JPH074227Y2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH074227Y2
JPH074227Y2 JP3920289U JP3920289U JPH074227Y2 JP H074227 Y2 JPH074227 Y2 JP H074227Y2 JP 3920289 U JP3920289 U JP 3920289U JP 3920289 U JP3920289 U JP 3920289U JP H074227 Y2 JPH074227 Y2 JP H074227Y2
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JP
Japan
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plate part
side plate
folding
rectangular
piece
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JPH02131970U (ja
Inventor
純 前田
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三菱油化バーディッシェ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は段ボール箱本体に果物、野菜、魚、ハム等の被
保冷物を収容した後、ドライアイス、袋詰め氷等の畜冷
剤を入れた皿体を前記段ボール箱本体内に装入し、移送
時、保管時において、被保冷物を充分な保冷状態に保持
することができるようにした包装容器に関するものであ
る。
(従来の技術) 発泡ポリスチロール製箱形本体に被保冷物を収容し、ド
ライアイス・氷等を入れた発泡ポリスチロール製中蓋体
を被せ、さらに上蓋体を被せて保冷状態としてなる発泡
ポリスチロール製箱形本体と発泡ポリスチロール製蓋体
とからなる保冷容器は、実開昭57−172752号公報、実開
昭58−52144号公報にそれぞれ開示される。
このような発泡ポリスチロール製保冷容器は、本体と中
蓋体と上蓋体の三部材を有し、使用前の本体の保管に大
きな空間を占める欠点がある。また、冷蔵施設内で収容
物を保冷状態にするために中蓋体と上蓋体を取外した状
態で箱形本体内へ冷気を流通させるようにし、かつ箱詰
め時に、その都度別途、用意した上蓋体を被せるので、
出荷時等にドライアイス・氷等を入れたのち上蓋体を被
せる作業は上蓋体を冷蔵施設内に新たにもってくる必要
があり、作業能率の向上に支障を来たす等の難点があっ
た。
また、実開昭62−197563号公報に開示されるものは、蓋
体に小間形成段床部を形成し、この小間形成段床部に小
間空間形成用挿嵌部材を嵌挿して蓄冷剤を保持空間を画
成するため、敏速に作業し難い点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来技術ほ有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、保冷用
包装容器の未使用時の保管空間を小さくするとともに、
使用時、新たに蓋体をもってこなくても容器本体に付属
する蓋体で梱包できるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は段ボール箱を用い、未使用時の保管空間を小さ
くし、かつ段ボール箱本体を組立てれば、蓄冷剤用皿体
の内設位置が直ちに確定し、ドライアイス・袋詰め氷等
の蓄冷剤を入れた皿体を装入し、密封して直ちに移送す
ることができるようにしたものであって、方形正面板部
に、それぞれ折曲線を介し折曲自在とした方形同大な左
側面板部、右側面板部と、前記左側面板部に折曲線を介
し折曲自在かつ前記方形正面板部と同形同大な方形背面
板部と、前記方形正面板部、方形背面板部にそれぞれ折
曲線を介し折曲自在とした同形同大な蓋片板部、底片板
部と、前記左側面板部、右側面板部に、それぞれ折曲線
を介し折曲自在とし、かつ各々押込み部を有する上折込
み片部、下折込み片部とからなり、上折込み片部、下折
込み片部をそれぞれ内側に折曲し前記挿込み部を対向す
るようにした組立て、折畳み自在な方形段ボール箱本体
と、底部に通気孔を有し一対の対辺に前記挿込み部に挿
込み自在な挿込み片部を有する皿体とからなる包装容器
を提供するものである。
(作用) 段ボール箱本体を組立てれば皿体の挿込み片部を挿込み
し得る挿込み部が形成され、被保冷物を収容し、ドライ
アイス等の蓄冷剤を入れた皿体の挿込み片部を挿込み部
に挿込んで所定位置に蓄冷剤を位置させることができ、
通気孔を介して冷気を段ボール箱本体内に流通させ、移
動時の保冷状態を保持することができる。
(実施例) 本考案包装容器の実施例を図面について説明する。
包装容器は第1図および第2図に示すように、段ボール
箱本体1と、発泡ポリスチレン。高密度ポリエチレン等
からなるプラスチック製皿体2とよりなる。
前記段ボール箱本体1は第1図、第2図および第3図に
示すように、単一板体を裁断して方形正面板部3、背面
板部4、左側面板部5、右側面板部6、蓋片板部7,8、
底片板部9,10、上折込み片部11,12、下折込み片部13,14
を形成してなり、組立て、折畳み自在であり、方形正面
板部3に、それぞれ折曲線15,16を介し、折曲自在とし
た同形同大な左側面板部5、右側面板部6を横に連ね、
前記左側面板部5に折曲線17を介し折曲自在かつ前記方
形正面板部3と同形同大な方形背面板部4を連ね、方形
正面板部3、方形背面板部4それぞれ折曲線18,19,20,2
1を介して折曲自在とした同形同大な蓋片板部7,8、底片
板部9,10を上側、下側に連ね、前記左側面板部5、右側
面板部6に、それぞれ折曲線22,23,24,25を介し折曲自
在とし、かつ各々に挿込み部26,27,28,29を有する上折
込み片部11,12、下折込み片部13,14を上側、下側に連ね
てあり、上折込み片部11,12、下折込み片部13,14をそれ
ぞれ折曲線22,23,24,25を介して内側に折曲し、上折込
み片部11,12の挿込み部26,27を左右対向形成するととも
に下折込み片部13,14の挿込み部28,29を左右対向形成さ
せることができる。
前記皿体2は第4図に示すように、底部に複数の通気孔
30,30を設け、一対の対辺に前記挿込み部26,27,28,29に
挿脱自在な挿込み片部31a,31bを有し、第1図および第
2図に示すように、皿体2の挿込み片部31a,31bは上折
込み片部11,12を下側に折曲し挿込み部26,27を形成した
とき容易かつ徒りに離脱しないように挿込み得るように
形成してあり、本例では挿込み部26,27を横矩形孔状と
してあり、挿込み、取外し自在としてある。
第5図に示す皿体32は挿込み片部32a,32bを変形してな
り、両端の挿込み片部32a,32bは段ボール箱体に形成す
る挿込み部に対応し、容易かつ徒りに離脱しないよう挿
込み、取外し自在とする。
本考案は前記のように構成するから、折畳まれていた段
ボール箱本体1を組立て、被保冷物(イ)を収容し、蓄
冷剤を入れた皿体2の挿込み片部31a,31bを挿込み部26,
27に挿入し徒動不能とし、粘着テープで蓋片板部7,8を
密封すれば皿体2の通気孔30,30…を介して冷気が流通
し、被保冷物(イ)を直ちに保冷状態とすることができ
る。
従って、移送時等において、蓋体を被せる作業を排除す
るとともに、蓄冷剤を入れた皿体は段ボール箱本体内で
徒動することなく、内設位置が確定され良好な保冷状態
を維持し得る。
なお、本例では段ボール箱本体の組立て時における作業
を容易とするよう、上折込み片部と下折込み片部とに挿
込み部を設けたが、一方のみに挿込み部を設けてもよ
い。
さらに、ダンボール箱本体の内面に耐水性樹脂フイルム
を貼着したものとすることもある。また、段ボール箱の
断熱性を改良するため、段ボールに発泡スチロール板、
ポリスチレンペーパー、発泡ポリエチレン等の発泡シー
トやアルミニウム箱を積層してもよい。
(発明の効果) 本考案は段ボール箱本体に被保冷物を収容し、ドライア
イス等の蓄冷剤を入れた皿体の挿込み片部を挿込み部に
挿込めば、直ちに蓄冷剤の位置が確定し、密封すればド
ライアイス等より発生する冷気により継続して収容物を
保冷状態に保持させて移送保管することができ、蓋体被
せ作業を不要とする。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案包装容器の斜面図、第2図は同・断面
図、第3図は段ボール箱本体の展開図、第4図は皿体の
斜面図、第5図は皿体の別例を示す斜面図である。 1……段ボール箱本体、2……皿体、3……正面板部、
4……背面板部、5……左側面板部、6……右側面板
部、7,8……蓋片板部、9,10……底片板部、11,12……上
折込み片部、13,14……下折込み片部、26,27,28,29……
挿込み部、30……通気孔、31a,31b……挿込み片部、32
……皿体、32a,32b……挿込み片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形正面板部に、それぞれ折曲線を介し折
    曲自在とした方形同大な左側面板部、右側面板部と、前
    記左側面板部に折曲線を介し折曲自在かつ前記方形正面
    板部と同形同大な背面板部と、前記方形正面板部、方形
    背面板部にそれぞれ折曲線を介し折曲自在とした同形同
    大な蓋片板部、底片板部と、前記左側面板部、右側面板
    部に、それぞれ折曲線を介し折曲自在とし、かつ各々挿
    込み部を有する上折込み片部、下折込み片部とからな
    り、上折込み片部、下折込み片部をそれぞれ内側に折曲
    し前記挿込み部を対向するようにした組立て、折畳み自
    在な方形段ボール箱本体と、底部に通気孔を有し一対の
    対辺に前記挿込み部に挿込み自在な挿込み片部を有する
    皿体とからなる包装容器。
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