JPH0751145A - 自動車用シート - Google Patents

自動車用シート

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Publication number
JPH0751145A
JPH0751145A JP5203077A JP20307793A JPH0751145A JP H0751145 A JPH0751145 A JP H0751145A JP 5203077 A JP5203077 A JP 5203077A JP 20307793 A JP20307793 A JP 20307793A JP H0751145 A JPH0751145 A JP H0751145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat cushion
cushion frame
leg
brackets
Prior art date
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Pending
Application number
JP5203077A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sakurai
昭弘 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5203077A priority Critical patent/JPH0751145A/ja
Publication of JPH0751145A publication Critical patent/JPH0751145A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートマウンティングが破壊されるのを防止
することができるとともに、リクライニングカバーの取
付作業性の向上を図ることができる自動車用シートを提
供することを目的とする。 【構成】 シートクッションフレーム20の一対の略U
字形状の脚部材21,22にそれぞれ脚ブラケット2
7,27,27,27を設け、該脚ブラケットを介して
シートクッションフレーム20をスライドレール5,5
に取付け、該スライドレールの前後端に配設したレール
ブラケット6,6,6,6を介してシートクッションフ
レーム20を車体に固定し、さらに、脚ブラケット2
7,27に設けたネジ孔28,28を利用してリクライ
ニングカバー9をシートクッションフレーム20に取付
けるようにした自動車用シートにおいて、脚ブラケット
27,27のネジ孔28,28を長孔に形成した構成と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、パイプ材を用いてシートクッ
ションフレームを構成した自動車用シートが種々提案さ
れている。
【0003】図5は、このような従来のシート1におけ
るシートクッションフレーム2を示すものである。シー
トクッションフレーム2は、その下部に一対の略U字形
状の脚部材3,3を有し、該一対の脚部材3,3にそれ
ぞれ脚ブラケット4,4,4,4が設けられている。
【0004】シートクッションフレーム2は、脚ブラケ
ット4,4,4,4を介してスライドレール5,5に取
付けられる。スライドレール5,5の前後端には、レー
ルブラケット6,6,6,6が取付けられている。
【0005】シートクッションフレーム2は、スライド
レール5,5のレールブラケット6,6,6,6を介し
て、車体フロアに設けられたシートマウンティング7,
7,7,7に固定されている。
【0006】さらに、予め車体外側の脚ブラケット4,
4に設けられているネジ孔8,8を利用してリクライニ
ングカバー9がボルト10,10を用いてシートクッシ
ョンフレーム2に取付けられている。
【0007】なお、図5〜図9において、11はシート
クッション、12はシートバック、13シートベルトバ
ックル、14はシートベルト、15はシートベルト14
の肩アンカー、16はシートベルト14の腰アンカー、
17はスライドレール5の後部を車体のフレームパネル
(図示せず)にボルト締めされるブラケット、18はブ
ラケット17に下端が掛けられて該ブラケットとスライ
ドレールを脚ブラケット3に固定する連結部材である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動車用シートでは、図5および図6に示すよう
に、シートベルト14の上部14aと下部14bのそれ
ぞれに車両前方向の力D,Eがかかるようにシートベル
トアンカレッジ試験を行った場合には、スライドレール
5,5に次のような力が加わる。
【0009】すなわち、この場合には、上記車両前方向
の力は、シートベルトバックル13を通じてシートクッ
ションフレーム2に加わり、さらに、連結部材18を介
してスライドレール5,5に加わり、これによって、該
シートクッションフレームの前方側の脚ブラケット4,
4付近を基点としてスライドレール5,5の後方部分が
上方へ引っ張られた。
【0010】このため、シートマウンティング7,7,
7,7の変形が大きくなり、これによって、該シートマ
ウンティングが破壊してしまうおそれがあった。
【0011】また、従来の自動車用シートでは、そのリ
クライニングカバー9に設けたボルト挿通孔の形成位置
にばらつきがあるため、該リクライニングカバーの取付
けが困難になる場合があった。このため、リクライニン
グカバー9のボルト挿通孔を修正する必要が生じ、該リ
クライニングカバーの取付作業性を大きく低下させてし
まう不具合があった。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、シートマウンティングが破壊されるのを防止するこ
とができるとともに、リクライニングカバーの取付作業
性の向上を図ることができる自動車用シートを提供する
ことを目的とする。
【0013】本発明では、上記目的を達成するために、
シートクッションフレームの一対の略U字形状の脚部材
にそれぞれ脚ブラケットを設け、該脚ブラケットを介し
て上記シートクッションフレームをスライドレールに取
付け、該スライドレールの前後端に配設したレールブラ
ケットを介して上記シートクッションフレームを車体に
固定し、さらに、上記脚ブラケットに設けたネジ孔を利
用してリクライニングカバーを上記シートクッションフ
レームに取付けるようにした自動車用シートにおいて、
上記脚ブラケットのネジ孔を長孔に形成した構成として
いる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用シートの一実施
例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図
4は、本発明に係る自動車用シートの一実施例を示すも
のである。なお、図1〜図4において、図5〜図9に示
したものと同一機能を有する要素については同一の符号
を附し、その要素の詳細な説明を省略する。
【0015】本実施例のシートでは、一対の側部材2
1,22と、一対の略U字形状の脚部材23,24と、
直線状の前部材25および後部材26とからシートクッ
ションフレーム20を構成している。
【0016】一対の側部材21,22の前端部21a,
22aに一対の脚部材23,24の前端部23a,24
aをそれぞれ溶着するとともに、一対の側部材21,2
2の後端部21b,22bに一対の脚部材23,24の
後端部23b,24bをそれぞれ溶着し、さらに、一対
の脚部材23,24の前端部23a,24a間および後
端部23b,24b間に直線状の前部材25および後部
材26両端部25a,25a,26a,26aをそれぞ
れ溶着配設した構成としている。
【0017】さらに、シートクッションフレーム2の一
対の略U字形状の脚部材23,24には、その下方を向
けてそれぞれ脚ブラケット27,27,27,27が設
けられている。シートクッションフレーム2は、脚ブラ
ケット27,27,27,27を介してスライドレール
5,5に取付けられている。
【0018】シートクッションフレーム2は、スライド
レール5,5の前後端に配設したレールブラケット6,
6,6,6を介して車体側のシートマウンティング7,
7,7,7に固定されている。
【0019】さらにまた、車体外側に位置する脚ブラケ
ット27,27の外側片にはリクライニングカバー9を
取付けるためにボルト10を挿通するための孔28,2
8が形成されている。孔28,28は、特に横に長く、
いわゆる長孔に形成されている。
【0020】このように、車体外側に位置する脚ブラケ
ット27,27の外側片の孔28,28を長孔に形成し
たことにより、シートベルトアンカレッジ試験を行った
場合に、シートベルト14からの力によってスライドレ
ール5,5の後方部分が上方へ引っ張られても、シート
マウンティング7,7,7,7が変形する前に脚ブラケ
ット27,27,27,27が変形し、エネルギを吸収
してしまうので、該シートマウンティングが破壊される
のが防止される。
【0021】また、上記のように、車体外側に位置する
脚ブラケット27,27の外側片の孔28,28を長孔
に形成したことにより、リクライニングカバー9のボル
ト挿通孔の形成位置にばらつきがあっても、ばらつきが
吸収される。
【0022】このため、リクライニングカバー9のボル
ト挿通孔の形成位置を修正することなく、該リクライニ
ングカバーを迅速に取付けることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車用シートによれば、シートクッションフレームの一対
の略U字形状の脚部材にそれぞれ脚ブラケットを設け、
該脚ブラケットを介して上記シートクッションフレーム
をスライドレールに取付け、該スライドレールの前後端
に配設したレールブラケットを介して上記シートクッシ
ョンフレームを車体に固定し、さらに、上記脚ブラケッ
トに設けたネジ孔を利用してリクライニングカバーを上
記シートクッションフレームに取付けるようにした自動
車用シートにおいて、上記脚ブラケットのネジ孔を長孔
に形成した構成としているので、シートベルトアンカレ
ッジ試験を行った場合に、車体側が変形する前に上記脚
ブラケットが変形し、エネルギを吸収してしまうので、
車体が破壊されるのを防止することができる。
【0024】また、脚ブラケットの孔を長孔に形成した
ことにより、上記リクライニングカバーのボルト挿通孔
の形成位置にばらつきがあっても、ばらつきを吸収でき
るので、上記リクライニングカバーのボルト挿通孔の形
成位置を修正することなく、該リクライニングカバーを
迅速に取付けることができ、したがって、上記リクライ
ニングカバーの取付作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用シートの一実施例のシー
トクッションフレームを示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る自動車用シートの一実施例が適用
されるシートクッションフレームの脚ブラケットを示す
斜視図である。
【図4】本発明に係る自動車用シートの一実施例の脚ブ
ラケットが変形した様子を示す図2に対応する断面図で
ある。
【図5】従来の自動車用シートの一実施例を示す斜視図
である。
【図6】従来の自動車用シートを示す側面図である。
【図7】従来の自動車用シートのシートクッションフレ
ームを示す斜視図である。
【図8】従来の自動車用シートのシートクッションフレ
ームの脚ブラケットを示す斜視図である。
【図9】従来の自動車用シートのシートクッションフレ
ームを示す側面図である。
【符号の説明】
5 スライドレール 20 シートクッションフレーム 21,22 側部材 21a,22a 前端部 21b,22b 後端部 23,24 脚部材 23a,24a 前端部 23b,24b 後端部 25 前部材 25a 端部 26 後部材 26a 端部 27 脚ブラケット 28 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションフレームの一対の略U
    字形状の脚部材にそれぞれ脚ブラケットを設け、該脚ブ
    ラケットを介して上記シートクッションフレームをスラ
    イドレールに取付け、該スライドレールの前後端に配設
    したレールブラケットを介して上記シートクッションフ
    レームを車体に固定し、さらに、上記脚ブラケットに設
    けたネジ孔を利用してリクライニングカバーを上記シー
    トクッションフレームに取付けるようにした自動車用シ
    ートにおいて、上記脚ブラケットのネジ孔を長孔に形成
    したことを特徴とする自動車用シート。
JP5203077A 1993-08-17 1993-08-17 自動車用シート Pending JPH0751145A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5203077A JPH0751145A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用シート

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5203077A JPH0751145A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0751145A true JPH0751145A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16467978

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JP5203077A Pending JPH0751145A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用シート

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JP (1) JPH0751145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233832A (zh) * 2010-04-30 2011-11-09 丰田纺织株式会社 车辆座椅
US8833857B2 (en) 2010-07-22 2014-09-16 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233832A (zh) * 2010-04-30 2011-11-09 丰田纺织株式会社 车辆座椅
US9539916B2 (en) 2010-04-30 2017-01-10 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat
US8833857B2 (en) 2010-07-22 2014-09-16 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat

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