JPH0741161A - コンベヤにおける移動体搬送方向変換装置及び移動体連結確認装置 - Google Patents

コンベヤにおける移動体搬送方向変換装置及び移動体連結確認装置

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JPH0741161A
JPH0741161A JP5188498A JP18849893A JPH0741161A JP H0741161 A JPH0741161 A JP H0741161A JP 5188498 A JP5188498 A JP 5188498A JP 18849893 A JP18849893 A JP 18849893A JP H0741161 A JPH0741161 A JP H0741161A
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JP
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conveyor
moving body
pallet
passive
intersection
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JP5188498A
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Mitsumoto Inokuchi
三元 井ノ口
Eiji Orisaka
英司 折坂
Kenji Manabe
研二 真鍋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to DE4426826A priority patent/DE4426826C2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベヤのパレット搬送方向変換装置やパレ
ット連結確認装置において設備コストの低下を図る。パ
レット搬送方向の異なる両コンベヤ間の交差部を小型化
する。パレット連結確認動作の信頼性を向上させる。 【構成】 パレット搬送方向変換装置において、パレッ
ト4はその受動板17,12でコンベヤ2の方向変換用
搬送機32の回転ローラ19,21及びローラ進退用エ
アシリンダ27により交差部7まで送込まれる。そし
て、パレット4はその受動板12,16の切換え後コン
ベヤ3の方向変換用搬送機31により同様にして交差部
7からコンベヤ3へ送出される。パレット連結確認装置
においては、コンベヤ3で搬送機31の回転ローラ1
9,21及びローラ進退用エアシリンダ27により、先
行パレット4に対し後続パレット4を当接させ、その連
結状態で後続パレット4が先行パレット4から受ける反
力を検知してパレット4の連結を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば自動車組立ライ
ンコンベヤにおいて、部品載置パレット等の移動体の搬
送方向を変換する装置、並びに先行移動体に対する後続
移動体の連結を確認する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
自動車組立ラインコンベヤにおいて、パレットは各種搬
送手段により運ばれるようになっている。例えば、パレ
ットが両ガイドレール上に対し移動可能に支持され、こ
のパレットの下側には受動板が両ガイドレールに沿って
設けられている。そして、この受動板が両ガイドレール
間で両回転ローラ間に挟まれ、その回転によりパレット
が移動するようになっている。この両回転ローラは両ガ
イドレールに沿って適宜数組設置されている。各パレッ
トは両ガイドレール上に順次並べられ、各組の回転ロー
ラによる搬送力により互いに当接しながら運ばれる。
【0003】このような組立ライン上では、パレットの
搬送方向を変換する場合がある。一般的な搬送方向変換
装置は前述した各種パレット搬送手段と異なり、専用の
ものを利用している。そのため、設備コスト上不利であ
る。
【0004】特開平1−192610号公報にはパレッ
トの搬送方向を180度変換する装置が開示されてい
る。この装置においては、同公報の第1図や第5図に示
すように、複数のシャフトが半円形状に連結され、パレ
ットが各シャフトに沿って移動できるようになってい
る。しかし、複数のシャフトを連結する構造であるた
め、その曲率半径を小さくするにも限度があり、装置が
大型化する欠点があった。
【0005】又、前述したように、両ガイドレール上の
各パレットについては先行のパレットを後続のパレット
が押して各パレットが順次搬送されるようになっている
が、それらの間の連結が確実に行われてコンベヤが正常
に運転されていることを確認する必要がある。従来、各
パレットの連結確認装置においては、先行のパレット及
び後続のパレットに圧接されるローラを介してエンコー
ダ等により両パレットの位置を検出し、その検出値に基
づき両パレット間の寸法を演算してそれらの間の連結を
確認したり、両パレット間の寸法をエリアセンサ等の光
学的非接触センサにより直接検出して両パレット間の連
結を確認している。ところが、エンコーダを利用する場
合には、圧接ローラとパレットとの間で滑りが生じて両
パレットの位置に誤差が生じ、確実な連結制御を行うこ
とが難しくなるとともに、制御方法が複雑になって設備
コストが高価になる。一方、非接触センサを利用する場
合には、汚れやごみ等の異物があると誤差や誤動作を生
じ易くなり、信頼性に劣る。
【0006】本発明は、パレットの受動板に回転ローラ
を当接させてパレットを移動させる従来の搬送手段に改
良を加えて、パレットの搬送方向変換装置に応用すると
ともに、パレットの連結確認装置にも応用し、できるだ
け既存の機構を共用して設備コストの低下を図ることを
目的としている。
【0007】又、本発明はパレット搬送方向変換装置と
して応用した場合にパレット搬送方向の異なる両コンベ
ヤ間の交差部を小型化することを目的としている。又、
本発明はパレット連結確認装置として応用した場合にそ
の確認動作の信頼性を向上させることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】第一に、本発明
はコンベヤにおける移動体搬送方向変換装置を提供す
る。同装置は移動体を互いに異なる搬送方向へ案内する
第一コンベヤと第二コンベヤとの間の交差部で移動体の
搬送方向を変換するものである。
【0009】この移動体搬送方向変換装置において、移
動体側には第一受動部と第二受動部とを備えている。第
一受動部は第一コンベヤ上にあるときそれによる搬送方
向に沿って延びている。第二受動部は第二コンベヤ上に
あるときそれによる搬送方向に沿って延びている。前記
第一受動部及び第二受動部は可動受動部を有し、この可
動受動部は第一受動部と第二受動部のうちいずれかのも
のとして機能するように動き得るようになっている。
【0010】前記第一コンベヤには第二コンベヤとの間
の交差部付近で第一方向変換用搬送機が設置されてい
る。この第一方向変換用搬送機は第一回転ローラを有し
ている。この第一回転ローラは前記移動体の第一受動部
に当接されて同移動体を送るようになっている。
【0011】前記第二コンベヤには第一コンベヤとの間
の交差部付近で第二方向変換用搬送機が設置されてい
る。この第二方向変換用搬送機は第二回転ローラを有し
ている。この第二回転ローラは前記移動体の第二受動部
に当接されて同移動体を送るようになっている。
【0012】前記第一方向変換用搬送機にあっては、下
記の離間位置と接近位置との間で第一回転ローラを往復
移動させる駆動手段が設けられている。この離間位置で
は、前記両コンベヤ間の交差部付近で移動体の第一受動
部に第一回転ローラが当接する。この接近位置では、移
動体が同交差部へ送り込まれる。
【0013】前記第二方向変換用搬送機にあっては、下
記の接近位置と離間位置との間で第二回転ローラを往復
移動させる駆動手段が設けられている。この接近位置で
は、前記交差部で移動体の第二受動部に第二回転ローラ
が当接する。この離間位置では、移動体が交差部から送
り出される。
【0014】さらに、前記交差部で移動体の搬送方向が
変換されるとき、移動体の可動受動部を第一受動部と第
二受動部のうちいずれかのものとして機能させる切換手
段が設けられている。
【0015】そして、この移動体搬送方向変換装置にお
いては、移動体が両コンベヤ間の交差部に近づくと、第
一コンベヤで第一方向変換用搬送機の第一回転ローラ及
びローラ往復移動駆動手段により交差部まで送り込まれ
る。その後、移動体は第二コンベヤで第二方向変換用搬
送機の第二回転ローラ及びローラ往復移動用駆動手段に
より交差部から第二コンベヤへ送り出される。
【0016】第二に、本発明はコンベヤにおける移動体
連結確認装置を提供する。この移動体連結確認装置は複
数の移動体を案内するコンベヤ上で先行移動体に対する
後続移動体の連結を確認するものである。
【0017】前記移動体にはコンベヤによる搬送方向に
沿って延びる受動部が設けられている。前記コンベヤに
は回転ローラを有する搬送機が設置されている。この回
転ローラは移動体の受動部に当接されて移動体を送るよ
うになっている。
【0018】前記搬送機にあっては、下記の接近開始位
置と接近終了位置との間で回転ローラを往復移動させる
駆動手段が設けられている。この接近開始位置では、先
行移動体に対する反搬送方向側で後続移動体の受動部に
回転ローラが当接する。この接近終了位置では、後続移
動体が先行移動体へ向けて送られる。
【0019】さらに、先行移動体に後続移動体が当接さ
れて連結されたときに、後続移動体が先行移動体から受
ける反力を検知する反力検知手段が設けられている。そ
して、この移動体連結確認装置においては、搬送機の回
転ローラ及びローラ往復移動駆動手段により、先行移動
体に対し後続移動体を当接させて連結させ、その連結状
態で後続移動体が先行移動体から受ける反力を検知し
て、移動体の連結を確認する。
【0020】このような移動体搬送方向変換装置や移動
体連結確認装置においては、いずれも、移動体の受動部
に回転ローラを当接させて移動体を移動させるという従
来からある搬送機の基本的構成を共用し、それぞれの装
置の目的に応じてこの搬送機に新規な構成を付加してい
る。
【0021】まず、いずれの装置においても、搬送機に
は回転ローラ往復移動用駆動手段を備え、この往復移動
用駆動手段により回転ローラが搬送方向に沿って往復移
動するようになっている。この回転ローラの往復移動構
成は従来にない新規なものであって、それぞれの装置で
その目的に応じた機能を果たしている。
【0022】移動体搬送方向変換装置では、移動体を交
差部へ送り込んだり交差部から送り出したりするとき、
移動体の移動ストロークをこの回転ローラの移動により
補っているとともに、回転ローラが交差部から離れる方
向へ逃げて移動体の移動中に移動体の各受動部と干渉す
るのを防止している。
【0023】一方、移動体連結確認装置では、先行移動
体に後続移動体が連結されたとき、後続移動体に与えら
れる反力を回転ローラの移動又はその移動方向への力に
より確認できる。そして、移動体連結確認装置では、そ
の移動を検知する反力検知手段が設けられている。
【0024】又、移動体搬送方向変換装置では、各コン
ベヤの交差部で移動体の可動受動部だけが切換えられて
移動体の搬送方向が変わる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る自動車組立ラ
インコンベヤを図面を参照して説明する。
【0026】図1に自動車組立ラインの一部を示し、第
一コンベヤ1に対し第二コンベヤ2が交差し、第二コン
ベヤ2に対し第三コンベヤ3が交差している。各コンベ
ヤ1,2,3は移動体としてのパレット4を互いに異な
る搬送方向A,B,Cへ案内し得るようになっている。
第一コンベヤ1の搬送方向Aに対する第二コンベヤ2の
搬送方向Bのなす角度、第二コンベヤ2の搬送方向Bに
対する第三コンベヤ3の搬送方向Cのなす角度はそれぞ
れ90度であり、第一コンベヤ1の搬送方向Aに対し第
三コンベヤ3の搬送方向Cが互いに平行で逆向きになっ
ている。第一コンベヤ1と第二コンベヤ2との間の交差
部5で、パレット搬送方向変換装置6が設置されてい
る。第二コンベヤ2と第三コンベヤ3との間の交差部7
で、パレット搬送方向変換装置8が設置されている。
又、第二コンベヤ2と第三コンベヤ3との間の交差部7
付近で、第三コンベヤ3にパレット連結確認装置9が設
置されている。
【0027】まず、第一コンベヤ1と第二コンベヤ2と
の間の交差部5にあるパレット搬送方向変換装置6を図
1及び図2〜8を参照して詳述する。図2に示すよう
に、第一コンベヤ1の両ガイドレール10と第二コンベ
ヤ2の両ガイドレール11はそれぞれ互いに平行に水平
状態で延設され、交差部5で90度に交差して連続して
いる。各パレット4はこれらのガイドレール10,11
に沿って移動するようになっている。図7(a)(b)
に示すように、各パレット4の中央部下側に設けられた
軸支部13に支軸14が挿嵌され、この支軸14の両側
に可動受動板12が180度の点対称状態でパレット4
の下面に沿って延設されている。従って、可動受動板1
2は支軸14を中心にパレット4の下面に沿って円軌跡
を描くように旋回し得る。この可動受動板12の回動軌
跡の外周でパレット4の下側において、第一コンベヤ1
の搬送方向Aに沿いかつ支軸4の回動中心を通る線上に
固定受動板16がパレット4の両縁間にわたり延設さ
れ、前記可動受動板12はこの線上で固定受動板16に
対し連係し得るようになっている。又、同じくパレット
4の下側において、第二コンベヤ2の搬送方向Bに沿い
支軸14の回動中心を通る線上に固定受動板17がパレ
ット4の両側縁間にわたり延設され、前記可動受動板1
5はこの線上で固定受動板17にも連係し得るようにな
っている。なお、図7(c)に概略的に示すように、そ
れぞれの連係位置で軸支部13に対し支軸14が弾性圧
接手段15により係合されて各位置で可動受動板12が
確実に停止するようになっている。
【0028】第一コンベヤ1には第二コンベヤ2との間
の交差部5付近で方向変換用搬送機18が設置されてい
る。この搬送機18においては、図3に示すように、駆
動回転ローラ19が支持板20に対し垂直軸心回りで回
転可能に支持されているとともに、従動回転ローラ21
が腕板22に対し垂直軸心回りで回転可能に支持され、
この腕板22が支持板23に対し軸22aにより垂直軸
心回りで回動可能に支持されている。この両支持板2
0,23は互いに連結され、第一コンベヤ1の搬送方向
Aに沿って移動できるように支持されている。前記支持
板20には駆動モータ24が取付けられ、その回転が駆
動回転ローラ19に伝達される。前記腕板22にローラ
圧接用エアシリンダ25が取付けられ、そのピストンロ
ッド25aが前記支持板20のU状連結溝20aに係合
されている。そして、このエアシリンダ25の駆動によ
り腕板22が軸22aを中心に回動すると、従動回転ロ
ーラ21が駆動回転ローラ19側へ接近する。ブラケッ
ト26上にローラ進退用エアシリンダ27が取付けら
れ、そのピストンロッド27aが前記支持板23に連結
されている。このピストンロッド27aの進退に伴い、
両支持板20,23と、支持板20上の駆動回転ローラ
19及び駆動モータ24と、支持板23上の腕板22並
びにこの腕板22上の従動回転ローラ21及びローラ圧
接用エアシリンダ25とが一体となって第一コンベヤ1
の搬送方向Aに沿って往復移動する。
【0029】第二コンベヤ2にも第一コンベヤ1との交
差部5付近で方向変換用搬送機28が設置されている。
この搬送機28も前記搬送機18と同様な機構になって
いる。この交差部5内において方向変換用支柱29が立
設され、同支柱29は前記パレット4の可動受動板12
に当接し得るようになっている。
【0030】さて、図2に示す状態で、第一コンベヤ1
上の各パレット4は互いに当接して連結され、先行のパ
レット4aが後続のパレット4bにより押されて交差部
5に向けて送られる。各パレット4において可動受動板
12は第一コンベヤ1の搬送方向Aに沿うまで回動し、
固定受動板16に連係されている。第一コンベヤ1側の
搬送機18において、駆動回転ローラ19及び従動回転
ローラ21は交差部5に対し離間位置にあり、従動回転
ローラ21は駆動回転ローラ19に対しフリーな状態に
ある。一方、第二コンベヤ2側の搬送機28について
も、第一コンベヤ1の搬送機18と同様な状態にある。
【0031】図4に示すように、先行のパレット4aが
交差部5に対しさらに近づくと、先行のパレット4aの
固定受動板16が両ローラ19,21間に挟入され、ロ
ーラ圧接用エアシリンダ25が駆動して駆動回転ローラ
19及び従動回転ローラ21が共に固定受動板16に圧
接される。そして、駆動モータ24により駆動回転ロー
ラ19が回転すると、従動回転ローラ21が回転しなが
ら固定受動板16が交差部5側へ送られ、先行のパレッ
ト4aが搬送方向Aへ移動する。この場合、先行のパレ
ット4aの移動速度が後続のパレット4bの移動速度よ
りも速いため、先行のパレット4aが後続のパレット4
bから次第に離れる。これと同期して、ローラ進退用エ
アシリンダ27により駆動回転ローラ19及び従動回転
ローラ21が交差部5側へ接近すると、先行のパレット
4aがさらに加速され、図5に示すように交差部5の中
央位置まで搬送される。
【0032】次に、図6に示すように、第一コンベヤ1
側の搬送機18において従動回転ローラ21がフリーの
状態になるとともに駆動回転ローラ19の回転が停止
し、それらの回転ローラ19,21が交差部5に対する
接近位置から離間位置へ戻って先行のパレット4aの固
定受動板16から離れる。これと同時に、第二コンベヤ
2側の搬送機28において駆動回転ローラ19及び従動
回転ローラ21が交差部5に対する離間位置から接近位
置へ移動し、先行のパレット4aの固定受動板17がそ
れらの回転ローラ19,21間で圧接されるとともに、
駆動回転ローラ19が回転する。そのため、先行のパレ
ット4aの固定受動板17が第二コンベヤ2の搬送方向
Bへ送られる。この時、可動受動板12が図7(a)
(b)に示すように方向変換用支柱29に当接して固定
受動板16に対する連係位置から固定受動板17に対す
る連係位置まで回動する。従って、第二コンベヤ2の搬
送方向Bに沿って連続する受動板17,12が順次両回
転ローラ19,21間に挟入されて送られる。
【0033】その後、駆動回転ローラ19及び従動回転
ローラ21が交差部5に対する接近位置から離間位置へ
移動すると、図1及び図8に示すように、先行のパレッ
ト4aがさらに加速され、第二コンベヤ2と第三コンベ
ヤ3との間の交差部7へ向けて搬送される。
【0034】次に、この交差部7にあるパレット搬送方
向変換装置8を図1及び図9を参照して概説する。第三
コンベヤ3の両ガイドレール30は互いに平行に水平状
態で延設され、第二コンベヤ2の両ガイドレール11に
対し直角に交差して連続している。各パレット4はこの
両ガイドレール30上を移動し得るようになっている。
この交差部7付近において、第三コンベヤ3に方向変換
用搬送機31が設置されている。又、この交差部7付近
の両側で、第二コンベヤ2に方向変換用搬送機32,3
3が設置されている。この各搬送機31,32,33は
それぞれ前記第一コンベヤ1の搬送機18と同様な機構
になっている。
【0035】前述したように、第一コンベヤ1から交差
部5で第二コンベヤ2へ90度方向変換されたパレット
4は、第二コンベヤ2の搬送機32と第三コンベヤ3の
搬送機31とにより、交差部7で第二コンベヤ2から第
三コンベヤ3へ、前記交差部5での方向変換と同様にし
て90度方向変換される。なお、この場合には第二コン
ベヤ2の搬送機33は停止しているが、第三コンベヤ3
の搬送機31を停止させてこの搬送機33を駆動させれ
ば、パレット4は交差部7で方向変換されずに第二コン
ベヤ2の搬送方向Bへ直進する。
【0036】次に、第三コンベヤ3にある前記パレット
連結確認装置9を図1及び図9〜12を参照して詳述す
る。交差部7付近で第三コンベヤ3に設置された前記搬
送機31において、そのローラ進退用エアシリンダ27
には一対のリードスイッチ34,35が取付けられてい
る。図9に示すように、両回転ローラ19,21が交差
部7に対する離間位置にあるとき、一方のローラ前進位
置検知用リードスイッチ34がONになるとともに、他
方のローラ後退位置検知用リードスイッチ35がOFF
になる。又、図10に示すように、両回転ローラ19,
21が交差部7に対する接近位置にあるとき、前記リー
ドスイッチ34がOFFになるとともに、前記リードス
イッチ35がONになる。第三コンベヤ3には方向変換
用搬送機31から搬送方向Cへ少し離れた位置で直進用
搬送機36が設置されている。この搬送機36において
は、搬送機31と比較して、駆動回転ローラ19及び従
動回転ローラ21を搬送方向Cへ移動させる必要がない
ため、ローラ進退用エアシリンダ27等が省略されてい
る。これらのリードスイッチ34,35は制御部37に
接続され、制御部37は両リードスイッチ34,35か
らのON信号又はOFF信号に基づき駆動モータ24の
回転を制御するようになっている。
【0037】図9に示す状態では、第二コンベヤ2の搬
送機32の両回転ローラ19,21及び第三コンベヤ3
の搬送機31の両回転ローラ19,21が共に交差部7
から離間した位置にあり、パレット4は既に交差部7に
搬送されている。このパレット4から搬送方向Cへ少し
離れた第三コンベヤ3の両ガイドレール30上には先行
のパレット4cが搬送機36により搬送方向Cへ送られ
ている。この先行パレット4cよりも搬送方向C側で両
ガイドレール30上に他のパレット4が順次当接して連
結されている。そして、搬送機36により送られる先行
パレット4cが他のパレット4を押して各パレット4が
一定速度V1 で搬送されている。
【0038】搬送機31において駆動回転ローラ19の
回転速度は搬送機36の駆動回転ローラ19の回転速度
よりも大きくなっている。図10に示すように交差部7
上にある後続パレット4dは、前述した場合と同様にし
て、搬送機31の両回転ローラ19,21及びローラ進
退用エアシリンダ27により、搬送方向Cへ早送り速度
2 (V2 >V1 )で送られ、先行パレット4cに対し
次第に近づく。
【0039】この場合、搬送方向Cに沿う後続パレット
4dの受動板16,12の全長をL 1 (図11参照)と
したとき、搬送機31により搬送できる距離L2 はこの
全長L1 以下になる。
【0040】図11に示すように、両回転ローラ19,
21が交差部7に対する離間位置に移動した場合、後続
パレット4dと先行パレット4cとの間の距離をL3
する。このとき、ローラ前進位置検知用リードスイッチ
34がONになり、ローラ後退位置検知用リードスイッ
チ35がOFFになる。
【0041】この状態からT秒後に後続パレット4dを
先行パレット4cに当接させて連結させるものとする。
その連結までに、先行パレット4cは距離L4 (V1 ×
T)だけ前進し、後続パレット4dは距離L5 (V2 ×
T)だけ前進する。一方、前述したように早送り可能な
最大距離はL2 である。従って、下記式を満足するよう
に早送り速度V2 で後続パレット4dが追走すれば、図
12に示すように、先行パレット4cに対しT秒後に連
結される。
【0042】
【数1】
【0043】ここでL5 =(L3 +L4 )のとき、両パ
レット4c,4d間の隙間が零になり、それらの連結が
完了する。しかし、この隙間が零になっても、後続パレ
ット4bがさらに早送り速度V2で搬送されるため、後
続パレット4dにより先行パレット4cに搬送方向Cへ
押圧力が与えられる。しかし、先行パレット4cを含む
複数のパレット4は互いに連結されて搬送機36の両回
転ローラ19,21により一定速度V1 で搬送されてい
るため、後続パレット4dの早送り速度V2 が先行パレ
ット4cの速度V1まで低下し、先行パレット4c及び
後続パレット4dを含む各パレット4が一定速度V1
一連に搬送される。
【0044】ところが、実際には駆動回転ローラ19に
よる早送り回転が依然継続されているため、後続パレッ
ト4dが先行パレット4cに与える押圧力が逆に後続パ
レット4dに対し反力Fとして働き、その反力Fがロー
ラ進退用エアシリンダ27のピストンロッド27aを両
回転ローラ19,21等とともに搬送方向Cの反対方向
へ後退させる。その後退により、ローラ前進位置検知用
リードスイッチ34がOFFになる。そのOFF信号は
制御部37(図9参照)に入力され、制御部37はその
入力信号に基づき先行パレット4cと後続パレット4d
との間の連結を確認する。その確認信号に基づき制御部
37は駆動モータ24を早送り回転から低速回転に切換
え、搬送機31の駆動回転ローラ19の回転速度と搬送
機36の駆動回転ローラ19の回転速度とを同一にす
る。その切換はローラ後退位置検知用リードスイッチ3
5がONになるまでの間に行う。
【0045】その後、後続パレット4dが搬送機31を
搬送方向Cへ通り過ぎ、図9に示す場合と同様に次のパ
レット4が交差部7に到達すると、前述した場合と同様
にして搬送機31がこのパレット4を搬送方向Cへ早送
りする。
【0046】このようなパレット搬送方向変換装置6,
8やパレット連結確認装置9においては、いずれも、従
来からある搬送機36の基本的構成を共用し、それぞれ
の装置6,8又は9の目的に応じてこの搬送機36に新
規な構成を付加している。
【0047】まず、いずれの装置6,8,9において
も、搬送機18,28,31,32にはローラ進退用エ
アシリンダ27を備え、このエアシリンダ27により駆
動回転ローラ19及び従動回転ローラ21が搬送方向
A,B,Cに沿って往復移動するようになっている。こ
の両回転ローラ19,21の往復移動構成は従来にない
新規なものであって、それぞれの装置6,8,9でその
目的に応じた機能を果たしている。
【0048】パレット搬送方向変換装置6,8では、パ
レット4を交差部5,7へ送り込んだり交差部5,7か
ら送り出したりするとき、パレット4の移動ストローク
をこの両回転ローラ19,21の移動により補っている
とともに、両回転ローラ19,21が交差部5,7から
離れる方向へ逃げてパレット4の移動中にパレット4の
各受動板15,16,17と干渉するのを防止してい
る。
【0049】一方、パレット連結確認装置9では、先行
パレット4cに後続パレット4dが連結されたとき、後
続パレット4dに与えられる前記反力Fを両回転ローラ
19,21の移動により確認できる。そして、パレット
連結確認装置9ではその移動を検知するリードスイッチ
34,35がローラ進退用エアシリンダ27に取付けら
れている。
【0050】又、パレット搬送方向変換装置6,8にお
いて、パレット4には各搬送方向A,B,Cに沿う固定
受動板16,17が取付けられているとともに、旋回す
る可動受動板12も取付けられ、この可動受動板12が
いずれかの固定受動板16,17に連係するように切換
え得る。
【0051】このように、従来からある搬送機36の基
本的構成を共用すれば、設備コストを低減することがで
きる。しかも、従来からある搬送機36の基本的構成に
前述した新規構成を付加したので、パレット搬送方向変
換装置6,8では各コンベヤ1,2,3の交差部5,7
でパレット4の可動受動板12だけが動いてパレット4
の搬送方向A,B,Cが変わり、従来技術のようにパレ
ット全体が円軌跡を描いて方向変換される場合と比較し
て、その方向変換部分を小型化することができる。又、
パレット連結確認装置9にあっては、前述したように連
結時の反力Fを検知しているので、従来技術のようにエ
ンコーダや非接触センサを利用する場合と比較して連結
確認の信頼性が向上する。
【0052】前記実施例以外にも、下記のように構成し
てもよい。 (イ)前記実施例ではパレット4の可動受動板12が方
向変換用支柱29に当接していずれかの固定受動板1
6,17に連係するようになっているが、この支柱29
に代えて、例えばこの切換手段を次のように構成する。
各搬送機18,28,31,32の駆動回転ローラ19
及び従動回転ローラ21が交差部5,7に対する接近位
置へ移動するとき、同時に移動する支持板20,23に
延設部分を設け、その延設部分が可動受動板12に当接
して、可動受動板12がいずれかの固定受動板16,1
7に連係されるようにする。
【0053】(ロ)前述した実施例ではローラ前進位置
検知用リードスイッチ34のON,OFFにより反力F
の確認を行っているが、このリードスイッチ34に代え
て、圧力スイッチをローラ進退用エアシリンダ27に取
付け、同エアシリンダ27内の室の圧力変化をこの圧力
スイッチにより検知して反力Fの増加を確認する。その
他、反力Fの変化を検知することができる各種センサを
利用する。
【0054】(ハ)前述した実施例では方向変換直後の
パレット4について連結の確認を行っているが、直進用
搬送機36にも方向変換用搬送機31と同様にローラ進
退用エアシリンダ27を付設する。そして、ローラ進退
用エアシリンダ27の設定圧を正常時の反力Fに耐え得
るように調整し、異常時にこの反力Fが変化するのを検
知して異常発生の確認を行う。
【0055】(ニ)前述した実施例でパレット4には、
第一コンベヤ1の搬送方向Aに沿って延びる受動部とし
て固定受動板16及び可動受動板12を設けるととに、
第二コンベヤ2の搬送方向Bに沿って延びる受動部とし
て固定受動板17及び可動受動板12を設けたが、これ
らの固定受動板16,17をなくし、切換可能な可動受
動板12のみにより前記受動部を構成してもよい。
【0056】ところで、従来この種のパレット4上には
パレット4上の各種アクチュエータを駆動するためのエ
ア蓄圧タンクが設置されている。しかし、このエア蓄圧
タンクにエアを供給する場合、パレット4外の所定場所
にあるエア源を利用しなければならず、エアの供給作業
が大変不便であった。
【0057】そこで、図13から図17に示すように、
パレット4の搬送を利用してパレット4上のエア蓄圧タ
ンク38にエアの供給を行えば、パレット4外の所定場
所にエア源を設置する必要がなくなるとともに、エア供
給が自動的に行われて作業性が向上する。図13に示す
場合には、パレット4の搬送に伴いカム面39上でカム
フォロア40が上下動してエアシリンダ41が駆動し、
その駆動によりエアが各チェック弁42,43を介して
エア蓄圧タンク38に供給される。図14に示す場合に
は、図13に示す場合と比較して、カム面39の位置を
変更している。図15に示す場合には、パレット4の搬
送に伴い円板44が回転してスライダクランク機構によ
りエアシリンダ41が駆動し、その駆動によりエアが各
チェック弁42,43を介してエア蓄圧タンク38に供
給される。図16に示す場合には、図15に示す場合と
比較して、円板44に代えてパレット4の車輪45を利
用している。図17に示す場合には、パレット4の搬送
に伴いパレット4上のレバー47が各ローラ47に順次
当接して傾動するとともに、その傾動によりエアシリン
ダ41が駆動し、その駆動によりエアが各チェック弁4
2,43を介してエア蓄圧タンク38に供給される。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るコンベヤの移動体搬送方向
変換装置及び移動体連結確認装置によれば、従来からあ
る搬送機の基本的構成を共用しているので、設備コスト
を低減することができる。しかも、従来からある搬送機
の基本的構成に各装置の目的に応じて新規構成を付加し
たので、移動体搬送方向変換装置では各コンベヤ間の交
差部で移動体の可動受動部だけが動いて搬送方向が変わ
り、各コンベヤの方向変換部分を小型化することができ
る。又、移動体連結確認装置にあっては、移動体連結時
の反力を検知しているので、連結確認の信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動車組立ラインコンベヤにお
いてパレット搬送方向変換部分を示す概略平面図であ
る。
【図2】本実施例に係る自動車組立ラインにおいて第一
コンベヤと第二コンベヤとの間の交差部にパレットが搬
送される直前の状態を示す作用説明図である。
【図3】図2に示す方向変換用搬送機を示す概略平面図
である。
【図4】図2の状態からパレットが交差部に接近して第
一コンベヤの方向変換用搬送機により交差部に早送りさ
れる直前の状態を示す作用説明図である。
【図5】図4の状態からパレットが交差部に送り込まれ
た状態を示す作用説明図である。
【図6】図5の状態からパレットが第二コンベヤの方向
変換用搬送機により送り出される直前の状態を示す作用
説明図である。
【図7】(a)は図6の状態にあるパレットにおいてそ
の可動受動板の状態を示す部分平面図であり、(b)は
(a)の状態から可動受動板が方向変換用支柱に当接し
て旋回した状態を示す作用説明図であり、(c)は図
(a)の部分拡大断面図である。
【図8】図6の状態からパレットが第二コンベヤの方向
変換用搬送機により送り出された状態を示す作用説明図
である。
【図9】本実施例に係る自動車組立ラインにおいて第二
コンベヤと第三コンベヤとの間の交差部にパレットが送
り込まれて第三コンベヤ上の先行パレットに連結される
直前の状態を示す作用説明図である。
【図10】図9の状態から交差部上の後続パレットが第
三コンベヤの方向変換用搬送機により送り出される直前
の状態を示す作用説明図である。
【図11】図10の状態から交差部上の後続パレットが
第三コンベヤの方向変換用搬送機により送り出されて第
三コンベヤ上の先行パレットに連結される直前の状態を
示す作用説明図である。
【図12】図11の状態から後続パレットが先行パレッ
トに連結された状態を示す作用説明図である。
【図13】パレット上のエア蓄圧タンクに対するエア供
給手段の一例を示す原理図である。
【図14】同じく他の一例を示す原理図である。
【図15】同じく他の一例を示す原理図である。
【図16】同じく他の一例を示す原理図である。
【図17】同じく他の一例を示す原理図である。
【符号の説明】
1…第一コンベヤ、2…第二コンベヤ、3…第三コンベ
ヤ、4…移動体としてのパレット、4a…先行パレッ
ト、4b…後続パレット、5…コンベヤ交差部、6…パ
レット搬送方向変換装置、7…コンベヤ交差部、8…パ
レット搬送方向変換装置、9…パレット連結確認装置、
12…パレットの可動受動板、16…パレットの固定受
動板、17…パレットの固定受動板、18…第一コンベ
ヤの方向変換用搬送機、19…駆動回転ローラ、21…
従動回転ローラ、24…駆動モータ、25…ローラ圧接
用エアシリンダ、27…ローラ往復移動用駆動手段とし
てのローラ進退用エアシリンダ、28…第二コンベヤの
方向変換用搬送機、29…切換手段としての方向変換用
支柱、31…第三コンベヤの方向変換用搬送機、32…
第二コンベヤの方向変換用搬送機、33…第二コンベヤ
の方向変換用搬送機、34…反力検知手段としてのロー
ラ前進位置検知用リードスイッチ、35…ローラ後退位
置検知用リードスイッチ、36…第三コンベヤの直進用
搬送機、37…制御部、A…第一コンベヤの搬送方向、
B…第二コンベヤの搬送方向、C…第三コンベヤの搬送
方向、F…パレット連結時の反力。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【数1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体を互いに異なる搬送方向へ案内す
    る第一コンベヤと第二コンベヤとの間の交差部で移動体
    の搬送方向を変換する装置において、 前記移動体には、 第一コンベヤ上にあるときそれによる搬送方向に沿って
    延びる第一受動部と、 第二コンベヤ上にあるときそれによる搬送方向に沿って
    延びる第二受動部とを備え、 前記第一受動部及び第二受動部にはそれらのいずれのも
    のとしても機能するように動き得る可動受動部を有し、 前記第一コンベヤには第二コンベヤとの間の交差部付近
    で前記移動体の第一受動部に当接して同移動体を送る第
    一回転ローラを有する第一方向変換用搬送機を設けると
    ともに、前記第二コンベヤには第一コンベヤとの間の交
    差部付近で前記移動体の第二受動部に当接して同移動体
    を送る第二回転ローラを有する第二方向変換用搬送機を
    設け、 前記第一方向変換用搬送機にあっては、前記両コンベヤ
    間の交差部付近で移動体の第一受動部に第一回転ローラ
    を当接させる離間位置と、この移動体を同交差部へ送り
    込む接近位置とを取り得るように、第一回転ローラを往
    復移動させる駆動手段を設けるとともに、 前記第二方向変換用搬送機にあっては、前記交差部で移
    動体の第二受動部に第二回転ローラを当接させる接近位
    置と、この移動体を同交差部から送り出す離間位置とを
    取り得るように、第二回転ローラを往復移動させる駆動
    手段を設け、 さらに、前記交差部で移動体の搬送方向を変換すると
    き、前記可動受動部を第一受動部と第二受動部のうちい
    ずれかのものとして機能させる切換手段を設けたことを
    特徴とするコンベヤにおける移動体搬送方向変換装置。
  2. 【請求項2】 複数の移動体を案内するコンベヤ上で先
    行移動体に対する後続移動体の連結を確認する装置にお
    いて、 前記移動体にはコンベヤの搬送方向に沿って延びる受動
    部を設け、 前記コンベヤには移動体の受動部に当接して同移動体を
    送る回転ローラを有する搬送機を設け、 前記搬送機にあっては、先行移動体に対する反搬送方向
    側で後続移動体の受動部に回転ローラを当接させる接近
    開始位置と、この後続移動体を先行移動体へ向けて送る
    接近終了位置とを取り得るように、回転ローラを往復移
    動させる駆動手段を設け、 さらに、先行移動体に後続移動体が当接されて連結され
    たときに、後続移動体が先行移動体から受ける反力を検
    知する反力検知手段を設けたことを特徴とするコンベヤ
    における移動体連結確認装置。
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