JPH08200914A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH08200914A
JPH08200914A JP2748795A JP2748795A JPH08200914A JP H08200914 A JPH08200914 A JP H08200914A JP 2748795 A JP2748795 A JP 2748795A JP 2748795 A JP2748795 A JP 2748795A JP H08200914 A JPH08200914 A JP H08200914A
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JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
cold
cold insulation
rear surface
packaging box
Prior art date
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Pending
Application number
JP2748795A
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English (en)
Inventor
Shinji Ito
晋次 伊藤
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立てが容易で良好に保冷剤等を収納できる
収納空間を形成させることのできる包装箱の提供を目的
とする。 【構成】 組立てた時に後面を形成する後面部2には係
入スリット2aが形成され、その上方には上面部7が形
成され、また、前面を形成する前面部4の上方には冷気
孔13aを有する保冷底部13が形成され、保冷底部1
3には組立て時に前記係入スリット2aに差し込まれて
保冷底部13と前記上面部7間に保冷剤の収納空間Sを
形成する差込突起14aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーキ等を収納可能
な組立式の包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ケーキ店等において
ケーキを包装箱内に入れる際に、包装箱の底側に保冷剤
をケーキとともに入れて、保冷剤によりケーキを保冷す
ることが多いが、このように包装箱の底側にケーキとと
もに保冷剤を入れると、輸送中において保冷剤がケーキ
に当接してケーキを傷つけ変形させてしまうことがあ
り、また、保冷剤を包装箱の底側に入れたのでは保冷能
力が少ないものとなるため、このような事態を回避する
ために、両面テープを用いて包装箱の上面側に保冷剤を
貼り付ける場合もあり、このように両面テープで保冷剤
を貼り付ける場合には、輸送中において両面テープが外
れてケーキ上に保冷剤が落下してケーキを潰してしまう
等の新たな問題点があり、また、両面テープを使用すれ
ば両面テープの臭いがケーキに付着してしまうという問
題点もあり、また、従来においては、子供等が包装箱内
に入れた保冷剤を間違って食べてしまうという事故が発
生する場合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、保冷剤を確実にケーキ
と区画して良好に包装箱内に収納させることができ、ケ
ーキを良好な保冷状態に維持できる包装箱を提供せんこ
とを目的とし、その要旨は、組立てることによりケーキ
等を収納可能な組立式包装箱であって、該包装箱は、箱
状に組立てた時に後面を形成する後面部には係入スリッ
トが形成され、該後面部の上方には上面を覆蓋可能に上
面部が形成されているとともに、箱状に組立てた時に前
面を形成する前面部の上方には冷気孔を有する保冷底部
が形成されてなり、該保冷底部には、前記係入スリット
に差し込まれて保冷底部と前記上面部間に保冷剤等を収
納可能な収納空間を形成する差込突起が形成されている
ことである。
【0004】
【作用】箱状に組立ててケーキ等を収納させ、その後
に、前面部の上方に形成されている保冷底部を折り曲
げ、保冷底部の差込突起を後面部の係入スリットに差し
込んで係合させ、保冷底部上に保冷剤を収納させ、その
上方を上面部で覆蓋することができ、輸送中においては
保冷底部と上面部間の収納空間に収納されている保冷剤
から冷気が発せられて、冷気孔を通り下方側のケーキ等
に良好に冷気が流下され、ケーキ等を良好な保冷状態に
保持することができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は包装箱の展開図を示すものであり、包装箱
1は、後面を形成する後面部2の上部部位には湾曲状に
切り込んで係入スリット2aが形成されており、この後
面部2の左側方には連続して折り曲げ可能に左側面部3
が形成され、さらに左側面部3の左側には連続して折り
曲げ可能に前面部4が形成され、さらに前面部4の左側
には折り曲げ可能に連続して右側面部5が形成されたも
のとなっており、前記後面部2に対し左側面部3を折り
曲げ、さらに後面部2に対し前面部4を平行状となるよ
うに折り曲げて、右側面部5に後面部2に形成されてい
る貼付片6を貼付けて箱状に形成することができるもの
となっており、予め貼付片6を右側面部5に貼付けて固
定させておくことができる。
【0006】また、前記後面部2の上方には折り曲げ可
能に連続して上面部7が形成され、上面部7の上方には
さらに折り曲げ可能に折曲片8が形成されている。ま
た、後面部2の下方には折り曲げ可能に後底部9が形成
され、この後底部9には凹み状に係合凹部9aが形成さ
れ、側方には貼付片9bが形成されたものとなってい
る。さらに前記右側面部3の上方には折返片10が形成
され、下方側には貼付部11が形成されている。さらに
前記前面部4の上方には折り曲げ可能に折重片12が形
成され、折重片12の上方には連続して折り曲げ可能に
保冷底部13が形成され、この保冷底部13には複数の
冷気孔13aが貫通形成されている。また、保冷底部1
3の上方には折り曲げ可能に折曲片14が形成されてお
り、この折曲片14の前記保冷底部13側には前記係入
スリット2a内に組立て時に差込み可能な差込突起14
aが形成されている。さらに保冷底部13の左右の側方
には折曲片15,15が形成されている。また、前面部
4の下方には折り曲げ可能に前底部16が形成され、こ
の前底部16には凹み状に係合凹部16aが形成されて
おり、その側方には貼付片16bが形成されている。ま
た、前記右側面部5の上方には折返片17が形成され、
下方側には貼付部18が形成されている。
【0007】このような展開状態から前述した如く、貼
付片6を介し後面部2と右側面部5を貼付けて連結して
おき、さらに前記貼付片9bと貼付部11とを貼付けて
連結しておき、さらに貼付片16bと貼付部18を貼付
けて連結しておき、この状態で図2のように折り畳んで
偏平状態として収納しておくことができ、多数枚の包装
箱1を積み重ねて小スペースで多数枚を収納することが
でき、ケーキ店等において適宜1枚ずつ図2の状態から
取り出して、先ず図3のように組立てることができる。
【0008】即ち、図3の組立状態では、前記後面部
2,左側面部3,前面部4,右側面部5を長方形状の箱
体状に組立てたものであり、この時には前記後底部9の
係合凹部9aと前底部16の係合凹部16aが係合して
底面を形成し、箱体が固定状態となるものである。図3
の状態において、上方よりケーキ等を内部に収納させる
ことができ、その後に、前記折重片12を前面部4に折
り重ね状にして、さらに折曲片14,15,15を折り
曲げて、折曲片14,15,15を組立てた箱体の上面
側に差し込む。即ち、折曲片14は前記後面片2の内側
に当接状態として差し込まれ、左右の折曲片15,15
は左側面部3及び右側面部5の内側に当接状に差し込ま
れる。この時に差込突起14aは下方側へ突出した状態
となるため、この差込突起14aを前記後面部2の係入
スリット2aに上方側より差し込んで固定させる。
【0009】この固定状態では前記保冷底部13は図4
に示すように、箱体の上面側で水平状態に固定保持され
ることとなり、この図4の状態で保冷底部13の上面に
は折曲片14,15,15の高さ分だけの収納空間Sが
形成されることとなり、この収納空間S内に保冷剤,蓄
冷剤,ドライアイス等を入れることができる。その後に
前記折返片10,17を保冷底部13の側方側より上面
側へ折り返し、さらにその上方より前記上面部7を覆蓋
させて、折曲片8を折重片12の内側に差し込むことに
より、上面部7は上面を完全に覆蓋することとなり、上
面部7と前記保冷底部13間で形成される収納空間S内
には良好に保冷剤等が封入状態で保持されることとな
る。
【0010】このようにしてケーキ等を包装箱1内に収
納して輸送等する際には、収納空間S内に収納されてい
る保冷剤等から徐々に冷気が発せられ、冷気は冷気孔1
3aを通り下方側へ流下して良好にケーキ等を保冷する
ことができるものとなる。
【0011】なお、包装箱1の結露水の吸水性及び耐油
性を高め、包装箱1のリサイクルを可能とするために、
包装箱1の内周面にはポリビニールアルコール(PV
A),ポパール系水溶性樹脂を塗布または熱ラミネート
しておくことができ、このPVAフイルム等により断熱
効果をも向上させることができるものである。なお、包
装箱1は一般的には紙材で形成されるが、樹脂材で形成
することも可能である。
【0012】なお、子供等が誤って保冷剤等を食べる事
故を防ぐために、前記保冷底部13の表面等には「食べ
られません」等の印刷を施しておくことができ、またさ
らに、「この保冷剤は回収いたしますので、お買い上げ
の店にお持ち下さい」等の印刷を施すことができ、良好
に保冷剤等の再利用を図ることが可能となる。
【0013】なお、本例では収納部S内に保冷剤を収納
させる場合を例示したが、逆に温かいホットドッグとか
フライ等を包装箱1内に入れる際には、この収納部S内
には保温剤を入れることもでき、保冷を必要とするケー
キ等の他に、保温を必要とする食品等にも良好にこの包
装箱1は使用が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、組立てることによりケーキ等
を収納可能な組立式包装箱であって、該包装箱は、箱状
に組立てた時に後面を形成する後面部には係入スリット
が形成され、該後面部の上方には上面を覆蓋可能に上面
部が形成されているとともに、箱状に組立てた時に前面
を形成する前面部の上方には冷気孔を有する保冷底部が
形成されてなり、該保冷底部には、前記係入スリットに
差し込まれて保冷底部と前記上面部間に保冷剤等を収納
可能な収納空間を形成する差込突起が形成されているこ
とにより、箱状に組立ててケーキ等を収納させ、その後
に、前面部の上方に形成されている保冷底部を折り曲
げ、保冷底部の差込突起を後面部の係入スリットに差し
込んで係合させ、保冷底部上に保冷剤を収納させ、その
上方を上面部で覆蓋することができ、輸送中においては
保冷底部と上面部間の収納空間に収納されている保冷剤
等から冷気が発せられて、冷気孔を通り下方側のケーキ
等に良好に冷気が流下され、ケーキ等を良好な保冷状態
に保持することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱の展開図である。
【図2】図1の状態から折り畳んで収納した収納状態の
平面構成図である。
【図3】組立過程の斜視構成図である。
【図4】収納空間を形成させた組立状態の斜視構成図で
ある。
【符号の説明】
1 包装箱 2 後面部 2a 係入スリット 3 左側面部 4 前面部 5 右側面部 7 上面部 8,14,15 折曲片 9 後底部 9a 係合凹部 12 折重片 13 保冷底部 13a 冷気孔 14a 差込突起 16 前底部 16a 係合凹部 S 収納空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立てることによりケーキ等を収納可能
    な組立式包装箱であって、該包装箱1は、箱状に組立て
    た時に後面を形成する後面部2には係入スリット2aが
    形成され、該後面部2の上方には上面を覆蓋可能に上面
    部7が形成されているとともに、箱状に組立てた時に前
    面を形成する前面部4の上方には冷気孔13aを有する
    保冷底部13が形成されてなり、該保冷底部13には、
    前記係入スリット2aに差し込まれて保冷底部13と前
    記上面部7間に保冷剤等を収納可能な収納空間Sを形成
    する差込突起14aが形成されていることを特徴とする
    包装箱。
JP2748795A 1995-01-24 1995-01-24 包装箱 Pending JPH08200914A (ja)

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JP2748795A JPH08200914A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 包装箱

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JP2748795A JPH08200914A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 包装箱

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ID=12222494

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489770B1 (ko) * 2002-06-25 2005-05-17 최창종 냉동제품 운반용 박스
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CN103991612A (zh) * 2014-04-21 2014-08-20 昆山正威印刷包装有限公司 一种立方体包装盒
JP2017200841A (ja) * 2016-05-04 2017-11-09 エスピーシージーエフエス カンパニー リミテッドSpcgfs Co.,Ltd. 折り畳み式包装箱
KR102474780B1 (ko) * 2022-04-21 2022-12-06 주식회사 사랑과 정성 별도의 포장공간을 포함하는 일체형 포장용기

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02