JPH0741517Y2 - 音声発生玩具 - Google Patents
音声発生玩具Info
- Publication number
- JPH0741517Y2 JPH0741517Y2 JP8877891U JP8877891U JPH0741517Y2 JP H0741517 Y2 JPH0741517 Y2 JP H0741517Y2 JP 8877891 U JP8877891 U JP 8877891U JP 8877891 U JP8877891 U JP 8877891U JP H0741517 Y2 JPH0741517 Y2 JP H0741517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- toy
- movement
- main body
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、音声発生玩具に係り、
特にぬいぐるみ等の玩具の一部を一方向から押圧するこ
とにより当該内包部に配設された振動体の動きにより前
記ぬいぐるみ等が特異な動きをするとともに、この動き
に応じて鳴動的な音声を発する音声発生玩具に関する。
特にぬいぐるみ等の玩具の一部を一方向から押圧するこ
とにより当該内包部に配設された振動体の動きにより前
記ぬいぐるみ等が特異な動きをするとともに、この動き
に応じて鳴動的な音声を発する音声発生玩具に関する。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来の
ぬいぐるみ等の玩具は、動物等の可動部を模して手足部
あるいは頭部の口・目等を駆動し、ぬいぐるみ等の表面
には視覚的にも幼児が好む動物を模し、その背中等に駆
動継手を介して手足を駆動させる駆動源の駆動スイッチ
を配置するために、ぬいぐるみ特有の視覚性を損なうこ
とがある。このような観点からぬいぐるみ等のその一部
が外部に突出しない駆動源が要求されるが、例えば弾性
力を利用した駆動源を有する場合には、変形圧縮に大幅
な変形を来すことができない制限がある。よって腹部等
が圧縮される場合は、ぬいぐるみ全体のデザインを損な
うことなく、この制限内で駆動源を配設することが一般
的である。
ぬいぐるみ等の玩具は、動物等の可動部を模して手足部
あるいは頭部の口・目等を駆動し、ぬいぐるみ等の表面
には視覚的にも幼児が好む動物を模し、その背中等に駆
動継手を介して手足を駆動させる駆動源の駆動スイッチ
を配置するために、ぬいぐるみ特有の視覚性を損なうこ
とがある。このような観点からぬいぐるみ等のその一部
が外部に突出しない駆動源が要求されるが、例えば弾性
力を利用した駆動源を有する場合には、変形圧縮に大幅
な変形を来すことができない制限がある。よって腹部等
が圧縮される場合は、ぬいぐるみ全体のデザインを損な
うことなく、この制限内で駆動源を配設することが一般
的である。
【０００３】このような制限は、駆動源を電動手段に委
ねるスィッチ手段の突出部を極力微小なものとするか、
あるいは手動の駆動源においてはその動きが単純なもの
を選択せざるえなかった。一方、音声発生玩具も前記同
様に電動手段によってなされるものが多く、スイッチ手
段を契機とすることは使用者の意外性を損なうものであ
る。
ねるスィッチ手段の突出部を極力微小なものとするか、
あるいは手動の駆動源においてはその動きが単純なもの
を選択せざるえなかった。一方、音声発生玩具も前記同
様に電動手段によってなされるものが多く、スイッチ手
段を契機とすることは使用者の意外性を損なうものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本考案は、上記
に鑑みてなされたものであり、玩具が有する視覚的な外
観性を損なうことがなく、比較的簡易な動作で変形さ
せ、この動作を契機としてぬいぐるみ等の外観から予期
できない特有の動きにより意外性を付加し、さらにこれ
らの動きに応じて鳴動手段を有するために視覚性及び聴
覚性が一体的に変化に富んだ玩具を提供するものであ
る。
に鑑みてなされたものであり、玩具が有する視覚的な外
観性を損なうことがなく、比較的簡易な動作で変形さ
せ、この動作を契機としてぬいぐるみ等の外観から予期
できない特有の動きにより意外性を付加し、さらにこれ
らの動きに応じて鳴動手段を有するために視覚性及び聴
覚性が一体的に変化に富んだ玩具を提供するものであ
る。
【０００５】かかる目的を達成するために、ぬいぐるみ
等の外部から一方向に押圧する押圧手段を有し、当該押
圧手段に抗して復元する付勢力を回転継手を介して本体
中心から偏心した位置にある回転体を配して、特有の動
きをするとともに本体の復元力に応じて本体の内部容積
が変化することによって、外部空気を流入する手段によ
って鳴動する鳴動手段を有するようにした音声発生玩具
を提供するものである。
等の外部から一方向に押圧する押圧手段を有し、当該押
圧手段に抗して復元する付勢力を回転継手を介して本体
中心から偏心した位置にある回転体を配して、特有の動
きをするとともに本体の復元力に応じて本体の内部容積
が変化することによって、外部空気を流入する手段によ
って鳴動する鳴動手段を有するようにした音声発生玩具
を提供するものである。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の一実施例を詳細に説明する。
図１は、本考案の一実施例を示し、本願考案の振動体を
内包する動物等に模したぬいぐるみ本体１の外観図を示
す。頭部先端に押圧手段を有するために比較的偏平な部
分２を有し、胴部３にかけて略円筒状の枠体を有するよ
うにぬいぐるみの形状が決められている。
図１は、本考案の一実施例を示し、本願考案の振動体を
内包する動物等に模したぬいぐるみ本体１の外観図を示
す。頭部先端に押圧手段を有するために比較的偏平な部
分２を有し、胴部３にかけて略円筒状の枠体を有するよ
うにぬいぐるみの形状が決められている。
【０００７】なお、本実施例では当該振動体全体を包袋
するようになされているが比較的簡易な布切れを本体上
方より覆ったものでもよい。
するようになされているが比較的簡易な布切れを本体上
方より覆ったものでもよい。
【０００８】次に図２は、本考案のぬいぐるみ本体に内
包された回転体を有する振動体本体２１の横断面図を示
す。図３は本体１の上方碗の平面断面図を示すものであ
る。振動体２１は碗状の蓋体２１ａと筒体２１ｂがその
中心部の支柱２２ａ，２２ｂによって滑動的に嵌合され
ている。当該支柱２２ａ，２２ｂの間隙には前記蓋体２
１ａの内面底部と前記蓋体２１ａの内面底部と前記筒体
２１ｂの内面底部に相対向するように弾性手段（例えば
バネ手段）２３が当接されている。当該弾性手段２３は
弾性状態が開放された位置に蓋体２１ａが浮遊し、圧縮
状態のときに上下の蓋体２１ａ及び筒体２１ｂが重畳す
るようにその高さがきめられる。
包された回転体を有する振動体本体２１の横断面図を示
す。図３は本体１の上方碗の平面断面図を示すものであ
る。振動体２１は碗状の蓋体２１ａと筒体２１ｂがその
中心部の支柱２２ａ，２２ｂによって滑動的に嵌合され
ている。当該支柱２２ａ，２２ｂの間隙には前記蓋体２
１ａの内面底部と前記蓋体２１ａの内面底部と前記筒体
２１ｂの内面底部に相対向するように弾性手段（例えば
バネ手段）２３が当接されている。当該弾性手段２３は
弾性状態が開放された位置に蓋体２１ａが浮遊し、圧縮
状態のときに上下の蓋体２１ａ及び筒体２１ｂが重畳す
るようにその高さがきめられる。
【０００９】前記支柱２２ａの外面の一部に支柱２２ａ
の軸心に沿って直線歯が刻設されたラック手段２４と、
当該ラックの直線移動に応じて前記直線歯に噛み合い回
転運動をするピニオンギヤ２５とが軸支されている。当
該回転駆動する軸２６の回転力はフェイスギヤ２７及び
ピニオンギヤ２８を介して前記支柱２２ａに対してラッ
ク２４が位置する反対側の筒体２１ａの上部空間にあっ
て偏心空間部に軸支された回転体２９に伝達される。当
該回転体２９は、軸に対して全周が同一径の円板状ある
いは動きを複雑にするために軸に対して重心がさらに偏
心した円盤状の円盤が軸支される。また重心の変移を増
長するために比重の比較的大きい例えば銅等の円盤が採
用さる。
の軸心に沿って直線歯が刻設されたラック手段２４と、
当該ラックの直線移動に応じて前記直線歯に噛み合い回
転運動をするピニオンギヤ２５とが軸支されている。当
該回転駆動する軸２６の回転力はフェイスギヤ２７及び
ピニオンギヤ２８を介して前記支柱２２ａに対してラッ
ク２４が位置する反対側の筒体２１ａの上部空間にあっ
て偏心空間部に軸支された回転体２９に伝達される。当
該回転体２９は、軸に対して全周が同一径の円板状ある
いは動きを複雑にするために軸に対して重心がさらに偏
心した円盤状の円盤が軸支される。また重心の変移を増
長するために比重の比較的大きい例えば銅等の円盤が採
用さる。
【００１０】さらに、２１ａの蓋体の上層部にぬいぐる
み本体１の外部から押圧するノック３０と当該ノックを
押圧することによって蓋体２１ａと筒体２１ｂが弾性手
段２３に抗して相対的に圧縮された位置で係止するトリ
ガー３１が回動的に軸支されている。
み本体１の外部から押圧するノック３０と当該ノックを
押圧することによって蓋体２１ａと筒体２１ｂが弾性手
段２３に抗して相対的に圧縮された位置で係止するトリ
ガー３１が回動的に軸支されている。
【００１１】かかる構成において、本願考案は前記歯車
列が内包された蓋体と筒体との空間部Ａと、一方これと
反対側に位置する空間部Ｂの底面に空気の流入によって
笛体３２が鳴動するように孔設されている。
列が内包された蓋体と筒体との空間部Ａと、一方これと
反対側に位置する空間部Ｂの底面に空気の流入によって
笛体３２が鳴動するように孔設されている。
【００１２】以上の構成により本体１の上部を垂下する
方向に本体１が載置された台座に抗して押圧すると、前
記弾性手段２３の圧縮弾性力が蓄積される。そこでトリ
ガー３１を開放するためにノック３０を押圧すると押圧
力が開放され、前記弾性復元力によって前記蓋体２１ａ
の内方底面を押し上げ、これに伴いラック２４の直線歯
が変移する。これに噛み合ったピニオンギヤ２５を回転
させ、この回転力は回転板２９を回転することになる。
方向に本体１が載置された台座に抗して押圧すると、前
記弾性手段２３の圧縮弾性力が蓄積される。そこでトリ
ガー３１を開放するためにノック３０を押圧すると押圧
力が開放され、前記弾性復元力によって前記蓋体２１ａ
の内方底面を押し上げ、これに伴いラック２４の直線歯
が変移する。これに噛み合ったピニオンギヤ２５を回転
させ、この回転力は回転板２９を回転することになる。
【００１３】一方、蓋体２１ａの上昇変移により内包空
間部Ｂが増加し、開口が削設された笛体３２から空気が
流入され、弁を振動することにより鳴動される。
間部Ｂが増加し、開口が削設された笛体３２から空気が
流入され、弁を振動することにより鳴動される。
【００１４】本考案は、外部からの一回の押圧手段によ
り押圧方向からは予期できない複雑な動きをするととも
に、この動きに応じた鳴動手段を鳴動させるために、振
動を付与する回転体を本体中心部より偏心させ、さらに
当該偏心位置に軸支された回転体の重心を軸に対して変
移するように設計される。
り押圧方向からは予期できない複雑な動きをするととも
に、この動きに応じた鳴動手段を鳴動させるために、振
動を付与する回転体を本体中心部より偏心させ、さらに
当該偏心位置に軸支された回転体の重心を軸に対して変
移するように設計される。
【００１５】なお、本考案は台座上においてその動きを
楽しむことに限定されずに、上部に糸等により吊るすこ
とにより、相対的に本体筒部２１ｂを押圧すれば一層そ
の動きが複雑となる。
楽しむことに限定されずに、上部に糸等により吊るすこ
とにより、相対的に本体筒部２１ｂを押圧すれば一層そ
の動きが複雑となる。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の音声発生
玩具によると、ぬいぐるみ等の外部から一方向に押圧す
る押圧手段を有し、当該押圧手段に抗して復元する付勢
力を回転継手を介して本体中心から偏心した位置にある
回転体を配して、特有の動きをするとともに本体の復元
力に応じて本体の内部容積が変化することによって、外
部空気を流入する手段によって鳴動する鳴動手段を有す
るようにしたため、玩具が有する視覚的な外観性を損な
うことがなく、比較的簡易な動作で変形させ、この動作
を契機としてぬいぐるみ等の外観から予期できない特有
の動きにより意外性を付加し、さらにこれらの動きに応
じて鳴動手段を有するために視覚性及び聴覚性が一体的
に変化に富んだ玩具を提供するができる。
玩具によると、ぬいぐるみ等の外部から一方向に押圧す
る押圧手段を有し、当該押圧手段に抗して復元する付勢
力を回転継手を介して本体中心から偏心した位置にある
回転体を配して、特有の動きをするとともに本体の復元
力に応じて本体の内部容積が変化することによって、外
部空気を流入する手段によって鳴動する鳴動手段を有す
るようにしたため、玩具が有する視覚的な外観性を損な
うことがなく、比較的簡易な動作で変形させ、この動作
を契機としてぬいぐるみ等の外観から予期できない特有
の動きにより意外性を付加し、さらにこれらの動きに応
じて鳴動手段を有するために視覚性及び聴覚性が一体的
に変化に富んだ玩具を提供するができる。
【図１】本考案に係る音声発生玩具の全体を表示する斜
視図である。
視図である。
【図２】本考案に係る音声発生玩具の内部横断面図であ
る。
る。
【図３】本考案に係る音声発生玩具の上方蓋体の平面図
である。
である。
１ 本体 ２ 頭部 ３ 胴部 ２１ 振動体 ２２ａ，２２ｂ 支柱 ２３ 弾性体 ２４ ラック ２５ ピニオンギヤ ２７ フェイスギヤ ２９ 回転体 ３０ ノック ３１ トリガー ３２ 笛体
Claims (1)
- 【請求項１】 滑動的に嵌合された碗状の蓋体と筒体
と、当該双方の間に開放方向に挿入された弾性手段と、
前記蓋体の内方に立設された支柱に付設されたラック手
段と、当該ラック手段の直線変移を回転変移に変換する
ギヤ手段と、当該回転力が前記筒体の中心から偏心した
空間に軸支された回転体を有し、蓋体と筒体で形成され
た空間部に笛体が配設されたことを特徴とする音声発生
玩具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8877891U JPH0741517Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 音声発生玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8877891U JPH0741517Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 音声発生玩具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537289U JPH0537289U (ja) | 1993-05-21 |
| JPH0741517Y2 true JPH0741517Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=13952317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8877891U Expired - Lifetime JPH0741517Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 音声発生玩具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741517Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP8877891U patent/JPH0741517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0537289U (ja) | 1993-05-21 |
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