JPH0742076U - コネクタ結線装置 - Google Patents

コネクタ結線装置

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JPH0742076U
JPH0742076U JP7333593U JP7333593U JPH0742076U JP H0742076 U JPH0742076 U JP H0742076U JP 7333593 U JP7333593 U JP 7333593U JP 7333593 U JP7333593 U JP 7333593U JP H0742076 U JPH0742076 U JP H0742076U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ケーブルの複数のペア線の芯線をコ
ネクタの仮止めカバーに自動配線するコネクタ結線装置
における、芯線を所定の溝に自動的に配線させる芯線識
別および芯線配線機構に関する。 【構成】前記ペア線の撚りをほぐして一列に整列させた
芯線2の色表示を読取るビデオカメラ15と、このビデ
オカメラで得られた映像信号内において各芯線に対する
画面領域の色を特定する第1回路手段と、この第1回路
手段により特定された各芯線の色と予め記憶回路に記憶
させている配線表データ(色情報と前記仮止めカバーの
溝の位置とを1対1に対応させた表形式のデータ)とを
照合して各芯線の配線位置(各々の芯線が配線されるべ
き前記仮止めカバーの溝の位置)の信号を発生する第2
回路手段とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、色識別表示が施された複数のペア線の芯線をコネクタの仮止めカバ ーに自動配線した後コネクタ本体と結合させるコネクタ結線装置に関し、特に前 記複数のペア線の中から抽出された1組のペア線の撚りをほぐして波打ちを取っ たケーブル芯線を、各芯線の色表示にもとづき仮止めカバーの所定の溝に自動的 に配線させる芯線配線機構を備えたコネクタ結線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通信機器や電気機器に使用される多極電気コネクタは複数のコンタクトを有し 、各コンタクトのテール側にケーブルの各芯線が所定の対応関係をもって結線さ れる。 ケーブルは複数の芯線をケーブルシースで一括して束ねられたものであり、各 芯線は1本ずつばらばらになっているものの他に、2本1組として撚り合わせた 所謂ペア線の状態として複数のペア線を束ねたものがある。 ケーブルにペア線を使用している理由の一つは、コネクタの各端子に接続され る芯線の対応関係を識別するため、各芯線の被覆は複数種類の色が付けられてい るが、芯線数が多くなると識別可能な色の種類との関係で対応できないという問 題があるので、ペア線の各芯線の色の組合わせを変えて同色の芯線を複数使える ようにしているものである。例えば赤と青のペア線と、赤と黄のペア線があった とした場合、赤と青のペア線の赤は端子1、その青は端子2、赤と黄のペア線の 赤は端子3、その黄は端子4にそれぞれ対応するというように取決めることによ り使用が可能になる。
【0003】 この芯線のコンタクトへの結線方法は、半田付,圧着,圧接などかあるが、最 近は芯線をコネクタの仮止めカバーの所定の溝に軽圧入させた後、この仮止めカ バーをコネクタ本体に一体的に結合し、コンタクトテールの矢筈状の刀形部を被 覆された芯線の導体部に接触させるようにして結線している。 このケーブルの複数にペア線の芯線を、仮止めカバーに配線するまでの工程は 、図5のフローチャートに示すように幾つかの工程を要する。 即ち、色識別表示が施された複数のペア線を露出させたケーブルを所定箇所 に保持する工程、色識別表示が施された複数のペア線の芯線を1組ずつ抽出す る工程、抽出された1組のペア線の撚りをほぐして波打ちを取るほぐし工程、 ほぐされたペア線毎の順序が変わらないように一列に整列させる整列保持工程 、整列保持された各芯線の色を識別して配線位置を特定する工程、識別され た各芯線をコネクタに結合されると共に該コネクタのコンタクトに接続されるよ うに形成された仮止めカバーの所定の溝に1本ずつ配線する工程等を必要とし、 その後芯線が配線された仮止めカバーをコネクタ本体に結合して芯線をコネクタ コンタクトに結線するものである。
【0004】 また、図6(a)および図6(b)に示すような仮止めカバーの場合ケーブル の両側に位置させた仮止めカバーに芯線を配線し易いようにするためにケーブル 1の左右両側に芯線2を振り分けて仮止めカバー3の溝4に対して平行に配置さ せる必要がある。 なお、仮止めカバー3の溝4に芯線2を配線した後に左右の仮止めカバー3, 3を結合し、この一体化された仮止めカバー3にコンタクト5を有する上カバー 6をその上方から結合させるものである。この結合は、例えば仮止めカバー3の 結合孔7に上カバー6の結合ピン8を圧入して行う。また、芯線2の導体9に対 する上カバー6のコンタクト5の結線は、例えば図6(c)に示すようにコンタ クト5の先端は矢筈状の刃形部10が形成され、芯線2の被覆を突き破り接触す るようになっている。 ここで、上記した図5に示す各工程のうち複数のペア線の中から抽出されるペ ア線を1組ずつ撚りをほぐした後、各ペア線の色の組み合わせによる各芯線の色 にもとづき仮止めカバーの配線溝に配線する工程は自動化が困難とされ、設計図 に記載された芯線の色別配線表に基づき専ら手作業により配線が行われてきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、前述した複数のペア線の中から抽出された各ペア線の撚りをほぐし たケーブル芯線を、各芯線の色表示にもとづき仮止めカバーの配線溝への配線を 自動的に行い得る芯線配線手段を備えたコネクタ結線装置を提供するものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るコネクタ結線装置は、所定箇所に保持されたケーブルの色識別表 示が施された複数のペア線からなる芯線を1組ずつ抽出する芯線抽出手段と、該 芯線抽出手段により抽出された1組のペア線の撚りをほぐして波打ちを取るほぐ し手段と、該ほぐし手段によりほぐされたペア線毎の順序が変わらないように一 列に整列させる整列保持手段と、該整列保持された芯線の色を識別して配線位置 を特定する芯線識別手段と、該識別された各芯線をコネクタに結合されると共に 該コネクタのコンタクトに接続されるように形成された仮止めカバーの所定の溝 に1本ずつ配線する芯線配線手段と、前記各手段の動作を制御する制御手段とか らなるコネクタ結線装置において、 前記芯線識別手段は、 前記ペア線の撚りをほぐして一列に整列させた芯線の色表示を映像信号化する ビデオカメラと、このビデオカメラで得られた映像信号内において各芯線に対す る画面領域の色を特定する第1回路手段と、前記第1回路手段により特定された 各芯線の色と予め記憶回路に記憶させている配線表データ(色情報と前記仮止め カバーの溝の位置とを1対1に対応させた表形式のデータ)とを照合して各芯線 の配線位置(各々の芯線が配線されるべき前記仮止めカバーの溝の位置)の信号 を発生する第2回路手段とを備えたものである。 以下に本考案をその実施例に基づいて詳細に説明する。
【0007】
【実施例】
図1、図2,図3および図4は、本考案の一実施例のコネクタ結線装置を説明 する図で、この実施例は、所定箇所に保持されたケーブルの色識別表示が施され た複数のペア線からなる芯線を1組ずつ抽出する芯線抽出手段と、該芯線抽出手 段により抽出された1組のペア線の撚りをほぐして波打ちを取るほぐし手段と、 該ほぐし手段によりほぐされたペア線毎の順序が変わらないように一列に整列さ せる整列保持手段と、該整列保持された芯線の色を識別して配線位置を特定する 芯線識別手段と、該識別された各芯線をコネクタに結合されると共に該コネクタ のコンタクトに接続されるように形成された仮止めカバーの所定の溝に1本ずつ 配線する芯線配線手段と、これら各手段の動作を制御する制御手段とを備えたコ ネクタ結線装置において、 前記芯線識別および芯線配線手段は、前記ペア線の撚りをほぐして一列に整列 させた芯線の色表示を読取るビデオカメラと、前記ペア線の色の組合わせにおけ る各芯線の色により各芯線の仮止めカバーへの配線位置を表す信号を発生する回 路と、前記整列保持された各芯線を1本ずつ切出す切出し機構と、この切出し機 構により切出された芯線を捕捉すると共に前記配線位置を表す信号に従って、溝 部を有しかつ二分割され左右に配置されている前記仮止めカバーの配線溝位置に 振分ける芯線配線機構と、前記切出し機構および芯線配線機構の動作を制御する 制御部とを備えたものである。 具体的には図1〜図4は芯線の色表示に基づき当該芯線の配線位置を特定し、 仮止めカバーの所定の溝に配線を行う芯線識別および芯線配線機構等を示すもの である。 図2は、ケーブル1の固定部12、芯線2が一列に整列配置されているスリッ ト13が設けられている芯線保持部14等から構成されている整列保持部11と 、その側面に設けられたビデオカメラ15が整列保持部11の読取り窓16に沿 って上下することにより、ペア線の撚りをほぐして1列に整列配置された芯線2 の色表示配列が読取られ、各芯線2の仮止めカバー3(図6)の配線溝4への配 線位置、例えば、整列芯線No.1は右側3番目,No.2は右側6番目,No .3は左側1番目,……のように配線位置が特定される。そして、図4(a)( b)(c)に示すように、配線位置が特定された芯線2がエアシリンダ17にそ のロッド18で連結されている芯線押上げ部19で上方に押し上げられ、芯線保 持部14のスリット13の開口部に設けられている切出し爪20の切出し溝21 に嵌入され、切出し溝21の芯線2は切出し爪20の移動と図示されていない芯 線押え装置により、図4(c)に示すように芯線2は芯線保持部14の保持溝2 2に移し変えるものである。 なお、切出し爪20はエアシリンダ23にロッド24により連結されており、 移動動作するようになっている。
【0008】 図1は芯線配線機構を示すもので、30は仮止めカバー3を固定するテーブル で、二分割された仮止めカバー3,3をそれぞれ固定する切欠部31,31が設 けられているカバー固定部32,32と、押え板33が設けられている。また、 テーブル30は芯線2を仮止めカバー3の所定の溝4に配線する位置決めのため にサーボモータ34に連結されており、テーブルレール35の上を水平移動でき るようになっている。 また、テーブル30の仮止めカバー3,3のカバー固定 部32,32の中間部上方には、搬送腕部36が設けられている。この搬送腕部 36には、図4に示されている切出し爪20により芯線保持部14の保持溝22 に切出された芯線2を、その上方から保持溝22を跨ぐように捕捉するチャック 爪37と保持爪38とが設けられており、このチャック爪37はチャック用エア シリンダ39により開閉して芯線2を挟持するものであり、保持爪38は保持用 エアシリンダ40により開閉するもので、閉成時にはその先端部に芯線2の弛み を取るために芯線2が挿通状態で保持される挿通孔41が形成されるようになっ ている。なお、チャック爪37および保持爪38は、それぞれのエアシリンダ3 9,40の図面上に現れていないロッドによりリンク機構を作動させ、先端部を 開閉させているものである。
【0009】 また、チャック爪37と保持爪38との間には、芯線2を仮止めカバー3の溝 4に圧入させる圧入パンチ42が設けられており、この圧入パンチ42はエアシ リンダ43の動作によりそのロッド44で上下動作するようになっている。そし て、チャック爪37,保持爪38,圧入パンチ42等からなる芯線捕捉部は45 は、搬送腕部36に設けられたエアシリンダ46とそのロッド47に連結される と共に、搬送腕部36のガイドレール48により水平移動可能に保持されている 。 また、搬送腕部36はフレーム50に垂直に設けられているスプライトシャフ ト51に結合されており、このスプライトシャフト51は、フレーム50に設け られたエアシリンダ52のロッド53に連結されているラック54と、そのラッ ク54に歯合されているピニオン55とにより回動動作し、搬送腕部36をスプ ライトシャフト51を中心に左右にそれぞれ90度回転させるようにすると共に 、エアシリンダ56とスプライトシャフト51に連結されているそのロッド57 により、搬送腕部36を上下方向に昇降可能に設けられている。なお、58はラ ック54のガイドである。
【0010】 次に前述した芯線配線機構の動作を説明する。 図4に示すように、芯線保持部14の保持溝22に切出された芯線2は、ビデ オカメラ15によってその色表示が読取られ、仮止めカバー3のいずれの溝4に 配線されるものであるかが特定されている。そこで、芯線2が保持溝22に切出 されると、図1に示されているエアシリンダ46の動作により芯線捕捉部45は 図面上左側に移動されて、保持溝22を跨ぐようにその上方に位置すると、芯線 配線機構の搬送腕部36がエアシリンダ56の動作により下降し、切出されてい る芯線2をチャック爪37と保持爪38とで捕捉される。この捕捉が行われると 、図示されていないセンサの動作によりエアシリンダ56を復旧させて搬送腕部 36を上昇させ、更にエアシリンダ46を復旧させて所定箇所で停止させる。 この搬送腕部36の芯線捕捉部45に捕捉されている芯線2は、例えば右側に 固定されている仮止めカバー3の5番目の溝4への配線が特定されていたとする と、エアシリンダ52の動作によりラック54を移動させ、ピニオン55の回転 と共にスプライトシャフト51を右方向に90度回転させて、芯線捕捉部45を 右側の仮止めカバー3の溝4に平行となるよう方向転換させる。
【0011】 この動作と同時に、またはこの動作の後に、サーボモータ34によりテーブル 30を動作させ、5番目の溝4が芯線2の定位置に一致する位置に移動動作させ る。この搬送腕部36の回転動作とテーブル30の移動動作が完了すると、エア シリンダ56が再度動作して搬送腕部36が下降し、芯線2を捕捉している芯線 捕捉部45がカバー固定部32を跨ぐような位置まで達すると、エアシリンダ4 3が動作して圧入パンチ42が下降し、芯線2を仮止めカバー3の所定の溝4に 圧入する。 この一連の配線動作が終了すると、チャック用エアシリンダ39と保持用エア シリンダ40が復旧して、チャック爪37と保持爪38とが開放されると共に、 エアシリンダ56が復旧して搬送腕部36は定位置まで上昇し、次に保持溝22 に切出された芯線2の捕捉・配線動作のためにスタートする。される。
【0012】 図3(a)は本実施例における各芯線の仮止めカバーへの配線位置を表す信号 73の発生を中心とした制御信号の系をブロック図で示している。 ビデオカメラで得られた映像信号は映像処理信号部61に伝えられる。この映 像信号はディスプレイ62に表示されるようになっている。このディスプレイ6 2の画面を図3(b)に示している。 画面65内に左右に延びる各芯線の映像(即ち画面65内における各芯線に対 する画面領域)の上下方向に積み重なった状態が表示されている。この画面65 内に示しているウインド66は各芯線に対する画面領域の色を認識めに特に設定 した信号領域であり、このウインド66の内部に限って色認識を行う。画面65 の上下方向におけるウインド66の大きさは各芯線の画面領域の幅の2倍に設定 している。
【0013】 映像信号処理部61はこのウインド66内における色情報の信号のうち最大面 積を占めるものを選び出し色の特定を行う。即ち、ここで選び出された色情報は 別に基準色データ格納部63に記憶させている基準となる色のデータと照合され て、ある色であることが特定される。芯線2に用いられている複数の色を相互に 区別しうる映像信号上の特徴を見出してそれを照合すべきデータとするが、芯線 2に用いられている色の種類は予め判っているから基準となる色のデータはさほ ど複雑なものとはならない。 さらに、この実施例の映像信号処理部61では一連の各芯線2を整列保持部1 4のスリットの上端部から挿着された順に順送りに2本ずつペアとなった色の列 として認識し、各芯線の色はその芯線が属するペアにおけるその色であると認識 している。例えば同じ色である青色の芯線の色であっても赤色の芯線とペアとな っている青と、黄色の芯線とペアになっている青とは区別して認識するのである 。
【0014】 次にこれら映像信号処理部61,基準色データ格納部63,ディスプレイ62 で構成される本実施例の第1回路手段60から各芯線の色を特定した信号64は データ照合部71に伝えられる。 データ照合部71は伝えられた各芯線の色を特定する信号64を予め配線表デ ータ格納部72に記憶されている配線表データと照合する。 配線表データは例えば色情報である「赤色の芯線とペアになっている青」とい う情報と例えば仮止めカバーの溝の位置を表す「右側カバーの端から第7番目の 溝」という情報とを1対1に組合せたものの集合である。 そして、伝えられてきた各芯線の色を特定した信号64(例えば「赤色の芯線 とペアになっている青」)と同一の色情報を配線表データの中から見付け出し、 その色情報と組合わされた仮止めカバーの溝の位置情報(例えば「右側カバーの 端から第7番目の溝」)を読み出し、この位置情報を配線位置を表す信号73と して出力(即ち発生)させる。 即ち、データ照合部71,配線表データ格納部72で構成される本実施例の第 2回路手段70から配線位置を表す信号73が出力され、制御回路80に伝えら れる。 配線位置を表す信号を受けてこれに従い各芯線を仮止めカバー3に配線させる 工程における、各種エアシリンダ等の機構動作を制御するためのプログラムが記 憶されている制御回路80の制御信号により、エアシリンダ等の駆動回路群81 の各駆動回路811,812,……81nを制御して、切出し機構および芯線配 線機構等の動作をタイミングを取りながら制御させるようになっている。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、従来は複数のペア線の中から抽出されるペア線を 1組ずつ撚りをほぐした後、各ペア線の色の組み合わせによる各芯線の色にもと づき仮止めカバーの配線溝に配線する工程は自動化が困難とされ、設計図に記載 された芯線の色別配線表に基づき手作業により配線が行われてきたものを、本考 案はペア線の組み合わせ順序を変えないで整列された各芯線の色表示の読取り、 読取られた各芯線の仮止めカバーへの配線位置の特定、特定された仮止めカバー への芯線の配線等を自動的に行えるようにし、コネクタへのケーブル芯線の結線 の省力化を図ることができると共に、全工程が自動化されたコネクタ自動結線装 置の提供に途を開くもので産業上多大な貢献を成すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切出された芯線を仮止めカバーに
配線する芯線配線機構の斜視図である。
【図2】本考案による芯線の色表示をカメラにより読取
る一実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案における各駆動機構を動作させる制御回
路のブロック図である。
【図4】本考案による整列配置された芯線を1本ずつ切
出す機構を示す側面図および斜視図である。
【図5】本考案に係るコネクタ結線装置の工程を示すフ
ローチャートである。
【図6】本考案の対象とするケーブルとその芯線および
仮止めカバー等の関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 芯線 3 仮止めカバー 4 仮止めカバーの溝 5 コンタクト 6 上カバー 7 結合孔 8 結合ピン 9 導体 10 刃形部 11 整列保持部 12 ケーブルの固定部 13 スリット 14 芯線保持部 15 ビデオカメラ 16 読取り窓 17,23,39,40,43,46,52,56 エ
アシリンダ 18,24,44,47,53,57 シャフト 19 芯線押上げ部 20 切出し爪 21 切出し溝 22 保持溝 30 テーブル 31 切欠部 32 カバー固定部 33 押え板 34 サーボモータ 35 レール 36 搬送腕部 37 チャック爪 38 保持爪 41 挿通孔 42 圧入パンチ 45 芯線捕捉部 48 ガイドレール 50 フレーム 51 スプラインシャフト 54 ラック 55 ピニオン 58 ラックのガイド 60 第1回路手段 61 映像信号処理部 63 基準色データ格納部 65 画面 70 第2回路手段 71 データ照合部 72 配線表データ格納部 80 制御回路 81 駆動回路群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村田 浩正 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)考案者 林 直行 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定箇所に保持されたケーブルの色識別
    表示が施された複数のペア線からなる芯線を1組ずつ抽
    出する芯線抽出手段と、該芯線抽出手段により抽出され
    た1組のペア線の撚りをほぐして波打ちを取るほぐし手
    段と、該ほぐし手段によりほぐされたペア線毎の順序が
    変わらないように一列に整列させる整列保持手段と、該
    整列保持された芯線の色を識別して配線位置を特定する
    芯線識別手段と、該識別された各芯線をコネクタに結合
    されると共に該コネクタのコンタクトに接続されるよう
    に形成された仮止めカバーの所定の溝に1本ずつ配線す
    る芯線配線手段と、前記各手段の動作を制御する制御手
    段とからなるコネクタ結線装置において、 前記芯線識別手段は、 前記ペア線の撚りをほぐして一列に整列させた芯線の色
    表示を映像信号化するビデオカメラと、このビデオカメ
    ラで得られた映像信号内において各芯線に対する画面領
    域の色を特定する第1回路手段と、前記第1回路手段に
    より特定された各芯線の色と予め記憶回路に記憶させて
    いる配線表データ(色情報と前記仮止めカバーの溝の位
    置とを1対1に対応させた表形式のデータ)とを照合し
    て各芯線の配線位置(各々の芯線が配線されるべき前記
    仮止めカバーの溝の位置)の信号を発生する第2回路手
    段とを含むものであることを特徴とするコネクタ結線装
    置。
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