JPH0743907B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

Info

Publication number
JPH0743907B2
JPH0743907B2 JP60274824A JP27482485A JPH0743907B2 JP H0743907 B2 JPH0743907 B2 JP H0743907B2 JP 60274824 A JP60274824 A JP 60274824A JP 27482485 A JP27482485 A JP 27482485A JP H0743907 B2 JPH0743907 B2 JP H0743907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
spring member
spring
hubs
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60274824A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62134877A (ja
Inventor
孝志 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP60274824A priority Critical patent/JPH0743907B2/ja
Publication of JPS62134877A publication Critical patent/JPS62134877A/ja
Publication of JPH0743907B2 publication Critical patent/JPH0743907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,不使用時にテープ巻回用ハブの回り止めを
図るハブロック板に併装されたばね部材の掛け方に特徴
を有するテープカートリッジに関する。
〔従来の技術〕
第3図ないし第7図は本出願人によって先に提案した従
来のディジタルオーディオ用のテープカートリッジを例
示している(例えば,特開昭61−68785号)。
第3図および第4図において,これら本体ケース1はプ
ラスチック製の上下ケース1a・1bを突き合わせてねじ等
で一体的に結合してなる。本体ケース1の内部左右にテ
ープ2が巻かれるハブ3・3を配置する。これらのハブ
3・3は本体ケース1の底壁4に開口した左右の各駆動
軸挿入孔5・5上で回転自在である。本体ケース1の前
方左右にテープガイド部材6・6を有する。これらガイ
ド部材6・6を介してテープ2は一方のハブ3からケー
ス前面に導出されて他方のハブ3に巻き取られる。上ケ
ース1aの上壁8には窓孔11がその後半部のほぼ左右間に
わたって開口され,その上壁8の内面には透明な窓板12
が前記窓孔11を塞ぐべく超音波溶接等で重合固定されて
いる。この窓板12を透して各ハブ3に対するテープ巻き
量が視認できる。
第5図および第6図において,下ケース1bの前面の左右
方向中央箇所にテープローディング用のポケット7がケ
ース内方へ大きく入り込み状に凹設されている。このポ
ケット7の上面は上ケース1aの上壁8の前部で閉じられ
ているが,その前面および下面は開放状態にある。
本体ケース1の前面にテープ保護用の前蓋9を装着して
いる。この前蓋9は本体ケース1の前面を閉じる姿勢
(不使用時)と,上向きの開き姿勢(使用時)とにわた
って回動軸10まわりに回動自在に枢着されている。すな
わち,前蓋9の左右側片9a・9aには回動軸10を突設して
あり,該回動軸10は本体ケース1の左右側壁13・13の各
前端部に回動自在に枢支されている。
第5図ないし第7図において,本体ケース1には不使用
時に前記ポケット7の開口下面を閉じるためのシャッタ
14が下ケース1bの底壁4の外面側にポケット7を閉じる
前方のポケット閉じ位置とポケット7を開く後方のポケ
ット開き位置とにわたって前後方向に摺動自在に装着さ
れている。シャッタ14には閉じ勝手に付勢するばね部材
25を備えてある。
また,本体ケース1には不使用時に左右の各ハブ3・3
の回り止めを図るハブロック板17が組み込まれている。
そのハブロック板17はプラスチック成形品であり,左右
横長の水平板部17aと,水平板部17aの左右端からそれぞ
れ下向きの連設したスライド脚部17bと,水平板部17aの
後端左右から後方へ突設したロック爪18・18,およびス
ライド脚部17bの前方先端の外面側に突設した受動突起1
9とを有してなる。このハブロック板17は,本体ケース
1内に組み込まれるに際し,先ず,上ケース1aの内面
と,前記透明窓板12の前端から前方へ突設したハブロッ
ク押え片12aとの間に形成された空隙内で,前後移動自
在に挾み装着される。その上ケース1aを下ケース1bに突
き合わせることによって,ハブロック板17は,下ケース
1b内において,水平板部17aが,第6図および第7図に
示すごとくハブ3・3に巻かれたテープ2の上方を左右
方向にわたって跨ぎ,左右のスライド脚部17b・17bが下
ケース1bの底壁4の内面上で受け止め支持されるように
下ケース1b内のハブ3・3の前方位置に組み込まれるこ
とになる。かくして,ハブロック板17は,ロック爪18が
左右のハブ3・3の各上端に形成したハブ外周面21上の
凹凸に接当係合するロック位置と,ハブ外周面21から外
れるアンロック位置とにわたって前後方向に移動自在で
あって,上ケース1aの内面からポケット内奥に左右にわ
たって突設されたリブ7aと水平板部17a間にわたって掛
け渡したばね部材22で常にロック位置方向へ押圧付勢さ
れている。つまり,不使用時においてはハブロック板17
はロック爪18をハブ3に接当係合してハブ3の回動を規
制しており,プレイヤに装填するとプレイヤ側の操作部
材で前蓋9が上開き揺動し,この上開き揺動でハブロッ
ク板17が前蓋9の受動突起19との接当係合を介して前方
のアンロック位置にまで牽引移動されるというものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかるハブ回り止め手段をもつテープカートリッジにお
いて,本発明は、ハブロック板17のばね部材22の腕部22
bの先端部22cで本体ケース1の内面壁を引っ掻いて削り
粉を発生しやすい点を問題にする。すなわち,上記従来
のばね部材22は,ねじりコイルばねが使用され,そのコ
イル部たる中間固定部22aがハブロック板17の上面の左
右方向中央部位から突設したばね支持軸23に挿入固定さ
れ,該固定部22aから左右に一体に連出された腕部22b・
22bの先端22c・22cが本体ケース1側のリブ7aに接当す
るという掛け方が採られている。しかるに,かかるばね
部材22の腕部22bの先端22cのエッジによって,第8図に
示すように,ハブロック板17の移動に伴い本体ケース1
の上壁8の内面が引っ掻かれて削られやすいのである。
とくに本体ケース1がポリスチロールなどで成形されて
いる場合に前記削り現象が顕著に現れる。かかる引っ掻
きにより削り粉が発生してテープ2に付着し,ドロップ
アウトの増加やテープジッター特性の低下などテープ特
性に悪影を及ぼすのであった。
この発明はかかる事実に着目して,ばね部材の腕部の保
持の仕方に工夫を凝らすことにより,その腕部の先端に
よる削り粉発生の問題を解消しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の基本形態からなるテープカートリッジ
において、前記リブ7aの後側面の左右に、これから後ろ
向きに突出して上ケース1aの内面につながるばね受け突
部29・29を設け、この各ばね受け突部29・29に、ばね部
材22の各腕部22b・22bの長手方向中途部位を、各腕部22
bの先端22cがリブ7aおよび上ケース1aの内面から離れる
状態で受け止め支持したことを特徴とする。
〔作用〕
しかるときは、ハブロック板17の移動に伴い、ばね部材
22の各腕部22bの長手方向中途部位がばね受け突部29上
を摺動する。そして各腕部22bの先端22cは、リブ7aの後
側面から後ろ向きに突出した前記ばね受け突部29によっ
て、リブ7aおよび上ケース1aの内面から離されているの
で、当然のことながらそれらを引っ掻くこともない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ばね部材22の各腕部22bの長手方向中
途部位を上ケース1aのリブ7aに突設したばね受け突部29
に接当させることにより、該腕部22bの先端22cが前記リ
ブ7aおよび上ケース1aの内面から離されて接触しないも
のとしてあるので、該先端22cによる削り粉発生の問題
が無くなり、ドロップアウトの増加やテーブジッター特
性の低下などの悪影響を無くせる利点がある。
〔実施例〕
以下,本発明の一実施例を第1図および第2図に基づき
説明する。
テープカートリッジこれ全体の構成,およびハブロック
板17に関しては前述した従来のものと略同様であるの
で,従来のハブロック板17のばね部材22の掛け方と相違
する点についてのみ説明する。
ばね部材22はねじりコイルばねからなって,ハブロック
板17側に固定されるコイル部たる中間固定部22aと,そ
の中間固定部22aから左右に一体に連出した腕部22b・22
bとを有してなる。
ばね部材22の中間固定部22aは,前述した従来のものと
同様に,ハブロック板17の水平板部17aの上面の左右中
央部の凹部内に突設したばね支持軸23に挿入固定する。
ばね部材22の腕部22b・22bは,上ケース1aの内面からポ
ケット内奥側に左右にわたって突設されたリブ7aの後側
面に接当させるが,このさい、リブ7aの後側面の左右
に、これから後ろ向きに突出して上ケース1aの内面につ
ながるばね受け突部29・29をそれぞれ突設し、そのばね
受け突部29に腕部22bの長手方向中途部位を接当保持さ
せることにより腕部22bの先端22cがリブ7aおよび本体ケ
ース1の内面から離されてそれらに接触することのない
ようにする。
ばね受け突部29は平面視において円弧形に形成し,腕部
22bの中途部位が摩擦少なく点接触するようにしてあ
る。
また,第2図に示すようにばね受け突部29の上下にばね
位置規制部31・32を設け,この両規制部31・32間で腕部
22bの上下移動を規制してその先端22cの本体ケース1の
内面への接触防止をより確実になしてある。その上側の
ばね位置規制部31は上ケース1aの内面とばね受け突部29
とが交わる入隅に形成するが,下側のばね位置規制部32
は下ケース1b側に設けて,上下ケース1a・1bを突き合わ
せるに伴いそれらばね位置規制部31・32が上下に対向す
るようになしてある。
〔変形実施例〕
また,本発明は,ばね部材22を上ケース1a側に先組みす
るに代えて,下ケース1b側に先組みするもよいことは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係るテープカートリッジ
の一実施例を示しており,第1図は下ケースを外した状
態で上ケースの内面側をみた内部平面図,第2図は第1
図におけるA−A線断面図である。 第3図ないし第8図は従来例のテープカートリッジを例
示しており、第3図は外観斜視図、第4図は内部平面
図、第5図は本体ケースの底面形状とこれに付設される
シャッタとを示す分解斜視図、第6図は第4図における
C−C線断面図、第7図は第4図におけるD−D線断面
図、第8図は第4図におけるE−E線断面図である。 1……本体ケース, 1a……上ケース, 1b……下ケース, 2……テープ, 3……ハブ, 17……ハブロック板 22……ばね部材, 22a……中間固定部, 22b……腕部, 22c……先端, 29……ばね受け突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の上下ケース1a・1bを突き
    合わせ結合してなる本体ケース1の内部左右に、テープ
    2が巻かれるハブ3・3を回転自在に配置してあり、 本体ケース1の前面にテープローディング用のポケット
    7が入り込み状に凹設されており、 本体ケース1に、これの前面を開閉する前蓋9が回動自
    在に枢着されており、 本体ケース1内には、不使用時に左右の各ハブ3・3の
    回り止めを図るハブロック板17がハブ3・3の前方位置
    に組み込まれており、 ハブロック板17は、左右横長の水平板部17aと、水平板
    部17aの左右端からそれぞれ下向きに連設したスライド
    脚部17b・17bと、水平板部17aの左右から後方に突設し
    たロック爪18・18とを有し、スライド脚部17b・17bが下
    ケース1bの底壁4の内面上に受け止め支持されて、左右
    の各ロック爪18・18が各ハブ3・3の上端部に接当係合
    する後方のロック位置と、各ハブ3・3から外れる前方
    のアンロック位置とにわたって前後方向に移動自在であ
    り、 上ケース1aの内面に前記ポケット7の内奥壁を構成する
    リブ7aが左右方向にわたって突設されており、 このリブ7aとハブロック板17との間に、ハブロック板17
    を前記ロック位置方向に押圧付勢するばね部材22を掛け
    渡してあり、 このばね部材22は、コイル部たる中間固定部22aと、こ
    の中間固定部22aから左右に連出した一対の腕部22b・22
    bとを有するねじりコイルばねからなり、 ばね部材22の中間固定部22aが水平板部17aの上面の左右
    中央部に突設したばね支持軸23に挿入固定されていて、
    ばね部材22の腕部22b・22bが前記リブ7aの後側面に左右
    に受け止め支持されているテープカートリッジにおい
    て、 前記リブ7aの後側面の左右に、これから後ろ向きに突出
    して上ケース1aの内面につながるばね受け突部29・29を
    設けてあり、 この各ばね受け突部29・29に、前記ばね部材22の各腕部
    22b・22bの長手方向中途部位を、各腕部22bの先端22cが
    リブ7aおよび上ケース1aの内面から離れる状態で受け止
    め支持したことを特徴とするテープカートリッジ。
JP60274824A 1985-12-05 1985-12-05 テ−プカ−トリツジ Expired - Fee Related JPH0743907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60274824A JPH0743907B2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05 テ−プカ−トリツジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60274824A JPH0743907B2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05 テ−プカ−トリツジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134877A JPS62134877A (ja) 1987-06-17
JPH0743907B2 true JPH0743907B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=17547079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60274824A Expired - Fee Related JPH0743907B2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05 テ−プカ−トリツジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743907B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267114A (en) * 1990-12-10 1993-11-30 Sony Corporation Tape cassette with spring-biased hub brake

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133574U (ja) * 1983-02-28 1984-09-06 三菱電機株式会社 曲線エスカレ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62134877A (ja) 1987-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6349910Y2 (ja)
JPH0743908B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
US5717554A (en) Lid locking member for a tape cassette
JPH06318383A (ja) テープカセット
JPH0743907B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
JP3723365B2 (ja) ディスクカートリッジ用収納ケース
JPH0685273B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
JP2520251B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
JPH04349283A (ja) テープカセットにおけるリッドロック機構
JPH0414389Y2 (ja)
JPH073517Y2 (ja) テ−プカセット
JP2535242Y2 (ja) テープカセット
JPH07220439A (ja) テープカセット
JP3755680B2 (ja) ディスクカートリッジ用の収納ケース
JP2565198Y2 (ja) テープカセット
JP2565244B2 (ja) テープカセット
JPS6317093Y2 (ja)
JPS6312452Y2 (ja)
JPH0539113Y2 (ja)
JPH0743822Y2 (ja) テープカセット
JPS6331264Y2 (ja)
JP2508971B2 (ja) テ―プカセット
JP3756421B2 (ja) ビデオテープカセットの販売とレンタル兼用カバーケース
JP2546748Y2 (ja) テープカセット
JP2789130B2 (ja) テープカセット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees