JP2017098190A - 端子挿入装置及び端子挿入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールド効果の低減及び端子の変形を抑制しつつ、シールド電線を構成する複数の電線に設けられた端子をコネクタハウジングの収容室に挿入することができる端子挿入装置及び端子挿入方法を提供する。【解決手段】円筒保持部4の複数の電線保持部41によって複数の電線101を保持した状態で円筒保持部4とコネクタ保持手段2とを相対移動させて1つの端子102を収容室201に接近させることにより、挿入時に必要な余長を短くし、シールド効果の低減を抑制することができる。端子102が充分な間隔をあけるように円筒保持部4によって複数の電線101が保持されていることで、収容室201と接近しない端子102をコネクタハウジング200に干渉しにくくし、端子102の変形を抑制することができる。【選択図】図10

Description

本発明は、シールド電線を構成する複数の電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの収容室に挿入する端子挿入装置及び端子挿入方法に関するものである。
従来、電線の先端にコネクタが取り付けられたコネクタ付電線を作製するために、電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの収容室に自動的に挿入する自動端子挿入機(端子挿入装置)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された自動端子挿入機では、端子チャック及び電線チャックによって端子及び電線を保持し、端子チャック及び電線チャックを移動させることで電線をコネクタハウジングに近づけ、端子を収容室に挿入している。
特開2001−160472号公報
ところで、複数の電線の外側がシールド部材によって覆われたシールド電線の先端にコネクタが取り付けられることがある。このようなシールド電線に対して、特許文献1のような端子挿入装置を用いると、電線を1本ずつ移動させて端子を挿入するため、各電線を独立に移動させるために必要な余長が長くなり、電線のうちシールド部材が除去されて露出した部分が長くなってシールド効果が低減してしまう。そこで、複数の電線を同時に移動させてコネクタハウジングに近づけてから端子を収容室に順次挿入することで、必要な余長を短くする構成が考えられる。しかしながら、このような構成では、挿入されていない端子がコネクタハウジングに接近してしまい、端子がコネクタハウジングに干渉して変形が生じてしまう可能性がある。
本発明の目的は、シールド効果の低減及び端子の変形を抑制しつつ、シールド電線を構成する複数の電線に設けられた端子をコネクタハウジングの収容室に挿入することができる端子挿入装置及び端子挿入方法を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、シールド電線を構成する複数の電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの複数の収容室のそれぞれに挿入する端子挿入装置であって、前記コネクタハウジングを保持するコネクタ保持手段と、前記複数の電線を近接させて保持する第1保持手段と、前記端子が所定の間隔をあけるように前記複数の電線を保持する第2保持手段と、前記第1保持手段に保持された前記複数の電線を同時に移送して前記第2保持手段に保持させる移送手段と、前記第2保持手段と前記コネクタ保持手段とを相対移動させることにより1つの前記端子を対応する前記収容室に接近させる移動手段と、前記収容室に接近した前記端子を当該収容室に挿入する挿入手段と、を備えることを特徴とする端子挿入装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2保持手段は、前記電線における前記端子の反対側を中心側として複数の当該端子が円弧状に並ぶように、当該複数の電線を保持することを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、前記移動手段は、前記端子が前記円弧に沿って移動するように前記第2保持手段を回動させることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記移動手段は、前記電線の長手方向と前記収容室の挿入方向とが所定の角度を有して交差するように前記第2保持手段と前記コネクタ保持手段とを相対移動させ、前記挿入手段は、前記電線を前記所定の角度だけ回動させた後に、前記長手方向に沿って前記電線と前記収容室とを接近させ、前記端子を前記収容室に挿入するように構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記複数の電線は、それぞれを識別可能な識別部を有したものであって、前記移送手段による前記電線の移送前に前記識別部を検出する検出手段をさらに備え、前記移送手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記複数の電線を予め定められた順番に並べて前記第2保持手段に保持させることを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、シールド電線を構成する複数の電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの複数の収容室のそれぞれに挿入する端子挿入方法であって、前記複数の電線を近接させて保持した状態から当該複数の電線を同時に移送し、前記端子が所定の間隔をあけるように当該複数の電線を保持し、保持した前記複数の電線と前記コネクタハウジングとを相対移動させることにより、1つの前記端子を対応する前記収容室に接近させ、前記収容室に接近した前記端子を当該収容室に挿入することを特徴とする端子挿入方法である。
請求項1、6記載の発明によれば、最初に複数の電線が近接して保持されていることから、前工程において複数の電線を保持する際に必要な余長を短くすることができる。さらに、複数の電線を同時に移送することにより、移送時に必要な余長を短くすることができる。また、保持した複数の電線とコネクタハウジングとを相対移動させて1つの端子を対応する収容室に接近させることにより、各電線を独立に移動させて端子を収容室に接近させる構成と比較して、必要な余長を短くすることができる。このとき、端子が所定の間隔をあけるように複数の電線が保持されていることで、収容室と接近しない(挿入の対象でない)端子をコネクタハウジングに干渉しにくくし、端子の変形を抑制することができる。尚、端子を収容室に接近させた際、収容室の挿入方向に対して電線の長手方向が交差していたり、挿入方向に交差する面内において端子と収容室とが多少のずれを有していたりしてもよく、電線を収容室に対して回動させたり、面内におけるずれを解消したりし、端子を挿入すればよい。このように端子を収容室に挿入することで、端子が収容室に接近した状態から挿入が完了するまでの間のみ電線を独立に移動させればよく、必要な余長を短くすることができ、シールド電線のシールド効果の低減を抑制することができる。以上のように1つの端子を収容室に接近させて挿入する動作を繰り返すことにより、複数の電線のそれぞれに設けられた端子を各収容室に挿入し、シールド電線の先端にコネクタハウジングを取り付けることができる。
請求項2記載の発明によれば、端子が円弧状に並ぶように複数の電線が保持されていることで、端子の間隔を大きくするとともに、円弧の中心側において各電線を接近させることができる。従って、収容室に接近しない端子とコネクタハウジングとの干渉をさらに抑制するとともに、必要な余長をさらに短くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、移動手段が第2保持手段を回動させることによって端子が円弧に沿って移動することで、1つの端子を収容室に挿入した後、第2保持手段をその場で適宜な角度だけ回動させることで、次に挿入する端子を対応する収容室に接近させることができる。従って、第2保持手段とコネクタ保持手段とを平行移動させる必要がなく、平行移動のためのスペースを省略して装置全体を小型化することができる。
請求項4記載の発明によれば、第2保持手段に保持された電線の長手方向が、収容室の挿入方向と所定の角度を有して交差していることで、挿入手段が第2保持手段から電線を受け取る際に、この電線とコネクタハウジングとを干渉しにくくすることができる。さらに、挿入手段によって電線を所定の角度だけ回動させることで、端子と収容室とを容易に対向させることができる。
請求項5記載の発明によれば、検出手段が移送前に識別部を検出し、検出結果に基づいて複数の電線を並べて第2保持手段に保持させることで、端子の挿入前に正規の順序に並べることができる。従って、前工程において複数の電線が正規の順序とは異なる順序で第1保持手段に配列されてしまっても、第2保持手段において正規の順序に並べ替えることができ、各電線の端子が誤った収容室に挿入されてしまうことを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る端子挿入装置全体を示す斜視図である。 前記端子挿入装置の第1保持部材を示す斜視図である。 前記端子挿入装置の移送手段を示す斜視図である。 前記端子挿入装置の第2保持手段を示す斜視図である。 前記端子挿入装置の挿入手段を示す斜視図である。 前記第1保持手段に保持された電線を前記移送手段が保持する様子を示す斜視図である。 前記電線を前記移送手段が保持する際の要部を示す正面図である。 前記移送手段によって複数の前記電線が保持された様子を示す斜視図である。 前記移送手段によって前記電線を前記第2保持手段に保持させる様子を示す斜視図である。 前記挿入手段が前記電線を保持した様子を示す斜視図である。 前記挿入手段が前記電線に設けられた端子をコネクタハウジングの収容室に挿入する様子を示す側面図である。 図11に示す状態から前記挿入手段がさらに挿入を継続した様子を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る端子挿入装置1全体を示す斜視図であり、図2は、端子挿入装置1の第1保持部材としての竿3を示す斜視図であり、図3は、端子挿入装置1の移送手段5を示す斜視図であり、図4は、端子挿入装置1の第2保持手段としての電線保持部41を示す斜視図であり、図5は、端子挿入装置1の挿入手段6を示す斜視図であり、図6は、竿3に保持された電線101を移送手段5が保持する様子を示す斜視図であり、図7は、電線101を移送手段5が保持する際の要部を示す正面図であり、図8は、移送手段5によって複数の電線101が保持された様子を示す斜視図であり、図9は、移送手段5によって電線101を電線保持部41に保持させる様子を示す斜視図であり、図10は、挿入手段6が電線101を保持した様子を示す斜視図であり、図11は、挿入手段6が電線101に設けられた端子102をコネクタハウジング200の収容室201に挿入する様子を示す側面図であり、図12は、図11に示す状態から挿入手段6がさらに挿入を継続した様子を示す側面図である。
本実施形態の端子挿入装置1は、シールド電線100を構成する複数の電線101の先端に設けられた端子102をコネクタハウジング200の収容室201に挿入するための装置であって、コネクタハウジング200を保持するコネクタ保持手段2と、複数の電線101を保持する第1保持手段としての竿3と、複数の電線101を保持する円筒保持部4と、竿3に保持された複数の電線101を円筒保持部4に移送する移送手段5と、端子102を収容室201に挿入する挿入手段6と、検出手段としての図示しないカメラと、装置全体の制御を司る制御手段と、装置の外郭を構成するケース体10と、を備える。本実施形態において、竿3に保持された複数の電線101の配列方向をX方向とし、その際の電線101の長手方向をY方向とし、X方向及びY方向に略直交する方向をZ方向とする。また、Z方向は鉛直方向と略一致しているものとする。
シールド電線100は、複数(本実施形態では6)の電線101と、複数の電線101の外側を覆う編組等で構成された図示しないシールド部材と、シールド部材のさらに外側を覆う外側絶縁被覆103と、を備える。電線101は、素線と、素線の外側を覆う内側絶縁被覆104と、素線の先端に設けられた端子102と、を有した端子付電線である。各電線101の内側絶縁被覆104は互いに異なる色を有し、各電線101が識別できるようになっている。即ち、内側絶縁被覆104が識別部として機能する。また、電線101においてシールド部材及び外側絶縁被覆103から露出し、他の電線101と独立に動くことができる部分の長さを余長とする。
コネクタハウジング200は、例えば絶縁樹脂によって直方体状に構成され、相手側のコネクタと嵌合することで、シールド電線100の各電線101を相手側のコネクタの導電部と電気的に接続するためのものである。コネクタハウジング200の一面には、この面において凹状に形成された複数の筒状の収容室201が設けられており、1つの端子102が1つの収容室201に挿入されることで収容され、完全収容された端子102が収容室201内で係止されるようになっている。尚、収容室201の数は、電線101の本数と同数以上であればよい。
コネクタ保持手段2は、図11、12に示すように、収容室201が形成された面をXZ平面に沿うように露出させてコネクタハウジング200を保持する保持部21と、保持部21をX方向、Y方向及びZ方向に平行移動させる直動モータ等で構成された図示しない保持移動部と、を有する。また、コネクタ保持手段2は、ケース体10におけるY方向の一方側(図1における奥側)の側面に設けられている。
竿3は、特に図2、6に示すように、X方向に並設された複数の弾性保持部31を備え、弾性保持部31は、例えば軟質な樹脂によってX方向に弾性変形可能に構成された一対の保持片311を有する。一対の保持片311は、その弾性によって1本の電線101の内側絶縁被覆104を挟み込んで保持するように構成されている。即ち、竿3によって複数の電線101が近接するとともにX方向に並べて保持される。また、竿3はケース体10におけるY方向の他方側(図1における手前側)の側面に設けられている。
円筒保持部4は、特に図4、9に示すように、それぞれ1本の電線101を保持する複数の電線保持部41と、複数の電線保持部41を支持する円柱状の支持部42と、支持部42を回動させるモータ等で構成された図示しない回動部と、を備え、電線保持部41は、開閉することで1本の電線101の内側絶縁被覆104を挟み込んで保持する一対の開閉保持部411を有する。また、円筒保持部4は、ケース体10の底面から上方に延びるように設けられている。
複数の電線保持部41は、隣り合う電線保持部41によって保持された電線101の長手方向が所定の角度θで交差するように、支持部42の周囲に円弧状に配置され、第2保持手段として機能する。略同一の長さを有する複数の電線101が各電線保持部41によって保持されると、電線101の先端に設けられた端子102が、電線101における端子102の反対側を中心側として円弧状に並べられる。このとき隣り合う端子102同士の間には、コネクタハウジング200の幅に対して充分な所定の間隔があけられている。また、複数の端子102によって形成される円弧の中心と、円筒状の支持部42の中心軸と、は略一致し、回転部は、この中心軸を回動軸として支持部42を回動させるように構成されている。従って、支持部42が回動した際に端子102が円弧に沿って移動するようになっている。
移送手段5は、特に図3、6に示すように、電線101を保持する移送チャック部51と、移送チャック部51をX方向、Y方向及びZ方向に平行移動させる直動モータ等で構成された図示しない移送移動部と、を備える。移送チャック部51は、電線101における先端側を保持する複数の第1電線チャック511と、電線101における基端側を保持する複数の第2電線チャック512と、第1電線チャック511と第2電線チャック512との間に設けられて一対の保持片311間に挿入される複数の挿入部513と、電線チャック511、512及び挿入部513をZ方向に動作させる図示しない複数の上下動作部と、を有する。複数の電線チャック511、512及び挿入部513は、X方向に並設されている。また、移送手段5は、ケース体10の天面から下方にぶら下がるように設けられている。
第1電線チャック511及び第2電線チャック512は、それぞれ、X方向に開閉することで1本の電線101の内側絶縁被覆104を挟み込むチャック本体511A、512Aを有する。また、第1電線チャック511と第2電線チャック512とは、弾性保持部31のY方向寸法より若干大きい寸法だけ離隔している。挿入部513は、図7に示すように下端において断面半円状に突出した突出部513Aを有しており、挿入部513がZ方向に沿って下降することで、突出部513Aが一対の保持片311間に挿入され、一対の保持片311が開いて電線101が保持されなくなり、竿3から電線101を容易に取り出すことができるようになる。複数の上下動作部は、複数の電線チャック511、512及び挿入部513のそれぞれに設けられるとともに、電線チャック511、512と挿入部513とを独立に動作させるように構成されている。
挿入手段6は、特に図5、10に示すように、電線101を保持するための挿入チャック部61と、挿入チャック部61全体をY方向及びZ方向に平行移動させる直動モータ、及び、Z方向に沿った回動軸を中心に挿入チャック部61全体を回動させるモータ等で構成された図示しない挿入移動部と、を備える。挿入チャック部61は、端子102を保持する端子チャック611と、端子102をZ方向上方から抑え込む端子押さえ部612と、電線101を保持する第3電線チャック613と、端子チャック611と端子押さえ部612と第3電線チャック613とを独立に動作させる挿入動作機構と、を有する。また、挿入手段6は、ケース体10の天面から下方にぶら下がるように設けられている。
端子チャック611は、開閉することで1つの端子102を挟み込む一対のチャック本体611Aを有し、一対のチャック本体611Aの下端には、互いに近づくように突出した突起部611Bが形成され、当接又は近接した一対の突起部611Bに端子102が載置されるようになっている。端子押さえ部612は、Z方向に延びる棒状の部材の先端に板状の押さえ部材が設けられたものであり、下降することで突起部611Bとの間に端子102を挟み込む。従って、端子チャック611と端子押さえ部612とによって端子102が2方向から挟まれて保持される。第3電線チャック613は、開閉することで1本の電線101の内側絶縁被覆104を挟み込む一対のチャック本体613Aを有する。
カメラは、例えば竿3の近傍に設けられるとともに内側絶縁被覆104の色を識別できるように構成され、竿3に保持された電線101における内側絶縁被覆104を撮影し、撮影した画像を制御手段に送信する。
制御手段は、例えばマイクロコンピュータに設けられたCPU(中央演算処理装置)であって、端子挿入装置1の各部を予め定められた手順で動作させるように構成されている。尚、制御手段はケース体10の内部に設けられていてもよいし外部に設けられていてもよい。
以下、端子挿入装置1が端子102を収容室201に挿入する方法及び手順、並びに、その際の各部の動作について説明する。前工程において電線101が竿3に保持され、竿3が搬送されて端子挿入装置1にセットされると、制御手段は、端子102を収容室201に挿入するための処理を開始する。前工程とは、シールド電線100に適宜な加工を施す工程であればよく、端子102とは反対側の端部に外装部品等を取り付ける工程が例示される。このとき、複数の電線101は、図2に示すようにそれぞれ隣り合う弾性保持部31に保持されてX方向に並んでいる。まず、制御手段は、カメラを制御して電線101を撮影させることで、内側絶縁被覆104の色に基づいて竿3における複数の電線101の配列順序についての情報を取得する。
次に、図6に示すように、制御手段が移送手段5を制御し、複数の電線101を保持させて竿3から取り出す。具体的には、図6(A)に示すように、移送手段5の移送移動部に移送チャック部51を移動させ、電線チャック511、512を開いた状態で電線101のZ方向上方に配置した後、図6(B)に示すように、1つの電線チャック511、512を下降させ、一対のチャック本体511A、512A閉じさせて内側絶縁被覆104を保持させる。さらに、制御手段は、図6(C)に示すように上下動作部を制御して挿入部513を下降さることにより、図7に示すように一対の保持片311を開く。次に、制御手段は、電線チャック511、512を上昇させ、上昇する電線101と干渉しないように挿入部513も上昇させることで、図6(D)に示すように電線チャック511、512によって電線101が保持されて竿3から取り出される。
このような動作を繰り返すことにより、図8に示すように、全ての電線101が移送チャック部51に保持されて竿から取り出され、移送可能な状態となる。尚、竿3から電線101を取り出す際、1本ずつ取り出してもよいし、隣り合わない複数の電線101を同時に取り出してもよい。挿入部513によって一対の保持片311を開いた際、その両隣の弾性保持部31において保持片311が閉じようとするものの、隣り合わない弾性保持部31は保持片311を開いた際に互いに影響を及ぼしにくく、電線101を同時に取り出すことができる。
次に、制御手段は、移送手段5の移送移動部を制御し、移送チャック部51を円筒保持部4のZ方向上方に移動させる。このとき、移送チャック部51に保持された電線101の長手方向はY方向に保たれる。また、円筒保持部4の開閉保持部411は全て開いているものとする。また、コネクタ保持手段2の保持部21、及び、挿入手段6の挿入チャック部61は、円筒保持部4から充分に離れた位置に退避させられている。次に、制御手段は、竿3における複数の電線101の配列順序に基づいて、円筒保持部4において複数の電線101が予め定められた正規の順序となるように、移送手段5から円筒保持部4に複数の電線101を順次受け渡す。即ち、対象となる電線保持部41がY方向に延びる電線101を保持することができるように、制御手段は、円筒保持部4の回動部を制御して電線保持部41及び支持部42を適宜に回動させるとともに、移送手段5の移送移動部を制御して移送チャック部51を移動させ、電線保持部41に対して対象となる電線チャック511、512をXY平面内で位置合わせする。
次に、制御手段は、図9(A)に示すように、上下動作部を制御して電線チャック511、512を下降させて電線101を一対の開閉保持部411間に配置した後、一対の開閉保持部411を閉じさせ、一対のチャック本体511A、512Aを開かせる。制御手段は、このように電線保持部41に電線101を保持させた後、上下動作部を制御して電線チャック511、512を元の位置まで上昇させる。以上のような動作を繰り返すことで、図9(B)に示すように、複数の電線101が各電線保持部41に保持された状態となる。このとき、複数の電線101は、正規の順序で並べられるとともに、後述する工程においてこの順序で端子102が収容室201に挿入される。全ての電線101の受け渡し後、制御手段は、移送移動部を制御して移送チャック部51を円筒保持部4の上方から退避させる。
次に、制御手段は、コネクタ保持手段2の保持移動部を制御して保持部21を移動させるとともに、円筒保持部4の回動部を制御して電線保持部41及び支持部42を回動させることにより、最初に挿入される端子102が設けられた電線101の長手方向がY方向に対して所定の角度(例えば60°)を有して交差するようにし、この電線101を、端子102が対応する収容室201と対向した状態から所定の角度だけ一方向(上方視時計回り方向)に回動した状態にする。即ち、コネクタ保持手段2の保持移動部と円筒保持部4の回動部と挿入手段6の挿入移動部とが、端子102を収容室201に接近させ、移動手段として機能する。
次に、制御手段は、挿入手段6の挿入移動部を制御し、挿入チャック部61を円筒保持部4のZ方向上方に移動させる。さらに、制御手段は挿入移動部を制御し、端子チャック611及び第3電線チャック613を下降させ、チャック本体611Aを閉じさせて端子102を突起部611Bに載置しつつ保持させるとともに、チャック本体613Aを閉じさせて電線101を保持させる。さらに、制御手段は、端子押さえ部612を下降させ、突起部611Bと端子押さえ部612とによって端子102を挟み込む。次に、制御手段は、開閉保持部411を開かせて電線101の保持を解除し、図10に示すように、挿入チャック部61をZ方向上方に移動させて電線101及び端子102を持ち上げる。さらに、制御手段は、挿入移動部を制御して挿入チャック部61全体を所定の角度だけ他方向に回動させることで端子102を収容室201に対向させる。対向した端子102と収容室201とは、X方向において略同一位置に配置され、Y方向において間隔をあけ、Z方向において略同一位置に配置される。
次に、制御手段は、挿入手段6の挿入移動部を制御し、図11に示すように挿入チャック部61全体をY方向に移動させてコネクタハウジング200に近づけ、端子102を収容室201に挿入していく。図11(B)に示すように端子102の先端側の一部が挿入されたら、制御手段はチャック本体611Aを開かせるとともに、図12(A)に示すように、挿入動作機構を制御して端子チャック611及び端子押さえ部612をZ方向上方に退避させる。次に、制御手段は、挿入動作機構を制御して第3電線チャック613をY方向に移動させることで端子102をさらに挿入していく。
図12(B)に示すように、端子102が収容室201に完全に挿入(収容)されて端子102が収容室201内で係止される位置まで第3電線チャック613を移動させたら、制御手段は、第3電線チャック613の移動を停止した後、収容室201による端子102の係止が解除されない程度の力で第3電線チャック613を逆方向(コネクタハウジング200から離れる方向)に移動させようとする。即ち、端子102が収容室201に完全に収容されたか否かを確認するための確認動作を行う。このとき、端子102が完全収容されて収容室201に係止されている場合、第3電線チャック613は移動しないのに対し、端子102が収容室201によって係止されていない場合、第3電線チャック613が移動する。第3電線チャック613が移動してしまった場合、制御手段は、例えば第3電線チャック613を再度コネクタハウジング200に近づけて端子102を挿入してもよいし、装置全体の動作を一時停止させるとともに作業者に対して警報を発してもよい。
端子102が完全収容されて第3電線チャック613が移動しない場合、制御手段は、チャック本体613Aを開かせて電線101の保持を解除するとともに、挿入動作機構を制御して第3電線チャック613を退避させる。制御手段は、円筒保持部4の回動部を制御して電線保持部41及び支持部42を角度θだけ回転させることで、次に挿入する端子102を、直前に挿入された端子102を保持していた電線保持部41と略同一位置に配置し、コネクタ保持手段2の保持移動部を制御して保持部21を移動させ、所定角度だけ他方向に回動した端子102と対向するような位置まで収容室201を移動させる。次に、制御手段は、上記と同様に挿入手段6を制御して端子102を収容室201に挿入する。以上のように端子102と収容室201とを接近させてから挿入する動作を繰り返すことで、全ての端子102が収容室201に収容され、シールド電線100の先端にコネクタハウジング200が取り付けられる。
以上のようにコネクタハウジング200が取り付けられたシールド電線100は、図示しない搬送手段によって次工程に搬送される。端子挿入装置1は、各部を初期位置に戻し、再び竿3が前工程から搬送されることで、上記の動作を繰り返す。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、竿3に複数の電線101が近接して保持されていることから、前工程において複数の電線101を保持する際に必要な余長を短くすることができる。さらに、移送手段5によって複数の電線101を竿3から円筒保持部4に同時に移送することにより、移送時に必要な余長を短くすることができる。また、円筒保持部4によって複数の電線101を保持した状態で円筒保持部4とコネクタ保持手段2とを相対移動させて1つの端子102を収容室201に接近させることにより、各電線101を独立に移動させて端子102を収容室201に接近させる構成と比較して、必要な余長を短くすることができる。このとき、端子102がコネクタハウジング200の幅に対して充分な間隔をあけるように円筒保持部4によって複数の電線101が保持されていることで、収容室201と接近しない(挿入の対象でない)端子102をコネクタハウジング200に干渉しにくくし、端子102の変形を抑制することができる。以上のように電線101の余長を短くすることで、シールド電線100のシールド効果の低減を抑制することができる。
さらに、端子102が円弧状に並ぶように複数の電線101が円筒保持部4によって保持されていることで、端子102の間隔を大きくするとともに、円弧の中心側において各電線101を接近させることができる。従って、収容室201に接近しない端子102とコネクタハウジング200との干渉をさらに抑制するとともに、必要な余長をさらに短くすることができる。
また、1つの端子102を挿入した後、電線保持部41及び支持部42を角度θだけ回転させることで、収容室201を端子102に接近させる際のコネクタ保持手段2の動作を小さくすることができ、端子挿入装置1全体を小型化することができる。
さらに、カメラによって竿3における複数の電線101の配列順序の情報を取得し、正規の順序となるように円筒保持部4に複数の電線101を保持させることで、各電線101の端子102が誤った収容室201に挿入されてしまうことを抑制することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、第2保持手段としての円筒保持部4に、複数の端子102が円弧状に並ぶように電線101が保持されるものとしたが、第2保持手段は、端子102同士が充分な間隔をあけるように複数の電線101を保持すればよく、例えば複数の端子102が一列に並ぶように(即ち、保持した部分から先端にかけて複数の電線101が略平行に並ぶように)複数の電線101を保持してもよい。
また、前記実施形態では、コネクタ保持手段2の保持移動部と円筒保持部4の回動部とが移動手段として機能するものとしたが、移動手段は、コネクタ保持手段2と円筒保持部4とを相対移動させて端子102と収容室201とを接近させるものであればよく、コネクタ保持手段2と円筒保持部4とのうち一方のみを移動させる構成であってもよい。また、挿入手段6によって1つの電線を保持する前に、電線保持部41に保持された電線101の端子102を収容室201に対向させてもよい。
また、前記実施形態では、複数の電線101の内側絶縁被覆104の色がそれぞれ異なることで内側絶縁被覆104が識別部として機能するものとしたが、例えば各電線101の適宜な位置にそれぞれ形状の異なる印(円形や多角形状等の印)を形成し、これらの印を識別部として電線を識別してもよく、識別部に応じた検出手段が設けられていればよい。また、検出手段は移送手段5による電線101の移送前に識別部を検出すればよく、前工程に設けられていてもよい。また、前工程において竿3に電線101が正規の順序に並び替えられる場合や、順序の乱れが生じにくい場合には、検出手段が省略されてもよい。
また、前記実施形態では、挿入手段6が端子チャック611と第3電線チャック613とを有して端子102及び電線101を保持するものとしたが、挿入手段は電線101のみを保持して端子102を挿入する構成であってもよい。また、第2保持手段としての複数の電線保持部41によって電線101を保持した状態でコネクタ保持手段2と複数の電線保持部41とを相対移動させ、端子102を収容室201に挿入する構成、即ち、コネクタ保持手段2と複数の電線保持部41とを相対移動させる機構が挿入手段として機能する構成としてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 端子挿入装置
2 コネクタ保持手段
3 竿(第1保持手段)
5 移送手段
6 挿入手段
41 複数の電線保持部(第2保持手段)
100 シールド電線
101 電線
102 端子
200 コネクタハウジング
201 収容室

Claims (6)

  1. シールド電線を構成する複数の電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの複数の収容室のそれぞれに挿入する端子挿入装置であって、
    前記コネクタハウジングを保持するコネクタ保持手段と、
    前記複数の電線を近接させて保持する第1保持手段と、
    前記端子が所定の間隔をあけるように前記複数の電線を保持する第2保持手段と、
    前記第1保持手段に保持された前記複数の電線を同時に移送して前記第2保持手段に保持させる移送手段と、
    前記第2保持手段と前記コネクタ保持手段とを相対移動させることにより1つの前記端子を対応する前記収容室に接近させる移動手段と、
    前記収容室に接近した前記端子を当該収容室に挿入する挿入手段と、を備えることを特徴とする端子挿入装置。
  2. 前記第2保持手段は、前記電線における前記端子の反対側を中心側として複数の当該端子が円弧状に並ぶように、当該複数の電線を保持することを特徴とする請求項1に記載の端子挿入装置。
  3. 前記移動手段は、前記端子が前記円弧に沿って移動するように前記第2保持手段を回動させることを特徴とする請求項2に記載の端子挿入装置。
  4. 前記移動手段は、前記電線の長手方向と前記収容室の挿入方向とが所定の角度を有して交差するように前記第2保持手段と前記コネクタ保持手段とを相対移動させ、
    前記挿入手段は、前記電線を前記所定の角度だけ回動させた後に、前記長手方向に沿って前記電線と前記収容室とを接近させ、前記端子を前記収容室に挿入するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子挿入装置。
  5. 前記複数の電線は、それぞれを識別可能な識別部を有したものであって、
    前記移送手段による前記電線の移送前に前記識別部を検出する検出手段をさらに備え、
    前記移送手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記複数の電線を予め定められた順番に並べて前記第2保持手段に保持させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端子挿入装置。
  6. シールド電線を構成する複数の電線の先端に設けられた端子をコネクタハウジングの複数の収容室のそれぞれに挿入する端子挿入方法であって、
    前記複数の電線を近接させて保持した状態から当該複数の電線を同時に移送し、前記端子が所定の間隔をあけるように当該複数の電線を保持し、
    保持した前記複数の電線と前記コネクタハウジングとを相対移動させることにより、1つの前記端子を対応する前記収容室に接近させ、
    前記収容室に接近した前記端子を当該収容室に挿入することを特徴とする端子挿入方法。
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