JP2547298Y2 - 台所キャビネット用化粧材 - Google Patents

台所キャビネット用化粧材

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JP2547298Y2
JP2547298Y2 JP1115792U JP1115792U JP2547298Y2 JP 2547298 Y2 JP2547298 Y2 JP 2547298Y2 JP 1115792 U JP1115792 U JP 1115792U JP 1115792 U JP1115792 U JP 1115792U JP 2547298 Y2 JP2547298 Y2 JP 2547298Y2
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JP
Japan
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wall surface
kitchen cabinet
decorative material
fixed
wall
Prior art date
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JP1115792U
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JPH0570334U (ja
Inventor
勇一郎 鈴木
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、台所キャビネットの背
面側の上縁部を化粧する化粧材に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面に沿って台所キャビネットを設置し
た場合、台所キャビネットの背面と壁面との間に生じる
隙間から壁面下地材が見えるため、この下地材を隠すた
めに、図3に示すように、台所キャビネット100の背
面と壁面101との間の間隙102を覆って帯状の化粧
材103を設けることが一般的となっている。また、こ
の化粧材103には、壁面101に固定された壁面表装
材104の下端部を隠す見切り縁105が設けられてお
り、この見切り縁105がビス106などで壁面101
に固定されている。なお、この見切り縁105は、図3
に示すように、化粧材103とは別体に形成されたもの
の他、化粧材103と一体に形成されたものもある。
【0003】しかしながら、見切り縁を固定するビスが
表面に露出したままであると美観が損なわれる。そこ
で、実公平2−9712号公報に見られるように、壁面
に固定される固定部にカバーを嵌着できるようにし、そ
の固定部を壁面に固定するビスをカバーで覆い隠すこと
ができるようにしたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャビネット用化粧材にあっては、カバーを別途使
用しなければビスを覆い隠すことができないために、製
造コストの面で不利であるし、作業工数が増えるので、
施工手間もかかるという問題があった。
【0005】本考案は、上記の問題点に着目し、カバー
などの別部品を用いなくてもビスなどの固定具が露出し
ないようにできる台所キャビネット用化粧材を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、本考案の台所キャビネット用化粧材は、壁
面に沿って設けられた台所キャビネットの背面側の上縁
部を化粧する化粧材であって、壁面に固定される固定部
の下側に、壁面に固定された壁面表装材の下端部を挿入
させる凹部が形成されている。
【0007】
【作用】本考案の台所キャビネット用化粧材は、固定部
をビスなどの固定具で壁面に固定し、壁面表装材の下端
部を凹部に挿入させると、ビスは、壁面表装材の裏側に
配設されて見えなくなり、また、壁面表装材の下端部も
見えなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により詳述す
る。図1は図2のI−I断面図で、本実施例の台所キャ
ビネット用化粧材の取り付け状態を示し、図2は台所キ
ャビネットが設けられている部屋の一部を示す平面図で
ある。
【0009】図中1は台所キャビネットで、上面にシン
ク11が形成され、その背面側の上縁部には立ち上がり
部12が形成されている。そして、この台所キャビネッ
ト1は、台所の壁面2に沿って、配管用の間隙Sを保持
して設置されている。
【0010】前記壁面2は、横桟21と、この横桟21
にビス5で固定された石膏ボード等の下地材22とで構
成されており、表には壁面表装材23が設けられてい
る。なお、この壁面表装材23は、台所キャビネット1
の立ち上がり部12より若干上の位置までしか設けられ
ていない。
【0011】また、図中3は台所キャビネット用化粧材
(以下、化粧材とする)で、これはアルミ等の金属や合
成樹脂の長尺材で形成されており、前記台所キャビネッ
ト1の立ち上がり部12と壁面2との間の間隙Sを覆っ
て設けられている。また、この化粧材3は、前記間隙S
を覆って横向きに設けられるカバー部31と、このカバ
ー部31の前端を下方に折り曲げて形成された垂下片3
2と、前記カバー部31の後端を上方に折り曲げて形成
された立壁部33と、この立壁部33の上端から後方に
延設された段部34と、この段部34の後端から上方に
延設された固定部35とで構成されている。また、この
化粧材3は、前記段部34と上向き片35との間のコー
ナー部に、前記壁面表装材23の下端部が挿入された凹
部36が形成されている。なお、この凹部36は、化粧
材3の長手方向全長にわたって連続して形成されてい
る。
【0012】また、図中4は受金具で、L字形に形成さ
れており、所定の間隔置きに壁面2に固定されている。
そして、前記化粧材3は、カバー部31がこの受金具4
に支持され、固定部35がビス5で壁面2に固定されて
いる。なお、前記受金具4と化粧材3のカバー部31と
の間、そして、前記壁面2と化粧材3の立壁部33との
間には、合板などで形成されたスペーサ6が設けられて
いる。
【0013】つまり、本実施例の台所キャビネット用化
粧材3にあっては、固定部35をビス5で壁面2に固定
し、壁面表装材23の下端部を凹部36に挿入させる
と、ビス5は、壁面表装材23の裏側に配設されて見え
なくなり、また、壁面表装材23の下端部も化粧材3の
凹部36に隠れて見えなくなる。従って、カバーなどの
別部品を用いなくてもビス5が露出しないようにでき、
美観よく台所キャビネット1の背面側上縁部の立ち上が
り部12を化粧することができる。
【0014】以上、本考案の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本考案に含まれる。例えば、固定具はビ
スに限らず、釘やリベットを使用してもよい。また、防
水性を確実にするために、化粧材の垂下片と台所キャビ
ネットとの間や、化粧材の固定部と壁面との間にシール
材を設けてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の台所キャ
ビネット用化粧材にあっては、壁面面に固定される固定
部の下側に、壁面面に固定された壁面面化粧材の下端部
を挿入させる凹部が形成されているので、カバーなどの
別部品を用いなくてもビスなどの固定具が露出しないよ
うにできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I断面図で、実施例の台所キャビネ
ット用化粧材の取り付け状態を示している。
【図2】台所キャビネットが設けられている部屋の一部
を示す平面図である。
【図3】従来の台所キャビネット用化粧材の取り付け状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 台所キャビネット 2 壁面 23 壁面表装材 3 化粧材 35 固定部 36 凹部 5 ビス(固定具)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に沿って設けられた台所キャビネッ
    トの背面側の上縁部を化粧する化粧材であって、壁面に
    固定される固定部の下側に、壁面に固定された壁面表装
    材の下端部を挿入させる凹部が形成されていることを特
    徴とする台所キャビネット用化粧材。
JP1115792U 1992-03-05 1992-03-05 台所キャビネット用化粧材 Expired - Lifetime JP2547298Y2 (ja)

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JPH0570334U JPH0570334U (ja) 1993-09-24
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