口側へ搬
送し、そのトナーをトナー吐出口から吐出させることに
よって現像部へのトナー補給を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トナー収納容
器を含むトナー補給ユニットのより一層の小型化等を図
るためにトナー吐出口をトナー収納容器の一端側中央部
に形成した場合には、トナー収納容器内のトナー残量が
少なくなるにつれてトナー吐出口からのトナー吐出量が
低下し、現像部へのトナー補給が不安定になる。さら
に、トナー残量が所定量以下になるとトナー吐出口から
トナーが吐出されなくなり、トナー収納容器内に残留し
たままとなって無駄になるトナーができるという欠点が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筒状の容器本体と、この容器本体の一端を覆う側板と、
一端をこの側板の周縁部に前記容器本体内に連通させた
状態で接続すると共に他端を前記容器本体の軸心側へ向
けて延出させた筒体と、前記容器本体の軸心と略一致す
る中心を有して前記筒体の他端に形成されたトナー吐出
口とを有するトナー収納容器を設け、前記トナー収納容
器を現像部へのトナー導入部に連通させた状態で略水平
向きに保持する保持手段を設け、この保持手段に保持さ
れた前記トナー収納容器を略水平方向を向いた軸心方向
回りに回転駆動させる回転駆動手段を設けた。
【0006】請求項2記載の発明は、筒状の容器本体の
一端を覆う側板を設け、一端をこの側板の周縁部に前記
容器本体内に連通させた状態で接続すると共に他端を前
記容器本体の軸心側へ向けて延出させた筒体を設け、前
記容器本体の軸心と略一致する中心を有するトナー吐出
口を前記筒体の他端に形成した。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、容器本体を略水平方向を向けた軸心方向回
りに回転させることに伴ってこの容器本体内に収納され
たトナーをトナー吐出口に向けて搬送する螺旋状突起を
筒体の内周面に形成した。
【0008】
【作用】請求項1又は2記載の発明では、トナー収納容
器を保持手段に略水平向きに保持させ、この保持手段に
保持されたトナー収納容器を略水平方向を向いた軸心方
向回りに回転駆動手段によって回転させると、筒体と側
板との接続箇所が下方位置へ回転したときに容器本体内
のトナーがこの筒体内へ入り込み、このトナーは筒体と
側板との接続箇所が上方位置へ回転することに伴って筒
体内をトナー吐出口側へ移動すると共にやがてトナー吐
出口から吐出され、トナー導入部を介して現像部へ補給
される。
【0009】請求項3記載の発明では、トナー収納容器
を保持手段に略水平向きに保持させ、この保持手段に保
持されたトナー収納容器を略水平方向を向いた軸心方向
回りに回転駆動手段によって回転させることにより、容
器本体内のトナーが筒体内を通ってトナー吐出口から吐
出されるが、このトナーは筒体内に形成した螺旋状突起
により搬送されるため、トナー吐出口からのトナーの吐
出が良好に行なわれる。
【0010】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1乃至図6に基づ
いて説明する。まず、図2は画像形成装置である普通紙
複写機1の全体構造を簡略化して示した平面図であり、
図1はその普通紙複写機1におけるトナー補給ユニット
の構造を示したものである。前記普通紙複写機1には固
定ブラケット2が固定されており、この固定ブラケット
2にはトナーを収納したトナー収納容器3を略水平向き
に保持するための保持手段である可動ブラケット4が上
下一対のピン5,6を支点として水平面内で回動自在に
取付けられている。また、前記可動ブラケット4には略
水平向きに保持された前記トナー収納容器3をその軸心
方向回りに回転させる回転駆動手段7が取付けられてお
り、この回転駆動手段7は、モータ8、モータ8により
回転駆動されるギヤ群9、ギヤ群9の最終ギヤと噛み合
うギヤ10が形成されると共に前記トナー収納容器3の
先端側が挿入される筒状回転伝達部材11とによって形
成されている。なお、前記筒状回転伝達部材11は前記
可動ブラケット4に固定的に保持されたトナー収納容器
ストッパ12内に回転自在に保持されている。
【0011】ここで、前記トナー収納容器3は、両端を
側板13,14で覆われた円筒状の容器本体15と、一
端を一方の側板14の周縁部に接続すると共に他端を容
器本体15の軸心側へ向けて湾曲状態で延出させた筒体
16とを有しており、筒体16の他端には容器本体15
の軸心と略一致する中心を有するトナー吐出口17が形
成されている。なお、前記筒体16は前記側板14との
接続箇所において前記容器本体15内に連通されてい
る。そして、前記トナー吐出口17の直径寸法“d”は
容器本体15の直径寸法“D”より小さく形成され、ま
た、筒体16の直径寸法は、側板14への接続箇所から
トナー吐出口17に向かうにつれて次第に小さく形成さ
れている。さらに、筒体16の側板14への接続箇所に
おける容器本体15の軸心から最も離れた箇所は容器本
体15の外径に内接し、かつ、筒体16の側板14への
接続箇所における容器本体15の軸心から最も近接した
箇所とトナー吐出口17におけるこの接続箇所から最も
離反した箇所までの寸法“H”が図5に示したように大
きく設定されている。また、前記筒体16におけるトナ
ー収納容器3の回転方向(矢印R方向)の後方面16a
は略平面に形成されている。
【0012】つぎに、前記容器本体15の内周面には螺
旋状に巻回された螺旋状突起18が形成され、この螺旋
状突起18は、前記トナー収納容器3がその軸心方向回
りへ回転することに伴って内部のトナーを側板14側へ
向けて搬送する向きに形成されている。また、前記トナ
ー吐出口17にはキャップ内栓19が着脱自在に取付け
られており、このキャップ内栓19の中央部には外方へ
向けて突出した突起部20が形成されている。さらに、
前記可動ブラケット4には、前記トナー吐出口17から
吐出されたトナーを現像部(図示せず)へ供給するため
のトナー導入部21が設けられている。
【0013】また、前記容器本体15における前記側板
14側の外周部にはリング状の係合突起22が形成さ
れ、この係合突起22に係合することにより前記可動ブ
ラケット4に保持された前記トナー収納容器3の取外し
を規制する係合爪23が前記トナー収納容器ストッパ1
2に取付けられている。さらに、前記側板14には係合
凸部24が形成され、前記筒状回転伝達部材11の内周
面には前記係合凸部24と係合することによりこの筒状
回転伝達部材11からトナー収納容器3へ回転伝達する
係合凹部25が形成されており、トナー収納容器3を前
記可動ブラケット4に保持させると共にトナー吐出口1
7が形成されているトナー収納容器3の先端側を筒状回
転伝達部材11内に挿入した際に係合凸部24と係合凹
部25とが係合される。
【0014】つぎに、前記可動ブラケット4には、前記
可動ブラケット4の回動操作に伴ってこの可動ブラケッ
ト4に保持された前記トナー収納容器3の前記トナー吐
出口17に対して前記キャップ内栓19を脱着すると共
にトナー吐出口17から取外したキャップ内栓19をト
ナー吐出口17に近接した位置で保持するキャップ内栓
脱着手段26が設けられている。なお、このキャップ内
栓脱着手段26は、前記突起部20を摘んだり離したり
するコレットチャック27と、コレットチャック27に
より突起部20を摘まれたキャップ内栓19をコレット
チャック27と共に開栓位置と閉栓位置とへ移動させて
トナー吐出口17を開閉させるカム機構28とにより形
成されている。
【0015】ここで、前記コレットチャック27は、前
記トナー収納容器ストッパ12のボス部12aにスライ
ド自在に保持された筒状の中子29と、中子29内にス
ライド自在に嵌合されたシャフト30と、シャフト30
の先端側に固定された可撓性を有する摘み部31とによ
って形成されている。また、前記カム機構28は、前記
トナー収納容器ストッパ12の段部12bと前記中子2
9のフランジ部29aとの間に介装されて中子29をト
ナー収納容器3側へ付勢する円錐コイルバネ32と、前
記シャフト30の後端側に取付けられたコロ33と、前
記可動ブラケット4を前記ピン5,6を支点として回動
させた際に前記コロ33をガイドするガイドカム部34
が形成されると共に前記固定ブラケット2に固定された
ブラケットヒンジ35とによって形成されている。
【0016】このような構成において、まず、トナー収
納容器3を普通紙複写機1内に取付ける手順について説
明する。可動ブラケット4をピン5,6を支点として図
2において二点鎖線で示した位置(トナー収納容器3の
着脱位置)に回動させ、トナー収納容器3におけるトナ
ー吐出口17が形成されている先端側をトナー収納容器
ストッパ12内に挿入すると共にトナー収納容器3を可
動ブラケット4により保持し、係合爪23を係合突起2
2に係合させる。ここで、トナー収納容器ストッパ12
内には筒状回転伝達部材11が回転自在に保持されてお
り、トナー収納容器3の先端側をトナー収納容器ストッ
パ12内に挿入することによりトナー収納容器3の係合
凸部24が筒状回転伝達部材11の係合凹部25に係合
される。なお、トナー収納容器3を可動ブラケット4に
より保持させる際にはキャップ内栓19を取付けた状態
で行ない、キャップ内栓19の突起部20が図3(a)
に示したようにコレットチャック27の摘み部31の間
に入り込むと共にキャップ内栓19は閉栓状態に維持さ
れる。
【0017】ついで、可動ブラケット4をピン5,6を
支点として図2において破線で示した位置(トナー補給
位置)へ回動させる。すると、この回動操作に伴ってコ
ロ33がガイドカム部34に沿って図3(b)に示した
位置から図4(b)に示した位置へ移動し、同時にコレ
ットチャック27が図3(a)に示した位置から図4
(a)に示した位置へスライドする。ここで、コレット
チャック27の一部であるシャフト30と摘み部31と
が図4(a)の位置へ向けて僅かにスライドしたときに
摘み部31の外周部が中子29に当接して内側に撓み、
摘み部31がキャップ内栓19の突起部20を摘む。そ
して、引き続きシャフト30と摘み部31とが図4
(a)の位置へ向けてスライドすることにより、中子2
9と摘み部31に摘まれたキャップ内栓19とが一体的
にスライドして円錐コイルバネ32を圧縮し、やがて、
図4(a)に示したようにキャップ内栓19が開栓位置
へ移動すると共にトナー吐出口17が開放され、トナー
収納容器3がトナー吐出口17を介してトナー導入部2
1に連通され、トナー収納容器3の取付けが終了する。
従って、普通紙複写機1内へトナー収納容器3を取付け
る際には、予めキャップ内栓19を開栓する必要がな
く、この取付時におけるトナー吐出口17からのトナー
のこぼれ出しが防止されると共に、こぼれ出したトナー
によって作業者の手や衣類及び可動ブラケット4を汚す
ということが防止される。なお、トナー吐出口17から
取外されたキャップ内栓19は、図4(a)に示したよ
うにトナー吐出口17に近接した位置で保持されてい
る。
【0018】つぎに、トナー収納容器3の取付けが終了
した後に複写を行なうことになるが、トナー導入部21
内のトナーが所定量以下であることをセンサ(図示せ
ず)が検出すると、その検出結果に基づいてモータ8が
駆動される。そして、モータ8の駆動によりギヤ群9と
ギヤ10とを介して筒状回転伝達部材11が回転駆動さ
れ、係合凸部24と係合凹部25との係合によりトナー
収納容器3がその軸心方向回りに筒状回転伝達部材11
と一体的に回転駆動される。トナー収納容器3が軸心方
向回りへ回転すると、トナー収納容器3内のトナーが螺
旋状突起18により側板14側へ次第に搬送される。そ
して、筒体16と側板14との接続箇所が下方位置へ回
転したときに容器本体15内のトナーがこの筒体16内
へ入り込み、さらに、このトナーは筒体16と側板14
との接続箇所が上方位置へ回転することに伴って筒体1
6内をトナー吐出口17側へ流れ、やがて、トナー吐出
口17から吐出される。トナー吐出口17から吐出され
たトナーは、トナー収納容器ストッパ12に形成された
トナー落下用開口36を通過してトナー導入部21へ供
給され、さらに、現像部へ補給される。
【0019】ここで、側板14に対する筒体16の接続
が側板14の周縁部で行なわれているため、この接続箇
所が下方位置へ回転した際における筒体16内へのトナ
ーの入り込みは、トナー収納容器3内のトナー残量が少
なくなった場合においても良好に行なわれ、トナー吐出
口17から吐出できずにトナー収納容器3内に残留した
無駄になるトナーの量が大幅に減少する。また、筒体1
6の直径寸法を側板14との接続部からトナー吐出口1
7へ向けて次第に小さくしたことや、図4に示したよう
に寸法“H1 ”を大きくしたことや、後方面16aは略
平面に形成したこと等により、筒体16内をトナー吐出
口17へ向かうトナーの流れが良好に行なわれ、トナー
吐出口17からのトナーの吐出がより一層良好に行なわ
れる。また、トナー収納容器3の一回転当りのトナー吐
出量は、筒体16と側板14との接続箇所が下方位置へ
回動したときに筒体16内へ入り込んだ量となるため、
トナー吐出口17からのトナー吐出量の制御を容易に行
なえ、必要量以上のトナーが一度に吐出されるという事
態の発生が防止される。
【0020】つぎに、トナー収納容器3内にトナーがな
くなった場合にはトナー収納容器3を新たなものに交換
するが、この交換時においては、可動ブラケット4をピ
ン5,6を支点として図2において二点鎖線で示したト
ナー収納容器3の着脱位置へ回動させる。すると、この
回動操作に伴ってコロ33が図4(b)に示した位置か
らガイドカム部34にそって図3(b)に示した位置へ
向けて移動し、同時に、コレットチャック27がキャッ
プ内栓19と共に図4(a)に示した位置から図3
(a)に示した位置へ向けてスライドし、キャップ内栓
19によりトナー吐出口17が閉止される。また、中子
29のフランジ部29aがトナー吐出口17の先端部に
当接してスライドが規制された後にもシャフト30と摘
み部31とが僅かにスライドするように寸法が設定され
ているため、フランジ部29aがトナー吐出口17の先
端部へ当接した直後に摘み部31が外方へ撓み、摘み部
31による突起部20の摘み状態が解除される。従っ
て、トナーがなくなったトナー収納容器3を可動ブラケ
ット4から取外す際には、トナー吐出口17がキャップ
内栓19により閉止されているため、トナー収納容器3
を取外す際にトナー収納容器3内に僅かに残留している
トナーが外部にこぼれ出すことがなくなり、こぼれ出し
たトナーによって作業者の手や衣類及び可動ブラケット
4を汚すということが防止される。
【0021】なお、本実施例においては、容器本体15
の内周面に螺旋状突起18を形成したトナー収納容器3
を例に挙げて説明したが、この螺旋状突起18は必ずし
も必要なものではなく、容器本体の内周面を平滑面とし
てもよい。そして、容器本体の内周面を平滑面とした場
合には、容器本体を側板14側に向けて次第に拡開する
形状の円筒体とし、又は、容器本体を側板14が下側と
なるように僅かに傾斜させて取付けることにより、回転
に伴う側板14側へのトナーの搬送は螺旋状突起18を
形成した場合と略同様に行なわれる。
【0022】ついで、本発明の第二の実施例を図7及び
図8に基づいて説明する。なお、図1乃至図6において
説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略
する。本実施例のトナー収納容器37は、一端を側板1
4の周縁部に接続すると共に他端にトナー吐出口17有
する略円筒状の筒体38を設けると共に、容器本体15
の内周面に形成した螺旋状突起18に連続する螺旋状突
起39を筒体38の内周面に形成したものである。な
お、トナー吐出口17の中心は容器本体15の軸心と略
一致している。
【0023】このような構成において、可動ブラケット
4に保持したトナー収納容器37を軸心方向回りに回転
させると、筒体38と側板14との接続箇所が下方位置
へ回転したときに容器本体15内のトナーがこの筒体3
8内へ入り込む。そして、このトナーは、筒体38と側
板14との接続箇所が上方位置へ回転することに伴って
筒体38内をトナー吐出口17側へ流れてトナー吐出口
17から吐出される。しかも、筒体38内をトナー吐出
口17側へ流れるトナーは、螺旋状突起39により搬送
されるためにその流れが良好になり、トナー吐出口17
からのトナーの吐出が良好に行なわれる。
【0024】なお、筒体38をトナー収納容器37の回
転方向に沿わせた螺旋状に形成することにより、筒体3
8内のトナーの流れがより一層良好になり、トナー吐出
口17からのトナーの吐出がより一層良好に行なわれ
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、筒
状の容器本体と、この容器本体の一端を覆う側板と、一
端をこの側板の周縁部に前記容器本体内に連通させた状
態で接続すると共に他端を前記容器本体の軸心側へ向け
て延出させた筒体と、前記容器本体の軸心と略一致する
中心を有して前記筒体の他端に形成されたトナー吐出口
とを有するトナー収納容器を設け、前記トナー収納容器
を現像部へのトナー導入部に連通させた状態で略水平向
きに保持する保持手段を設け、この保持手段に保持され
た前記トナー収納容器を略水平方向を向いた軸心方向回
りに回転駆動させる回転駆動手段を設けたので、保持手
段に保持されたトナー収納容器を回転駆動手段によって
回転させることにより、筒体と側板との接続箇所が下方
位置へ回転したときに容器本体内のトナーがこの筒体内
へ入り込み、このトナーは筒体と側板との接続箇所が上
方位置へ回転することに伴って筒体内をトナー吐出口側
へ向けて移動すると共にトナー吐出口から吐出されるた
め、トナー残量が少なくなった場合においてもトナーの
吐出を良好に行なわせることができると共にトナー収納
容器内に残留したままとなって無駄になるトナー量を減
少させることができ、さらに、筒体内へのトナーの入り
込みが主として筒体と側板との接続箇所が下方位置へ回
転したときにのみ行なわれるため、トナー収納容器の一
回転当りのトナー吐出量を安定させて必要量以上のトナ
ーが一度に吐出されるということを防止することができ
る等の効果を有する。
【0026】請求項2記載の発明は上述のように、筒状
の容器本体の一端を覆う側板を設け、一端をこの側板の
周縁部に前記容器本体内に連通させた状態で接続すると
共に他端を前記容器本体の軸心側へ向けて延出させた筒
体を設け、前記容器本体の軸心と略一致する中心を有す
るトナー吐出口を前記筒体の他端に形成したので、この
トナー収納容器を画像形成装置内へ略水平向きに取付け
ると共に軸心方向回りに回転駆動させることにより、筒
体と側板との接続箇所が下方位置へ回転したときに容器
本体内のトナーがこの筒体内へ入り込み、このトナーは
筒体と側板との接続箇所が上方位置へ回転することに伴
って筒体内をトナー吐出口側へ移動すると共にトナー吐
出口から吐出されるため、トナー残量が少なくなった場
合においてもトナーの吐出を良好に行なわせることがで
きると共にトナー収納容器内に残留したままとなって無
駄になるトナー量を減少させることができ、さらに、筒
体内へのトナーの入り込みが主として筒体と側板との接
続箇所が下方位置へ回転したときにのみ行なわれるた
め、トナー収納容器の一回転当りのトナー吐出量を安定
させて必要量以上のトナーが一度に吐出されるというこ
とを防止することができる等の効果を有する。
【0027】請求項3記載の発明は上述のように、請求
項2記載の発明において、容器本体を略水平方向を向け
た軸心方向回りに回転させることに伴ってこの容器本体
内に収納されたトナーをトナー吐出口に向けて搬送する
螺旋状突起を筒体の内周面に形成したので、筒体内をト
ナー吐出口に向けて移動するトナーを螺旋状突起によっ
て搬送することができ、トナー吐出口からのトナーの吐
出をより一層良好に行なわせることができる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例にトナー補給ユニットを
示した縦断正面図である。
【図2】普通紙複写機を簡略化して示した平面図であ
る。
【図3】可動ブラケットをトナー収納容器の着脱位置へ
回動させた状態におけるキャップ内栓脱着手段を示した
もので、(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にし
た平面図である。
【図4】可動ブラケットをトナー補給位置へ回動させた
状態におけるキャップ内栓脱着手段を示したもので、
(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にした平面図
である。
【図5】トナー収納容器を一部を切り欠いて示した正面
図である。
【図6】その側面図である。
【図7】本発明の第二の実施例におけるトナー収納容器
を示した正面図である。
【図8】その側面図である。
【符号の説明】 3,37 トナー収納容器 4 保持手段 7 回転駆動手段 14 側板 15 容器本体 16,38 筒体 17 トナー吐出口 21 トナー導入部 39 螺旋状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 誠二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村野 順一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 須藤 和久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の容器本体と、この容器本体の一端
    を覆う側板と、一端をこの側板の周縁部に前記容器本体
    内に連通させた状態で接続すると共に他端を前記容器本
    体の軸心側へ向けて延出させた筒体と、前記容器本体の
    軸心と略一致する中心を有して前記筒体の他端に形成さ
    れたトナー吐出口とを有するトナー収納容器を設け、前
    記トナー収納容器を現像部へのトナー導入部に連通させ
    た状態で略水平向きに保持する保持手段を設け、この保
    持手段に保持された前記トナー収納容器を略水平方向を
    向いた軸心方向回りに回転駆動させる回転駆動手段を設
    けたことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】 筒状の容器本体の一端を覆う側板を設
    け、一端をこの側板の周縁部に前記容器本体内に連通さ
    せた状態で接続すると共に他端を前記容器本体の軸心側
    へ向けて延出させた筒体を設け、前記容器本体の軸心と
    略一致する中心を有するトナー吐出口を前記筒体の他端
    に形成したことを特徴とするトナー収納容器。
  3. 【請求項3】 容器本体を略水平方向を向けた軸心方向
    回りに回転させることに伴ってこの容器本体内に収納さ
    れたトナーをトナー吐出口に向けて搬送する螺旋状突起
    を筒体の内周面に形成したことを特徴とする請求項2記
    載のトナー収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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