JPH0741074U - 電磁スプリングクラッチ - Google Patents

電磁スプリングクラッチ

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JPH0741074U
JPH0741074U JP7331393U JP7331393U JPH0741074U JP H0741074 U JPH0741074 U JP H0741074U JP 7331393 U JP7331393 U JP 7331393U JP 7331393 U JP7331393 U JP 7331393U JP H0741074 U JPH0741074 U JP H0741074U
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JP
Japan
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armature
rotor
output shaft
clutch
coil
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JP7331393U
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English (en)
Inventor
智 伊藤
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Hitachi Powdered Metals Co Ltd
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Hitachi Powdered Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリップトルクの増大を構造的に無くし、ク
ラッチ接・断動作を長期にわたって正常に持続できる構
造にした電磁スプリングクラッチを提供する。 【構成】 吸着結合されたとき互いに当接し合うアーマ
チュア4側の吸着結合面4Aとロータ8側の吸着結合面
8Aに、それぞれ摺動方向を分断する方向に複数の凹条
24,27を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁スプリングクラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13及び図14は従来の電磁スプリングクラッチの一例を示している。同図 の電磁スプリングクラッチ51は、非磁性材からなる出力軸52と、この出力軸 52上に空転自在に順次装着されている入力ギヤ53,円盤状のアーマチュア5 4,軸受55,コイル56を内蔵して軸受55上に一体回転可能に取り付けられ ているカップ状のフィールドコア57と、アーマチュア54とフィールドコア5 7との間で出力軸52に一体回転可能に装着されているロータ58と、入力ギヤ 53とアーマチュア54との間で出力軸52に一体回転可能に装着されている出 力ハブ59と、一端60aが入力ギヤ53の係合孔53aに他端60bがアーマ チュア54の係合孔54aにそれぞれ係止されて出力軸52上に出力ハブ59と の間に隙間を介して装着されたコイルスプリング60等で構成されている。
【0003】 また、出力軸52上の、ロータ58と軸受55との間の部分にはスペーサ用の ワッシャ61が配設されているとともに、入力ギヤ53と軸受55の外側に位置 した部分にはそれぞれ止め輪62,63が取り付けられている。なお、ここでの アーマチュア54,軸受55,フィールドコア57,ロータ58はそれぞれ鉄板 等の磁性体で形成されている。
【0004】 ロータ58は、図15に図13のE−E線に沿う方向から見て単体で示してい るように、出力軸52が貫通される中心孔64の周囲に、同心円状に3つの眉形 孔65が形成されており、アーマチュア54と対向している面、すなわち吸着結 合面58Aは単なる平面として形成されている。このロータ58と対向している アーマチュア54は、図16に図13のF−F線に沿う方向から見て単体で示し ているように、出力軸52が貫通される中心孔66とコイルスプリング60の他 端60bが係合される係合孔54aが設けられている以外、ロータ58の吸着結 合面58Aと対向している面、すなわち吸着結合面54Aは単なる平面として形 成されている。
【0005】 次に、この電磁スプリングクラッチ51の作動について説明すると、図13は コイル56に通電が行われていないときの状態を示しており、アーマチュア54 がロータ58より離れ、コイルスプリング60と出力ハブ59との間に隙間が形 成されてクラッチ断の状態になっている。そして、このクラッチ断の状態におい て、外部から入力ギヤ53に回転が与えられると、この入力ギヤ53と一体にコ イルスプリング60及びアーマチュア54が出力軸52上で空転し、出力軸52 には回転が伝えられない。
【0006】 また、このように入力ギヤ53がコイルスプリング60及びアーマチュア54 と共に回転されている状態においてコイル56に通電を行うと、フィールドコア ー57が励磁されるとともにロータ58が磁化され、アーマチュア54がロータ 58側に磁気吸着され、吸着結合面58Aに吸着結合面54Aが当接されて吸着 結合される。これによりアーマチュア54とロータ58との間に負荷が作られ、 図14に示すようにコイルスプリング60が出力ハブ59に巻き付いてクラッチ 接の状態となり、入力ギヤ53と出力軸52とが一体に回転される。
【0007】 また、クラッチ接の状態で、コイル56への通電を断ってフィールドコア57 の励磁を中止すると、ロータ58よりアーマチュア54が離れ、これと同時にコ イルスプリング60が拡張し、図13に示すクラッチ断に戻る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構造の電磁スプリングクラッチ51にあっては、アー マチュア54およびロータ58の各吸着結合面54A,58Aが単なる平面で形 成されているので、クラッチの接・断を繰り返していると、各吸着結合面54A ,58Aにおいて、表面が平滑で摺り合わせした状態になり、スリップトルクが 当初より大きくなり、フィールドコア57の励磁を遮断してもロータ58からア ーマチュア54が離れずに摺動して、クラッチ断にならない状態になることがあ った。また、この摺動による摩耗によりカスが発生し、このカスにより正常なク ラッチ作動が損なわれることもあった。さらには、摩耗によって製品寿命を短く していると言う問題点もあった。
【0009】 そこで、本考案の目的は、スリップトルクの増大を構造的に無くし、クラッチ 接・断動作を長期にわたって正常に持続できる構造にした電磁スプリングクラッ チを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため本考案は、非磁性材からなる出力軸上に入力回転要 素と円盤状のアーマチュアとコイルを内蔵したフイールドコアとが空転自在に順 次装着されていると共に、前記アーマチュアとフィールドコアとの間で出力軸に 一体回転可能に装着された円盤状のロータと、一端が前記入力回転要素に他端が 前記アーマチュアにそれぞれ係止されて前記出力軸上に同軸回りとの間に隙間を 介して装着されたコイルスプリングとを備え、前記コイルに通電してフィールド コアとロータをコイルと一体に励磁せしめると、前記アーマチュアがロータに磁 気吸着結合されて一体に回転し、前記コイルスプリングが出力軸に巻き付けられ てクラッチ接となる電磁スプリングクラッチにおいて、前記磁気吸着結合された とき互いに当接し合う前記アーマチュア側の吸着結合面と前記ロータ側の吸着結 合面のうち、少なくとも一方の吸着結合面に摺動方向を分断する方向に複数の凹 条を設けたものである。
【0011】 なお、凹条は、等間隔な放射状、等間隔な平行状、枡目状、略等間隔の短い線 または十字状、等とこれらの組合わせを適用することができる。また、凹条の断 面の形状は、V状、U状、四角状、台形状、弓形状等、何れでも良い。さらに、 凹条の深さは特に限定されないが0.1〜0.5mm程度である。また、さらに アーマチュアとロータとの両方の吸着結合面に凹条を設ける場合は、摺動すると きに互いの凹条がクロスするような図形の組合わせとすることが望ましい。
【0012】
【作用】
吸着結合面に凹条を設けると、隣り合う凹条との間の部分が凸部となり、その 凸部として形成されている面が摺動面となる。また、各凸部は凹条によってそれ ぞれ分断されており、凸部の表面が摺り会わせ状態になっても両部材の剥離が容 易になる。これは、凹条を介して凸部に空気が入り易くなるため両部材の密着が こわれ易くなっているためと考えられる。
【0013】 また、凹条は摺動により摩耗することによって発生されるカス等を素早く収容 する作用もある。さらに、ロータに凹条を設けると、フイールドコアを励磁して ロータを磁化したとき、磁束は凹条間の凸部として形成されている面の部分が強 くなって、ロータの磁力のロスを少なくして、アーマチュアを吸引する力の効率 を良くする作用がある。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を用いて説明する。図6及び図7は本考案 に係る電磁スプリングクラッチの一実施例を示し、図6はクラッチ断の状態で、 図7はクラッチ接の状態で示している。
【0015】 図6及び図7において、この電磁スプリングクラッチ1は、大きくは出力軸2 と、この出力軸2上に空転自在に順次装着されている入力ギヤ3,円盤状のアー マチュア4,軸受5,コイル6を内蔵して軸受5上に一体回転可能に取り付けら れているカップ状のフィールドコア7と、アーマチュア4とフィールドコア7と の間で出力軸2に一体回転可能に装着されているロータ8と、入力ギヤ3とアー マチュア4との間で出力軸2に一体回転可能に装着されている出力ハブ9と、一 端10aが入力ギヤ3の係合孔3aに他端10bがアーマチュア4の係合孔4a にそれぞれ係止されて出力軸2上に出力ハブ9との間に隙間を介して装着された コイルスプリング10等で構成されている。 また、出力軸2上の、ロータ8と軸受5との間の部分にはスペーサ用のワッシ ャ11が配設されているとともに、入力ギヤ3と軸受5の外側に位置した部分に はそれぞれ止め輪12,13が取り付けられている。 なお、各係合孔3a,4aは、孔に代えて溝状に形成しても良いものである。
【0016】 さらに詳述すると、出力軸2は、樹脂、銅合金、アルミ合金、オーステナイト 系ステンレス鋼等の非磁性材料で作られており、また軽量化や電磁スプリングク ラッチを取り付ける軸(不図示)にセットし易くするためにパイプ状に形成して いる。出力ハブ9は筒状に形成されており、出力軸2の外周部に図示せぬキーで 回転不能に固定され、出力軸2と一体に回転する状態にして取り付けられている 。
【0017】 入力ギヤ3は入力回転要素となるものであり、出力ハブ9と摺接するとともに コイルスプリング10の一部が巻き付く内ボス部3Aと、コイルスプリング10 の一端を係止する上記係合孔3aを設けた外ボス部3Bが端面に一体に形成され ている。
【0018】 コイルスプリング10は、断面が角形の線材で作られており、内径は出力ハブ 9の外径寸法より僅かに大きく形成されている。なお、ここでのコイルスプリン グ10は、断面が角形の線材で作られたものを使用して、コイルスプリング10 が締め付けられたときに出力ハブ9の外周面に線材が面接触する構造にしており 、こうすることにより大きなトルク伝達が可能になる。しかし、コイルスプリン グ10には、必ずしも断面が角形の線材を使用しなくても、丸形や楕円形の線材 を使用して形成しても良いものである。
【0019】 フイールドコア7は、鉄製でカップ状に形成されて軸受5を介して出力軸2上 に空転可能に取り付けられており、軸受5との間の空間に図示せぬボビンに巻か れた上記コイル6が収納されて固定されている。 ロータ8は、図1乃至図3にも単体で示す如く、鉄製で円盤状に形成されてお り、中心には出力軸2が挿通される貫通した中心孔21が形成されている。また 、中心孔21内には、出力軸2の外周部に形成された図示せぬキー溝に係合され るキー22が一体に形成されており、このキー22を出力軸2側のキー溝に係合 させて、出力軸2と一体に回転する状態にして取り付けられている。さらに、ロ ータ8には、同心円状に3つの眉形孔23が設けられているとともに、その眉形 孔23を境に外輪8Bと内輪8Cとに分かれていて、この両輪8B,8Cを薄肉 連結部8Dで繋いで一体に構成されている。なお、この薄肉連結部8Dは、磁束 が外輪8Bと内輪8Cとの間でできるだけ流れないように、アーマチュア4と対 向している面、すなわち吸着結合面8Aから後退させて薄肉に形成されている。
【0020】 また、ロータ8の吸着結合面8Aには、凹条24が放射状に複数形成されてい る。なお、図1中で黒く塗り潰している部分が凹条24であり、この凹条24で 挟まれた部分は凸部25として形成されている。この凹条24は、図2に図1の A−A線に沿う断面図として示すとともに図3に図2のB−B線に沿う拡大図と して示しているように、やや幅広の溝として作られており、深さは約0.5mm である。そして、この凹条24と凸部25とを設けることによって、フィールド コア7からの磁束がロータ8の外輪8Bまたは内輪8Cに流れたとき、ロータ5 に設けた凹条24間の凸部25の磁力が強くなり、アーマチュア4を確実に吸引 することができる構造になっている。
【0021】 アーマチュア4は、図4及び図5にも単体で示す如く、鉄製で円盤状をしてお り、中心には出力軸2が挿通される貫通した中心孔26が形成され、ロータ8と 対向している面、すなわち吸着結合面4Aにはコイルスプリング10の他端10 bを係合するための上記係合孔4aの他に、凹条27が放射状に複数形成されて いる。各凹条27は、先端がV形のポンチでアーマチュア4に刻印して作られて おり、また凹条27の形成時には、この凹条27間に凸部28が作られ、その凸 部28の表面はその後研磨仕上げされる。 ここで、アーマチュア4側における吸着結合面4Aの凹条27及び凸部28模 様と、ロータ8側における吸着結合面8Aの凹条24及び凸部25は、互いに凹 条27,24の間隔を変えるか、異なる模様を適用して、両吸着結合面4A,8 Aが接したとき、できるだけ凸部25,28が分断されるように組合わせされる 。
【0022】 次に、この電磁スプリングクラッチ1の作動について説明する。図6はコイル 6に通電が行われていないときの状態を示しており、アーマチュア4がロータ8 より離れ、コイルスプリング10と出力ハブ9との間に隙間が形成されてクラッ チ断の状態になっている。そして、このクラッチ断の状態において、外部から入 力ギヤ3に回転が与えられると、この入力ギヤ3と一体にコイルスプリング10 及びアーマチュア4が出力軸2上で空転し、出力軸2には回転が伝えられない。
【0023】 また、このように入力ギヤ3がコイルスプリング10及びアーマチュア4と共 に回転されている状態においてコイル6に通電を行うと、フィールドコア7が励 磁されるとともにロータ8が磁化される。このときの磁束は主に、フィールドコ ア7から順に、ロータ8の外輪8B,アーマチュア4,ロータ8の内輪8C,フ ィールドコア7の軸受5の回路となり、アーマチュア4がロータ8側に吸着され て、吸着結合面8Aに吸着結合面4Aが当接されて吸着結合される。これにより アーマチュア4とロータ8との間に負荷が作られ、図7の如くコイルスプリング 10が出力ハブ9に巻き付いてクラッチ接の状態となり、入力ギヤ3と出力軸2 とが一体に回転される。また、クラッチ接の状態で、コイル6への通電を断って フィールドコア7の励磁を中止すると、ロータ8よりアーマチュア4が離れ、こ れと同時にコイルスプリング10が拡張し、図6に示すクラッチ断に戻る。
【0024】 したがって、本実施例の電磁スプリングクラッチでは、アーマチュア4側の吸 着結合面4Aとロータ8側の吸着結合面8Aに凹条24,27を設けているので 隣り合う凹条24,27との間の部分が凸部25,28となり、その凸部25, 28が摺動面となる。これにより、この各凸部25,28はその間に空気が入っ て両吸着結合面の密着状態がこわれ易くなり、凸部25,28の表面が摺り合わ せ状態になっても両部材の剥離が確実に行われる。 また、摺動により摩耗することによってカス等が発生しても、このカス等は凹 条24,27内に素早く収容されることになる。さらに、ロータ8に凹条24を 設けていることによって、フイールドコア7を励磁してロータ8を磁化したとき に、凹条24との間の凸部25の部分での磁束が強くなり、ロータ8の磁力のロ スを少なくして、アーマチュア4を吸引する力の効率を良くすることができる。
【0025】 なお、上記実施例では、アーマチュア4の吸着結合面4Aに放射状にして凹条 27を設けた構造を開示したが、これ以外にも等間隔な放射状、等間隔な平行状 、枡目状、略等間隔の短い線または十字状等と、これらの組合わせを適用するこ とができる。図8乃至第12図に凹条27の模様例を示す。この模様はロータ8 側の凹条24に適用しても良く、凹条24,27の断面形状もV状、U状、四角 状、台形状、弓形状等、何れでも良く、深さも特に限定されないが0.1〜0. 5mm程度である。
【0026】 また、凹条をアーマチュア4側の吸着結合面4Aとロータ8側の吸着結合面8 Aの両方に設けた構造を開示したが、アーマチュア4側の吸着結合面4Aまたは ロータ8側の吸着結合面8Aの何れか一方に設けた構造にしても良いものである 。しかし、アーマチュア4とロータ8との両方の吸着結合面4A,8Aに凹条2 4,27をそれぞれ設ける場合は、摺動するときに互いの凹条24,27がクロ スするような図形の組合わせとすることが望ましい。さらに、上記実施例では、 出力軸2上に出力ハブ9を固定して設けて、この出力ハブ9にコイルスプリング 10を巻き付けるようにした構造を開示したが、出力ハブ9を無くして出力軸2 の外周面に直接コイルスプリングを巻き付けるようにすることも可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案に係る電磁スプリングクラッチにあっては、アー マチュアとロータの一方または両方の吸着結合面に複数個の凹条を設けたことに より、クラッチ動作の繰り返しで摺動面が吸着し合い、スリップトルクが増大す ると言うことがなくなる。また、励磁してクラッチ接するときのロータの磁力を 効率良くアーマチュアに作用させることができ、クラッチ接・断動作を長期にわ たり正常に持続できるという効果が得られるので、特に事務機械用の回転要素の 性能向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6のC−C線に沿う方向より見たロータ単体
の図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB−B線拡大断面図である。
【図4】図6のD−D線に沿う方向より見たアーマチュ
ア単体の図である。
【図5】図4に示したアーマチュアの部分拡大断面図で
ある。
【図6】本考案の電磁スプリングクラッチ例をクラッチ
断の状態で示す断面図である。
【図7】前記電磁スプリングクラッチをクラッチ接の状
態で示す断面図である。
【図8】アーマチュアの一変形例を示す図である。
【図9】アーマチュアの他の変形例を示す図である。
【図10】アーマチュアのさらに他の変形例を示す図で
ある。
【図11】アーマチュアのさらに他の変形例を示す図で
ある。
【図12】アーマチュアのさらに他の変形例を示す図で
ある。
【図13】従来の電磁スプリングクラッチの一例をクラ
ッチ断の状態で示す断面図である。
【図14】前記電磁スプリングクラッチをクラッチ接の
状態で示す断面図である。
【図15】図13のEーE線に沿う方向より見たロータ
単体の正面図である。
【図16】図13のFーF線に沿う方向より見たアーマ
チュア単体の正面図である。
【符号の説明】
1 電磁スプリングクラッチ 2 出力軸 3 入力ギヤ(入力回転要素) 4 アーマチュア 6 コイル 7 フィールドコイル 8 ロータ 10 コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材からなる出力軸上に入力回転要
    素と円盤状のアーマチュアとコイルを内蔵したフイール
    ドコアとが空転自在に順次装着されていると共に、前記
    アーマチュアとフィールドコアとの間で出力軸に一体回
    転可能に装着された円盤状のロータと、一端が前記入力
    回転要素に他端が前記アーマチュアにそれぞれ係止され
    て前記出力軸上に同軸回りとの間に隙間を介して装着さ
    れたコイルスプリングとを備え、前記コイルに通電して
    フィールドコアとロータをコイルと一体に励磁せしめる
    と、前記アーマチュアがロータに磁気吸着結合されて一
    体に回転し、前記コイルスプリングが出力軸に巻き付け
    られてクラッチ接となる電磁スプリングクラッチにおい
    て、 前記磁気吸着結合されたとき互いに当接し合う前記アー
    マチュア側の吸着結合面と前記ロータ側の吸着結合面の
    うち、少なくとも一方の吸着結合面に摺動方向を分断す
    る方向に複数の凹条を設けたことを特徴とする電磁スプ
    リングクラッチ。
JP7331393U 1993-12-24 1993-12-24 電磁スプリングクラッチ Pending JPH0741074U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550211A (en) * 1978-10-07 1980-04-11 Zeiss Stiftung Binocular
JPH0573325B2 (ja) * 1987-09-07 1993-10-14 Kyushu Nippon Electric

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