JPH0742183Y2 - ダクト用振止め金具 - Google Patents

ダクト用振止め金具

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JPH0742183Y2
JPH0742183Y2 JP1990103869U JP10386990U JPH0742183Y2 JP H0742183 Y2 JPH0742183 Y2 JP H0742183Y2 JP 1990103869 U JP1990103869 U JP 1990103869U JP 10386990 U JP10386990 U JP 10386990U JP H0742183 Y2 JPH0742183 Y2 JP H0742183Y2
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JP
Japan
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duct
fitting
pedestal
cover
opening
Prior art date
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Application number
JP1990103869U
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JPH0461415U (ja
Inventor
誠治 野瀬
正明 高橋
哲志 岩重
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ダクトをハンガーに載置固定する際に使用
するのに好適なダクト用振止め金具に関する。
(従来の技術) ダクトを設置する場合、一般的には、ダクト専用の吊り
金具で設置することが多い。ところが、最近では、ケー
ブルラックやパイプ等を載置固定するハンガーに、この
ダクトを設置し、ケーブルラックやパイプその他の設置
物とダクトとをハンガー上に集合的に並列配置する工法
が増加する傾向にある。
そこで従来では、ハンガーにダクトを設置固定するため
の振止め金具として、ダクト側面にネジ止めする支持金
具を形成し、この支持金具をハンガーに止着するように
したり、あるいは、第3図に示す如く、ダクトP側面か
ら開口上面に沿って装着する振止め金具Rを使用するこ
とで、ダクトPをハンガーQに設置固定していた。
また、実開昭62-91513号公報に記載のケーブルラック用
振れ止め金具では、ダクト側面にねじ止めする支持金具
と、ハンガーに止着する取り付け金具とを一体に形成し
たものである。
更に、実公昭61-10420号公報に記載のワイヤダクトで
は、ダクトの開口部に装着するカバー受板を設け、この
カバー受板にカバーを装着することで、ダクトの開口部
とカバーとの密着性を高めている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、ダクト側面にネジ止めする振止め金具は、ダ
クト側面とハンガーとを連結するので、ダクト開口上面
へのカバーの施蓋は容易であるが、ダクト側面にネジ孔
を開穿する作業や、このネジ孔に合わせて振止め金具を
ハンガーに止着する作業等に多くの手間が掛るものであ
った。
また、第3図に示すように、ダクトP側面から開口上面
に沿って装着する振止め金具Rでは、ダクトPとハンガ
ーQとの連結は容易に行えるが、ダクトPの開口上面に
沿って振止め金具Rを装着するので、ハンガーQに止着
したダクトPにケーブルを入線する際に、この振止め金
具Rが妨げになる不都合がある。
しかも、ダクトPの開口上面にカバーP1を施蓋するに
は、この振止め金具Rの部分からカバーP1をずらして施
蓋する必要があり、この結果、ダクトPと同じ長さに形
成されたカバーP1は、この振止め金具Rの幅員だけ切断
しなければならない。
また、実開昭62-91513号公報に記載のケーブルラック用
振れ止め金具では、ダクト側面にネジ止めする支持金具
と、ハンガーに止着する取り付け金具とを一体に形成す
るから、金具全体が厚く形成されている。この結果、ダ
クトとカバーとの間に、取り付け金具による大きな隙間
が生じる不都合があった。
更に、実公昭61-10420号公報に記載のワイヤダクトで
は、ダクトの開口部とカバーとの密着性を高めることは
できても、このダクトをハンガーに固定する事はできな
い。
このように、ダクトの開口部とカバーとの間に介する支
持金具を薄くするほど、ダクトの開口部とカバーとの密
着性を高めることはできても、ダクトの支持強度が劣る
といった相反する不都合があった。
そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出された
もので、ダクトとカバーとの密着性を高めると共に、ダ
クトの支持強度を強化することができ、ハンガーへの取
り付けが極めて容易で、しかも、固定されたダクトの開
口上面に施蓋するカバーの装着作業も容易に行えるダク
ト用振止め金具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく第1の手段は、 ダクトとこのダクトの開口部を施蓋するカバーとの当接
部位における間隙に差込み、ダクトの開口上部から外側
面に至る薄板帯状の支持金具と、ダクトを載置した懸吊
部材の上面に着脱自在に設けられた取付金具とからな
り、 取付金具は、懸吊部材とするリップ溝形鋼のリップ部上
面に当接する台座と、リップ部内側に係止するナット
と、これら台座とナットとをネジ止め固定する止着ボル
トとで構成し、台座の屈曲端部に開口した挿通孔に通し
た支持金具の端部を止着ボルトで台座にネジ止めしたこ
とにある。
(作用) この考案によると、ダクトの開口上部から外側面を係止
する支持金具は、取付金具に連結されてダクトを懸吊部
材に固定する。
また、この様に固定されたダクトは、支持金具の上から
開口上部が施蓋される。
更に、取付金具は、台座とナットがリップ溝形鋼のリッ
プ部を挟着した状態で止着ボルトで緊締固着される。
一方、支持金具は、取付金具の台座屈曲端部に開口した
挿通孔に通してこの台座に固定される。このとき、台座
の屈曲端部は、支持金具とダクト側面とを押圧固定する
ものである。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
図に示される符号1は、ダクトPの開口上部から外側面
に至り、このダクトPを懸吊部材に支持固定する支持金
具である。
この支持金具1は、ダクトPとダクトPを施蓋するカバ
ーP1との当接部位における間隙に差込み可能な帯状薄板
を屈曲して形成してあり、望ましくは、厚さ0.5mm前後
の帯状鋼板を使用する。図示例の支持金具1は、自身の
一端にダクトPの開口側縁に係止する略L字状の係止片
1Aを形成し、他端部には取付金具5に重合する止着片1B
を屈曲延長し、この止着片1Bに後述する止着ボルト2を
挿通せしめるボルト挿通孔1Cを開穿してある(第1図参
照)。
符号5は、ダクトPを載置した懸吊部材の上面に着脱自
在に設けられた取付金具であり、この取付金具5は、止
着ボルト2と台座3とナット4とで構成されている。す
なわち、台座3は、懸吊部材とするリップ溝形鋼製のハ
ンガーQのリップ部Q1上面に当接するもので、自身の一
端に挿通孔3Bを開穿した屈曲片3Aを屈曲形成し、また他
端には、ハンガーQのリップ部Q1内に挿入するスライド
片3Dを形成している。
そして、リップ部Q1内側に係止するナット4に台座3を
ネジ止めするために、台座3の中央にネジ孔3Cを開けて
いる。
支持金具1と取付金具5とを連結するには、台座3の屈
曲端部に開口した挿通孔3Cに、支持金具1の止着片1Bを
通し、この止着片1Bと台座3とナット4とを止着ボルト
2でネジ止めするものである。
尚、この考案は、ダクトP用の振止め金具として説明し
てあるが、その使用範囲はダクトP用に限定されるもの
ではなく、例えば、ダクトPと同様の断面形状を成した
ケーブルラックの振止め金具等としても使用可能な構成
であることは言うまでもない。
(考案の効果) この考案は、上述の如く構成したことにより当初の目的
を達成する。
すなわち、請求項1により、ダクトPとカバーP1との密
着性を高めると共に、ダクトPの支持強度を同時に強化
することができる。
更に、ダクトP側面にネジ孔を開穿しなくともダクトP
を固定することができる。したがって、従来のダクト側
面にネジ止めする振止め金具のように、取付け作業等に
多くの手間が掛るといった、不都合は解消された。
また、支持金具1は、ダクトPとこのダクトPの開口部
を施蓋するカバーP1との当接部位における間隙に差込み
可能な帯状薄板を屈曲して形成してあるから、支持金具
1によって係止されたダクトPの開口上部にカバーP1を
施蓋する際に、支持金具1が妨げにならずに装着できる
ものである。このことから、第3図に示した従来の振止
め金具の如く、カバーを施蓋する際に、この振止め金具
の幅員だけ切断するといった面倒な作業は要せずに済
み、また、ハンガーQに止着したダクトPにケーブルを
入線する際に、この振止め金具が妨げになる不都合も解
消された。
このようにこの考案によれば、ダクトとカバーとの密着
性を高めると共に、ダクトの支持強度を強化することが
でき、ハンガーへの取り付けが極めて容易で、しかも、
固定されたダクトの開口上面に施蓋するカバーの装着作
業も極めて容易に行えるなどといった実用上種々の効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は断面図、第3図は従来例を示す分解斜視
図である。 P……ダクト、P1……カバー、Q……ハンガー、Q1……
リップ部、R……振止め金具 1……支持金具、1A……係止片、1B……止着片、1C……
ボルト挿通孔、2……止着ボルト、3……台座、3A……
屈曲片、3B……挿通孔、3C……ネジ孔、3D……スライド
片、4……ナット、5……取付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクトとこのダクトの開口部を施蓋するカ
    バーとの当接部位における間隙に差込み、ダクトの開口
    上部から外側面に至る薄板帯状の支持金具と、ダクトを
    載置した懸吊部材の上面に着脱自在に設けられた取付金
    具とからなり、取付金具は、懸吊部材とするリップ溝形
    鋼のリップ部上面に当接する台座と、リップ部内側に係
    止するナットと、これら台座とナットとをネジ止め固定
    する止着ボルトとで構成し、台座の屈曲端部に開口した
    挿通孔に通した支持金具の端部を止着ボルトで台座にネ
    ジ止めしたことを特徴とするダクト用振止め金具。
JP1990103869U 1990-10-02 1990-10-02 ダクト用振止め金具 Expired - Lifetime JPH0742183Y2 (ja)

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JPH0461415U JPH0461415U (ja) 1992-05-26
JPH0742183Y2 true JPH0742183Y2 (ja) 1995-09-27

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JP2720318B2 (ja) * 1994-12-07 1998-03-04 弘 中山 ケーブルラック振れ止め金具
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JPH0412736Y2 (ja) * 1985-11-25 1992-03-26

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