JPH10115333A - 電磁クラッチ - Google Patents
電磁クラッチInfo
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- JPH10115333A JPH10115333A JP8289331A JP28933196A JPH10115333A JP H10115333 A JPH10115333 A JP H10115333A JP 8289331 A JP8289331 A JP 8289331A JP 28933196 A JP28933196 A JP 28933196A JP H10115333 A JPH10115333 A JP H10115333A
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- JP
- Japan
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- plate
- rotor
- electromagnetic clutch
- armature
- elastic body
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/007—Bias of an armature of an electromagnetic clutch by flexing of substantially flat springs, e.g. leaf springs
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷媒圧縮機内から発生したトルクの変動幅を
小さくする。 【解決手段】 回転軸２に装着され、フランジ部１１を
有するハブ１０と、励磁時、ロータ２０に吸着されるア
ーマチュアプレート３０と、ハブ１０のフランジ部１１
とアーマチュアプレート３０との間に介在し、かつロー
タ２０の周方向に沿って配置された複数の板ばね４０と
を備えている電磁クラッチ１において、アーマチュアプ
レート３０が、ロータ２０に所定の空隙を介して軸方向
に対向する環状の第１プレート３０ａと、第１プレート
３０ａに軸方向に対向し、第１プレート３０ａに所定間
隔離して結合された環状の第２プレート３０ｂと、第２
プレート３０ｂに弾性体３０ｃを介して軸方向に接合さ
れた環状の第３プレート３０ｄとを備えている。
小さくする。 【解決手段】 回転軸２に装着され、フランジ部１１を
有するハブ１０と、励磁時、ロータ２０に吸着されるア
ーマチュアプレート３０と、ハブ１０のフランジ部１１
とアーマチュアプレート３０との間に介在し、かつロー
タ２０の周方向に沿って配置された複数の板ばね４０と
を備えている電磁クラッチ１において、アーマチュアプ
レート３０が、ロータ２０に所定の空隙を介して軸方向
に対向する環状の第１プレート３０ａと、第１プレート
３０ａに軸方向に対向し、第１プレート３０ａに所定間
隔離して結合された環状の第２プレート３０ｂと、第２
プレート３０ｂに弾性体３０ｃを介して軸方向に接合さ
れた環状の第３プレート３０ｄとを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は電磁クラッチに関
し、特に冷媒圧縮機の回転軸に駆動源からの駆動力を伝
達する電磁クラッチに関する。
し、特に冷媒圧縮機の回転軸に駆動源からの駆動力を伝
達する電磁クラッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１０は従来の電磁クラッチの一部破断
斜視図である。
斜視図である。
【０００３】電磁クラッチ３００は、冷媒圧縮機の回転
軸３０２に装着され、フランジ部３１１を有するハブ３
１０と、冷媒圧縮機の回転軸３０２を回転中心としてエ
ンジン（図示せず）からの回転力によって回転するロー
タ３２０と、電磁コイル３２１の通電時、ロータ３２０
に吸着されるアーマチュアプレート３３０と、ハブ３１
０のフランジ部３１１とアーマチュアプレート３３０と
の間に介在し、電磁コイル３２１の非通電時、アーマチ
ュアプレート３３０を原点位置に復帰させる３つの板ば
ね３４０とを備えている。なお、アーマチュアプレート
３３０はアウタディスク３３０ａと、接合金属３３０ｃ
を介してアウタディスク３３０ａの内周側に結合された
インナディスク３３０ｂとからなる。
軸３０２に装着され、フランジ部３１１を有するハブ３
１０と、冷媒圧縮機の回転軸３０２を回転中心としてエ
ンジン（図示せず）からの回転力によって回転するロー
タ３２０と、電磁コイル３２１の通電時、ロータ３２０
に吸着されるアーマチュアプレート３３０と、ハブ３１
０のフランジ部３１１とアーマチュアプレート３３０と
の間に介在し、電磁コイル３２１の非通電時、アーマチ
ュアプレート３３０を原点位置に復帰させる３つの板ば
ね３４０とを備えている。なお、アーマチュアプレート
３３０はアウタディスク３３０ａと、接合金属３３０ｃ
を介してアウタディスク３３０ａの内周側に結合された
インナディスク３３０ｂとからなる。
【０００４】ロータ３２０の外周面にはプーリ溝３６０
が形成され、プーリ溝３６０にはＶベルト（図示せず）
が巻き掛けられ、ロータ３２０はＶベルトを介してエン
ジンのクランクシャフトに連結されている。
が形成され、プーリ溝３６０にはＶベルト（図示せず）
が巻き掛けられ、ロータ３２０はＶベルトを介してエン
ジンのクランクシャフトに連結されている。
【０００５】板ばね３４０とアーマチュアプレート３３
０（インナディスク３３０ｂ）との間にはゴムストッパ
３５０ａ，３５０ｂ，３５０ｃを設け、ガタが生じない
ようにプリセットをかけている。
０（インナディスク３３０ｂ）との間にはゴムストッパ
３５０ａ，３５０ｂ，３５０ｃを設け、ガタが生じない
ようにプリセットをかけている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】電磁コイル３２１が通
電されていない状態では、アーマチュアプレート３３０
は板ばね３４０の弾性力によってロータ３２０の摩擦面
から所定の隙間だけ離れた位置を保持する。したがっ
て、この状態ではエンジンからの駆動力は冷媒圧縮機に
伝達されず、ロータ３２０だけが回転する。
電されていない状態では、アーマチュアプレート３３０
は板ばね３４０の弾性力によってロータ３２０の摩擦面
から所定の隙間だけ離れた位置を保持する。したがっ
て、この状態ではエンジンからの駆動力は冷媒圧縮機に
伝達されず、ロータ３２０だけが回転する。
【０００７】電磁コイル３２１が通電されて電磁力が発
生すると、アーマチュアプレート３３０が板ばね３４０
の弾性力に抗してロータ３２０の摩擦面に吸引され、エ
ンジンからの駆動力が冷媒圧縮機の回転軸に伝達され
る。
生すると、アーマチュアプレート３３０が板ばね３４０
の弾性力に抗してロータ３２０の摩擦面に吸引され、エ
ンジンからの駆動力が冷媒圧縮機の回転軸に伝達され
る。
【０００８】ところで、アーマチュアプレート３３０と
板ばね３４０とはリベット３１６，３１７によって一体
的に結合されているため、冷媒圧縮機内から発生したト
ルクは板ばね３４０の弾性変形（たわみ）によって吸収
されることになるが、板ばね３４０を用いた場合、回転
数に対して発生するトルク変動幅が大きく、冷媒圧縮機
内から発生したトルクを十分に抑制できないという問題
がある。
板ばね３４０とはリベット３１６，３１７によって一体
的に結合されているため、冷媒圧縮機内から発生したト
ルクは板ばね３４０の弾性変形（たわみ）によって吸収
されることになるが、板ばね３４０を用いた場合、回転
数に対して発生するトルク変動幅が大きく、冷媒圧縮機
内から発生したトルクを十分に抑制できないという問題
がある。
【０００９】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、冷媒圧縮機内から発生したトルクの変動幅を
小さくすることができる電磁クラッチを提供することで
ある。
たもので、冷媒圧縮機内から発生したトルクの変動幅を
小さくすることができる電磁クラッチを提供することで
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項１記載の発明の電磁クラッチは、回転軸に装着さ
れ、フランジ部を有するハブと、励磁時、ロータに吸着
されるアーマチュアプレートと、前記ハブのフランジ部
と前記アーマチュアプレートとの間に介在し、かつ前記
ロータの周方向に沿って配置された複数のばね部材とを
備えている電磁クラッチにおいて、前記アーマチュアプ
レートが、前記ロータに所定の空隙を介して軸方向に対
向する環状の第１プレートと、前記第１プレートに軸方
向に対向し、前記第１プレートに所定間隔離して結合さ
れた環状の第２プレートと、前記第２プレートに弾性体
を介して軸方向に接合された環状の第３プレートとを備
えていることを特徴とする。
請求項１記載の発明の電磁クラッチは、回転軸に装着さ
れ、フランジ部を有するハブと、励磁時、ロータに吸着
されるアーマチュアプレートと、前記ハブのフランジ部
と前記アーマチュアプレートとの間に介在し、かつ前記
ロータの周方向に沿って配置された複数のばね部材とを
備えている電磁クラッチにおいて、前記アーマチュアプ
レートが、前記ロータに所定の空隙を介して軸方向に対
向する環状の第１プレートと、前記第１プレートに軸方
向に対向し、前記第１プレートに所定間隔離して結合さ
れた環状の第２プレートと、前記第２プレートに弾性体
を介して軸方向に接合された環状の第３プレートとを備
えていることを特徴とする。
【００１１】アーマチュアプレートがロータに吸着され
ると、トルクは第１プレート、第２プレート、弾性体、
第３プレート、ばね部材へと伝わり、回転軸を回転させ
る。トルク変動を受けたとき、トルク変動はばね部材だ
けでなく弾性体で吸収される。
ると、トルクは第１プレート、第２プレート、弾性体、
第３プレート、ばね部材へと伝わり、回転軸を回転させ
る。トルク変動を受けたとき、トルク変動はばね部材だ
けでなく弾性体で吸収される。
【００１２】請求項２の発明の電磁クラッチは、請求項
１に記載の電磁クラッチにおいて、前記第２プレートに
は周方向に沿って孔が設けられ、その孔を通じて前記弾
性体の一部が前記第１プレートに接触していることを特
徴とする。
１に記載の電磁クラッチにおいて、前記第２プレートに
は周方向に沿って孔が設けられ、その孔を通じて前記弾
性体の一部が前記第１プレートに接触していることを特
徴とする。
【００１３】吸着時、第２プレートが弾性体の一部を介
して第１プレートに衝突するので、吸着音を低減でき
る。
して第１プレートに衝突するので、吸着音を低減でき
る。
【００１４】請求項３の発明の電磁クラッチは、回転軸
に装着され、フランジ部を有するハブと、励磁時、ロー
タに吸着されるアーマチュアプレートと、前記ハブのフ
ランジ部と前記アーマチュアプレートとの間に介在し、
かつ前記ロータの周方向に沿って配置された複数のばね
部材とを備えている電磁クラッチにおいて、前記アーマ
チュアプレートが、前記ロータに所定の空隙を介して軸
方向に対向する環状のロータ側プレートと、前記ロータ
側プレートに弾性体を介して軸方向に接合された環状の
ばね側プレートとを備えていることを特徴とする。
に装着され、フランジ部を有するハブと、励磁時、ロー
タに吸着されるアーマチュアプレートと、前記ハブのフ
ランジ部と前記アーマチュアプレートとの間に介在し、
かつ前記ロータの周方向に沿って配置された複数のばね
部材とを備えている電磁クラッチにおいて、前記アーマ
チュアプレートが、前記ロータに所定の空隙を介して軸
方向に対向する環状のロータ側プレートと、前記ロータ
側プレートに弾性体を介して軸方向に接合された環状の
ばね側プレートとを備えていることを特徴とする。
【００１５】アーマチュアプレートがロータに吸着され
ると、トルクはロータ側プレート、弾性体、ばね側プレ
ート、ばね部材へと伝わり、回転軸を回転させる。トル
ク変動を受けたとき、トルク変動はばね部材だけでなく
弾性体で吸収される。
ると、トルクはロータ側プレート、弾性体、ばね側プレ
ート、ばね部材へと伝わり、回転軸を回転させる。トル
ク変動を受けたとき、トルク変動はばね部材だけでなく
弾性体で吸収される。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【００１７】図１はこの発明の第１実施形態に係る電磁
クラッチの縦断面図、図２は図１の電磁クラッチのアー
マチュアプレートの平面図、図３は図２のIII −III 線
に沿う断面図である。
クラッチの縦断面図、図２は図１の電磁クラッチのアー
マチュアプレートの平面図、図３は図２のIII −III 線
に沿う断面図である。
【００１８】電磁クラッチ１の一部を構成するアーマチ
ュアプレート３０は、第１プレート３０ａと、第２プレ
ート３０ｂと、弾性体３０ｃと、第３プレート３０ｄと
を備えている。
ュアプレート３０は、第１プレート３０ａと、第２プレ
ート３０ｂと、弾性体３０ｃと、第３プレート３０ｄと
を備えている。
【００１９】第１プレート３０ａは、ロータ２０と対向
し、アウタディスク３１と、このアウタディスク３１の
内側に空隙３２を介して配設されたインナディスク３３
とで構成されている。アウタディスク３１及びインナデ
ィスク３３には、周方向に沿って挿入孔３１ａ，３３ａ
が１２０゜毎の間隔で形成されている。
し、アウタディスク３１と、このアウタディスク３１の
内側に空隙３２を介して配設されたインナディスク３３
とで構成されている。アウタディスク３１及びインナデ
ィスク３３には、周方向に沿って挿入孔３１ａ，３３ａ
が１２０゜毎の間隔で形成されている。
【００２０】なお、挿入孔３１ａ，３３ａのロータ側に
は、吸着時第１プレート３０ａとロータ２０とが面接触
できるように、後述するリベット１６，１７の頭部を収
容可能な大きさの凹部が形成されている（図１参照）。
は、吸着時第１プレート３０ａとロータ２０とが面接触
できるように、後述するリベット１６，１７の頭部を収
容可能な大きさの凹部が形成されている（図１参照）。
【００２１】第２プレート３０ｂはアウタディスク３
１、空隙３２及びインナディスク３３の直径方向の幅と
ほぼ同じ幅を有し、アウタディスク３１、空隙３２及び
インナディスク３３に対向して配置されている。
１、空隙３２及びインナディスク３３の直径方向の幅と
ほぼ同じ幅を有し、アウタディスク３１、空隙３２及び
インナディスク３３に対向して配置されている。
【００２２】また、第２プレート３０ｂには挿入孔３１
ｂ及び挿入孔３３ｂが周方向に沿って１２０゜毎の間隔
で形成されている。
ｂ及び挿入孔３３ｂが周方向に沿って１２０゜毎の間隔
で形成されている。
【００２３】第１プレート３０ａには、挿入孔３１ｂ及
び挿入孔３３ｂと対向する部分に所定の隙間３０ｅを設
けるための突起３０ｆ，３０ｇが設けられるとともに、
この突起３０ｆ，３０ｇには挿入孔３１ｂ，３３ｂと同
心状に貫通する孔が形成されている。この隙間３０ｅは
ロータ２０への吸着時アーマチュアプレート３０に発生
する熱を逃がすためのものである。
び挿入孔３３ｂと対向する部分に所定の隙間３０ｅを設
けるための突起３０ｆ，３０ｇが設けられるとともに、
この突起３０ｆ，３０ｇには挿入孔３１ｂ，３３ｂと同
心状に貫通する孔が形成されている。この隙間３０ｅは
ロータ２０への吸着時アーマチュアプレート３０に発生
する熱を逃がすためのものである。
【００２４】なお、突起３０ｆ，３０ｇを形成せずに、
ワッシャ等を介在させるようにしてもよい。
ワッシャ等を介在させるようにしてもよい。
【００２５】第３プレート３０ｄはアウタディスク３
１、空隙３２及びインナディスク３３の直径方向の幅と
ほぼ同じ幅を有し、挿入孔３１ｄが周方向に１２０゜毎
の間隔で形成されている。
１、空隙３２及びインナディスク３３の直径方向の幅と
ほぼ同じ幅を有し、挿入孔３１ｄが周方向に１２０゜毎
の間隔で形成されている。
【００２６】弾性体３０ｃは、第３プレート３０ｄとほ
ぼ同形状のゴム部材であり、第２プレート３０ｂと第３
プレート３０ｄとの間に加硫接着により接着される。こ
のゴム部材は板ばね４０に比し回転数に対して発生する
トルク変動幅が小さいという特性を有する。
ぼ同形状のゴム部材であり、第２プレート３０ｂと第３
プレート３０ｄとの間に加硫接着により接着される。こ
のゴム部材は板ばね４０に比し回転数に対して発生する
トルク変動幅が小さいという特性を有する。
【００２７】３つの板ばね（ばね部材）４０は、ほぼ円
形の環状部４１からなる。環状部４１の直径方向に３つ
の挿入孔４１ａ，４２ａ，４２ｂが形成されている。
形の環状部４１からなる。環状部４１の直径方向に３つ
の挿入孔４１ａ，４２ａ，４２ｂが形成されている。
【００２８】ハブ１０のフランジ部１１は円形状をして
おり、回転軸２を中心とする同一円周上に挿入孔１１ａ
が１２０゜毎の間隔で形成されている。
おり、回転軸２を中心とする同一円周上に挿入孔１１ａ
が１２０゜毎の間隔で形成されている。
【００２９】挿入孔４２ａと挿入孔１１ａとにリベット
１４を挿着し、フランジ部１１の下面に板ばね４０の一
部を固定し、フランジ部１１と板ばね４０とを一体化す
る。
１４を挿着し、フランジ部１１の下面に板ばね４０の一
部を固定し、フランジ部１１と板ばね４０とを一体化す
る。
【００３０】挿入孔３１ｄと挿入孔４１ａとにリベット
１５を挿着し、第３プレート３０ｄのアウタディスク３
１の上面に板ばね４０の一部を固定し、第３プレート３
０ｄと板ばね４０とを結合する。
１５を挿着し、第３プレート３０ｄのアウタディスク３
１の上面に板ばね４０の一部を固定し、第３プレート３
０ｄと板ばね４０とを結合する。
【００３１】挿入孔４２ｂには、ゴムストッパ５０ａ〜
５０ｃが圧入されている。ゴムストッパ５０ａ〜５０ｃ
の一方の面を第３プレート３０ｄの上面に当接させてガ
タがでないようにプリセットをかけている。
５０ｃが圧入されている。ゴムストッパ５０ａ〜５０ｃ
の一方の面を第３プレート３０ｄの上面に当接させてガ
タがでないようにプリセットをかけている。
【００３２】また、挿入孔３１ａと挿入孔３１ｂとにリ
ベット１６を挿着するとともに、挿入孔３３ａと挿入孔
３３ｂとにリベット１７を挿着し、第１プレート３０ａ
と第２プレート３０ｂとを所定の間隔３０ｅをもって結
合する。
ベット１６を挿着するとともに、挿入孔３３ａと挿入孔
３３ｂとにリベット１７を挿着し、第１プレート３０ａ
と第２プレート３０ｂとを所定の間隔３０ｅをもって結
合する。
【００３３】上記の構成において、アーマチュアプレー
ト３０がロータ２０に吸着されると、エンジンからのト
ルクは第１プレート３０ａ、リベット１６，１７、第２
プレート３０ｂ、弾性体３０ｃ、第３プレート３０ｄ、
板ばね４０と伝達され、冷媒圧縮機の回転軸２が回転
し、冷媒圧縮機が駆動される。
ト３０がロータ２０に吸着されると、エンジンからのト
ルクは第１プレート３０ａ、リベット１６，１７、第２
プレート３０ｂ、弾性体３０ｃ、第３プレート３０ｄ、
板ばね４０と伝達され、冷媒圧縮機の回転軸２が回転
し、冷媒圧縮機が駆動される。
【００３４】なお、アーアマチュア３０はアウタディス
ク３１及びインナディスク３３がそれぞれ第１プレート
３０ａにリベット１６，１７で装着されているダブルデ
ィスク方式を構成するので、ロータ２０及びアーアマチ
ュア３０を介する漏れ磁束がなくなり、アーアマチュア
３０の吸引効率が向上する。
ク３１及びインナディスク３３がそれぞれ第１プレート
３０ａにリベット１６，１７で装着されているダブルデ
ィスク方式を構成するので、ロータ２０及びアーアマチ
ュア３０を介する漏れ磁束がなくなり、アーアマチュア
３０の吸引効率が向上する。
【００３５】冷媒圧縮機からのトルク変動があったとき
は、まずトルク変動幅が小さい弾性体３０ｃの弾性変形
によって吸収され、次にこの弾性体３０ｃで吸収されな
いトルク変動が板ばね４０の弾性変形によって吸収され
る。その結果、弾性体３０ｃと板ばね４０とによって発
生トルクを小さくできるので、使用する部品（例えば板
ばね４０等）の負荷を軽減することができる。
は、まずトルク変動幅が小さい弾性体３０ｃの弾性変形
によって吸収され、次にこの弾性体３０ｃで吸収されな
いトルク変動が板ばね４０の弾性変形によって吸収され
る。その結果、弾性体３０ｃと板ばね４０とによって発
生トルクを小さくできるので、使用する部品（例えば板
ばね４０等）の負荷を軽減することができる。
【００３６】図４はこの発明の第１実施形態の変形例に
係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図、図
５は図４のＶ−Ｖ線に沿う断面図、図６は図４のＶI −
ＶＩ線に沿う断面図であり、第１実施形態と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図、図
５は図４のＶ−Ｖ線に沿う断面図、図６は図４のＶI −
ＶＩ線に沿う断面図であり、第１実施形態と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【００３７】この変形例は、第２プレート３０ｂの周方
向に沿って複数の円弧状のスリット（孔）２３１，２３
３が設けられ、それらのスリット２３１，２３３を通じ
て弾性体３０ｃの一部が第２プレート３０ｂから第１プ
レート３０ａの方向へスリット２３１，２３３を通じて
若干突出し、第１プレート３０ａに接触するように構成
した点で第１実施形態と相違する。
向に沿って複数の円弧状のスリット（孔）２３１，２３
３が設けられ、それらのスリット２３１，２３３を通じ
て弾性体３０ｃの一部が第２プレート３０ｂから第１プ
レート３０ａの方向へスリット２３１，２３３を通じて
若干突出し、第１プレート３０ａに接触するように構成
した点で第１実施形態と相違する。
【００３８】この変形例によれば、第１実施形態と同様
の効果を発揮できるとともに、弾性体３０ｃが常に第１
プレート３３０ａに押し付けられているので、弾性体３
０ｃの弾性力によって吸着時の音が吸収され、吸着音が
低減される。
の効果を発揮できるとともに、弾性体３０ｃが常に第１
プレート３３０ａに押し付けられているので、弾性体３
０ｃの弾性力によって吸着時の音が吸収され、吸着音が
低減される。
【００３９】図７はこの発明の第１実施形態の他の変形
例に係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面
図、図８は図７のVIII−VIII線に沿う断面図、図９は図
７のIX−IX線に沿う断面図であり、第１実施形態と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
例に係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面
図、図８は図７のVIII−VIII線に沿う断面図、図９は図
７のIX−IX線に沿う断面図であり、第１実施形態と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【００４０】この変形例は、アーマチュアプレート２３
０がロータ２０（図１参照）に所定の空隙を介して軸方
向に対向する環状のロータ側プレート２３０ａと、ロー
タ側プレート２３０ａに弾性体２３０ｂを介して軸方向
に接合された環状のばね側プレート２３０ｃとを備えて
いる。
０がロータ２０（図１参照）に所定の空隙を介して軸方
向に対向する環状のロータ側プレート２３０ａと、ロー
タ側プレート２３０ａに弾性体２３０ｂを介して軸方向
に接合された環状のばね側プレート２３０ｃとを備えて
いる。
【００４１】すなわち、この変形例では、第１実施形態
においてリベット１６，１７を用いて第１プレート３０
ａ（ロータ側プレート２３０ａに相当）と結合される第
２プレート３０ｂ（ばね側プレート２３０ｃに相当）が
省略され、弾性体２３０ｂをロータ側プレート２３０ａ
とばね側プレート２３０ｃとで挟み込んで焼き付けによ
って一体化させた。
においてリベット１６，１７を用いて第１プレート３０
ａ（ロータ側プレート２３０ａに相当）と結合される第
２プレート３０ｂ（ばね側プレート２３０ｃに相当）が
省略され、弾性体２３０ｂをロータ側プレート２３０ａ
とばね側プレート２３０ｃとで挟み込んで焼き付けによ
って一体化させた。
【００４２】この変形例によれば、第１実施形態と同様
の効果を発揮できるとともに、第２プレート３０ｂ及び
リベット１６，１７を用いない分だけ、第１実施形態に
比して軸方向の寸法を小さくした電磁クラッチを提供で
きる。
の効果を発揮できるとともに、第２プレート３０ｂ及び
リベット１６，１７を用いない分だけ、第１実施形態に
比して軸方向の寸法を小さくした電磁クラッチを提供で
きる。
【００４３】
【発明の効果】以上に説明したように請求項１に記載の
発明の電磁クラッチによれば、トルク変動を受けたと
き、変動はばね部材だけでなく弾性体でも吸収されるの
で、トルク変動が従来に比し大幅に小さくなる。また、
弾性体だけによってトルク変動を吸収する構成ではない
ので、弾性体だけの場合に比し少ない使用量でトルク変
動を吸収できる。
発明の電磁クラッチによれば、トルク変動を受けたと
き、変動はばね部材だけでなく弾性体でも吸収されるの
で、トルク変動が従来に比し大幅に小さくなる。また、
弾性体だけによってトルク変動を吸収する構成ではない
ので、弾性体だけの場合に比し少ない使用量でトルク変
動を吸収できる。
【００４４】請求項２に記載の発明の電磁クラッチによ
れば、吸着時、第２プレートが弾性体の一部を介して第
１プレートに衝突するので、吸着音を低減できる。
れば、吸着時、第２プレートが弾性体の一部を介して第
１プレートに衝突するので、吸着音を低減できる。
【００４５】請求項３に記載の発明の電磁クラッチによ
れば、請求項１と同様の効果を発揮できる。更に、請求
項１に記載のものよりプレートが１枚少ないので、軸方
向の寸法を小さくできる。
れば、請求項１と同様の効果を発揮できる。更に、請求
項１に記載のものよりプレートが１枚少ないので、軸方
向の寸法を小さくできる。
【図１】図１はこの発明の第１実施形態に係る電磁クラ
ッチの縦断面図である。
ッチの縦断面図である。
【図２】図２は図１の電磁クラッチのアーマチュアプレ
ートの平面図である。
ートの平面図である。
【図３】図３は図２のIII −III 線に沿う断面図であ
る。
る。
【図４】図４はこの発明の第１実施形態の変形例に係る
電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図である。
電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図である。
【図５】図５は図４のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。
【図６】図６は図４のVI−VI線に沿う断面図である。
【図７】図７はこの発明の第１実施形態の他の変形例に
係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図であ
る。
係る電磁クラッチのアーマチュアプレートの平面図であ
る。
【図８】図８は図７のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
る。
【図９】図９は図７のIX−IX線に沿う断面図である。
【図１０】図１０は従来電磁クラッチの一部破断斜視図
である。
である。
１ 電磁クラッチ ２ 回転軸 １０ ハブ １１ フランジ部 ２０ ロータ ３０ アーマチュアプレート ３０ａ 第１プレート ３０ｂ 第２プレート ３０ｃ，２３０ｂ 弾性体 ３０ｄ 第３プレート ２３１，２３３ スリット（孔） ２３０ｃ ロータ側プレート ２３０ｃ ばね側プレート ４０ 板ばね（ばね部材）
Claims (3)
- 【請求項１】 回転軸に装着され、フランジ部を有する
ハブと、 励磁時、ロータに吸着されるアーマチュアプレートと、 前記ハブのフランジ部と前記アーマチュアプレートとの
間に介在し、かつ前記ロータの周方向に沿って配置され
た複数のばね部材とを備えている電磁クラッチにおい
て、 前記アーマチュアプレートが、 前記ロータに所定の空隙を介して軸方向に対向する環状
の第１プレートと、 前記第１プレートに軸方向に対向し、前記第１プレート
に所定間隔離して結合された環状の第２プレートと、 前記第２プレートに弾性体を介して軸方向に接合された
環状の第３プレートとを備えていることを特徴とする電
磁クラッチ。 - 【請求項２】 前記第２プレートには周方向に沿って孔
が設けられ、その孔を通じて前記弾性体の一部が前記第
１プレートに接触していることを特徴とする請求項１に
記載の電磁クラッチ。 - 【請求項３】 回転軸に装着され、フランジ部を有する
ハブと、 励磁時、ロータに吸着されるアーマチュアプレートと、 前記ハブのフランジ部と前記アーマチュアプレートとの
間に介在し、かつ前記ロータの周方向に沿って配置され
た複数のばね部材とを備えている電磁クラッチにおい
て、 前記アーマチュアプレートが、 前記ロータに所定の空隙を介して軸方向に対向する環状
のロータ側プレートと、 前記ロータ側プレートに弾性体を介して軸方向に接合さ
れた環状のばね側プレートとを備えていることを特徴と
する電磁クラッチ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289331A JPH10115333A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 電磁クラッチ |
| US08/944,731 US5944158A (en) | 1996-10-11 | 1997-10-06 | Electromagnetic clutch |
| KR1019970051619A KR100281730B1 (ko) | 1996-10-11 | 1997-10-08 | 전자클러치 |
| CN97120052A CN1180799A (zh) | 1996-10-11 | 1997-10-10 | 电磁离合器 |
| EP97308032A EP0836026A3 (en) | 1996-10-11 | 1997-10-10 | Electromagnetic clutch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289331A JPH10115333A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 電磁クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115333A true JPH10115333A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17741819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8289331A Withdrawn JPH10115333A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 電磁クラッチ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5944158A (ja) |
| EP (1) | EP0836026A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10115333A (ja) |
| KR (1) | KR100281730B1 (ja) |
| CN (1) | CN1180799A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6568520B2 (en) | 2000-06-30 | 2003-05-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electromagnetic clutch and compressor equipped therewith |
| KR100635117B1 (ko) | 2004-02-20 | 2006-10-17 | 가부시키가이샤 덴소 | 전자기 클러치 |
| JP2008095704A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-24 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁連結装置 |
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| US6194803B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-02-27 | Warner Electric Technology, Inc. | Sound damping armature assembly for an electromagnetic coupling |
| JP4174896B2 (ja) * | 1998-09-22 | 2008-11-05 | 株式会社デンソー | 電磁クラッチ |
| JP2002070892A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電磁クラッチおよび該電磁クラッチを備えた圧縮機 |
| KR100423327B1 (ko) * | 2001-12-03 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 에어컨 컴프레서의 클러치 구조 |
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| DE102006056293A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Mehrteilige Antriebsscheibe |
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| DE102009049928A1 (de) * | 2009-10-19 | 2011-04-21 | Kendrion Linnig Gmbh | Vorrichtung zur Schwingungsdämpfung in einem Getriebe |
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| JP6645415B2 (ja) * | 2016-12-16 | 2020-02-14 | 株式会社デンソー | 動力伝達装置 |
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-
1996
- 1996-10-11 JP JP8289331A patent/JPH10115333A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-06 US US08/944,731 patent/US5944158A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-10-08 KR KR1019970051619A patent/KR100281730B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-10-10 EP EP97308032A patent/EP0836026A3/en not_active Withdrawn
- 1997-10-10 CN CN97120052A patent/CN1180799A/zh active Pending
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1180799A (zh) | 1998-05-06 |
| KR100281730B1 (ko) | 2001-03-02 |
| EP0836026A3 (en) | 1999-09-22 |
| US5944158A (en) | 1999-08-31 |
| KR19980032657A (ko) | 1998-07-25 |
| EP0836026A2 (en) | 1998-04-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |