JP2000189292A - 裏面カバ―付きスライドシ―トのシ―トクッション組み立て方法およびそのスライドカバ―取り付け構造 - Google Patents
裏面カバ―付きスライドシ―トのシ―トクッション組み立て方法およびそのスライドカバ―取り付け構造Info
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- JP2000189292A JP2000189292A JP10376705A JP37670598A JP2000189292A JP 2000189292 A JP2000189292 A JP 2000189292A JP 10376705 A JP10376705 A JP 10376705A JP 37670598 A JP37670598 A JP 37670598A JP 2000189292 A JP2000189292 A JP 2000189292A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートクッション組み立ての際の作業性の改
善をはかるとともに、部品点数の増加を伴うことなく、
スライドレール側面部にスライドカバーを配置、固着可
能とする。 【構成】 フラップ付きの裏面カバー12を、左右のスラ
イドレール19間に架設載置し、仮止め手段30によって仮
止めする。そして、シートクッションフレーム24を裏面
カバーの基板12a に載置し、ボルト止めによって、スラ
イドレール19をシートクッションフレームの裏面に裏面
カバー12と共に固定するとともに、シートクッション本
体14をトリムカバーで被覆して、トリムカバーまち部の
開口端を、シートクッション本体の側面部で裏面カバー
のフラップ12bに係止、定着させる。また、スライドカ
バー36が、裏面カバー基板12a のスリット状挿通窓38を
介した取り付け片36a の挿通のもとで配置され、取り付
け片を介したねじ止めによってシートクッションフレー
ム24の側面に固着される。
善をはかるとともに、部品点数の増加を伴うことなく、
スライドレール側面部にスライドカバーを配置、固着可
能とする。 【構成】 フラップ付きの裏面カバー12を、左右のスラ
イドレール19間に架設載置し、仮止め手段30によって仮
止めする。そして、シートクッションフレーム24を裏面
カバーの基板12a に載置し、ボルト止めによって、スラ
イドレール19をシートクッションフレームの裏面に裏面
カバー12と共に固定するとともに、シートクッション本
体14をトリムカバーで被覆して、トリムカバーまち部の
開口端を、シートクッション本体の側面部で裏面カバー
のフラップ12bに係止、定着させる。また、スライドカ
バー36が、裏面カバー基板12a のスリット状挿通窓38を
介した取り付け片36a の挿通のもとで配置され、取り付
け片を介したねじ止めによってシートクッションフレー
ム24の側面に固着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートスライド
装置により前後方向にスライド可能に支持されたスライ
ドシート、特に、裏面カバーによって裏面の被装された
裏面カバー付きスライドシートのシートクッション組み
立て方法、および、シートスライド装置のロック機構等
の被装を目的としてシートスライド装置の側面部に取り
付けられるスライドカバーのためのスライドカバー取り
付け構造に関する。
装置により前後方向にスライド可能に支持されたスライ
ドシート、特に、裏面カバーによって裏面の被装された
裏面カバー付きスライドシートのシートクッション組み
立て方法、および、シートスライド装置のロック機構等
の被装を目的としてシートスライド装置の側面部に取り
付けられるスライドカバーのためのスライドカバー取り
付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車両等のシートのシートクッ
ションは、その骨格をなすシートクッションフレーム、
このシートクッションフレーム内で架設、張設されたS
ばね等の面状ばね、および着座者を弾性的に支持可能に
面状ばねに載置されたシートパッド等の組み合わせとし
てなるシートクッション本体を、表皮等からなるトリム
カバーで被覆して形成されている。
ションは、その骨格をなすシートクッションフレーム、
このシートクッションフレーム内で架設、張設されたS
ばね等の面状ばね、および着座者を弾性的に支持可能に
面状ばねに載置されたシートパッド等の組み合わせとし
てなるシートクッション本体を、表皮等からなるトリム
カバーで被覆して形成されている。
【0003】このようなシートクッションのトリムカバ
ーは、通常、シートクッション本体の上面、つまりは着
座面と、その側面全周とを少なくとも覆う略袋形状に形
成され、その開口端となるまち部端末は、一般に、シー
トクッション本体の下面において、シートクッションフ
レーム等に係止、定着されている。
ーは、通常、シートクッション本体の上面、つまりは着
座面と、その側面全周とを少なくとも覆う略袋形状に形
成され、その開口端となるまち部端末は、一般に、シー
トクッション本体の下面において、シートクッションフ
レーム等に係止、定着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、公知の構成に
おいて、シートクッションのトリムカバー端末、つまり
トリムカバーまち部の端末(開口端)は、通常、ホグリ
ングと称する略C型リングによるカシメや、樹脂ファス
ナーと称する一対の樹脂フックプレート間の掛止等によ
って、シートクッションフレームの下面等に係止、定着
されるため、その係止作業の煩雑化は避けられない。そ
して、ホグリングにおいてはトリムカバー端末、および
シートクッションフレーム等にワイヤー等の係止部材を
補助部材として配設する必要があるとともに、樹脂ファ
スナーにおいてはシートクッションフレームに樹脂ファ
スナーを取り付けるためのブラケット等を補助部材とし
て設ける必要があるため、部品点数の増加による作業性
の低下を招きやすい。
おいて、シートクッションのトリムカバー端末、つまり
トリムカバーまち部の端末(開口端)は、通常、ホグリ
ングと称する略C型リングによるカシメや、樹脂ファス
ナーと称する一対の樹脂フックプレート間の掛止等によ
って、シートクッションフレームの下面等に係止、定着
されるため、その係止作業の煩雑化は避けられない。そ
して、ホグリングにおいてはトリムカバー端末、および
シートクッションフレーム等にワイヤー等の係止部材を
補助部材として配設する必要があるとともに、樹脂ファ
スナーにおいてはシートクッションフレームに樹脂ファ
スナーを取り付けるためのブラケット等を補助部材とし
て設ける必要があるため、部品点数の増加による作業性
の低下を招きやすい。
【0005】ところで、シートスライド装置により前後
方向にスライド可能に支持された、いわゆるスライドシ
ートが、自動車のフロントシート等として広く装着され
ている。シートスライド装置は、たとえば、スライドレ
ールをガイドレールにスライド自在に組み付けることに
より形成され、通常、このスライドレールが、シートク
ッション裏面の左右位置に、ボルト止め等によって固定
されている。
方向にスライド可能に支持された、いわゆるスライドシ
ートが、自動車のフロントシート等として広く装着され
ている。シートスライド装置は、たとえば、スライドレ
ールをガイドレールにスライド自在に組み付けることに
より形成され、通常、このスライドレールが、シートク
ッション裏面の左右位置に、ボルト止め等によって固定
されている。
【0006】また、シートクッション裏面には、トリム
カバーの端末、つまりトリムカバーまち部の端末(開口
端)の係止、定着によりなる、トリムカバーの存在しな
い略四角形の、いわゆる抜け部分が形成されるため、こ
の抜け部分を被装する裏面カバー付きのシートクッショ
ンが、いわゆる着脱式シート等において採用されてい
る。
カバーの端末、つまりトリムカバーまち部の端末(開口
端)の係止、定着によりなる、トリムカバーの存在しな
い略四角形の、いわゆる抜け部分が形成されるため、こ
の抜け部分を被装する裏面カバー付きのシートクッショ
ンが、いわゆる着脱式シート等において採用されてい
る。
【0007】ここで、シートスライド装置のスライドレ
ールは、シートクッションの下面にボルト止め等により
固定されるが、トリムカバーの端末は、通常、シートク
ッション本体の側面から下面に巻かれて係止されるた
め、ボルト挿通用の挿通孔をトリムカバー端末に予め穿
設することが必要となる。しかしながら、このような構
成においては、トリムカバーでの被覆の際に、トリムカ
バー端末の挿通孔をボルトの挿通位置に整列させなけれ
ばならないため、トリムカバーでの被覆作業、およびス
ライドレールの固定作業が煩雑化しやすい。
ールは、シートクッションの下面にボルト止め等により
固定されるが、トリムカバーの端末は、通常、シートク
ッション本体の側面から下面に巻かれて係止されるた
め、ボルト挿通用の挿通孔をトリムカバー端末に予め穿
設することが必要となる。しかしながら、このような構
成においては、トリムカバーでの被覆の際に、トリムカ
バー端末の挿通孔をボルトの挿通位置に整列させなけれ
ばならないため、トリムカバーでの被覆作業、およびス
ライドレールの固定作業が煩雑化しやすい。
【0008】また、公知のスライドシートにおいては、
スライドレールをシートクッション本体の裏面に固定し
た後に、裏面カバーが左右のスライドレール間でシート
クッション本体の裏面に固着されるため、その作業の煩
雑化も避けられない。
スライドレールをシートクッション本体の裏面に固定し
た後に、裏面カバーが左右のスライドレール間でシート
クッション本体の裏面に固着されるため、その作業の煩
雑化も避けられない。
【0009】ところで、このようなスライドシートにお
いては、シートスライド装置のロック機構等が、スライ
ドレールの外側面に露出して配置される場合があり、こ
の場合は、通常、スライドカバーと称する被覆部材によ
ってこのロック機構等は被覆される。
いては、シートスライド装置のロック機構等が、スライ
ドレールの外側面に露出して配置される場合があり、こ
の場合は、通常、スライドカバーと称する被覆部材によ
ってこのロック機構等は被覆される。
【0010】公知の構成においては、スライドレール
が、別体のブラケットを一体的に有し、このブラケット
へのねじ止め等のもとで、スライドカバーがスライドレ
ールに固着されている。しかしながら、この公知の構成
においては、別体のブラケットを要するため、このブラ
ケットの付加に起因する部品点数の増加、および作業工
程の増加が避けられない。
が、別体のブラケットを一体的に有し、このブラケット
へのねじ止め等のもとで、スライドカバーがスライドレ
ールに固着されている。しかしながら、この公知の構成
においては、別体のブラケットを要するため、このブラ
ケットの付加に起因する部品点数の増加、および作業工
程の増加が避けられない。
【0011】この発明は、作業性の改善をはかる裏面カ
バー付きスライドシートのシートクッション組み立て方
法の提供を目的としている。
バー付きスライドシートのシートクッション組み立て方
法の提供を目的としている。
【0012】また、部品点数の増加を伴うことなく、ス
ライドレール側面部にスライドカバーを配置、固着可能
とした裏面カバー付きスライドシートのスライドカバー
取り付け構造の提供を、この発明の別の目的としてい
る。
ライドレール側面部にスライドカバーを配置、固着可能
とした裏面カバー付きスライドシートのスライドカバー
取り付け構造の提供を、この発明の別の目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の裏面カバー付きスライドシートのシート
クッション組み立て方法によれば、シートクッションフ
レームの裏面形状に対応した基板の各周縁に折り曲げ可
能なフラップを有するフラップ付きの裏面カバーを、予
め治具にセットされた左右のシートスライド装置のスラ
イドレール間に架設載置するとともに、その所定位置
に、仮止め手段によって仮止めする。
に、この発明の裏面カバー付きスライドシートのシート
クッション組み立て方法によれば、シートクッションフ
レームの裏面形状に対応した基板の各周縁に折り曲げ可
能なフラップを有するフラップ付きの裏面カバーを、予
め治具にセットされた左右のシートスライド装置のスラ
イドレール間に架設載置するとともに、その所定位置
に、仮止め手段によって仮止めする。
【0014】そして、裏面カバーの仮止め後、シートク
ッションフレームを裏面カバーの基板に載置し、裏面カ
バーを挟んだ状態における、裏面カバーを介したスライ
ドレール、シートクッションフレーム間でのボルト止め
によって、スライドレールをシートクッションフレーム
の裏面に裏面カバーと共に固定する。更に、スライドレ
ール、シートクッションフレーム間の固定後に、シート
クッションフレームを骨格としてなるシートクッション
本体を、対応する略袋形状のトリムカバーで被覆し、シ
ートクッション本体側面に沿って折り曲げた裏面カバー
の各フラップと、トリムカバーまち部の端末に規定され
た開口端とにそれぞれ直接的に設けられた掛止手段の掛
止によって、トリムカバーまち部の開口端をシートクッ
ション本体の側面部で裏面カバーに係止、定着させる。
ッションフレームを裏面カバーの基板に載置し、裏面カ
バーを挟んだ状態における、裏面カバーを介したスライ
ドレール、シートクッションフレーム間でのボルト止め
によって、スライドレールをシートクッションフレーム
の裏面に裏面カバーと共に固定する。更に、スライドレ
ール、シートクッションフレーム間の固定後に、シート
クッションフレームを骨格としてなるシートクッション
本体を、対応する略袋形状のトリムカバーで被覆し、シ
ートクッション本体側面に沿って折り曲げた裏面カバー
の各フラップと、トリムカバーまち部の端末に規定され
た開口端とにそれぞれ直接的に設けられた掛止手段の掛
止によって、トリムカバーまち部の開口端をシートクッ
ション本体の側面部で裏面カバーに係止、定着させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】この発明に係る裏面カバー付きスライドシ
ートのシートクッション組み立て方法においては、図
1、図2に示すように、裏面カバー12が、シートクッシ
ョン本体14の裏面全面を被装可能に形成されている。そ
して、シートクッション本体14を被覆したトリムカバー
16のまち部16a の端末を、裏面カバー12に対して係止、
定着するとともに、裏面カバーを介したシートクッショ
ン本体へのボルト止めのもとで、シートスライド装置18
のスライドレール19をシートクッション本体の裏面に固
定することにより、裏面カバー付きスライドシートのシ
ートクッション10は形成されている。
ートのシートクッション組み立て方法においては、図
1、図2に示すように、裏面カバー12が、シートクッシ
ョン本体14の裏面全面を被装可能に形成されている。そ
して、シートクッション本体14を被覆したトリムカバー
16のまち部16a の端末を、裏面カバー12に対して係止、
定着するとともに、裏面カバーを介したシートクッショ
ン本体へのボルト止めのもとで、シートスライド装置18
のスライドレール19をシートクッション本体の裏面に固
定することにより、裏面カバー付きスライドシートのシ
ートクッション10は形成されている。
【0017】なお、シートスライド装置18としては、シ
ートクッション10に固定される上述のスライドレール19
を、たとえば着脱可能に床面等に取り付けられるガイド
レール20に対しスチールボール21等の転動子を介してス
ライド自在に組み付けた構成が例示できるが、この種の
シートスライド装置の構成は公知であり、その構成自体
はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しな
い。
ートクッション10に固定される上述のスライドレール19
を、たとえば着脱可能に床面等に取り付けられるガイド
レール20に対しスチールボール21等の転動子を介してス
ライド自在に組み付けた構成が例示できるが、この種の
シートスライド装置の構成は公知であり、その構成自体
はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しな
い。
【0018】図1、図2に示すように、シートクッショ
ン本体14は、たとえば、その骨格をなすシートクッショ
ンフレーム24、このシートクッションフレーム内で架
設、張設されたS ばね等の面状ばね26、および着座者を
弾性的に支持可能に面状ばねに載置されたシートパッド
28等の組み合わせとして形成されている。そして、トリ
ムカバー16は、このシートクッション本体14の上面、つ
まりは着座面とその側面全周とを覆う略袋形状に、表皮
等からなる各部位間の縫合等のもとで形成され、側面に
位置するまち部16a の端末が、その開口端としてシート
クッション本体に対応した形状に規定されている。
ン本体14は、たとえば、その骨格をなすシートクッショ
ンフレーム24、このシートクッションフレーム内で架
設、張設されたS ばね等の面状ばね26、および着座者を
弾性的に支持可能に面状ばねに載置されたシートパッド
28等の組み合わせとして形成されている。そして、トリ
ムカバー16は、このシートクッション本体14の上面、つ
まりは着座面とその側面全周とを覆う略袋形状に、表皮
等からなる各部位間の縫合等のもとで形成され、側面に
位置するまち部16a の端末が、その開口端としてシート
クッション本体に対応した形状に規定されている。
【0019】なお、シートクッション本体、およびトリ
ムカバーの基本構成はいずれも公知であり、これら自体
はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しな
い。
ムカバーの基本構成はいずれも公知であり、これら自体
はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しな
い。
【0020】ここで、図1、図2に示すように、この発
明においては、裏面カバー12が、シートクッション本体
14の裏面全面、つまりはその骨格をなすシートクッショ
ンフレーム24の裏面全面を被覆可能とされ、このシート
クッションフレームの裏面形状に対応する基板12a の各
周縁に、折り曲げ可能なフラップ12b を有する、いわゆ
るフラップ付きの形態として、この裏面カバーは成形さ
れている。
明においては、裏面カバー12が、シートクッション本体
14の裏面全面、つまりはその骨格をなすシートクッショ
ンフレーム24の裏面全面を被覆可能とされ、このシート
クッションフレームの裏面形状に対応する基板12a の各
周縁に、折り曲げ可能なフラップ12b を有する、いわゆ
るフラップ付きの形態として、この裏面カバーは成形さ
れている。
【0021】そして、図1に示すように、この発明のシ
ートクッション組み立て方法においては、予め治具(図
示しない)にセットされた左右のシートスライド装置の
スライドレール19間に、この裏面カバー12を架設載置
し、その所定位置に、この裏面カバーを仮止め手段30に
よって仮止めしている。
ートクッション組み立て方法においては、予め治具(図
示しない)にセットされた左右のシートスライド装置の
スライドレール19間に、この裏面カバー12を架設載置
し、その所定位置に、この裏面カバーを仮止め手段30に
よって仮止めしている。
【0022】この仮止め手段30として、たとえば、スラ
イドレール19の上面に穿設された係止孔32にその押し込
みのもとで挿入、係止可能な樹脂クリップが例示でき
る。なお、この樹脂クリップ(仮止め手段)30は、たと
えば左右のスライドレール19に対する1ヶ所ずつに配設
される。
イドレール19の上面に穿設された係止孔32にその押し込
みのもとで挿入、係止可能な樹脂クリップが例示でき
る。なお、この樹脂クリップ(仮止め手段)30は、たと
えば左右のスライドレール19に対する1ヶ所ずつに配設
される。
【0023】次に、シートクッションフレーム24を裏面
カバーの基板12a に載置し、基板、ひいては裏面カバー
12を挟んだ状態における、裏面カバーを介したスライド
レール19、シートクッションフレーム間でのボルト止め
によって、スライドレールをシートクッションフレーム
の裏面に、裏面カバーと共に固定する。
カバーの基板12a に載置し、基板、ひいては裏面カバー
12を挟んだ状態における、裏面カバーを介したスライド
レール19、シートクッションフレーム間でのボルト止め
によって、スライドレールをシートクッションフレーム
の裏面に、裏面カバーと共に固定する。
【0024】そして、たとえば、スライドレール19、シ
ートクッションフレーム24間の固定後に、シートパッド
28をシートクッションフレーム、および面状ばね26に載
置してシートクッション本体14を形成し、図2に示すよ
うに、このシートクッション本体を、トリムカバー16で
被覆する。
ートクッションフレーム24間の固定後に、シートパッド
28をシートクッションフレーム、および面状ばね26に載
置してシートクッション本体14を形成し、図2に示すよ
うに、このシートクッション本体を、トリムカバー16で
被覆する。
【0025】ここで、図2を見るとわかるように、この
発明においては、トリムカバーまち部16a が、その端末
(開口端)をシートクッション本体14の側面に整列させ
る長さに形成され、相互間の掛止により連結される掛止
手段34が、裏面カバーのフラップ12b と、トリムカバー
まち部16a の開口端とに、それぞれ直接的に設けられて
いる。そして、シートクッション本体14の対応する側面
に沿った立ち上げ方向への裏面カバーフラップ12b の折
り曲げ、およびシートクッション本体側面での掛止手段
34の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち部の開口
端、つまりトリムカバー16の端末を裏面カバーのフラッ
プ、ひいては裏面カバー12に対して係止、定着させてい
る。
発明においては、トリムカバーまち部16a が、その端末
(開口端)をシートクッション本体14の側面に整列させ
る長さに形成され、相互間の掛止により連結される掛止
手段34が、裏面カバーのフラップ12b と、トリムカバー
まち部16a の開口端とに、それぞれ直接的に設けられて
いる。そして、シートクッション本体14の対応する側面
に沿った立ち上げ方向への裏面カバーフラップ12b の折
り曲げ、およびシートクッション本体側面での掛止手段
34の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち部の開口
端、つまりトリムカバー16の端末を裏面カバーのフラッ
プ、ひいては裏面カバー12に対して係止、定着させてい
る。
【0026】掛止手段34として、たとえば、相互に掛止
可能な、断面略J 形状で裏面カバーフラップ12b 、およ
びトリムカバーまち部16a に沿って延びた長手形態の一
対の樹脂フックプレート34-1,34-2 の組み合わせが例示
でき、この樹脂フックプレートは、裏面カバーフラップ
の外面、およびトリムカバーまち部の開口端内面に、縫
合等によってそれぞれ直接的に固着されている。
可能な、断面略J 形状で裏面カバーフラップ12b 、およ
びトリムカバーまち部16a に沿って延びた長手形態の一
対の樹脂フックプレート34-1,34-2 の組み合わせが例示
でき、この樹脂フックプレートは、裏面カバーフラップ
の外面、およびトリムカバーまち部の開口端内面に、縫
合等によってそれぞれ直接的に固着されている。
【0027】上記のように、この発明の裏面カバー付き
スライドシートのシートクッション組み立て方法によれ
ば、裏面カバー12を挟んだ状態でスライドレール19、シ
ートクッションフレーム24間を固定するため、裏面カバ
ーをシートクッションフレームに固定するための固定作
業が省略できる。そして、裏面カバー12は、スライドレ
ール19上に仮止めされているため、シートクッションフ
レーム24の載置、固定の際における裏面カバーの位置調
整、および位置修正等が不要となることから、シートク
ッションフレーム、裏面カバー、およびスライドレール
の相互間の組み付け作業の煩雑化が確実に防止できる。
スライドシートのシートクッション組み立て方法によれ
ば、裏面カバー12を挟んだ状態でスライドレール19、シ
ートクッションフレーム24間を固定するため、裏面カバ
ーをシートクッションフレームに固定するための固定作
業が省略できる。そして、裏面カバー12は、スライドレ
ール19上に仮止めされているため、シートクッションフ
レーム24の載置、固定の際における裏面カバーの位置調
整、および位置修正等が不要となることから、シートク
ッションフレーム、裏面カバー、およびスライドレール
の相互間の組み付け作業の煩雑化が確実に防止できる。
【0028】従って、この発明によれば、シートクッシ
ョンフレーム24の裏面、つまりはシートクッション本体
14の裏面全面を被覆する裏面カバー12をスライドシート
のシートクッション10に組み付けることが、作業の煩雑
化等に起因する作業性の低下を伴うことなく容易に可能
となる。
ョンフレーム24の裏面、つまりはシートクッション本体
14の裏面全面を被覆する裏面カバー12をスライドシート
のシートクッション10に組み付けることが、作業の煩雑
化等に起因する作業性の低下を伴うことなく容易に可能
となる。
【0029】また、裏面カバー12をスライドレール19に
仮止めすることによって、スライドレール、あるいはシ
ートクッションフレーム24に対する裏面カバーの位置の
一定化、および均一化がはかられる。つまり、スライド
レール19、シートクッションフレーム24に対する裏面カ
バー12の位置ずれが確実に防止されるため、シートクッ
ション10の外観品質が向上される。
仮止めすることによって、スライドレール、あるいはシ
ートクッションフレーム24に対する裏面カバーの位置の
一定化、および均一化がはかられる。つまり、スライド
レール19、シートクッションフレーム24に対する裏面カ
バー12の位置ずれが確実に防止されるため、シートクッ
ション10の外観品質が向上される。
【0030】そして、この発明によれば、シートクッシ
ョン本体14の側面部における一対の樹脂フックプレート
34-1,34-2 間の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち
部16a の開口端を裏面カバーのフラップ12b に対して係
止、定着させれば足りるため、一対の樹脂フックプレー
ト間の掛止作業、つまりトリムカバー16の端末の係止、
定着作業が確実に容易化される。
ョン本体14の側面部における一対の樹脂フックプレート
34-1,34-2 間の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち
部16a の開口端を裏面カバーのフラップ12b に対して係
止、定着させれば足りるため、一対の樹脂フックプレー
ト間の掛止作業、つまりトリムカバー16の端末の係止、
定着作業が確実に容易化される。
【0031】また、シートクッションフレーム24、ひい
てはシートクッション本体14の裏面全面を裏面カバー12
で覆うため、シートクッション10の裏面の外観品質が向
上する。そして、長手形態の樹脂フックプレート34-1,3
4-2 間の係止のもとでトリムカバーまち部16a の開口端
を裏面カバー12に係止するため、トリムカバーの開口端
周縁でのシワの発生が十分に抑止でき、更には、トリム
カバーまち部の開口端を、シートクッション本体の側面
で、裏面カバーのフラップ12b の外面に係止することか
ら、トリムカバーまち部の開口端と裏面カバーとの間の
隙間の発生も確実に防止できる。従って、この点から
も、シートクッション10の外観品質の向上が十分にはか
られる。
てはシートクッション本体14の裏面全面を裏面カバー12
で覆うため、シートクッション10の裏面の外観品質が向
上する。そして、長手形態の樹脂フックプレート34-1,3
4-2 間の係止のもとでトリムカバーまち部16a の開口端
を裏面カバー12に係止するため、トリムカバーの開口端
周縁でのシワの発生が十分に抑止でき、更には、トリム
カバーまち部の開口端を、シートクッション本体の側面
で、裏面カバーのフラップ12b の外面に係止することか
ら、トリムカバーまち部の開口端と裏面カバーとの間の
隙間の発生も確実に防止できる。従って、この点から
も、シートクッション10の外観品質の向上が十分にはか
られる。
【0032】ここで、この発明の実施の形態において
は、断面略J 形状で長手形態の一対の樹脂フックプレー
ト34-1,34-2 を、掛止手段34として具体化しているが、
相互間での掛止の可能な形状であれば足りるため、断面
略J 形状に限定されず、他の断面形状どうしの組み合わ
せとして、樹脂フックプレートを形成してもよい。ま
た、トリムカバーまち部16a の開口端を裏面カバーのフ
ラップ12b に係止すれば足りるため、たとえば、裏面カ
バーのフラップに掛止孔を穿設するとともに、この掛止
孔に挿入、掛止可能な断面略J 形状の樹脂フックプレー
トを、トリムカバーまち部の開口端に沿って断続的に配
置して、これを掛止手段34としてもよい。
は、断面略J 形状で長手形態の一対の樹脂フックプレー
ト34-1,34-2 を、掛止手段34として具体化しているが、
相互間での掛止の可能な形状であれば足りるため、断面
略J 形状に限定されず、他の断面形状どうしの組み合わ
せとして、樹脂フックプレートを形成してもよい。ま
た、トリムカバーまち部16a の開口端を裏面カバーのフ
ラップ12b に係止すれば足りるため、たとえば、裏面カ
バーのフラップに掛止孔を穿設するとともに、この掛止
孔に挿入、掛止可能な断面略J 形状の樹脂フックプレー
トを、トリムカバーまち部の開口端に沿って断続的に配
置して、これを掛止手段34としてもよい。
【0033】また、この発明の実施の形態においては、
スライドレールの係止孔32に挿入、掛止可能な樹脂クリ
ップ30が、裏面カバー12をスライドレールに仮止めする
仮止め手段として具体化されているが、仮止め手段は、
裏面カバーをスライドレールに対して位置ずれ不能に係
止すれば足りるため、樹脂クリップに限定されず、他の
構成を仮止め手段として利用してもよい。
スライドレールの係止孔32に挿入、掛止可能な樹脂クリ
ップ30が、裏面カバー12をスライドレールに仮止めする
仮止め手段として具体化されているが、仮止め手段は、
裏面カバーをスライドレールに対して位置ずれ不能に係
止すれば足りるため、樹脂クリップに限定されず、他の
構成を仮止め手段として利用してもよい。
【0034】なお、左右のスライドレール19に対する1
ヶ所ずつとして、樹脂クリップ30の数を例示している
が、数はこれに限定されない。
ヶ所ずつとして、樹脂クリップ30の数を例示している
が、数はこれに限定されない。
【0035】ところで、シートスライド装置18を有する
スライドシートにおいては、シートスライド装置のロッ
ク機構(図示しない)等が、スライドレール19の外側面
に露出して配置される場合があり、この場合は、通常、
スライドカバー36と称する被覆部材によって、このロッ
ク機構等は被覆、保護される(図2参照)。
スライドシートにおいては、シートスライド装置のロッ
ク機構(図示しない)等が、スライドレール19の外側面
に露出して配置される場合があり、この場合は、通常、
スライドカバー36と称する被覆部材によって、このロッ
ク機構等は被覆、保護される(図2参照)。
【0036】ここで、図1、図2に示すように、この発
明のスライドカバー取り付け構造においては、スライド
カバー36が、上方に延出した取り付け片36a をその上面
に一体に有して成形されている。そして、裏面カバーの
基板12a に形成されたスリット状挿通窓38を介した取り
付け片36aの挿通を伴って、スライドカバー36がスライ
ドレール19の側面に沿って配置されるとともに、シート
クッションフレーム24の側面に対する、取り付け片を介
した止めねじ40の螺着によって、スライドカバーはスラ
イドレールと一体的に移動可能に固着される。
明のスライドカバー取り付け構造においては、スライド
カバー36が、上方に延出した取り付け片36a をその上面
に一体に有して成形されている。そして、裏面カバーの
基板12a に形成されたスリット状挿通窓38を介した取り
付け片36aの挿通を伴って、スライドカバー36がスライ
ドレール19の側面に沿って配置されるとともに、シート
クッションフレーム24の側面に対する、取り付け片を介
した止めねじ40の螺着によって、スライドカバーはスラ
イドレールと一体的に移動可能に固着される。
【0037】なお、このスライドカバー36の取り付け
は、スライドレール19、裏面カバー12、およびシートク
ッションフレーム24の組み付け後、かつトリムカバーま
ち部16a の開口端の係止、連結前に行われる。
は、スライドレール19、裏面カバー12、およびシートク
ッションフレーム24の組み付け後、かつトリムカバーま
ち部16a の開口端の係止、連結前に行われる。
【0038】このような構成によれば、スライドカバー
36が、裏面カバー基板のスリット状挿通窓38を介して、
シートクッションフレーム24の側面に直接的に固定でき
るため、ブラケット等の別部材の付加が不要となること
から、部品点数の削減、およびこれに伴う作業の簡素化
がはかられる。
36が、裏面カバー基板のスリット状挿通窓38を介して、
シートクッションフレーム24の側面に直接的に固定でき
るため、ブラケット等の別部材の付加が不要となること
から、部品点数の削減、およびこれに伴う作業の簡素化
がはかられる。
【0039】そして、裏面カバーの基板12a の対応個所
にスリット状挿通窓38を設ければ足りるため、構成の複
雑化を招くこともない。
にスリット状挿通窓38を設ければ足りるため、構成の複
雑化を招くこともない。
【0040】なお、裏面カバー付きスライドシートであ
れば足りるため、自動車等のシートに限定されず、電
車、飛行機、船舶等の他の車両のシート、あるいは会議
室等のシートや映画館等の娯楽施設のシート等に、この
発明を応用してもよい。
れば足りるため、自動車等のシートに限定されず、電
車、飛行機、船舶等の他の車両のシート、あるいは会議
室等のシートや映画館等の娯楽施設のシート等に、この
発明を応用してもよい。
【0041】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る裏面カバ
ー付きスライドシートのシートクッション組み立て方法
によれば、裏面カバーをシートクッションフレームに固
定するための固定作業が省略できる。そして、この裏面
カバーが、スライドレール上に仮止めされるため、シー
トクッションフレームの載置、固定の際における裏面カ
バーの位置調整、および位置修正等が不要となり、シー
トクッションフレーム、裏面カバー、およびスライドレ
ールの相互間の組み付け作業の煩雑化が確実に防止でき
る。
ー付きスライドシートのシートクッション組み立て方法
によれば、裏面カバーをシートクッションフレームに固
定するための固定作業が省略できる。そして、この裏面
カバーが、スライドレール上に仮止めされるため、シー
トクッションフレームの載置、固定の際における裏面カ
バーの位置調整、および位置修正等が不要となり、シー
トクッションフレーム、裏面カバー、およびスライドレ
ールの相互間の組み付け作業の煩雑化が確実に防止でき
る。
【0043】従って、この発明によれば、シートクッシ
ョン本体の裏面全面を被覆する裏面カバーをスライドシ
ートのシートクッションに組み付けることが、作業の煩
雑化等に起因する作業性の低下を伴うことなく容易に可
能となる。
ョン本体の裏面全面を被覆する裏面カバーをスライドシ
ートのシートクッションに組み付けることが、作業の煩
雑化等に起因する作業性の低下を伴うことなく容易に可
能となる。
【0044】また、裏面カバーをスライドレールに仮止
めすることによるスライドレール、あるいはシートクッ
ションフレームに対する裏面カバーの位置の一定化、お
よび均一化により、これらに対する裏面カバーの位置ず
れが確実に防止されるため、シートクッションの外観品
質が向上される。
めすることによるスライドレール、あるいはシートクッ
ションフレームに対する裏面カバーの位置の一定化、お
よび均一化により、これらに対する裏面カバーの位置ず
れが確実に防止されるため、シートクッションの外観品
質が向上される。
【0045】更に、シートクッション本体の側面部にお
ける掛止手段の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち
部の開口端を裏面カバーのフラップに対して係止、定着
させれば足りるため、トリムカバー端末の係止、定着作
業が確実に容易化される。
ける掛止手段の掛止、連結のもとで、トリムカバーまち
部の開口端を裏面カバーのフラップに対して係止、定着
させれば足りるため、トリムカバー端末の係止、定着作
業が確実に容易化される。
【0046】そして、この発明の裏面カバー付きスライ
ドシートのスライドカバー取り付け構造によれば、スラ
イドカバーが、裏面カバー基板のスリット状挿通窓を介
して、シートクッションフレームの側面に直接的に固定
できるため、ブラケット等の別部材の付加が不要となる
ことから、部品点数の削減、およびこれに伴う作業の簡
素化がはかられる。
ドシートのスライドカバー取り付け構造によれば、スラ
イドカバーが、裏面カバー基板のスリット状挿通窓を介
して、シートクッションフレームの側面に直接的に固定
できるため、ブラケット等の別部材の付加が不要となる
ことから、部品点数の削減、およびこれに伴う作業の簡
素化がはかられる。
【0047】更に、裏面カバーの基板の対応個所にスリ
ット状挿通窓を設ければ足りるため、構成の複雑化を招
くこともない。
ット状挿通窓を設ければ足りるため、構成の複雑化を招
くこともない。
【図1】この発明に係る裏面カバー付きスライドシート
のシートクッション組み立て方法を主に示す、シートク
ッションの概略分解斜視図である。
のシートクッション組み立て方法を主に示す、シートク
ッションの概略分解斜視図である。
【図2】この発明に係る裏面カバー付きスライドシート
のスライドカバー取り付け構造を主に示す、シートクッ
ションの概略部分断面図である。
のスライドカバー取り付け構造を主に示す、シートクッ
ションの概略部分断面図である。
10 シートクッション 12 裏面カバー 12a 裏面カバーフラップ 14 シートクッション本体 16 トリムカバー 16a トリムカバーまち部 19 スライドレール 30 仮止め手段(樹脂クリップ) 34(34-1,34-2) 掛止手段(樹脂フックプレート) 36 スライドカバー 38 スリット状挿通窓
Claims (3)
- 【請求項1】 シートクッションフレームの裏面形状に
対応した基板の各周縁に折り曲げ可能なフラップを有す
るフラップ付きの裏面カバーを、予め治具にセットされ
た左右のシートスライド装置のスライドレール間に架設
載置するとともに、その所定位置に、仮止め手段によっ
て仮止めし、 裏面カバーの仮止め後、シートクッションフレームを裏
面カバーの基板に載置し、裏面カバーを挟んだ状態にお
ける、裏面カバーを介したスライドレール、シートクッ
ションフレーム間でのボルト止めによって、スライドレ
ールをシートクッションフレームの裏面に裏面カバーと
共に固定し、 スライドレール、シートクッションフレーム間の固定後
に、シートクッションフレームを骨格としてなるシート
クッション本体を対応する略袋形状のトリムカバーで被
覆し、シートクッション本体側面に沿って折り曲げた裏
面カバーの各フラップと、トリムカバーまち部の端末に
規定された開口端とにそれぞれ直接的に設けられた掛止
手段の掛止によって、トリムカバーまち部の開口端をシ
ートクッション本体の側面部で裏面カバーに係止、定着
させる裏面カバー付きスライドシートのシートクッショ
ン組み立て方法。 - 【請求項2】 仮止め手段を、スライドレールの上面に
穿設された係止孔にその押し込みのもとで挿入、係止可
能な樹脂クリップとした請求項1記載の裏面カバー付き
スライドシートのシートクッション組み立て方法。 - 【請求項3】 シートクッション本体の裏面を裏面カバ
ーで全面的に覆うとともに、この裏面カバーを介したシ
ートクッション本体の裏面位置に、シートスライド装置
のスライドレールを更に固定した裏面カバー付きスライ
ドシートにおいて、 スライドレール側面の所定部分を被装可能なスライドカ
バーが、上方に延出した取り付け片をその上面に一体に
有して成形され、裏面カバーの基板に形成されたスリッ
ト状挿通窓を介した取り付け片の挿通を伴って、スライ
ドレールの側面に沿って配置されるとともに、シートク
ッション本体の骨格をなすシートクッションフレームの
側面に対する、取り付け片を介したねじ止めによって、
スライドカバーを、スライドレールの側面部位置でスラ
イドレールと一体的に移動可能に固着したことを特徴と
する裏面カバー付きスライドシートのスライドカバー取
り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37670598A JP3773680B2 (ja) | 1998-12-26 | 1998-12-26 | 裏面カバー付きスライドシートのシートクッション組み立て方法およびそのスライドカバー取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37670598A JP3773680B2 (ja) | 1998-12-26 | 1998-12-26 | 裏面カバー付きスライドシートのシートクッション組み立て方法およびそのスライドカバー取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000189292A true JP2000189292A (ja) | 2000-07-11 |
JP3773680B2 JP3773680B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=18507592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37670598A Expired - Fee Related JP3773680B2 (ja) | 1998-12-26 | 1998-12-26 | 裏面カバー付きスライドシートのシートクッション組み立て方法およびそのスライドカバー取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3773680B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014008794A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Tachi-S Co Ltd | 自動車シートに用いるシート・クッション・トリム・カバー |
CN110312451A (zh) * | 2017-02-17 | 2019-10-08 | 株式会社Jsp | 座部芯材 |
-
1998
- 1998-12-26 JP JP37670598A patent/JP3773680B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014008794A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Tachi-S Co Ltd | 自動車シートに用いるシート・クッション・トリム・カバー |
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CN110312451B (zh) * | 2017-02-17 | 2022-02-01 | 株式会社Jsp | 座部芯材 |
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---|---|
JP3773680B2 (ja) | 2006-05-10 |
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