JPH0742165U - 積層回路基板 - Google Patents

積層回路基板

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JPH0742165U
JPH0742165U JP7003793U JP7003793U JPH0742165U JP H0742165 U JPH0742165 U JP H0742165U JP 7003793 U JP7003793 U JP 7003793U JP 7003793 U JP7003793 U JP 7003793U JP H0742165 U JPH0742165 U JP H0742165U
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JP
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cavity
electronic component
wiring pattern
laminated
conductor
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JP7003793U
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Inventor
晃 井本
久高将文
譲 松本
弘 末永
淳一 中村
Original Assignee
京セラ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低背化が達成され、さらに、基板表面の配線パ
ターンなどの高密度化が可能な積層回路基板を提供す
る。 【構成】本考案は、複数のセラミックの絶縁層1a〜1
e層と、ビアホール導体4を介して接続される内部配線
パターン3とが互いに積層して成り、その表面に表面配
線パターン6を、表面側に電子部品収納用キャビティー
5を夫々形成した積層セラミック基板1と、第1及び第
2の電子部品21、3とから成る積層回路基板であっ
て、前記キャビティー5内に、第1の電子部品21を収
容配置するとともに、前記キャビティー5開口に跨がる
ように、第2の電子部品31を搭載した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャビティーを有する積層セラミック基板を用いた積層回路基板に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の積層回路基板は、図3に示すように、積層セラミック基板とその表面に 搭載する電子部品とから構成されていた。また、積層セラミック基板は、絶縁層 1a〜1e、該絶縁層1a〜1e間に配置された内部配線パターン層3、該内部 配線3間などを接続するためのビアホール導体4、さらにその表面に形成された 表面配線パターン6からなっていた。
【0003】 しかし、積層セラミック基板1上に搭載する電子部品9には、ICチップ、ト ランジスタ、チップ状抵抗、チップコンデンサなどが挙げられるが、特にICチ ップ、トランジスなどは、その他のチップ部品に比較して、比較的嵩だかく、低 背化の積層回路基板を達成するには、大きな障害となっていた。
【0004】 また、ICチップを搭載した場合には、ICチップを被覆するパッシベーショ ン樹脂で被覆しなくてはならず、表面配線パターン6の引き回しの障害にもなる 。
【0005】 そこで、本考案者らは、低背化を考慮した積層回路基板として、構造的には、 積層セラミック回路基板の表面側に電子部品収納用キャビティーを形成して、こ のキャビティー内に、嵩高い電子部品を収容・配置した積層回路基板を提案した 。そして、このキャビティー内に収容・配置した電子部品に耐湿性・耐衝撃性に 劣る場合には、さらに、キャビティー内に樹脂を充填していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上述の積層セラミック基板のキャビティー内に電子部品を収容・配置すること により、積層回路基板の低背化が一定効果があるものの、実際上には、積層セラ ミック回路基板の表面に現れるキャビティーの開口部分が、デッドスペースとな ってしまい、表面配線パターン6、表面に搭載する電子部品などを含む表面の高 密度化の障害となってしまう。
【0007】 本考案は上述の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、低背化が 達成され、さらに、基板表面の配線パターンなどの高密度化が可能な積層回路基 板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数のセラミック層間にビアホール導体を介して互いに接続される 内部配線パターンを配置するとともに、外表面に表面配線パターン及び電子部品 収納用キャビティーを形成した積層セラミック基板と、 該積層セラミック基板に搭載される少なくとも2つの電子部品とから成る積層回 路基板であって、 前記電子部品のその1つが積層セラミック基板のキャビティー内に収容配置さ れ、電子部品の他の1つが少なくとも前記キャビティーの開口の一部に跨がるよ うに積層セラミック基板上に配置されている積層回路基板である。
【0009】
【作用】
本考案によれば、積層セラミック基板に搭載される少なくとも2つの電子部品 の一つ(第1の電子部品)を、積層セラミック基板のキャビティー内に収容・配 置し、さらに、他の1つ(第2の電子部品)を、積層セラミック基板の表面で、 表面配線と接続して、キャビティーの開口の全部又は一部に跨がるように配置さ れている。
【0010】 即ち、キャビティー部分においては、第1の電子部品がキャビティー内に配置 され、さらに、第2の電子部品がデッドスペースとなったキャビティーの開口に 跨がるように積層セラミック基板上に配置されているため、実質的に第1の電子 部品と第2の電子部品が2層構造に配置され、第1の電子部品がキャビティーの 底面などから露出する内部配線パターンの一部と接続し、第2の電子部品がキャ ビティーの開口の周囲にまで引き回された表面配線パターンと接続している。
【0011】 このため、特に電子部品の搭載に必要な占有面積が減少し、さらに、キャビテ ィー内に電子部品を収容・配置したことによる表面配線の引き回しの自由度が向 上し、表面配線パターンの高密度化が達成される。
【0012】 従って、低背化が可能となり、さらに、小型化可能な積層回路基板となる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の積層回路基板を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係る積層回路基板の断面図である。
【0014】 図1において、積層回路基板10は、積層セラミック基板1と、第1の電子部品 21は、第2の電子部品31とから主に構成されている。
【0015】 積層セラミック基板1は、絶縁層1a〜1eと、絶縁層1a〜1eの各層間に 配置された内部配線パターン3と、表面配線パターン6と、一主面表面側の絶縁 層1a〜1bの厚み方向を貫き形成されたキャビティー5と、各配線パターン3 、5との間を接続するビアホール導体4とから構成されている。
【0016】 絶縁層1a〜1eは、例えば850〜1050℃前後の比較的低い温度で焼成 可能にするガラス−セラミック材料からなり、絶縁層1a〜1eの厚みは、40 〜120μmである。ガラス−セラミック材料からなるスリップ材を絶縁層1a 〜1eに対応して塗布積層したり、またガラス−セラミック材料からグリーンシ ートを絶縁層1a〜1eに対応して圧着したりして、その後焼成処理によって形 成される。
【0017】 内部配線パターン3は、絶縁層1a〜1eの各層間に配置され、金系、銀系、 銅系の金属材料、例えば銀系導体から成り、その厚みは、8〜15μm程度であ る。この内部配線パターン3は、複数回のガラス−セラミック材料からなるスリ ップ材の塗布の間に、上述の金属材料を含む導電性ペーストを所定形状に印刷、 乾燥したり、また、グリーンシート上に導電性ペーストを所定形状に印刷、乾燥 して形成され、絶縁層1a〜1eの焼成処理と同時に焼成される。
【0018】 ビアホール導体4は、金系、銀系、銅系の金属材料、例えば銀系導体から成り 、その直径は、50〜8μm程度である。このビアホール導体4は、内部配線パ ターン3を形成する絶縁膜またはグリーンシートに、露光・現像処理、機械的な 穿孔処理などにより、選択的に所定直径の貫通孔が形成され、上述の内部配線パ ターン3の印刷時に貫通孔に導電性ペーストが充填され、または、ビアホール導 体4となる専用の導電性ペーストが充填され、上述の絶縁層1a〜1eの焼成処 理と同時に焼成されることにより形成される。
【0019】 表面配線パターン6は、絶縁層1aの表面に形成されており、金系、銀系、銅 系の金属材料、例えば銅系導体からなっている。この表面配線パターン6は、実 質的な表面の所定配線を形成するものであり、絶縁層1aを貫くビアホール導体 4を介して内部配線パターン3に接続されている。特に、銅系の表面配線パター ン6は、マイグレーションなどが発生しないため高密度化にとっては重要な導体 材料である。尚、銅系導体の場合には、焼きつけの条件が還元性雰囲気または中 性雰囲気で行うので、絶縁層1a〜1eを焼成処理した後に、その表面に銅系導 電性ペーストを所定形状に印刷・乾燥した後、還元性雰囲気または中性雰囲気で 焼成処理されて形成する。また、銀系導体の場合は、酸化性雰囲気で焼成するこ とができるため、絶縁層1aとなる絶縁膜上に表面配線パターン6となる導体を 印刷形成し、または絶縁層1aとなるグリーンシート上に表面配線パターン6と なる導体を印刷形成した後、絶縁層1a〜1eと一体的に焼成処理して形成する 。
【0020】 キャビティー5は、積層セラミック基板1の表面側の幾つかの絶縁層1a、1 b・・・の厚みを貫通して、全体として凹部状に形成されている。図では表面側 の絶縁層1a、1bの厚みを貫いて形成される。したがって、キャビティー5の 底面は、実質的に、絶縁層1cの表面が一部が露出するこになる。この底面には 、絶縁層1bと絶縁層1cとの間に配置した内部配線パターン3の一部が露出し 、このキャビティー5内に収容・配置する第1の電子部品21の接続電極パッド 3aや、配置・固定のための導体膜と作用する。尚、キャビティー5の平面形状 は、実質的に第1の電子部品21が収納され得る形状、例えば矩形状、円形状、 又は電子部品21と相似した形状であり、その深さは、図1に示すように、第1 の電子部品21が完全に収納される得る深さが望ましい。このようなキャビティ ー5は、絶縁層1a〜1bとなる絶縁膜、グリーンシートにビアホール導体4と なる貫通孔を形成処理するときに、同時に、開口形状に応じた貫通孔が形成する ことにより達成される。
【0021】 第1の電子部品21は、ICベアチップ、チップ抵抗器、チップコンデンサな どのチップ部品の他に、既に容器に収納されたIC、トランジスタ、発振部品な どが挙げられる。キャビティー5内に収容・配置すべき、第1の電子部品21と しては、積層回路基板10の全体の高さ方向を決定する最も嵩高い電子部品が好 ましい。
【0022】 このような、第1の電子部品21は、キャビティー5の底面の接続電極パッド 3aに半田などの導電部材を介して、またボンディング細線を介して電気的に接 続されている。
【0023】 また、第1の電子部品21がICチップの場合は、特に耐湿性、耐衝撃性を向 上させるために樹脂などで被覆する必要がある。また、第1の電子部品21がI Cチップ以外の電子部品の場合は、接続電極パッド3aとの接続部分の耐湿性、 耐衝撃性を向上させるために、少なくとも接続部分に樹脂を被覆することが望ま しい。
【0024】 このため、キャビティー5内には、そのキャビティー5内の全部又は一部に樹 脂モールド部材7が充填されている。樹脂モールド部材7は、エポキシ系樹脂、 アクリル系樹脂などを主成分として、さらに溶融シリカなどの充填材を含むもの である。キャビティー5内に配置された第1の電子部品21の少なくとも接続部 分を被うように充填され、熱により硬化される。
【0025】 第2の電子部品31は、チップ抵抗器、チップコンデンサなどのチップ部品の 他に、既に容器に収納されたIC、トランジスタ、発振部品などが挙げられる。
【0026】 第2の電子部品31は、キャビティー5の開口を跨ぐように形成されるため、好 ましくは、容器に収納されたIC、トランジスタ、発振部品などである。
【0027】 第2の電子部品31は、キャビティー5の開口の周囲に引き回された表面配線 パターン6の一部を電極パッドとして、キャビティー5の開口を跨ぐようにして 、表面配線パターン6に半田などを介して接続されている。
【0028】 以上のように、本考案の積層回路基板10では、積層セラミック基板1に形成 したキャビティー5内に、内部配線パターン3の一部が露出した電極パッド3a に接続するするように第1の電子部品21が収容・配置され、さらに、このキャ ビティー5の開口には、開口周囲に形成された表面配線パターン6の一部の電極 パッドに接続するするように第2の電子部品31が配置されている。
【0029】 従って、従来、表面に搭載すべき電子部品の一部(第1の電子部品21)を、 積層セラミック基板1の内部(実際には、キャビティー内)に配置したこと、さ らに、第1の電子部品21は、内部配線パターン3に接続されていることから、 基板表面において、第1の電子部品21に接続すべき表面配線パターン6が不要 となるため、表面配線パターン6が簡素化して、配線引き回しの自由度が向上し 、高密度化が可能となる。
【0030】 また、上述のように、電子部品の一部を、積層セラミック基板のキャビティー 内)に配置したこと、さらに、電子部品の一部(第2の電子部品31)を、キャ ビティー5の開口を跨ぐようにに配置したことから、基板表面に搭載すべき電子 部品の数が減少し、また、実質的に、第1の電子部品21と第2の電子部品31 とが重畳しあって配置されることになり、電子部品の搭載占有面積が減少して、 積層回路基板10が小型化される。
【0031】 尚、積層セラミック基板1の厚みにもよるが、キャビティー5の深さを、積層 回路基板の高さを決定する嵩高い電子部品を収納し得るようにして、この嵩高い 電子部品を第1の電子部品として、キャビティー5内に収容・配置することによ り、積層回路基板の低背化が可能となる。
【0032】 また、付随的な作用として、キャビティー5内に収容・配置された電子部品2 1を被覆する樹脂モールド部材7を充填する場合、充填領域がキャビティー5に よって規制されているので、樹脂モールド部材7がキャビティー5を越えて広が ることがなく、また、樹脂モールド部材7の硬化前の粘度が自由に設定できるた め、第1の電子部品21、積層セラミック基板1の熱膨張係数を考慮して、最適 な材料を選定する場合、その選定が容易となる。
【0033】 次に、本考案の積層セラミック基板1の製造方法を図2(a)〜図2(O)に 基づいて説明する。尚、実施例では、ガラス−セラミックのスリップ材を用いた 例で示す。勿論、グリーンシートを積層・圧着しても構わないが、グリーンシー ト積層の場合には、ビアホール導体の形や形状に制約が発生するため、電源電圧 やアース電位の配線を低抵抗の内部配線パターンとする場合には、以下に説明す る積層セラミック基板1の製造方法が好ましい。
【0034】 まず、図2(a)に示すように、耐熱性樹脂、ガラス、セラミックなどのワー ク基板15上に絶縁層1eとなる絶縁膜10eを形成する。
【0035】 絶縁膜10eは、セラミック粉末、ガラス材料、光硬化可能なモノマー、有機 バインダと、有機又は水系溶剤を均質混練して得られスリップ材を、40〜12 0μm程度になるように、塗布、乾燥して形成する。
【0036】 上述のセラミック粉末としては、クリストバライト、石英、コランダム(αア ルミナ)、ムライト、ジルコニア、コージェライト等の材料が挙げられ、その粉 末の平均粒径は、好ましくは1.0〜6.0μm、更に好ましくは1.5〜4. 0μmである。これらのセラミック材料は2種以上混合して用いられてもよい。
【0037】 特に、コランダムを用いた場合、コスト的に有利となる。
【0038】 ここで、セラミック粉末の平均粒径が1.0〜6.0μmと設定したのは、平 均粒径が1.0μm未満では、均質混合してスリップ化することが難しくなり、 、後述の露光時に露光光が乱反射して充分な露光ができなくなる。逆に平均粒径 が6.0μmを超えると緻密で強度の高い回路基板1が得られない。
【0039】 上述のガラス材料としては、複数の金属酸化物を含むガラスフリットであり、 850〜1050℃で焼成した後に、コージェライト、ムライト、アノーサイト 、セルジアン、スピネル、ガーナイト、ウイレマイト、ドロマイト、ペタライト 及びその置換誘導体の結晶を少なくとも1種析出するものが挙げられる。
【0040】 特に、アノーサイトまたはセルジアンを析出する結晶化ガラスフリットを用い ると、より強度の積層セラミック基板1が得られ、また、コージェライトまたは ムライトを析出し得る結晶化ガラスフリットを用いれると、焼成後の熱膨張率が 低いため、積層セラミック基板1のキャビティー5内に、第1の電子部品21と して、ICベアチップを配置する場合非常に有効となる。
【0041】 積層セラミック基板1の強度、熱膨張率を考慮した最も好ましいガラス材料と しては、B2 3 、SiO2 、Al2 3 、ZnO、アルカリ土類酸化物を含む ガラスフリットである。この様なガラスフリットは、ガラス化範囲が広くまた屈 伏点が600〜800℃付近にあるため、850〜1050℃程度の低温焼成に 適し、且つ内部配線パターン3、ビアホール導体4となる銅系、銀系及び金系の 導電材料の焼結挙動に適している。
【0042】 ガラス材料はスリップ材中にフリットの状態で混合されている。このフリット の平均粒径は、1.0〜5.0μm、好ましくは1.5〜3.5μmである。こ こで、平均粒径が1.0μm未満の場合は、スリップ化することが困難であり、 後述の露光時に露光光が乱反射して充分な露光ができなくなる。逆に平均粒径が 5.0μmを超えると分散性が損なわれ、具体的には絶縁材料であるセラミック 粉末間に均等に溶解分散できず、強度が非常に低下してしまう。
【0043】 上述のセラミック材料とガラス材料との構成比率は、850〜1050℃の比 較的低温で焼成する場合には、セラミック材料が10〜60wt%、好ましくは 30〜50wt%であり、ガラス材料が90〜40wt%、好ましくは70〜5 0wt%である。
【0044】 ここで、セラミック材料が10wt%未満、且つガラス材料が90wt%を越 えると、絶縁層にガラス質が増加しすぎ、絶縁層の強度等からしても不適切であ り、また、セラミック材料が60wt%を越え、且つガラス材料が40wt%未 満となると、後述の露光時に露光光が乱反射して充分な露光ができなり、焼成後 の絶縁層の緻密性も損なわれる。
【0045】 上述のセラミックやガラスなどの固形成分の他に、スリップ材の構成材料とし ては、焼結によって消失される光硬化可能なモノマー、有機バインダーと、有機 溶剤とを含んでいる。
【0046】 光硬化可能なモノマーは、比較的低温で且つ短時間の焼成工程で消失できるよ うに熱分解性に優れたものであり、また、スリップ材の塗布・乾燥後の露光によ って、光重合される必要があり、遊離ラジカルの形成、連鎖生長付加重合が可能 で、2級もしくは3級炭素を有したモノマーが好ましく、例えば少なくとも1つ の重合可能なエチレン系基を有するブチルアクリレート等のアルキルアクリレー トおよびそれらに対応するアルキルメタクリレートが有効である。また、テトラ エチレングリコールジアクリレート等のポリエチレングリコールジアクリレート およびそれらに対応するメタクリレートなどが挙げられる。
【0047】 光硬化可能なモノマーは、露光処理によって絶縁膜10eが硬化され、現像処 理によって露光部分以外の部分が容易に除去できるように所定量添加される。例 えば、固形成分(セラミック材料及びガラス材料) に対して5〜15wt%以下 である。
【0048】 有機バインダーは、光硬化可能なモノマー同様に熱分解性の良好なものでなく てはならない。同時にスリップの粘性を決めるものである為、固形分との濡れ性 も重視せねばならず、本考案者の検討によればアクリル酸もしくはメタクリル酸 系重合体のようなカルボキシル基、アルコール性水酸基を備えたエチレン性不飽 和化合物が好ましい。添加量としては固形分に対して25wt%以下が好ましい 。
【0049】 尚、溶剤として、有機系溶剤の他に、水系溶剤を用いることができるが、この 場合、光硬化可能なモノマー及び有機バインダは、水溶性である必要があり、モ ノマー及びバインダには、親水性の官能基、例えばカルボキシル基が付加されて いる。その付加量は酸価で表せば2〜300あり、好ましくは5〜100である 。付加量が少ない場合は水への溶解性、固定成分の粉末の分散性が悪くなり、多 い場合は熱分解性が悪くなるため、付加量は、水への溶解性、分散性、熱分解性 を考慮して、上述の範囲で適宜付加される。
【0050】 何れの系のスリップ材においても光硬化可能なモノマー及び有機バインダは上 述したように熱分解性の良好なものでなくてはならないが、具体的には600℃ 以下で熱分解が可能でなくてはならない。更に好ましくは500℃以下である。
【0051】 熱分解温度が600℃を越えると、絶縁層内に残存してしまい、カーボンとして トラップし、基板を灰色に変色させたり、絶縁層の絶縁抵抗までも低下させてし まう。またボイドとなりデラミネーションを起こすことがある。
【0052】 また、スリップ材には、増感剤、光開始系材料等を必要に応じて添加しても構 わない。例えば、光開始系材料としては、ベンゾフェノン類、アシロインエステ ル類化合物などが挙げられる。
【0053】 上述のスリップ材の塗布方法として、例えば、ドクターブレード法(ナイフコ ート法)、ロールコート法、印刷法などが挙げられる。特に塗布後の絶縁膜の表 面が平坦化することが容易なドクターブレード法などが好適である。尚、塗布方 法に応じて溶剤の添加量が調整され、所定粘度に調整される。
【0054】 乾燥方法としては、バッチ式乾燥炉、インライン式乾燥炉を用いて行われ、乾 燥条件は、120℃以下が望ましい。また、急激な乾燥は、表面にクラックを発 生される可能性があるため、急加熱を避けることが重要となる。
【0055】 そして、スリップ材を塗布・乾燥した絶縁膜10eを必要に応じて全面露光処 理する。
【0056】 次に、図2(b)に示すように、絶縁層1eと絶縁層1dとの層間に配される 内部配線パターン3となる導体膜30を、例えばAg系導電性ペーストを用いて スクリーン印刷によって所定形状に印刷・乾燥を行う。上述の導電性ペーストは 、金、銀、銅もしくはその合金のうち少なくとも1つの金属材料、例えば銀系粉 末と、低融点ガラス成分と、有機バインダーと有機溶剤と、必要に応じて上述の 光硬化モノマーとを均質混練したものが用いられる。尚、絶縁層1a〜1eがガ ラス−セラミックからなり、焼結温度が850〜1050℃と比較的低いため、 絶縁膜の焼結挙動を考慮する必要がある。低融点ガラス成分としては、屈伏点が 700〜800℃であり、且つ低熱膨張のものを用いることが重要であり、絶縁 膜の焼結挙動と内部配線パターン3、ビアホール導体4の焼結挙動を近似させる と同時に、熱膨張係数差を小さくしている。
【0057】 また、必要に応じて、上述のように印刷した導体膜30を露光処理して、光硬 化させる。これは、後述する絶縁膜10e上の全面に塗布する絶縁膜10dに、 貫通凹部40を形成するべく、露光、現像処理した時に、絶縁膜10dの貫通凹 部40の下部開口から露出する導体膜30もが除去されないようにするためであ る。従って、現像液が、露光処理されていない絶縁膜のみを除去し、導体膜30 を除去しないようにその成分や濃度を制御すれば、導電性ペーストに光硬化モノ マーを用いる必要がなく、且つ導体膜30に対する露光処理を省略できる。
【0058】 次に、図2(c)に示すように、図2(a)で説明した工程を繰り返し、絶縁 膜1eに形成した導体膜30を完全に被うように、絶縁層1dとなる絶縁膜10 dを上述のスリップ材を用いて塗布・乾燥により形成する。
【0059】 次に、図2(d)に示すように、上述のスリップ材の塗布・乾燥によっし形成 された絶縁膜10dを選択的な露光処理して、絶縁膜10dの所定位置、即ち、 ビアホール導体4となる位置に、貫通凹部40となる溶化部40’を形成する。
【0060】 具体的には、絶縁膜10d中に含まれる光硬化モノマーが、光重合されるネガ 型であるため、貫通凹部40となる溶化部40’のみが露光光が照射されないよ うな所定パターンを有するフォトターゲットを、絶縁膜10d上に載置、又は近 接配置して、低圧、高圧、超高圧の水銀灯系の露光光を照射する。尚、露光条件 は、15〜20J/cm2 の露光光を約15〜30秒程度照射して行う。これに より、絶縁膜10dのビアホール導体4となる部分以外は、光硬化可能なモノマ ーの光重合反応を起し、光硬化されることになる。尚、露光装置は所謂写真製版 技術に用いられる一般的なものでよい。
【0061】 そして、図2(e)に示すように、露光処理した絶縁膜10dを現像処理し、 溶化部40’を除去して、貫通凹部40を形成する。これにより、貫通凹部40 の下部開口には、絶縁膜10e上に形成した導体膜30の一部が露出することに なる。
【0062】 具体的には、現像処理として、クロロセン、1,1,1−トリクロロエタン、 アルカリ現像溶剤を例えばスプレー現像法やパドル現像法によって、溶化部40 ’に噴射したり、接触したりして、現像処理を行う。その後、必要に応じて洗浄 及び乾燥を行なう。
【0063】 次に、図2(f)に示すように、貫通凹部40を形成した絶縁膜10d内に、 ビアホール導体4となる導体41を充填するとともに、絶縁層1cと絶縁層1d との層間に配される内部配線パターン3となる導体膜30を絶縁膜10d上に印 刷充填・又は印刷により形成する。
【0064】 具体的には、図2(b)で説明したとおり、Ag系導電性ペーストを用いてス クリーン印刷によって、充填又は所定形状に印刷して、乾燥し、さらにAg系導 電性ペーストに光硬化可能なモノマーを添加した場合には露光処理により硬化を 行う。尚、上述したように、ビアホール導体4となる導体材料が、内部配線パタ ーン3となる導体材料と異なる場合には、導体膜30、導体41の形成工程を別 工程で行う必要がある。
【0065】 続いて、図2(a)で説明した工程で、絶縁層1cとなる絶縁膜10cを形成 し、図2(d)、(e)で説明した工程で、絶縁膜10cにビアホール導体4と なる貫通凹部40を、上述の選択的な露光処理と現像処理で形成し、図2(f) で説明した工程で、絶縁膜10cの貫通凹部40内に導電性ペーストを印刷・充 填して導体41を形成し、絶縁膜10d上に内部配線パターン3となる導体膜3 0を形成する。ここで、絶縁膜10c上に形成する内部配線パターン3となる導 体膜30の一部は、キャビティー5から露出して、第1の電子部品21と接続す る接続電極パッド3aとなる。
【0066】 ここまでの工程により、重畳積層された積層セラミック基板1を図2(g)に 示す。
【0067】 次に、図2(h)に示すように、図2(a)で説明した工程で、絶縁膜1cに 形成した導体膜30を完全に被うように、絶縁層1bとなる絶縁膜10bを上述 のスリップ材を用いて塗布・乾燥により形成する。
【0068】 次に、図2(i)に示すように、図2(d)で説明した工程で、スリップ材の 塗布・乾燥した絶縁膜10bを選択的な露光処理する。即ち、絶縁膜10bの所 定位置、即ち、ビアホール導体4となる位置に貫通凹部40となる溶化部40’ 及びキャビティー5となる位置に貫通凹部50となる溶化部50’を夫々形成す る。尚、貫通凹部50の形状は、フォトターゲットのパターンを任意に変更する だけで、ビアホール導体4となる貫通凹部40と同時に簡単に形成することがで きる。
【0069】 次に、図2(j)に示すように、図2(e)で説明した工程で、露光処理した 絶縁膜10bを現像処理し、溶化部40’、50’を除去して、貫通凹部40、 50を形成する。これにより、貫通凹部40、50’の下部開口には、絶縁膜1 0c上に形成した導体膜30の一部が露出することになる。尚、貫通凹部50の 下部開口から露出する導体膜30の一部は、第1の電子部品21の接続電極パッ ド3aとなる。
【0070】 次に、図2(k)に示すように、図2(e)で説明した工程で、貫通凹部40 を形成した絶縁膜10b内に、ビアホール導体4となる導体41を充填するとと もに、絶縁層1aと絶縁層1bとの層間に配される内部配線パターン3となる導 体膜30を絶縁膜10b上に印刷により形成する。
【0071】 次に、図2(l)に示すように、最上層の絶縁層1aとなる絶縁膜10aを形 成し、この絶縁膜10aに貫通凹部50、40にこの貫通凹部40にビアホール 導体4となる導体41を形成する。これにより、回路基板1の基本を成す積層体 が形成されることになる。
【0072】 次に、図2(m)に示すように、ワーク基板15を分離して、回路基板1の寸 法で分割できるようにプレス成型によって分割溝を形成し、一体的な焼結を行う 。
【0073】 焼結は、脱バインダ過程と焼成過程からなる。脱バインダ過程は、絶縁膜10 a〜10e、内部配線パターン3となる導体膜30、ビアホール導体4となる導 体41、に含まれる有機成分を消失するためであり、焼結過程の例えば600℃ 以下の温度領域で行われる。
【0074】 また、焼成過程は、絶縁膜10a〜10eのガラス成分を充分に軟化させて、 セラミック粉末の粒界に均一に分散させ、積層セラミック基板1に一定強度を与 え、同時に、導体膜30、導体41の銀系粉末を粒成長させて、低抵抗化させる とともに、絶縁層1a〜1eと一体化させるものであり、酸化性雰囲気又は中性 雰囲気でピーク温度850〜1050℃で行われる。
【0075】 これにより、絶縁膜10a〜10eは絶縁層1a〜絶縁層1eとなり、導体膜 30は内部配線パターン3となり、導体41はビアホール導体4とななる。
【0076】 尚、ワーク基板15として、セラミック基体を用いる場合は、そのまま積層セ ラミック基板1の一部として用いることができる。この時、ワーク基板15上に 内部配線を形成しておいてもよい。
【0077】 次に、図2(n)に示すように、絶縁層1aの表面に、銅系導電性ペーストで 表面配線パターン6となる導体膜を印刷形成し、その後、乾燥・焼成を行う。
【0078】 表面配線パターン6は、キャビティー5の開口周囲にまで延出された第2の電子 部品31を接続するための接続電極パッド3aを含んでいる。
【0079】 ここで、銅系の表面配線パターン6と銀系導体のビアホール導体4とが接合す ることになる。このため、銀と銅との共晶温度を考慮して、銅系の表面配線パタ ーン6として、低温(例えば780℃以下)焼成可能な銅系導電性ペーストをス クリーン印刷して、銅の酸化を防止するため、還元性雰囲気や中性雰囲気中で行 うことが重要である。そして、必要に応じて、分割溝にそって個々の回路基板の 大きさに分割を行い、複数の絶縁層1a〜1e、内部配線パターン3、ビアホー ル導体4、表面配線パターン6、キャビティー5が形成された積層セラミック基 板1が達成される。
【0080】 次に、図2(O)に示すように、第1の電子部品21を、積層セラミック基板 1の表面に開口を有し、底面に接続電極パッド3aを有するキャビティー5内に 収容・配置し、接続電極パッド3aと電気的に接合する。例えば、第1の電子部 品21として、裏面に入出力電極パッドが形成されたICベアチップを用い、キ ャビティー5内の接続電極パッド3aと半田を介して接合(フリップチップ接合 )される。その後、必要に応じて、このキャビティー5内に、樹脂モールド部材 7を充填し、熱硬化処理する。
【0081】 次に、図1に示すように、第2の電子部品31を、キャビティー5の開口を跨 ぐようにして、開口周囲の表面配線パターン6の一部に半田などを介して接続す る。
【0082】 以上のような製造方法によれば、スリップ材を塗布して形成された絶縁膜10 a〜10eの表面が、積層数や内部配線パターン3のパターン状況にかかわらず 常に均一な面となるため、内部配線パターン3となる導体膜30の形成する場合 、キャビティー5の底面に電子部品21を配置する場合、表面配線パターン6と ななる導体膜を形成する場合においても、その形成又は配置が確実に、かつ簡単 に形成できることになる。
【0083】 さらに、キャビティー5が各絶縁膜10a〜10eに形成したビアホール導体 4の形成工程の一部(貫通凹部40を形成する工程)で同時に形成することがで きるため、キャビティー5を形成することによる製造工程の付加とはならず、簡 単に形成できる。
【0084】 また、ビアホール導体4、キャビティー5の形状が選択的な露光処理と現像処 理により任意形状とすることができる。ビアホール導体4の形状については、電 源配線やグランド電位などに係わる内部配線パターン3間の接続するビアホール 導体4で、その形状を大きくすることができるため、ビアホール導体4部分の導 体抵抗を小さくすることが簡単に行える。キャビティー5の形状においては、キ ャビティー5内に配置される第1の電子部品21の形状、配置される第1の電子 部品21の数に応じて必要な形状としたり、キャビティー5の側面をステップ状 としたりすることが極めて簡単となる。この側面がステップ状のキャビティー5 は、例えば、電極パッドが上面に形成されたICチップなどをワイヤボンディン グ接合する時に用いたり、キャビティー5内に配置される第1の電子部品21を 、2段重状態にして収納・配置する場合に用いられる。
【0085】 また、キャビティー5内に配置する第1の電子部品21との電気的な接続が、 内部配線パターン3のキャビティー5内への延出により、簡単に行うことができ る。即ち、従来、電子部品と接続する配線は、積層回路基板の表面に形成された 表面配線パターンに限られていたが、本考案では、第1の電子部品21と接続す る配線が、内部配線パターン3で行うことができるため、表面配線パターン6の 形状の制約が緩和され、さらに、内部配線パターン3のパターンを効率的に使用 する事ができ、結果として、表面配線パターン6の高密度化が可能となる。
【0086】 尚、上述の実施例において、内部配線パターン3、ビアホール導体4と表面配 線パターン6とが異種の導体材料で形成されているが、少なくとも同一条件で焼 成できる導体材料を用いることにより、表面配線パターン6の焼きつけ工程を、 積層セラミック基板1の焼成工程で同時に行うことができる。
【0087】 また、積層セラミック基板1の裏面側にも、積層セラミック基板1の入出力端 子を含む表面配線パターン6を形成してもよい。さらに、積層セラミック基板1 の裏面側にも、電子部品が収納されるキャビティーを形成しても構わない。
【0088】 尚、上述の各実施例において、絶縁層の積層数は、任意に設定することができ る。
【0089】
【考案の効果】
以上のように、本考案の積層回路基板によれば、積層回路基板に搭載すべき電 子部品の一部、第1の電子部品をキャビティー内に収容・配置し、さらに、他の 電子部品、第2の電子部品を、第1の電子部品が収容・配置されたキャビティー の開口に跨がって配置されているので、電子部品の搭載に必要な占有面積が減少 し、さらに、キャビティー内に電子部品を収容・配置したことによる表面配線の 引き回しの自由度が向上し、表面配線パターンの高密度化が達成される。
【0090】 また、第1の電子部品がキャビティーの底面などから露出する内部配線パター ンの一部と接続し、第2の電子部品がキャビティーの開口の周囲にまで引き回さ れた表面配線パターンと接続しているため、表面配線パターンが簡素化して、引 き回しの自由度が向上し、表面配線パターンの高密度化が可能となる。
【0091】 また、積層回路基板の低背化の障害となっていた電子部品をキャビティー内に 配置することにより、積層回路基板全体の低背化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る積層回路基板の断面図である。
【図2】(a)〜(O)は、本考案係る積層セラミック
基板の各製造工程の断面図である。
【図3】従来の積層回路基板の断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・回路基板 1a〜1e・・・絶縁層 10a〜10e・・・絶縁膜 21・・・・・・第1の電子部品 22・・・・・・第2の電子部品 3・・・・・・・内部配線パターン 30・・・・・・内部配線パターンとなる導体膜 6・・・・・・・表面配線パターン 5・・・・・・・キャビティー 4・・・・・・・ビアホール導体 40・・・・・・ビアホール導体となる貫通凹部 41・・・・・・ビアホール導体となる導体 7・・・・・・・樹脂性モールド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 末永 弘 鹿児島県国分市山下町1番1号 京セラ株 式会社鹿児島国分工場内 (72)考案者 中村 淳一 鹿児島県国分市山下町1番1号 京セラ株 式会社鹿児島国分工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセラミック層間にビアホール導体
    を介して互いに接続される内部配線パターンを配置する
    とともに、外表面に表面配線パターン及び電子部品収納
    用キャビティーを形成した積層セラミック基板と、 該積層セラミック基板に搭載される少なくとも2つの電
    子部品とから成る積層回路基板であって、 前記電子部品のその1つが積層セラミック基板のキャビ
    ティー内に収容配置され、電子部品の他の1つが少なく
    とも前記キャビティーの開口の一部に跨がるように積層
    セラミック基板上に配置されていることを特徴とする積
    層回路基板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199824A (ja) * 1995-11-16 1997-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント配線板とその実装体
JPH10261860A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Toshiba Corp プリント配線板構造
WO2006095852A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Kyocera Corporation 電子部品モジュール及びその製造方法
JP2014090340A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Taiyo Yuden Co Ltd 電子部品モジュール

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