JPH07436B2 - 転写箔 - Google Patents

転写箔

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JPH07436B2
JPH07436B2 JP1144352A JP14435289A JPH07436B2 JP H07436 B2 JPH07436 B2 JP H07436B2 JP 1144352 A JP1144352 A JP 1144352A JP 14435289 A JP14435289 A JP 14435289A JP H07436 B2 JPH07436 B2 JP H07436B2
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良明 青田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は転写箔に関し、詳しくは多孔質の木材面への転
写が特に良好に行える転写箔に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
耐熱性フィルムの表面に剥離層、柄インキ層、接着層を
順次積層してなる転写箔は知られており、これらの転写
箔は耐熱性フィルム側から加熱して接着層を被転写物に
接着した後耐熱性フィルムを剥離して転写を行うよう構
成されている。
この様な転写箔を用いて木質材料面への転写を行う場
合、木材材料は多孔質であるため、溶融した接着層が木
質材料中に浸透してしまい、どちらかというと接着性に
乏しい接着層が木質材料表面に当接する様な状態となる
ことがあり、接着不良を引き起こす場合がある。この様
な欠点に対応する為、接着層の塗布量を多くすることが
行われているが、その場合には保存の際のシートのブロ
ッキングという問題が生じる。又、シーラーを施すこと
も行われるが、別工程でのシーラーの施工は作業能率上
好ましくない。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、木
質材料表面への転写に使用した場合、接着性が良く、
又、保管時のシートのブロッキングが生じることのない
優れた転写箔を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するため、以下に示す構成を示
すものである。
即ち、本発明は、 「(1) 耐熱性フィルムに、少なくとも剥離層、装飾
層、接着層を有する転写層を積層してなる転写箔におい
て、接着層がダイマー酸とエチレンジアミンとの縮合物
であって融点が150℃〜170℃及び180℃〜230℃の縮合物
を乾燥時の量が25〜40g/m2となる如く塗工してなる接着
層であることを特徴とする転写箔。
(2) 接着層中に体質顔料または着色顔料を含有する
請求項1記載の転写箔。
(3) 装飾層がインキによる模様層、インキのベタ刷
層、金属蒸着層、部分金属蒸着層の単独或いはこれら2
種類以上の組み合わせからなる請求項1又は2記載の転
写箔。
(4) 剥離層が電離線硬化性樹脂からなる請求項1〜
3のいずれかに記載の転写箔。
(5) 耐熱性フィルムが艶消し部分を有すると共に凹
凸模様が付与されており、この凹凸模様面側に転写層が
積層されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の転写
箔。
(6) 剥離層、装飾層の間に架橋樹脂層を少なくとも
1層以上設けてなる請求項1〜5のいずれかに記載の転
写箔。」を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図において1は転写箔を示し、該転写箔1は耐熱性
フィルム2の表面に転写層3が積層されて構成されてい
る。転写層3は耐熱性フィルム2側から剥離層4、装飾
層5、接着層6の3層により構成されている。
耐熱性フィルム2の素材は、原則として、この種の転写
箔に使用されている転写層との剥離性を有するものであ
ればよく、その厚みとしては通常5〜200μmが好まし
く、更に好ましくは12〜50μmである。耐熱性フィルム
の素材の具体例を示すと、ポリエチレンテレフタレート
に代表されるポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチ
レンもしくはポリアミド等の合成樹脂フィルム、紙、ま
たは合成紙等である。これらの素材は必要によりラミネ
ートして使用できる。
剥離層4は耐熱性フィルムを剥離した際に被転写体側に
残存するもので、両者の剥離を容易成らしめる効果を有
するものである。この様な剥離層4の材質としては種々
のものが使用でき、例えば、ウレタン樹脂、アクリル系
樹脂、メラミン樹脂、アミノアルキッド樹脂、繊維系樹
脂、エポキシ樹脂等の反応型樹脂、或いは電離放射線硬
化性樹脂等が挙げられるが特に電離線硬化型樹脂が優れ
ている。
電離放射線硬化性樹脂としてはラジカル重合性不飽和基
を有する、熱可塑性の次の2種類の樹脂がある。
(1) ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中にラ
ジカル重合性不飽和基を有するもの。さらに具体的には
以下の化合物〜を重合、もしくは共重合させたもの
に対し後述する方法(a)〜(d)によりラジカル重合
性不飽和基を導入したものを用いることができる。
水酸基を有する単量体 N−メチロール(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3フェノキシプロ
ピル(メタ)アクリレート等。
カルボキシル基を有する単量体 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルモノサクシネート等。
エポキシ基を有する単量体 グリシジル(メタ)アクリレート等。
アジリジニル基を有する単量体 2−アジリジニルエチル(メタ)アクリレート、2−ア
ジリジニルプロピオン酸アリル等。
アミノ基を有する単量体 (メタ)アクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリ
ルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等。
スルフォン基を有する単量体 2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
フォン酸等。
イソシアネート基を有する単量体 2,4−トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートの1モル対1モル付加物等のジ
イソシアネートと活性水素を有するラジカル重合性単量
体の付加物等。
更に、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合
物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体と
を共重合させることができる。このような共重合可能な
単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレー
ト、イソアミル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(a)〜(d)により反応させ、ラジカル重合性不飽
和基を導入することによって、紫外線もしくは電子線硬
化性樹脂が得られる。
(a) 水酸基を有する単量体の重合体または共重合体
の場合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基を
有する単量体等を縮合反応させる。
(b) カルボキシル基、スルフォン基を有する単量体
の重合体または共重合体の場合には、前述の水酸基を有
する単量体を縮合反応させる。
(c) エポキシ基、イソシアネート基あるいはアジリ
ジニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合
には、前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシ
ル基を有する単量体を付加させる。
(d) 水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体
の重合体または共重合体の場合には、エポキシ基を有す
る単量体あるいはアジリジニル基を有する単量体あるい
はジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エス
テル単量体の1対1モルの付加物を付加反応させる。
上記反応を行うには、微量のハイドロキノンなどの重合
禁止剤を加え乾燥空気を送りならが行うことが望まし
い。
(2) 融点が常温(20℃)〜250℃であり、ラジカル
重合性不飽和基を有する化合物。具体的にはステアリル
アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、トリ
アクリルイソシアヌレート、シクロヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、スピログリコールジアクリレート、
スピログリコール(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。また、この発明においては前記(1)及び(2)を
混合して用いることもでき、さらにそれらに対してラジ
カル重合性不飽和単量体を加えることもできる。このラ
ジカル重合性不飽和単量体は電離放射線照射の際、架橋
密度を向上させ、耐熱性を向上させるものであって、前
述の単量体の他にエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレングリコール
ジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アク
リレート、プロピレングリコールジグリシジルエーテル
ジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
グリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ソルビト
ールテトラグリシジルエーテルテトラ(メタ)アクリレ
ートなどを用いることができ、前記したの紫外線硬化
性樹脂または電子線硬化性樹脂100重量部に対して、0.1
〜100重量部で用いることが好ましい。また、上記のも
のは電子線により充分に硬化可能であるが、紫外線照射
で硬化させる場合には、増感剤としてベンゾキノン、ベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテルなどのベンゾイン
エーテル類、ハロゲン化アセトフェノン類、ビアセチル
類などの紫外線照射によりラジカルを発生するものも用
いることができる。
又、該層4には必要に応じて体質顔料、ワックス等を混
入することもでき、その厚さとしては0.5〜10μm,好ま
しくは1〜2μm程度が適当である。又、その塗工方法
はロールコート法、カーテンフローコート法、ワイヤー
バーコード法、グラビアコート法、エアーナイフコート
法、リバースコート法、キスコート法、ブレードコート
法、スムーズコート法等公知の方法が採用できる。
又、転写箔を被転写体に転写した際に露出する剥離層
に、更に塗装を施す場には、ブチラール樹脂、繊維素樹
脂、アクリル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂
等の再塗装性に優れた樹脂を使用することもできる。
又、装飾層5は転写箔の装飾性を向上する為に設けられ
るものであり、通常のインクにより模様、絵柄、図柄等
を施した模様層、或いインクによるベタ刷層、或いは金
属蒸着層、部分金属蒸着層等の各層単独或いはこれらの
層の2層以上から成る。
接着層6はダイマー酸とエチレンジアミンとの縮合物で
あって融点が150〜170℃のもの、及び180〜230℃のもの
の混合物から形成されており、その塗布量としては乾燥
時25〜40g/m2である。前記塗布量が25g/m2未満では転写
箔を被転写体に加熱接着した際に充分な接着性を得られ
ない虞れがあり、又40g/m2を越える場合には塗膜の乾燥
性が悪く巻取った時にブロッキングが発生する。また乾
燥時に、塗膜中に揮発溶剤が気泡として残留し、また、
それによって、転写時の接着性、転写層表面の平滑性が
不良となる。
上記した縮合物の具体例としては、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロ
ン12、共重合ナイロン、ナイロンMXD、ナイロン46等が
挙げられ、特にバーサロン型ポリアミドが好ましい。接
着層6は耐熱性フィルム側が融点が高く、それと反対の
被転写体と接する側が融点が低くなる如く構成されてい
ることが好ましく、この様な接着層を得る方法として例
えば、接着層を複数層からなる積層構成にし、各層を上
記各融点の縮合物の単独層或いは混合物層とし、耐熱性
フィルム側が高融点となる如く積層して構成することが
できる。
又、接着層中には体質顔料または着色顔料を含有させる
こともでき、この様な顔料を含有させることにより転写
された転写層の装飾性を更に向上することができる。
この様な体質顔料としては、マイクロシリカ、沈降性バ
リウム、タルク等が挙げられ、又、着色顔料としては通
常の着色顔料が使用できる。
第2図に示す転写箔1は耐熱性フィルム2が艶消し部分
7を有すると共に凹凸模様8が付与されているものであ
る。第2図の転写箔1では耐熱性フィルム2自体に艶消
し剤を練り混んで艶消し部分7を形成しているが、耐熱
性フィルムの表面に艶消し剤を含んだ層を設けて艶消し
部分を形成しても良い。耐熱性フィルムの表面に設けら
れる艶消し剤を含んだ層としては、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、エバール、ウレタン、TPX、塩化ビニル、
酢酸ビニル、アクリル等の熱可塑性樹脂,熱硬化アクリ
ル、メラミン、アミノアルキッド、ウレタン、エポキ
シ、シリコン、フェノール、尿素等の熱硬化性樹脂或い
は電離放射線硬化性樹脂よりなる層が挙げられる。
上記艶消し剤としては、シリカ、硫酸バリウム、タル
ク、水酸化アルミ、炭酸カルシウム等が挙げられ,その
粒径は0.1〜5μm、好ましくは0.5〜3μm程度であ
る。耐熱性フィルム2中にこれら艶消し剤を練り込む場
合には耐熱性フィルムを構成する樹脂100重量部当たり
艶消し剤を0.5〜50重量部程度混入することが好まし
い。又、艶紙剤を含んだ層を形成する場合も層を形成す
る樹脂100重量部に対し前記と同様程度の艶消し剤を混
入することが好ましい。
耐熱性フィルム2表面に設けられる凹凸模様8の形成方
法としては、この種シートに従来から採用されている凹
凸模様の形成方法が採用できるが、本発明では特にヘア
ライン加工、サイドブラスト加工等の鋭利な凹凸を表現
できる凹凸模様の形成方法を採用する場合に最も硬化を
発揮するものである。
第3図に示す転写箔1は転写層3が剥離層4、装飾層
5、接着層6の各層と剥離層4と装飾層5の間に設けら
れた架橋性樹脂層9とから構成されてなるものである。
この様な架橋性樹脂層は一層に限らず二層以上積層する
ことも可能であり、この様な層を設けることにより転写
された転写体の耐溶剤性を向上することが可能となる。
架橋性樹脂層の材質としては、イソシアネート、エポキ
シ、アミノ、チタンキレート、シランカップリング等の
架橋剤と反応する官能基を有するものであればどの様な
ものでも使用できる。
以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
具体的実施例1 厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムへ導
管形状を有した版でマイクロシリカ含有ブチル化メラミ
ン、メチロール化メラミンを酸触媒で存在下で印刷し加
熱架橋した。しかる後、P-MMAを主体とする剥離層を厚
さ1〜2μm厚で全面に塗工し、更にアクリルポリオー
ル、イソシアネート系樹脂を全面に塗工した後、相柄を
上記導管形状に同調して印刷した、次いで下記組成から
なる接着層を140℃20秒の乾燥工程を経て塗布量30g/m2
になるよう塗工した。この転写箔を用いてMDF板に対し
ロール温度170%、8m/mmの速度で転写したところ、碁盤
目クロスカット、セロテープ剥離で100/100結果を得
た。
接着層 ダイマー酸ポリアミド(mp:150℃) 8 PHR ダイマー酸ポリアミド(mp:200℃) 18.6PHR 酸化チタン 22 PHR キレシレン 32 PHR イソブタノール 18 PHR マイクロシリカ 0.5PHR 具体的実施例2 実施例1において剥離層の次に下記組成からなる耐溶剤
性層を施したものは60℃、3日間の養生後転写するとメ
チルエチルケトン含浸綿布で50回ラビングしても溶解し
なかった。
耐溶剤性層組成 アクリルアミド 100PHR シランカッフリング剤 10PHR アクリル樹脂 20PHR メチルエチルケトン 40PHR トルエン 40PHR 〔発明の効果〕 以上説明した如く、本発明転写箔は接着層を特定の樹脂
にて形成してなる為、転写した際に良好な接着性を有
し、特に木質材料への転写に際して従来のこの種転写箔
と比較してより良好な接着性を有するものである。又、
シートをロール状に保存する場合にもブロッキングが生
じることも無く、優れた保存性を発揮するものである。
又、接着層中に体質顔料または着色顔料を含有させた
り、装飾層をインキによる模様層、インキのベタ刷層、
金属蒸着層、部分金属蒸着層の単独或いはこれらの二種
以上の組み合わせから構成したり、耐熱性フィルムに艶
消し部分或いは凹凸模様を設けることによりさらなる装
飾性が得られる。
又、剥離層を電離放射線硬化性樹脂で構成すれば、耐熱
性に優れ、良好な転写が行える。
又、剥離層と装飾層の間に架橋性樹脂層を少なくとも一
層以上設けることにより転写箔の耐溶剤性をより向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明転写箔を示す縦断面図である。 1……転写箔,2……耐熱性フィルム,3……転写層,4……
剥離層,5……装飾層,6……接着層,7……艶消し層,8……
凹凸模様,9……架橋性樹脂層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性フィルムに、少なくとも剥離層、装
    飾層、接着層を有する転写層を積層してなる転写箔にお
    いて、接着層がダイマー酸とエチレンジアミンとの縮合
    物であって融点が150℃〜170℃及び180℃〜230℃の縮合
    物を乾燥時の量が25〜40g/m2となる如く塗工してなる接
    着層であることを特徴とする転写箔。
  2. 【請求項2】接着層中に体質顔料または着色顔料を含有
    する請求項1記載の転写箔。
  3. 【請求項3】装飾層がインキによる模様層、インキのベ
    タ刷層、金属蒸着層、部分金属蒸着層の単独或いはこれ
    ら2種類以上の組み合わせからなる請求項1又は2記載
    の転写箔。
  4. 【請求項4】剥離層が電離線硬化性樹脂からなる請求項
    1〜3のいずれかに記載の転写箔。
  5. 【請求項5】耐熱性フィルムが艶消し部分を有すると共
    に凹凸模様が付与されており、この凹凸模様面側に転写
    層が積層されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の転
    写箔。
  6. 【請求項6】剥離層、装飾層の間に架橋樹脂層を少なく
    とも1層以上設けてなる請求項1〜5のいずれかに記載
    の転写箔。
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