JPH03107621A - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JPH03107621A
JPH03107621A JP1243469A JP24346989A JPH03107621A JP H03107621 A JPH03107621 A JP H03107621A JP 1243469 A JP1243469 A JP 1243469A JP 24346989 A JP24346989 A JP 24346989A JP H03107621 A JPH03107621 A JP H03107621A
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JP
Japan
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rotor
sleeve
yoke
inner hole
fitted
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JP1243469A
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Yozo Sunaga
須永 陽三
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Ogura Clutch Co Ltd
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Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁コイルが内設されたヨークと、このヨー
ク側に磁気吸着されるアーマチュアなどが、回転軸側の
スリーブ上に配設された電磁フランチ、電磁ブレーキな
どの電磁連結装置に関するものである。
3従来の技術〕 一般に事務機器などに組込まれて低速・低負荷状態で使
用されるマイクロ電磁クラッチやマイクロ電N ブレー
キなどの電磁連結装置としては、例えば実公昭63−2
9949号公報に開示されているものが知られている。
この電磁連結装置は電磁クラッチの場合、電磁コイルが
内設されたヨークと、このヨーク側のロータに磁気吸着
されるアーマチュアを仮ばねを介して支持する回転体と
してのアーマチュアハブとを備えており、これらヨーク
やアーマチュアハブなどは、非磁性材としてのプラスチ
ックで円筒状に形成されたスリーブの外周面を軸受面と
して空転自在に嵌装されている。
そして、このスリーブの中心孔には、例えば断面り字状
に形成された孔部(以下り孔という)が設けられており
、回転軸に設けたD字状の面取り部をこのD孔と嵌合さ
せることにより、スリーブと回転軸とが一体回転可能に
形成されている。
このように構成されていることにより、回転体が回転し
ているときに電磁コイルが励磁されると、アーマチュア
が板ばねの弾発力に抗してロータに磁気吸着されるので
、ロータが回転し、D孔とD字状面取り部との嵌合によ
りスリーブを介してロータと一体化された回転軸が回転
する。
この状態において電磁コイルの励磁が解かれると、アー
マチュアが板ばねのばね力でロータから離間するので、
回転体はスリーブ上で空転し回転軸が停止する。
また、例えば実開昭62−202530号公報に開示さ
れているマイクロ電磁クラッチのスリーブは、非磁性材
である焼結合金材により円筒状に形成されていて、その
内孔の前半部のD孔は回転軸のD字状面取り部と嵌合さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成された従来の電磁フラン
チのうち、スリーフ′がプラスチ・ンクで形成されてい
るものにおいては、このプラスチック製スリーブ上に嵌
合されたヨークやアーマチュアがスナンブリングによっ
てスリーブから抜は止めされているので、このスナンブ
リングのための溝加工や組付は作業が面倒で、長時間を
要するばかりでなく、溝加工を必要とするスリーブの肉
厚が。
厚くなって装置が大形化するという問題がある。
また上記スリーブが焼結合金材で形成されたものにおい
ては、段差部のヨークやロータを当接させて移動を規制
する外周段差部の焼結加工が困難であり、ことにマイク
ロ電磁クラッチの場合には、寸法上、この段差部の加工
が難しいという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、組立てが
容易で安価な電磁連結装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明では、回転軸に
嵌合固定されたスリーブと、このスリーブに円筒部を嵌
合固定されたロータと、このロータの円筒部と空転自在
に嵌合する内孔を備え機器固定部に固定されたヨークと
、このヨークに内設された電磁コイルと、前記ロータに
隣接して前記スリーブの外周に回転自在に嵌合された回
転体と、この回転体にばね部材を介して支持され前記電
磁コイルの励磁により前記ロータの吸着面に磁気吸着さ
れるアーマチュアとを備えた電磁連結装置において、前
記円筒状のスリーブを非磁性材により軸方向に分割形成
して各分割円筒部材を前記ヨーク側端面と回転体側側端
面からそれぞれ挿入し、挿入端側から切り込みを入れて
弾性を付与したこれら両分割部材の端部を、前記ロータ
の内孔に設けた環状溝内へ係入させた。
〔作 用] 電磁コイルか励磁されるとその磁気吸着力によりアーマ
チュアがヨーク側に磁気吸着され、動力が伝達されたり
、回転体が停止したりする。二の電磁連結装置の組付け
に際しては、分J+Iされたスリーブをヨークの端面側
と回転体の端面側とから挿入すると、両方のスリーブは
スリットの作用で弾性変形しながら圧入され、その先・
瑞がロータ内面の環状溝内で弾性復帰して円筒状に一体
化されるので、その内孔に回転軸を挿入して固定するこ
とにより組付は作業が終了する。
1実施例] 本実施例は本発明を電磁クラッチに適用した例を示し、
第1図は電磁フランチの縦断面図、第2図は同じ(正面
図、第3図はロータ側スリーフを示し、第3図(a)は
第3図(b)の左側面図、第3図(blは縦断面図、第
3図(C)は第3図fb)の右側面図、第4図はハフ側
スリーブを示し、第4図(alは第4図(b)の左側面
図、第4図(b)は縦断面図である。
図において、電磁フランチlは機器固定部側に店仮23
を固定された含油鉄系焼結体製のヨーク2を備えており
、このヨーク2は、基板2aと内極2bおよび外極2c
とで断面コ字形の環状に形成されている。このヨーク2
の環状溝2 d 内には、非磁性材により断面コ字形の
環状に形成されたコイルポビン3が収納されていて、そ
の環状溝3a内には、電磁コイル4が巻回されて収納さ
れており、このコイルボビン3の一部に形成された角筒
状のフランジ部3b内には、箱状に形成されたコネクタ
4が圧入されている。そして電磁コイル4の巻始め端と
巻終り端とはコネクタビン6を介して電源に接続されて
いる。
7は円板部7aと円筒部7bとで一体形成されたロータ
であって、その円筒部7bはヨーク3の内孔に回転自在
に嵌合されており、円板部7aはスペーサ8を介してヨ
ーク2の環状溝2dの開口部に対向している。ロータフ
の円板部7aには、断磁部としてのスリット7cと、摩
擦板7dとが形成されている。こうすることにより、電
磁コイル4が励磁されると、内極2bから基板2a、外
極2c、  ロータ7の円板部7aを通り、アーマチュ
ア(後述)に迂回して内極2bへ戻るように循環する磁
束が形成される。
一方、機器固定部側には回転軸9が回転自在に軸支され
ており、この回転軸9の先端部は周面を面取りされて断
面がD字状の0字部9aか形成されている。この回転軸
9とロータ7との間には全体を符号IOで示すスリーブ
(後述)が介装されていて、このスリーブ10の外周面
には、ギア11aを有するハブ11がロータ7に隣接し
て回転自在に嵌合されており、このハブ11の端面に固
定された板ばね12の外端部には、アーマチュア13が
固着されている。こうすることにより電磁コイル4が励
磁されて磁束が発生すると、アーマチュア13が仮ばね
12の弾発力に抗して摩擦面7bに磁気吸着され、電磁
コイル4の励磁が解かれると、アーマチュア13が板ば
ね12の弾発力により図示の位置へ復帰するように構成
されている。
そこでスリーブIOについて説明する。スリーブlOは
非磁性材であるプラスチックで形成されていてロータ側
スリーブ14とハブ側スリーブ15とに軸方向へ2分割
されており、ロータ側スリーブ14の断面り字状の内孔
と回転軸9の0字部9aとは、回転不能に嵌合されてい
る。ロータ側スリーブ14とハブ側スリーブ15とは、
ヨーク2の端面側とハブ11の端面側とからそれぞれ圧
入されて圧入端を接合されており、両方のスリーブ14
15の圧入端部には、複数個のスリット14a  15
aが形成されていて、これによりロータ側スリーブ14
とハブ側スリーブ15とには弾性が付与されている。一
方、前記ロータ7の内孔には、+i状溝7eが形成され
ており、ロータ側スリーブ14とハブ側スリーブ15と
の接合端部はこの環状溝7C内に係入されている。また
、ロータ側スリーブ14にはヨーク2の基板2aに当接
するフランジ14bとロータフの段差部に当接する段差
部14cとが形成されており、また、ハブ側スリーブ1
5にはハブ11に当接するフランジ1.5 bとロータ
7の端面に当接する段差部15Cとが形成されている。
なお、ハブ11がハブ側スリーブ15上で回転できるよ
うに、フランジ15bと段差部15cとの間隔がハブ1
1の厚みよりもわずかに大きく形成されている。
以上のように構成された電磁フランチの動作を説明する
。ギアllaの噛合により駆動されてハブ11が回転し
ているときに電磁コイル4が励磁されると、アーマチュ
ア13が板ばね12の弾発力に抗してロータフに磁気吸
着されるので、ロータ7およびこれと一体化されたスリ
ーブ10が回転するので、0字部9aとD孔とで一体化
された回転軸9が回転する。
この状態において電磁コイル4の励磁が解かれると、ア
ーマチュア13が板ばね12のばね力でロータ7から超
間するので、ハブ11がスリープ10上で空転し、回転
軸9が停止する。
この電磁フランチの組付けに際しては、分にりされたス
リーブ14.15をヨーク2の端面側とハブ11の端面
側とからそれぞれ挿入すると、スリーブ14.15はス
リット14a、15aの作用で弾性変形しながら圧入さ
れ、その先端が接合されると、この接合端がロータ7内
孔の環状溝7e内で弾性復帰して円筒状に一体化される
ので、その内孔に回転軸9を挿入して0字部9aで一体
化することにより組付は作業が終rし、スナ、ブリング
で固定したりする必要かない。
なお、本実施例においては、ロータ側スリーブ14と回
転軸9とを一体化する手段として0字部9aとD孔とを
嵌合させる例を示したが、これに限定するものではなく
、無頭ねじて固定したりしてもよい。また、ロータフの
環状溝7eは、各スリーブ14.15用として別々に形
成してもよい。
さらに、本実施例は本発明を電磁クラッチに適用した例
を示したが、電磁ブレーキにも同様に適用することがで
き、同様の作用効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明によれば回転軸
に嵌合固定されたスリーブ上にロータと回転体とを隣接
させて配設した電磁連結装置において、前記円筒状のス
リーブを非磁性弾性材により軸方向に分割形成して各分
割円筒部材をヨーク側端面と回転体側端面からそれぞれ
挿入し、挿入端側から切り込みを入れて弾性を付与した
両分割部材の接合端部をロータの内孔に設けた環状溝内
へ係入させたことにより、この電磁連結装置の組付けに
際しては、軸方向に分割された各スリーブをロータの・
端面側と回転体の端面側とからそれぞれ圧入してその圧
入端をロータ内孔の環状溝内で係合するという簡単な動
作で電磁連結装置の組付けを行うことができ、従来のよ
うにスナンブリングによる抜は止めを行ったり、このた
めの溝加工を施したりする必要がないので、組付けが容
易になって生産性が向上し、装置を安価に提供すること
ができるとともに、スリーブの肉厚を薄(することがで
き、装置を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明を電磁クラッチに適用した
例を示し、第1図は電磁クラッチの縦断面図、第2図は
同じく正面図、第3図(a)ないし第3図(C)はロー
タ側スリーブを示し、第3図(a)は第3図(b)の左
側面図、第3図(b)は縦断面図、第3ノ(C)は第3
図(b)の右側面図、第4図(a)、 (b)はハブ側
スリーブを示し、第4図(a)は第4図(b)の左側部
製、第4図(b)は縦断面図である。 1・・・・電磁クラッチ、2・・・・ヨーク、4・・・
・電磁コイル、7・・・・ロータ、7b・・・・円筒部
、7e・・・・環状溝、9・・・・回転軸、10・・・
・スリーブ、11・・・・ハブ、12・・・・板ばね、
13・・・・アーマチュア、14・・・・ロータ側スリ
ーブ、14a15a ・ ・ ・ ・スリット、15・
・ ・・ハブ側スリーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸に嵌合固定されたスリーブと、このスリーブに円
    筒部を嵌合固定されたロータと、このロータの円筒部と
    空転自在に嵌合する内孔を備え機器固定部に固定された
    ヨークと、このヨークに内設された電磁コイルと、前記
    ロータに隣接して前記スリーブの外周に回転自在に嵌合
    された回転体と、この回転体にばね部材を介して支持さ
    れ前記電磁コイルの励磁により前記ロータの吸着面に磁
    気吸着されるアーマチュアとを備えた電磁連結装置にお
    いて、前記円筒状のスリーブを非磁性材により軸方向に
    分割形成して各分割円筒部材を前記ヨーク側端面と回転
    体側側端面からそれぞれ挿入し、挿入端側から切り込み
    を入れて弾性を付与したこれら両分割部材の接合端部を
    、前記ロータの内孔に設けた環状溝内へ係入させたこと
    を特徴とする電磁連結装置。
JP1243469A 1989-09-21 1989-09-21 電磁連結装置 Expired - Lifetime JPH07103899B2 (ja)

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JPH03107621A true JPH03107621A (ja) 1991-05-08
JPH07103899B2 JPH07103899B2 (ja) 1995-11-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11294487A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Mitsubishi Electric Corp 電磁連結装置
JP2008105788A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Ricoh Co Ltd 搬送ローラ、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11294487A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Mitsubishi Electric Corp 電磁連結装置
JP2008105788A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Ricoh Co Ltd 搬送ローラ、及び画像形成装置

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