JPH074154U - 自動車用フロアカーペット - Google Patents

自動車用フロアカーペット

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Publication number
JPH074154U
JPH074154U JP3780693U JP3780693U JPH074154U JP H074154 U JPH074154 U JP H074154U JP 3780693 U JP3780693 U JP 3780693U JP 3780693 U JP3780693 U JP 3780693U JP H074154 U JPH074154 U JP H074154U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
floor
footrest
bracket
accessory
Prior art date
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Pending
Application number
JP3780693U
Other languages
English (en)
Inventor
剛文 鶴井
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP3780693U priority Critical patent/JPH074154U/ja
Publication of JPH074154U publication Critical patent/JPH074154U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フットレスト等の付属用品の着脱作業性を向
上できる自動車用フロアカーペットを提供することにあ
る。 【構成】 フロア2に敷設されるとともに、その表面上
にフットレスト7等の付属用品が設置されるカーペット
11において、カーペット11は、その裏面側にあって
前記付属品に対応する位置に配置されるとともに、フッ
ク部4aを有したブラケット4を備え、前記ブラケット
4に対してフットレスト7をカーペット表面側から位置
させて固定し、前記フック部4aをフロア2側に設けら
れる係止部に係合させて着脱自在に取り付けられるよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車内フロアに敷設する自動車用フロアカーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、一般的な自動車の内部におけるダッシュ部回りの配置構成を示してい る。この自動車はオートマチック車であって、運転席側のダッシュフロア部分に は、アクセルペタル51,ブレーキペタル52,フットレスト53等が配設され るとともに、フロアの略全体にわたってカーペット54が敷設されている。
【0003】 また、フットレスト53はカーペット54の前側コーナ部に突出状態に設けら れている。このようなフロア上に突出して設けられるものは、これ以外にも例え ばアクセルペタル52の踏み込み量を規制するために、アクセルペタル52の背 面位置に設けられるアクセルストッパー(不図示)等がある。したがって、この 種のカーペット54の設計では、フロア上に突出して設けられるこれらの付属用 品を考慮しなければならない。
【0004】 従来、フットレスト53等の付属用品を設けるような場合は、カーペット54 を敷設した後からフットレスト53をカーペット54上に配置し、これをビス等 でカーペット54を貫通させて車体側に締め付けて固定する構造が一般的である 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の構造では、自動車の組立ライン上において、カーペット54を敷設した 後からフットレスト53を取り付けるので、組立ライン上での作業が多くなり、 ビス等で取り付けるため作業性が悪いことも加わって流れ作業上、問題があった 。 また、この種のカーペット54は、保守点検等で取り外すこともあり、このよ うな場合にもフットレスト53の脱着作業を行わなければならず、保守点検作業 の面でも改善が望まれている。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的はフットレスト 等の付属用品の着脱作業性を向上できる自動車用フロアカーペットを提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、車室フロアに敷設されるとともに、その表 面上にフットレスト等の付属用品が設置される自動車用フロアカーペットにおい て、前記カーペットは、その裏面側にあって前記付属用品に対応する位置に配置 されるとともに、フック部を有したブラケットを備え、前記ブラケットに対して 前記付属用品をカーペット表面側から位置させて固定し、前記フック部をフロア 側に設けられる係止部に係合させて着脱自在に取り付けられるようにしたもので ある。
【0008】
【作用】
以上の構成によれば、フットレスト等の付属用品は自動車の組立ラインに流れ る前、例えば、カーペットの成形後、あるいは組立ラインに運ばれる前工程で取 り付けことが可能となり、付属用品付のカーペットとして用意しておくことがで きる。 また、前記カーペットは、付属用品を取り付けているブラケットのフック部を フロア側の係止部に係合させるだけで簡単に付属品とともにフロアに取り付けら れ、逆に、取り外す場合にはフック部を係止部より外すと付属品とともに簡単に 取り外すことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を用いて説明する。 図1から図3において、このダッシュフロア部分は、図4に示したダッシュ部 回りに対応するもので、車体1側におけるフロア2の中央部分には上方に隆起し たトンネル部3が形成されている。また、このトンネル部3の側面には、後述す るブラケット4のフック部4aやブラケット5のフック部5aと対応する位置に 、係止部6が各々取り付けられている。
【0010】 前記各係止部6は、金属板をプレス成形して作られたブラケットであり、上部 6aは上方に向かって突出され、基部6bはトンネル部3にスポット溶接等で固 定して取り付けられている。
【0011】 また、カーペット11は、ループ12付の基布13をプレス成形して、車体の フロア2に隙間なく敷くことができる立体的な一枚物として形成されている。ま た、トンネル部3に対応している部分11aの前側の箇所17は切り込まれて開 口しており、車体に取り付けられるセンターコンソール等の他部品をこの開口に より逃がすようになっている。
【0012】 加えて、カーペット11の裏面側には、フロア2のトンネル部3に取り付けら れている係止部6に対応して、係止部6に掛け止めて取り外し可能に係合できる 上記フック部4aを有したブラケット4、同じく係止部6に掛け止めて取り外し 可能に係合できる上記フック部5aを有したブラケット5が取り付けられている 。 なお、ブラケット4およびブラケット5の内、ブラケット4は付属用品として のフットレスト7がカーペット11に配設される位置に対応して取り付けられる 。ブラケット5の数は固定する箇所によって複数でもよい。
【0013】 また、ブラケット4には、基布13を挟んで、その表面側に付属用品としての フットレスト7が固定される。この構造は、基布13にはフットレスト7を取り 付ける位置に対応して2つの取付孔14が形成されている一方、ブラケット4に はフック部4aの他に、取付孔14に対応して2つの取付孔15が形成されてい る。 なお、このブラケット4は、フットレスト7を保持するための補強板を兼ねる もので、フットレスト7の対向側面よりも大きく形成されている。また、図示し ないが、フットレスト7には基布13の取付孔14に対応してネジ孔が形成され ている。
【0014】 そして、フットレスト7は、カーペット11が車体1側に組み込まれる前に基 布13に予め取り付けられる。取り付ける場合は、図2、図3に示す如く取付孔 15を取付孔14に対応させて基布13の裏面側にブラケット4を配置するとと もに、基布13の表面側にフットレスト7を取付孔14にネジ孔を対応させて配 置する。次いで、ブラケット4側よりボルト16をフットレスト7のネジ孔に取 付孔15,14を通って挿入させ、これを締結させる。
【0015】 これに対して、ブラケット5は、フロア2側における係合部6と対応する位置 に、基布13にリベット等で固定されて取り付けられる。
【0016】 このように、カーペット11はフットレスト7およびブラケット4,5を取り 付けた状態に形成され、その後、フロア2に設置される。フロア2に取り付ける る場合は、先ず、フロア2の対応する位置にカーペット11を合わせて配置する 。すると、基布13の裏面側に取り付けられているブラケット4,5が車体1側 の係止部6に重なるので、ブラケット5のフック部5aを対応する係止部6に係 合させるとともに、ブラケット4のフック部4aを対応する係止部6に係合させ る。この各係合箇所ではカーペット11がそれぞれフロア2に着脱自在に取り付 け係止された状態になる。
【0017】 また、ブラケット4にはフットレスト7が取り付けられているので、ブラケッ ト4を係止部6に係合させることにより、フットレスト7も同時にフロア2の所 定の位置に取り付けられることになる。そして、このブラケット4はトンネル部 3に密着した状態になり、以後はフットレスト7の補強板として機能する。 逆に、カーペット11をフロア2より取り外す場合は、ブラケット4のフック 部4aおよびブラケット5のフック部5aをそれぞれ係止部6より外すと、フッ トレスト7とともにカーペット11を簡単に取り外すことができる。
【0018】 なお、上記した実施例において、付属用品としてフットレスト7を取り付けた 構造を開示したが、本考案はアクセルストッパー等、他の部品を取り付けるとき にも、フットレスト7の場合と同様に適用できる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案の自動車用フロアカーペットにあっては、フット レスト等の付属用品を予めカーペットに組み付けておくことができ、自動車の組 立ライン上では付属用品だけを取り付けるような作業を必要としないので流れ作 業をよりスムースに行うことができる。 また、カーペットをフロアに取り付ける場合は、付属用品を取り付けているブ ラケットのフック部をフロア側の係止部に係合させるだけで簡単に付属品ととも に取り付けることができ、逆に取り外す場合にもフック部を係止部より外すと付 属品とともに簡単に取り外すことができるので、カーペットの着脱作業が簡単に なる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてダッシュフロア部分の
要部構造を模式的に示す分解斜視図である。
【図2】本実施例のカーペットを車体フロアに取り付け
た状態で示す断面図である。
【図3】前記カーペットの要部を分解して示す斜視図で
ある。
【図4】自動車の内部構造を示す説明用の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 フロア 4 ブラケット 4a フック部 5 ブラケット 5a フック部 7 フットレスト(付属用品) 11 カーペット 13 基布 16 ボルト(固定部材部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室フロアに敷設されるとともに、その
    表面上にフットレスト等の付属用品が設置される自動車
    用フロアカーペットにおいて、 前記カーペットは、その裏面側にあって前記付属用品に
    対応する位置に配置されるとともに、フック部を有した
    ブラケットを備え、前記ブラケットに対して前記付属用
    品をカーペット表面側から位置させて固定し、前記フッ
    ク部をフロア側に設けられる係止部に係合させて着脱自
    在に取り付けられることを特徴とする自動車用フロアカ
    ーペット。
JP3780693U 1993-06-18 1993-06-18 自動車用フロアカーペット Pending JPH074154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3780693U JPH074154U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用フロアカーペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3780693U JPH074154U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用フロアカーペット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074154U true JPH074154U (ja) 1995-01-20

Family

ID=12507761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3780693U Pending JPH074154U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用フロアカーペット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074154U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017077866A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社ミツバ 制御ユニット及びその取り付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017077866A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社ミツバ 制御ユニット及びその取り付け構造

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