JPH0236808Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236808Y2 JPH0236808Y2 JP2636584U JP2636584U JPH0236808Y2 JP H0236808 Y2 JPH0236808 Y2 JP H0236808Y2 JP 2636584 U JP2636584 U JP 2636584U JP 2636584 U JP2636584 U JP 2636584U JP H0236808 Y2 JPH0236808 Y2 JP H0236808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting piece
- substrate
- strip plate
- strip
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 26
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、合成樹脂製壁付パネルに関するも
のであり、とくに壁面を装飾する材料になるとと
もに、壁面に物を吊すための道具にもなるという
合成樹脂製パネルに関するものである。
のであり、とくに壁面を装飾する材料になるとと
もに、壁面に物を吊すための道具にもなるという
合成樹脂製パネルに関するものである。
上述のような壁付パネルは、既に知られてい
る。このような壁付パネルは、平らな基板の一面
上に多数の横に延びる帯状板を付設して突出さ
せ、帯状板によつて装飾的美観を与えるととも
に、帯状板の突出した上端を物品の懸吊用に利用
することを骨子とする。壁付パネルは、金属、又
は合成樹脂で作られて来た。
る。このような壁付パネルは、平らな基板の一面
上に多数の横に延びる帯状板を付設して突出さ
せ、帯状板によつて装飾的美観を与えるととも
に、帯状板の突出した上端を物品の懸吊用に利用
することを骨子とする。壁付パネルは、金属、又
は合成樹脂で作られて来た。
例えば、実開昭57−111270号公報は、一枚の板
に延びる多数の折目を入れ、折目に沿つて板を折
曲して横に延びる前壁部と後壁部分とを交互に形
成し、前壁部分の上端をU字溝とし、溝の側壁と
重なる前壁部の上端を係止部とすることを教えて
いる。しかし、この公報記載のものは、一枚の板
を折曲して作られているから、前壁の後には後壁
がなく、後壁の前には前壁がないために、パネル
全体が折目に直角な方向に変形しやすく、またパ
ネルの前壁上端に物品を懸吊すると、懸吊部分が
下方に傾くという欠点があつた。
に延びる多数の折目を入れ、折目に沿つて板を折
曲して横に延びる前壁部と後壁部分とを交互に形
成し、前壁部分の上端をU字溝とし、溝の側壁と
重なる前壁部の上端を係止部とすることを教えて
いる。しかし、この公報記載のものは、一枚の板
を折曲して作られているから、前壁の後には後壁
がなく、後壁の前には前壁がないために、パネル
全体が折目に直角な方向に変形しやすく、またパ
ネルの前壁上端に物品を懸吊すると、懸吊部分が
下方に傾くという欠点があつた。
また、実開昭58−118973号公報は、平らな基板
の一面上に、リブで支えられた複数個の帯状板を
間隔をおいて一体に付設したパネルを記載してい
るが、リブは各帯状板の幅方向の中間に唯1個付
設されているだけであるから、帯状板の上端に物
品を懸吊すると、矢張り帯状板が下方に傾くとい
う欠点があつた。
の一面上に、リブで支えられた複数個の帯状板を
間隔をおいて一体に付設したパネルを記載してい
るが、リブは各帯状板の幅方向の中間に唯1個付
設されているだけであるから、帯状板の上端に物
品を懸吊すると、矢張り帯状板が下方に傾くとい
う欠点があつた。
この考案者は、上述のような欠点を改良しよう
と企てた。この考案者は、横に延びる帯状板を、
その上側の側縁に沿つて延びる連結片で基板に固
定することとし、また連結片の断面をZ形の段状
に屈曲させて、係止部とすることを試みた。その
結果、こうして帯状板を上端で基板に固定する
と、パネル全体が変形しにくくなり、また帯状板
に物品を懸吊したとき、帯状板の傾きが少なく、
さらにこれを合成樹脂で成形するにも容易になる
ことがわかつた。この考案は、このような知見に
基づいてなされたものである。
と企てた。この考案者は、横に延びる帯状板を、
その上側の側縁に沿つて延びる連結片で基板に固
定することとし、また連結片の断面をZ形の段状
に屈曲させて、係止部とすることを試みた。その
結果、こうして帯状板を上端で基板に固定する
と、パネル全体が変形しにくくなり、また帯状板
に物品を懸吊したとき、帯状板の傾きが少なく、
さらにこれを合成樹脂で成形するにも容易になる
ことがわかつた。この考案は、このような知見に
基づいてなされたものである。
この考案は、平らな基板の一面上に、これとほ
ぼ平行に横に延びる複数個の帯状板を間隔をおい
て配置し、各帯状板の上端において上端に沿つて
延びる連結片を付設して連結片の他側縁を基板に
固定し、連結片の幅方向の中間部を下方へ向けて
折曲して連結片の断面をZ形にし、連結片と基板
との間に上に向つて開口する窪みを形成してな
る、壁付パネルに関するものである。
ぼ平行に横に延びる複数個の帯状板を間隔をおい
て配置し、各帯状板の上端において上端に沿つて
延びる連結片を付設して連結片の他側縁を基板に
固定し、連結片の幅方向の中間部を下方へ向けて
折曲して連結片の断面をZ形にし、連結片と基板
との間に上に向つて開口する窪みを形成してな
る、壁付パネルに関するものである。
この考案を図面に基づいて説明すると、つぎの
とおりである。第1図は、この考案に係る壁付パ
ネルの正面図である。第2図は、第1図中の−
線断面図である。第3図は、第2図中の上端部
拡大図である。第4図は、この考案に係る壁付パ
ネルの使用状態を示した一部切欠縦断面図であ
る。
とおりである。第1図は、この考案に係る壁付パ
ネルの正面図である。第2図は、第1図中の−
線断面図である。第3図は、第2図中の上端部
拡大図である。第4図は、この考案に係る壁付パ
ネルの使用状態を示した一部切欠縦断面図であ
る。
第1図及び第2図において、1は基板、2は帯
状板、3は連結片、4は連結片3中の中間部、5
は窪みである。この考案に係る壁付パネルは、平
らな基板1の一面上に、基板1とほぼ平行に横に
延びる複数個の帯状板2を配置し、各帯状板2の
上端において、その上端に沿つて延びる連結片3
を付設し、連結片3の他側縁を基板1に固定して
なるものである。しかも、連結片3は、幅方向の
中間部4が下方へ向けて折曲され、断面がZ形と
なつている。こうして、連結片3と基板1との間
には、上に向つて開口する窪み5が形成されてい
る。
状板、3は連結片、4は連結片3中の中間部、5
は窪みである。この考案に係る壁付パネルは、平
らな基板1の一面上に、基板1とほぼ平行に横に
延びる複数個の帯状板2を配置し、各帯状板2の
上端において、その上端に沿つて延びる連結片3
を付設し、連結片3の他側縁を基板1に固定して
なるものである。しかも、連結片3は、幅方向の
中間部4が下方へ向けて折曲され、断面がZ形と
なつている。こうして、連結片3と基板1との間
には、上に向つて開口する窪み5が形成されてい
る。
窪み5は、その深さが窪みの幅の2倍ないし2
分の1の範囲内にあり、中でも窪みの幅とほぼ等
しくすることが望ましい。窪み5の幅は、基板1
と帯状板2との間のへだたりを2分する程の長さ
であることが望ましい。云いかえると、連結片3
の下方に向く中間部4が、基板1と帯状板2との
中点付近にあることが望ましい。中間部4は下ほ
ど帯状板2に近づくような傾斜を持つていてもよ
い。
分の1の範囲内にあり、中でも窪みの幅とほぼ等
しくすることが望ましい。窪み5の幅は、基板1
と帯状板2との間のへだたりを2分する程の長さ
であることが望ましい。云いかえると、連結片3
の下方に向く中間部4が、基板1と帯状板2との
中点付近にあることが望ましい。中間部4は下ほ
ど帯状板2に近づくような傾斜を持つていてもよ
い。
第1図及び第2図に示した壁付パネルは、第4
図に示したようにこれをネジbにより壁面aに固
定して、壁面の装飾に使用するとともに、窪み5
を利用して、係止具cを固定し、係止具cに連設
した棚d上に色々な物品を乗せるのに使用され
る。すなわち、基板1と平行に横に延びる複数個
の帯状板2が間隔をおいて配置されているので、
帯状板2と基板1との配置により装飾の効果を表
わすものとなつている。また、帯状板2の上端に
は、これに沿つて延びる窪み5が形成されている
ので、窪み5内に係止具を挿入して物品を横方向
の任意の位置に安定させることができる。
図に示したようにこれをネジbにより壁面aに固
定して、壁面の装飾に使用するとともに、窪み5
を利用して、係止具cを固定し、係止具cに連設
した棚d上に色々な物品を乗せるのに使用され
る。すなわち、基板1と平行に横に延びる複数個
の帯状板2が間隔をおいて配置されているので、
帯状板2と基板1との配置により装飾の効果を表
わすものとなつている。また、帯状板2の上端に
は、これに沿つて延びる窪み5が形成されている
ので、窪み5内に係止具を挿入して物品を横方向
の任意の位置に安定させることができる。
また、この考案によれば、帯状板2の上端にお
いて上端に沿つて延びる連結片3を付設し、連結
片3の他側縁を基板1に固定したので、帯状板2
は上端で基板1に固定されることとなり、従つて
帯状板2の上端が強固に支持されている。しか
も、連結片3は、幅方向の中間部4を下方へ向け
て折曲されて断面がZ形となり、連結片3の中間
部4と基板1との間に上に向つて開口する窪み5
を形成しているので、窪み5内に係止具cを挿入
すると、係止具cは連結片3と広い面積にわたつ
て接触することとなるため、帯状板2の傾きが少
ない。従つて、比較的大きな物品までも懸吊する
ことができる。また、帯状板2は基板1に上端だ
けで連結されているから、合成樹脂を材料として
帯状板2を基板1と一体に成形することが容易で
ある。この考案は、このような利点をもたらす。
いて上端に沿つて延びる連結片3を付設し、連結
片3の他側縁を基板1に固定したので、帯状板2
は上端で基板1に固定されることとなり、従つて
帯状板2の上端が強固に支持されている。しか
も、連結片3は、幅方向の中間部4を下方へ向け
て折曲されて断面がZ形となり、連結片3の中間
部4と基板1との間に上に向つて開口する窪み5
を形成しているので、窪み5内に係止具cを挿入
すると、係止具cは連結片3と広い面積にわたつ
て接触することとなるため、帯状板2の傾きが少
ない。従つて、比較的大きな物品までも懸吊する
ことができる。また、帯状板2は基板1に上端だ
けで連結されているから、合成樹脂を材料として
帯状板2を基板1と一体に成形することが容易で
ある。この考案は、このような利点をもたらす。
第1図及び第2図に示したパネルでは、帯状板
2の下部に、基板1に向つて起立する足6が形成
されている。この足6は、第3図に拡大して示す
ように、足の先端61が基板1に固定されないで
切り離されている。足6は、窪み5内に係止具が
挿入され、係止具にとりわけ重量の大きい物品が
懸吊されたとき、帯状板2の下部が下方へ大きく
傾くことを防止する上で効果がある。
2の下部に、基板1に向つて起立する足6が形成
されている。この足6は、第3図に拡大して示す
ように、足の先端61が基板1に固定されないで
切り離されている。足6は、窪み5内に係止具が
挿入され、係止具にとりわけ重量の大きい物品が
懸吊されたとき、帯状板2の下部が下方へ大きく
傾くことを防止する上で効果がある。
第3図では、基板1の上端に接続用溝7が付設
されている。溝7は、第4図に示すように、この
考案に係るパネルを次々と接続して行くのに役立
つものである。すなわち、各パネルの下端には溝
7に見合う突起8が形成されており、突起8を溝
7に嵌入させることによつて隙間なく確実にパネ
ルを次々と付設して行くことができる。
されている。溝7は、第4図に示すように、この
考案に係るパネルを次々と接続して行くのに役立
つものである。すなわち、各パネルの下端には溝
7に見合う突起8が形成されており、突起8を溝
7に嵌入させることによつて隙間なく確実にパネ
ルを次々と付設して行くことができる。
また、この考案では、第4図に示したように、
溝7と突起8とは、その重なりが帯状板2の背後
にかくれるような位置に設けられているので、パ
ネルを次々と接続しても、接続部が見苦しくなる
ことはない。さらに、パネルの継目において、帯
状板2間の間隔が、同じパネル上の帯状板2間の
間隔に等しくなるように、溝7と突起8とが付設
されているので、接続によつて外観を損うことも
ない。
溝7と突起8とは、その重なりが帯状板2の背後
にかくれるような位置に設けられているので、パ
ネルを次々と接続しても、接続部が見苦しくなる
ことはない。さらに、パネルの継目において、帯
状板2間の間隔が、同じパネル上の帯状板2間の
間隔に等しくなるように、溝7と突起8とが付設
されているので、接続によつて外観を損うことも
ない。
第1図は、この考案に係る壁付パネルの正面
図、第2図は第1図中の−線断面図、第3図
は、第2図中の上端部拡大図、第4図は、第1図
に示した壁付パネルの使用状態を示した一部切欠
縦断面図である。 図において、1は基板、2は帯状板、3は連結
片、4は連結片3の中間部、5は窪み、6は足で
ある。
図、第2図は第1図中の−線断面図、第3図
は、第2図中の上端部拡大図、第4図は、第1図
に示した壁付パネルの使用状態を示した一部切欠
縦断面図である。 図において、1は基板、2は帯状板、3は連結
片、4は連結片3の中間部、5は窪み、6は足で
ある。
Claims (1)
- 平らな基板の一面上に、これとほぼ平行に横に
延びる複数個の帯状板を間隔をおいて配置し、各
帯状板の上端において、上端に沿つて延びる連結
片を付設して連結片の他側縁を基板に固定し、連
結片の幅方向の中間部を下方へ向けて折曲して連
結片の断面をZ形にし、連結片と基板との間に上
に向つて開口する窪みを形成してなる、合成樹脂
製壁付パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2636584U JPS60138922U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 合成樹脂製壁付パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2636584U JPS60138922U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 合成樹脂製壁付パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138922U JPS60138922U (ja) | 1985-09-13 |
JPH0236808Y2 true JPH0236808Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30522305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2636584U Granted JPS60138922U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 合成樹脂製壁付パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138922U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102850A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Itoki Corp | ハンギングパネル装置 |
JP2016128295A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP2636584U patent/JPS60138922U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60138922U (ja) | 1985-09-13 |
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