JP3155406B2 - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP3155406B2
JP3155406B2 JP18540793A JP18540793A JP3155406B2 JP 3155406 B2 JP3155406 B2 JP 3155406B2 JP 18540793 A JP18540793 A JP 18540793A JP 18540793 A JP18540793 A JP 18540793A JP 3155406 B2 JP3155406 B2 JP 3155406B2
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cap
discharge port
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storage container
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誠二 岡
秀男 市川
須那夫 池田
信広 巻田
順一 村野
和久 須藤
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー収納容器を複写
機等の画像形成装置内に略水平向きに取付けると共に軸
方向へ回転駆動させることにより内部のトナーをトナー
吐出口から吐出させ、現像部へのトナーの補給を行なう
ようにしたトナー補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボトル状のトナー収納容器を用い
たトナー補給装置には様々な形式のものがあり、例え
ば、筒状の容器本体の内周面に螺旋状突起を形成すると
共にこの容器本体の一端側にトナー吐出口を形成したト
ナー収納容器を略水平向きに画像形成装置内へ取付け、
ついで、トナー収納容器をその軸方向へ回転させること
により内部のトナーを螺旋状突起によってトナー吐出口
側へ案内すると共にトナー吐出口から吐出させ、吐出し
たトナーを現像部へ供給するようにしたものがある。
【0003】ここで、トナー吐出口にはキャップが着脱
自在に取付けられており、キャップを外してトナー吐出
口を開放状態としたトナー収納容器を画像形成装置内へ
取付けている。このため、トナー収納容器を画像形成装
置内へ取付ける際やトナー収納容器を画像形成装置内か
ら取外す際に、開放状態となっているトナー吐出口から
トナーがこぼれ出すという危険性がある。特に、トナー
収納容器を取外す際には、トナー収納容器に衝撃が加わ
るために内部に残留しているトナーのこぼれ出しが発生
しやすい。
【0004】そこで、トナー収納容器の画像形成装置内
への取付けをトナー吐出口にキャップを取付けた状態で
行ない、このキャップを脱着する脱着手段を画像形成装
置内に設け、キャップを取付けた状態のトナー収納容器
を画像形成装置内へ取付けた後に脱着手段によってキャ
ップを取外し、及び、トナー収納容器を画像形成装置内
から取外す際には脱着手段によってキャップをトナー吐
出口へ取付けることが考えられる。そして、このような
トナー補給装置としては、本出願人が特願平4−361
012号において出願したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャップを取
付けた状態のトナー収納容器を画像形成装置内に取付け
るということは作業者にとってなじみが薄いため、トナ
ー収納容器を画像形成装置内へ取付ける前に誤ってキャ
ップを取外してしまうということが考えられる。そし
て、キャップ内栓を取外したトナー収納容器を画像形成
装置内へ取付けると、このトナー収納容器を取外す際に
はトナー吐出口からのトナーのこぼれ出しが発生する。
特に、トナー収納容器の取外しを行なう作業者が、トナ
ー吐出口はキャップにより閉栓されていると思い込んで
いると、取外したトナー収納容器のトナー吐出口を不用
意に下向きにすることがあり、トナー吐出口からのトナ
ーのこぼれ出しが著しく増大する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筒状の容器本体の一端側中央部にトナー吐出口を形成し
たトナー収納容器と、このトナー収納容器を現像部への
トナー導入部に連通させた状態で略水平向きに保持する
保持手段と、この保持手段に保持された前記トナー収納
容器を回転させる回転駆動手段とを有するトナー補給装
置において、前記保持手段に前記トナー収納容器を保持
させることにより前記トナー吐出口にキャップ内栓を
栓位置から開栓位置に移動させるキャップ内栓脱着手段
、前記保持手段に保持された前記トナー収納容器の前
記トナー吐出口に前記キャップ内栓が取付けられている
か否かを検知する検知手段と、この検知手段による検知
結果に基づいて前記キャップ内栓が取付けられていない
ことを判別する判別手段とを設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、検知手段をキャップ内栓脱着手段に取付け
た。
【0008】
【0009】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明において、保持手段に保持されたトナー収納容器のト
ナー吐出口に取付けられたキャップ内栓に当接すること
によりスイッチングされる検知手段を設けた。
【0010】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明において、突起部に導電部を設け、キャップ内栓脱着
手段における前記突起部を係合保持する係合保持部に前
記導電部に接触することによりスイッチングされる検知
手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、保持手段にトナー収
納容器を保持させることによりトナー吐出口にキャップ
内栓を閉栓位置から開栓位置に移動させるキャップ内栓
脱着手段が設けられているので、トナー収納容器を保持
手段へ保持させたり保持手段から取外す場合には、トナ
ー吐出口に取付けられたキャップ内栓が閉栓位置から開
栓位置に移動し、これにより、トナーの供給及びトナー
吐出口からトナーがこぼれ出すということが防止され
る。そして、トナー吐出口からキャップ内栓を取外した
状態のトナー収納容器を保持手段に保持させると、キャ
ップ内栓が取付けられていないことを検知手段が検知
し、その検知結果に基づいて判別手段により警告が発せ
られる。従って、キャップ内栓を取外したトナー収納容
器を保持手段に保持させ、そのまま複写を開始するとい
うことが防止される。
【0012】請求項2記載の発明では、検知手段を取付
けるための新たなスペースを確保する必要がなく、トナ
ー補給装置全体が小型化になる。
【0013】
【0014】請求項記載の発明では、トナー吐出口に
キャップ内栓が取付けられていない場合には、検知手段
がキャップ内栓に当接してスイッチングされるというこ
とがなく、検知手段のスイッチングが起こらないことに
よってキャップ内栓が取付けられていないことが検知さ
れる。
【0015】請求項記載の発明では、トナー吐出口に
キャップ内栓が取付けられていない場合には、係合保持
部が突起部を係合保持する際に、検知手段が突起部に設
けた導電部に接触しないためにスイッチングされず、検
知手段のスイッチングが起こらないことによってキャッ
プ内栓が取付けられていないことが検知される。
【0016】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。まず、図2は普通紙複写機1の全体構造
を簡略化して示した平面図であり、図1はその普通紙複
写機1におけるトナー補給ユニットの構造を示したもの
である。前記普通紙複写機1には固定ブラケット2が固
定されており、この固定ブラケット2にはトナーを収納
したトナー収納容器3を略水平向きに保持するための保
持手段である可動ブラケット4が上下一対のピン5,6
を支点として水平面内で回動自在に取付けられている。
また、前記可動ブラケット4には略水平向きに保持され
た前記トナー収納容器3をその軸方向に回転させる回転
駆動手段7が取付けられており、この回転駆動手段7
は、モータ8、モータ8により回転駆動されるギヤ群
9、ギヤ群9の最終ギヤと噛み合うギヤ10が形成され
ると共に前記トナー収納容器3の先端側が挿入される筒
状回転伝達部材11によって形成されている。なお、前
記筒状回転伝達部材11は前記可動ブラケット4に固定
的に保持されたトナー収納容器ストッパ12内に回転自
在に保持されている。
【0017】前記トナー収納容器3における円筒状の容
器本体13の内周面には螺旋状に巻回された螺旋状突起
14が形成され、容器本体13の先端側中央部にはトナ
ーが吐出されるトナー吐出口15が形成されている。な
お、前記螺旋状突起14は、前記トナー収納容器3がそ
の軸方向へ回転することに伴って内部のトナーをトナー
吐出口15側へ向けて搬送する向きに形成されている。
また、前記容器本体13における前記トナー吐出口15
が形成された側の外周部にはリング状の係合突起16が
形成され、この係合突起16に係合することにより前記
可動ブラケット4に保持された前記トナー収納容器3の
取外しを規制する係合爪17が前記トナー収納容器スト
ッパ12に取付けられている。また、前記可動ブラケッ
ト4には、前記トナー吐出口15から吐出されたトナー
を現像部(図示せず)へ供給するためのトナー導入部1
8が設けられている。なお、前記トナー吐出口15には
キャップ内栓19が着脱自在に取付けられており、この
キャップ内栓19には蓋面部20から外方へ向けて突出
した突起部21が形成されている。
【0018】前記容器本体13における前記トナー吐出
口15が形成された先端側には係合凸部22が形成さ
れ、前記筒状回転伝達部材11の内周面には前記係合凸
部22と係合することによりこの筒状回転伝達部材11
からトナー収納容器3へ回転伝達する係合凹部23が形
成されており、トナー収納容器3を可動ブラケット4に
保持させると共にトナー収納容器3の先端側を筒状回転
伝達部材11に挿入した際に係合凸部22と係合凹部2
3とが係合される。
【0019】つぎに、前記可動ブラケット4には、前記
可動ブラケット4の回動操作に伴ってこの可動ブラケッ
ト4に保持された前記トナー収納容器3の前記トナー吐
出口15に対して前記キャップ内栓19を脱着するキャ
ップ内栓脱着手段24が設けられている。なお、このキ
ャップ内栓脱着手段24は、前記突起部21を摘んだり
離したりするコレットチャック25と、コレットチャッ
ク25により突起部21を摘まれたキャップ内栓19を
コレットチャック25と共に開栓位置と閉栓位置とへ移
動させることにより前記トナー吐出口15を開閉させる
カム機構26とにより形成されている。
【0020】ここで、前記コレットチャック25は、前
記トナー収納容器ストッパ12のボス部12aにスライ
ド自在に保持された筒状の中子27と、中子27内にス
ライド自在に嵌合されたシャフト28と、シャフト28
の先端側に固定された可撓性を有する係合保持部である
摘み部29とによって形成されている。また、前記カム
機構26は、前記トナー収納容器ストッパ12の段部1
2bと前記中子27のフランジ部27aとの間に介装さ
れて中子27をトナー収納容器3側へ付勢する円錐コイ
ルバネ30と、前記シャフト28の後端側に取付けられ
たコロ31と、前記可動ブラケット4を前記ピン5,6
を支点として回動させた際に前記コロ31をガイドする
ガイドカム部32が形成されると共に前記固定ブラケッ
ト2に固定されたブラケットヒンジ33とによって形成
されている。
【0021】つぎに、前記摘み部29の内部には前記可
動ブラケット4に保持された前記トナー収納容器3に対
して接離する方向へスライド自在であると共にスプリン
グ34によりトナー収納容器3側へ付勢された棒状の可
動体35が収納されている。また、前記シャフト28の
内部には前記可動ブラケット4に保持された前記トナー
収納容器3側へ向けて開口された中空状の空間部36が
形成されており、この空間部36の奥部には前記可動体
35が当接することによりスイッチングされる検知手段
である感圧センサ37が設けられ、この感圧センサ37
は前記普通紙複写機1に設けられた判別手段であるブザ
ー(図示せず)に接続されている。
【0022】このような構成において、まず、トナー収
納容器3を普通紙複写機1内に取付ける手順について説
明する。可動ブラケット4をピン5,6を支点として図
2において二点鎖線で示した位置(トナー収納容器3の
着脱位置)に回動させ、トナー収納容器3におけるトナ
ー吐出口15が形成されている先端側をトナー収納容器
ストッパ12内に挿入すると共にトナー収納容器3を可
動ブラケット4により保持し、係合爪17を係合突起1
6に係合させる。ここで、トナー収納容器ストッパ12
内には筒状回転伝達部材11が回転自在に保持されてお
り、トナー収納容器3の先端側をトナー収納容器ストッ
パ12内に挿入することによりトナー収納容器3の係合
凸部22が筒状回転伝達部材11の係合凹部23に係合
される。なお、トナー収納容器3を可動ブラケット4に
より保持する際にはキャップ内栓19を取付けた状態で
行ない、キャップ内栓19の突起部21が図3(a)に
示したようにコレットチャック25の摘み部29の間に
入り込むと共にキャップ内栓19は閉栓状態に維持され
る。
【0023】ついで、可動ブラケット4をピン5,6を
支点として図2において破線で示した位置(トナー補給
位置)へ回動させる。すると、この回動操作に伴ってコ
ロ31がガイドカム部32に沿って図3(b)に示した
位置から図4(b)に示した位置へ移動し、同時にコレ
ットチャック25が図3(a)に示した位置から図4
(a)に示した位置へスライドする。ここで、コレット
チャック25の一部であるシャフト28と摘み部29と
が図4(a)の位置へ向けて僅かにスライドしたときに
摘み部29の外周部が中子27に当接して内側に撓み、
摘み部29がキャップ内栓19の突起部21を摘む。そ
して、引き続きシャフト28と摘み部29とが図4
(a)の位置へ向けてスライドすることにより、中子2
7と摘み部29に摘まれたキャップ内栓19も一体的に
スライドして円錐コイルバネ30を圧縮し、やがて、図
4(a)に示したようにキャップ内栓19が開栓位置へ
移動してトナー吐出口15が開放され、トナー収納容器
3がトナー吐出口15を介してトナー導入部18に連通
され、トナー収納容器3の取付けが終了する。従って、
普通紙複写機1内へトナー収納容器3を取付ける際に
は、予めキャップ内栓19を開栓する必要がなく、トナ
ー吐出口15からのトナーのこぼれ出しが防止されると
共に、こぼれ出したトナーによって作業者の手や衣類及
び可動ブラケット4を汚すということが防止される。な
お、トナー吐出口15から取外されたキャップ内栓19
は図4(a)に示したように、トナー吐出口15から所
定寸法離反した位置で保持されている。
【0024】ここで、可動ブラケット4に保持させたト
ナー収納容器3のトナー吐出口15にキャップ内栓19
が取付けられている場合には、トナー収納容器3を可動
ブラケット4に保持させることに伴って可動体35の先
端部が突起部21に当接し、可動体35は図1,3に示
したようにスプリング34の付勢力に抗してトナー収納
容器3から離反する方向へスライドしてその後端部が感
圧センサ37に当接し、感圧センサ37から指令信号が
ブザー側の回路へ出力される。そして、可動ブラケット
4を図2において二点鎖線で示した位置から破線で示し
た位置へ向けて所定位置まで回動させたときにブザー側
の回路への通電が行なわれると、この回路へは感圧セン
サ37からの指令信号が入力されていることにより、ブ
ザーは警報を発しない。
【0025】一方、作業者が誤ってトナー吐出口15か
らキャップ内栓19を取外したトナー収納容器3を可動
ブラケット4に保持させた場合には、図5に示した状態
となり、キャップ内栓19が存在しないために可動体3
5は突起部21に当接してスライドするということがな
く、可動体35は感圧センサ37に当接せず、感圧セン
サ37からは指令信号が出力されない。このため、上述
したように可動ブラケット4を所定位置まで回動させた
ときにブザー側の回路へ通電が行なわれると、この回路
へは感圧センサ37からの指令信号が入力されていない
ことにより、ブザーは警報を発する。従って、この警報
を聞いた作業者は誤ってキャップ内栓19を取外したこ
とを知ることができ、トナー収納容器3を可動ブラケッ
ト4から一旦取外し、トナー吐出口15へキャップ内栓
19を取付けた後に再度可動ブラケット4へ保持させ
る。
【0026】ここで、キャップ内栓19を誤ってトナー
吐出口15から取外したことを検出するための感圧セン
サ37と可動体35とをキャップ内栓脱着手段24の内
部に設けたため、これらの感圧センサ37や可動体35
を設けるために新たなスペースを確保する必要がなく、
トナー補給装置全体が小型化される。さらに、構造的に
は感圧センサ37と可動体35とを設けるだけであり、
簡単な構造となっている。
【0027】つぎに、トナー収納容器3の取付けが終了
した後に複写を行なうことになるが、トナー導入部18
内のトナーが所定量以下であることをセンサ(図示せ
ず)が検出すると、その検出結果に基づいてモータ8が
駆動される。そして、モータ8の駆動によりギヤ群9と
ギヤ10とを介して筒状回転伝達部材11が回転駆動さ
れ、係合凸部22と係合凹部23との係合によりトナー
収納容器3がその軸方向に筒状回転伝達部材11と一体
的に回転駆動される。トナー収納容器3がその軸方向へ
回転すると、トナー収納容器3内のトナーが螺旋状突起
14により案内されてトナー吐出口15側へ次第に搬送
され、やがて、トナー吐出口15から吐出される。トナ
ー吐出口15から吐出されたトナーはトナー収納容器ス
トッパ12に形成されたトナー落下用開口38を通過し
てトナー導入部18へ供給され、さらに、現像部へ供給
される。
【0028】ここで、感圧センサ37による検知により
キャップ内栓19が取外された状態のトナー収納容器3
が使用されるということが防止されるため、トナー吐出
口15に対向して位置するキャップ内栓19が存在しな
い状態でトナー吐出口15からトナーの吐出が行なわれ
るということが防止され、トナー吐出口15に対向して
位置するキャップ内栓19が存在しないためにトナー吐
出口15から必要量以上のトナーが一度に吐出されると
いうことが防止される。
【0029】つぎに、トナー収納容器3内にトナーが無
くなった場合には、可動ブラケット4をピン5,6を支
点として図2において二点鎖線で示したトナー収納容器
3の着脱位置へ回動させる。すると、この回動操作に伴
ってコロ31が図4(b)に示した位置からガイドカム
部32にそって図3(b)に示した位置へ移動し、同時
に、シャフト28と摘み部29とがキャップ内栓19と
共に図4(a)に示した位置から図3(a)に示した位
置へ向けてスライドする。このとき、円錐コイルバネ3
0により付勢された中子27も一体的にスライドし、や
がて、図3(a)に示したようにキャップ内栓19が閉
栓位置までスライドすることによりトナー吐出口15が
閉止される。また、中子27のフランジ部27aがトナ
ー吐出口15の先端部に当接してスライドが規制された
後にもシャフト28と摘み部29とが僅かにスライドす
るように寸法が設定されているため、フランジ部27a
がトナー吐出口15の先端部へ当接した直後に摘み部2
9が外方へ撓むことによって摘み部29による突起部2
1の摘み状態が解除される。
【0030】ここで、感圧センサ37による検知により
キャップ内栓19が取外された状態のトナー収納容器3
が使用されるということが防止されるため、トナーが無
くなったトナー収納容器3を可動ブラケット4から取外
す際においてトナー吐出口15が開放された状態のまま
であるということが防止される。従って、トナー収納容
器3を取外す際にトナー収納容器3内に僅かに残留して
いるトナーが外部にこぼれ出すことがなくなり、こぼれ
出したトナーによって作業者の手や衣類及び可動ブラケ
ット4を汚すということが防止される。
【0031】なお、本実施例においては、容器本体13
の内周面に螺旋状突起14を形成したトナー収納容器3
を例に挙げて説明したが、この螺旋状突起14は必ずし
も必要なものではなく、容器本体の内周面を平滑面とし
てもよい。そして、容器本体の内周面を平滑面とした場
合には、容器本体をトナー吐出口15側に向けて次第に
拡開する形状の円筒体とし、又は、容器本体をトナー吐
出口15が下側となるように僅かに傾斜させて取付ける
ことにより、回転に伴うトナーの搬送は螺旋状突起14
を形成した場合と略同様に行なわれる。
【0032】また、本実施例においては、トナー吐出口
15にキャップ内栓19が取付けられていないことを
する判別手段としてブザーを例に挙げて説明したが、
判別手段としてはLED(Light Emitting Diode)を用
いてもよく、また、感圧センサ37からの指令信号に基
づいて回転駆動手段7の駆動を規制する規制手段を設
け、この規制手段を警告手段としてもよい。
【0033】さらに、本実施例においては、検知手段と
して感圧センサ37を例に挙げて説明したが、検知手段
としては可動体35のスライド動作によってスイッチン
グされる光センサを用いてもよい。
【0034】ついで、本発明の第二の実施例を図6に基
づいて説明する。なお、図1乃至図5において説明した
部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。本
実施例は、突起部21に当接してスライドする可動体3
5によりオン・オフされるスイッチ39を検知手段とし
て設けると共に、このスイッチ39をトナー吐出口15
から大きく離反したシャフト28の後端側に取付けたも
のである。なお、このスイッチ39はブザー側の回路中
に組み込まれている。
【0035】このような構成において、キャップ内栓1
9が正しく取付けられている場合には、図6に示したよ
うにキャップ内栓19の突起部21に当接した可動体3
5がスライドしてスイッチ39をオフにする。従って、
トナー収納容器3を保持した可動ブラケット4を図2に
おいて二点鎖線で示した位置から破線で示した位置へ向
けて所定位置まで回動させたときにブザー側の回路へ通
電する電源がオンになっても、オフとなったスイッチ3
9によりブザーへの通電が遮断され、ブザーは警報を発
しない。
【0036】一方、キャップ内栓19が取外されている
ために可動体35がスライドしない場合には、スイッチ
39はオンの状態に維持され、ブザー側の回路へ通電が
行なわれた際にブザーへの通電が行なわれてブザーが警
報を発し、キャップ内栓19が取外されていることを作
業者に知らせる。
【0037】ここで、スイッチ39がトナー吐出口15
から大きく離反したシャフト28の後端側に取付けられ
ているため、スイッチ39にはトナー吐出口15から吐
出したトナーがふりかかるということが防止され、トナ
ーが付着することによるスイッチ39の誤作動が防止さ
れる。
【0038】ついで、本発明の第三の実施例を図7に基
づいて説明する。本実施例は、突起部21の首部に導電
部40を設け、コレットチャック25の摘み部29にこ
の導電部40に接触することによりスイッチングされて
通電状態となることにより指令信号を出力する検知セン
サ41を検知手段として設けたものである。なお、この
検知センサ41はブザー側の回路中に組み込まれてい
る。
【0039】このような構成において、可動ブラケット
4に保持されたトナー収納容器3のトナー吐出口15に
キャップ内栓19が取付けられている場合には、可動ブ
ラケット4の回動操作に伴って摘み部29が突起部21
を摘んだ際に、検知センサ41が通電状態となってこの
検知センサ41からの指令信号がブザー側の回路へ出力
される。そして、可動ブラケット4を所定位置まで回動
させたときにブザー側の回路への通電が行なわれると、
この回路へは検知センサ41からの指令信号が入力され
ていることにより、ブザーは警報を発しない。
【0040】一方、作業者が誤ってトナー吐出口15か
らキャップ内栓19を取外したトナー収納容器3を可動
ブラケット4に保持させた場合には、検知センサ41が
通電遮断状態に維持されてブザー側の回路へは指令信号
が出力されない。このため、上述したように可動ブラケ
ット4を所定位置まで回動させたときにブザー側の回路
へ通電が行なわれると、この回路へは感圧センサ37か
らの指令信号が入力されていないことにより、ブザーは
警報を発する。
【0041】ついで、本発明の第四の実施例を図8に基
づいて説明する。本発明は、第一の実施例において説明
した感圧センサ37をキャップ内栓19の外周部に対向
させて中子27に取付けたものである。
【0042】従って、キャップ内栓19が正しく取付け
られている場合には、トナー収納容器3を可動ブラケッ
ト4に保持させた際に感圧センサ37がキャップ内栓1
9の外周部に当接し、感圧センサ37からはブザー側の
回路へ指令信号が出力される。そして、可動ブラケット
4を所定位置まで回動させたときにブザー側の回路への
通電が行なわれると、この回路へは感圧センサ37から
の指令信号が入力されていることにより、ブザーは警報
を発しない。
【0043】一方、作業者が誤ってトナー吐出口15か
らキャップ内栓19を取外している場合には、キャップ
内栓19が存在しないために感圧センサ37はキャップ
内栓19の外周部へは当接せず、感圧センサ37からは
指令信号が出力されない。このため、上述したように可
動ブラケット4を所定位置まで回動させたときにブザー
側の回路へ通電が行なわれると、この回路へは感圧セン
サ37からの指令信号が入力されていないことにより、
ブザーは警報を発する。従って、この警報を聞いた作業
者は誤ってキャップ内栓19を取外したことを知ること
ができる。
【0044】ここで、本実施例では感圧センサ37を中
子27に取付けただけであり、極めて簡単な構造となっ
ている。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、
状の容器本体の一端側中央部にトナー吐出口を形成した
トナー収納容器と、このトナー収納容器を現像部へのト
ナー導入部に連通させた状態で略水平向きに保持する保
持手段と、この保持手段に保持された前記トナー収納容
器を回転させる回転駆動手段とを有するトナー補給装置
において、前記保持手段に前記トナー収納容器を保持さ
せることにより前記トナー吐出口にキャップ内栓を閉栓
位置から開栓位置に移動させるキャップ内栓脱着手段
と、前記保持手段に保持された前記トナー収納容器の前
記トナー吐出口に前記キャップ内栓が取付けられている
か否かを検知する検知手段と、この検知手段による検知
結果に基づいて前記キャップ内栓が取付けられていない
ことを判別する判別手段とを設けたので、誤ってキャッ
プ内栓を取外したトナー収納容器を保持手段に保持させ
たまま作業を開始するということを防止することがで
き、従って、トナー吐出口からのトナーの吐出が行なわ
れる際にはキャップ内栓脱着手段により開栓位置に移動
されたキャップ内栓がトナー吐出口に対向してトナー吐
出量の制御を行なうことになり、トナー吐出口から必要
量以上のトナーが一度に吐出されるという事態の発生を
防止して安定したトナーの吐出を行なわせることがで
き、さらに、トナー収納容器を保持手段から取外す際に
トナー吐出口がキャップ内栓で閉栓されていないために
内部に残留しているトナーがこぼれ出すということを確
実に防止することができる等の効果を有する。
【0046】請求項2記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、検知手段をキャップ内栓脱着
手段に取付けたので、検知手段を取付けるための新たな
スペースを確保する必要がなく、トナー補給装置全体の
小型化を図ることができる等の効果を有する。
【0047】
【0048】請求項記載の発明は上述のように、請求
項2記載の発明において、保持手段に保持されたトナー
収納容器のトナー吐出口に取付けられたキャップ内栓に
当接することによりスイッチングされる検知手段を設け
たので、キャップ内栓が取付けられていないことを検知
するための構造をより一層簡単なものとすることができ
る等の効果を有する。
【0049】請求項記載の発明は上述のように、請求
項2記載の発明において、突起部に導電部を設け、キャ
ップ内栓脱着手段における前記突起部を係合保持する係
合保持部に前記導電部に接触することによりスイッチン
グされる検知手段を設けたので、キャップ内栓が取付け
られていないことを検知するための構造を簡単なものと
することができると共により確実な検知を行なうことが
できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるトナー補給ユニ
ットの構造を示した縦断正面図である。
【図2】普通紙複写機を簡略化して示した平面図であ
る。
【図3】可動ブラケットをトナー収納容器の着脱位置へ
回動させた状態におけるキャップ内栓脱着手段を示した
もので、(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にし
た平面図である。
【図4】可動ブラケットをトナー補給位置へ回動させた
状態におけるキャップ内栓脱着手段を示したもので、
(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にした平面図
である。
【図5】キャップ内栓を取外したトナー収納容器を可動
ブラケットに保持させたために感圧センサにより検知が
行なわれない状態を示した縦断正面図である。
【図6】本発明の第二の実施例におけるスイッチによる
キャップ内栓の検知状態を示した縦断正面図である。
【図7】本発明の第三の実施例における検知センサとキ
ャップ内栓の突起部に取付けた導電部とを示した縦断正
面図である。
【図8】本発明の第四の実施例における感圧センサによ
るキャップ内栓の検知状態を示した縦断正面図である。
【符号の説明】
3 トナー収納容器 4 保持手段 7 回転駆動手段 13 容器本体 15 トナー吐出口 18 トナー導入部 19 キャップ内栓 21 突起部 24 キャップ内栓脱着手段 29 係合保持部 35 可動体 37,39,41 検知手段 40 導電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巻田 信広 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 村野 順一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 須藤 和久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−75769(JP,A) 特開 平3−293381(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の容器本体の一端側中央部にトナー
    吐出口を形成したトナー収納容器と、このトナー収納容
    器を現像部へのトナー導入部に連通させた状態で略水平
    向きに保持する保持手段と、この保持手段に保持された
    前記トナー収納容器を回転させる回転駆動手段とを有す
    るトナー補給装置において、前記保持手段に前記トナー
    収納容器を保持させることにより前記トナー吐出口にキ
    ャップ内栓を閉栓位置から開栓位置に移動させるキャッ
    プ内栓脱着手段、前記保持手段に保持された前記トナ
    ー収納容器の前記トナー吐出口に前記キャップ内栓が取
    付けられているか否かを検知する検知手段と、この検知
    手段による検知結果に基づいて前記キャップ内栓が取付
    けられていないことを判別する判別手段とを設けたこと
    を特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】 検知手段をキャップ内栓脱着手段に取付
    けたことを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
  3. 【請求項3】 保持手段に保持されたトナー収納容器の
    トナー吐出口に取付けられたキャップ内栓に当接するこ
    とによりスイッチングされる検知手段を設けたことを特
    徴とする請求項2記載のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】 突起部に導電部を設け、キャップ内栓脱
    着手段における前記突起部を係合保持する係合保持部に
    前記導電部に接触することによりスイッチングされる検
    知手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のトナー
    補給装置。
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