JPH0313268Y2 - - Google Patents

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JPH0313268Y2
JPH0313268Y2 JP84385U JP84385U JPH0313268Y2 JP H0313268 Y2 JPH0313268 Y2 JP H0313268Y2 JP 84385 U JP84385 U JP 84385U JP 84385 U JP84385 U JP 84385U JP H0313268 Y2 JPH0313268 Y2 JP H0313268Y2
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counter
bathtub
support
apron
bathroom wall
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JP84385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室に設置された浴槽と浴室壁面との
間隙を覆う浴槽用カウンターの取付構造の改良に
関するものである。
〔考案の技術的背景〕
浴槽を浴室に設置すると、一般的には、浴槽と
浴室壁面との間に多少の間隙が生じることにな
る。このように間隙があると、例えば一方エプロ
ン付浴槽の場合などはこの隙間から浴槽やエプロ
ンの裏側が見えて体裁を損ねたり、物が落ちて浴
槽の裏側に入るなどの不都合がある。そこで、浴
室壁面と浴槽との間隙を覆うカウンターを設ける
ことにより、隙間隠しをすると共に、このカウン
ターの上面側に浴室の小物を載せられるようにす
る構造が従来からも採られている。
〔従来技術〕
従来、第5図に示すように、L状等のカウンタ
ー部材12を浴室壁面13側にネジ等で固定し、
このカウンター部材12の上に浴槽10の上縁面
垂下部10b部分ならびにエプロン11が重なる
ように浴槽10を据付けて隙間を隠蔽する構造
(実公昭57−56778号)、または第6図に示すよう
に、突出したカウンター部14bをエプロン部1
4aと一体に成形してなるエプロン14上に浴槽
10を嵌め、上記突出したカウンター部14b部
分を隙間隠しとした構造等が採られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記第5図に示したものは、カ
ウンター部材12が浴室壁面13側に固定されこ
のカウンター部材12の荷重を浴室壁面13だけ
で支える構造のため、特に厚さの薄い壁材を使用
している浴室ユニツトの場合などはカウンター部
材12を支えきれないために壁に補強が必要であ
り、据付ける浴槽のために予め壁を加工しなけれ
ばならない煩わしさの他に、浴槽据付け前に壁の
補強がない浴室が完成したものについてはカウン
ター部材12の取付けができない欠点がある。さ
らに、直にカウンター部材12を浴室壁面13に
取付けるため、カウンター部材12の下からビス
固定の作業をしなければならず作業性も悪かつ
た。次に第6図に示したものは、隙間隠しとなる
カウンター部14bの寸法が固定しているため、
据付けられる各浴室によつて浴室壁面と浴槽との
隙間に多少の寸法変動が生じた場合には寸法調整
ができず、また、エプロン部14aとカウンター
部14bが一体に形成されているために、浴槽1
0の下などを掃除する場合などにはエプロン14
を取外しにくいという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題点を鑑みてなされたものであ
り、浴室壁面と浴槽との隙間を覆うカウンターの
取付寸法が調整できるようにすると共に、浴槽エ
プロン及びカウンターが容易に脱着でき且つ確実
に固定できるカウンター取付構造を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、浴槽の上縁面裏側空間部にサポート
と水平に取付け、該サポートに断面形状が略〓形
の支え金具を螺着し、該支え金具と浴室壁面に取
付けた受け金具とでカウンターを支持した浴槽用
カウンターの取付構造に関する。
〔考案の実施例〕
以下に本考案の実施例を第1図〜第4図により
説明すると、第1図は本考案による浴槽用カウン
ターの取付構造の一実施例を示す一部切欠き斜視
図、第2図は第1図の平面図、第3図は浴槽用カ
ウンターの取付過程を示す斜視図、第4図は要部
部分断面図である。
1は一方エプロン取付の浴槽本体、1aはその
エプロンで、このエプロン1aは上に持ち上げる
ことにより簡単に着脱できるようになつている。
2はカウンターで、水平面2aと垂直面2bを有
し、側面には折返し部2cが設けられている。一
方、浴槽本体1の上縁面1bの裏側空間部には水
平部3aと垂直部3bを有するサポート3を取付
ける。このサポート3の取付け方法は、浴槽上縁
面垂下部1c裏側にサポート3の垂直部3bを当
接して接着または螺着固定する。尚上記サポート
3の水平部3aにはバーリングタツプ等でネジ穴
が設けられている。4は支え金具で、その形状は
上部と下部とに水平面4a,4bをもつ断面形状
略〓形をなし、上部水平面4aには丸穴又は長穴
を設け、この部分を前記サポート3の水平部3a
に当接し螺着している。螺着時のネジは頭にロー
レツト加工したもの、または蝶ネジ等を使用する
とドライバー等の工具が不要となり現地工事がき
わめて楽となる。尚、支え金具4の垂直部4cの
長さはカウンター側面の折返し部2cとほぼ同じ
長さにすると納まりがよく、さらにこの部分にネ
ジ穴を設けておくとよい。
浴室壁面5にはカウンター2を受ける部分に断
面L形の受け金具6を取付ける。取付箇所はカウ
ンターの水平面2aの受けとして2箇所、垂直面
2bの受けとして1箇所程度が適当である。受け
金具6の取付位置はカウンター側面の折返し部2
cの先端が当接する位置に合わせる。受け金具6
にはL形のそれぞれの面に長穴を設けておくと、
螺着固定の際、位置の調整が容易である。7はス
ライド金具であり、これを受け金具6に当接さ
せ、当接面にバーリングタツプ等でネジ穴を設け
て螺着固定する。このときもネジは蝶ネジ等を使
用すると現地作業が容易である。
以上のように各金具を取付けたのち、カウンタ
ー2を第2図に示す如く、浴室の洗い場側から水
平部2aを上にしてカウンター側面折返し部2c
先端が、前記支え金具4、受け金具6に当接する
ようカウンター2を床と平行に奥へ差込んで取付
ける。このとき、支え金具4およびスライド金具
7の固定ネジは若干ゆるめておくとカウンター2
の移動が容易となる。カウンター2を取付後、支
え金具4のネジを締付ければカウンター2は固定
されるが、さらに確実を期すためにスライド金具
7を壁側にいつぱいにスライドさせ、カウンター
側面折返し部2cをスライド金具7と壁とにはさ
みこんで固定するとよい。さらに支え金具の垂直
部4cに設けたネジ穴よりネジにてカウンター側
面折返し部2cを押えつけるとカウンターの固定
はなお一層確実となる。
〔考案の効果〕
本考案は上記の如く構成しており、カウンター
の取付位置が調整できて浴室壁面と浴槽との隙間
寸法に多少変動が生じても寸法調整が可能であ
り、さらに浴槽設置後、カウンターを洗い場側か
ら差込む取付方法となるので、浴槽設置に際して
は予め浴槽や浴室壁面にカウンターを固定してお
く必要がなく、浴槽設置後いつでもカウンターを
取付けることができて浴室施工の工期や浴槽搬入
工期に左右される心配もなく、特にカウンター取
付時に浴槽を移動させたりする煩わしさもなくな
る。またカウンターは浴槽側と浴室壁面側に半々
に支えられ、浴室壁面側の受け金具にも大きな荷
重がかかることがなく、浴室壁面に補強等を設け
る必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は本考案による浴槽用カウンターの取付構造
の一実施例を示す一部切欠き斜視図、第2図は第
1図の平面図、第3図は浴槽用カウンターの取付
過程を示す斜視図、第4図は要部部分断面図であ
る。第5図及び第6図は従来例を示す一部切欠き
斜視図である。 符号の説明、1……浴槽本体、1a……エプロ
ン、1b……上縁面、1c……上縁面垂下部、2
……カウンター、2a……水平面、2b……垂直
面、2c……折返し部、3……サポート、3a…
…水平部、3b……垂直部、4……支え金具、4
a……上部水平面、4b……下部水平面、4c…
…垂直部、5……浴室壁面、6……受け金具、7
……スライド金具、10……浴槽、10a……上
縁面、10b……上縁面垂下部、11……エプロ
ン、12……カウンター部材、13……浴室壁
面、14……エプロン、14a……エプロン部、
14b……カウンター部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室壁面と浴槽との間隙を覆う浴槽用カウンタ
    ーの取付構造において、前記浴槽の上縁面裏側空
    間部にサポートを水平に取付け、該サポートに断
    面形状が略〓形の支え金具を螺着し、該支え金具
    と前記浴室壁面に取付けた受け金具とでカウンタ
    ーを支持してなることを特徴とする浴槽用カウン
    ターの取付構造。
JP84385U 1985-01-08 1985-01-08 Expired JPH0313268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP84385U JPH0313268Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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JP84385U JPH0313268Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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JPS61116591U JPS61116591U (ja) 1986-07-23
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JP4640229B2 (ja) * 2005-10-26 2011-03-02 パナソニック電工株式会社 ユニットバスルーム

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JPS61116591U (ja) 1986-07-23

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