JPH074105A - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

エレベータ式駐車装置

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JPH074105A
JPH074105A JP5144915A JP14491593A JPH074105A JP H074105 A JPH074105 A JP H074105A JP 5144915 A JP5144915 A JP 5144915A JP 14491593 A JP14491593 A JP 14491593A JP H074105 A JPH074105 A JP H074105A
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JP
Japan
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distance
cage
parking space
loading
elevator
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Pending
Application number
JP5144915A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ito
正義 伊東
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP5144915A priority Critical patent/JPH074105A/ja
Publication of JPH074105A publication Critical patent/JPH074105A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収容能力を大きくし、入出庫作業の所要時間
を短くする。 【構成】 多段の駐車空間6A、6Bと、入出庫床5か
ら各段の駐車空間6A、6Bまで自動車を搬送するエレ
ベータ3とを備えたエレベータ式駐車装置1において、
エレベータ3に、同一昇降路4内でそれぞれ独立して昇
降可能な複数のケージ8A、8Bを上下に離隔して設け
ると共に、上のケージ8Aと下のケージ8Bとの間隔を
検出する距離検出手段19と、この距離検出手段19の
検出データに基づき上下のケージ8A、8Bの間隔を所
定距離以上に保持するよう制御する制御装置20とを設
け、上下のケージ8A、8Bを併用して一方のケージの
搬送行程中に他方のケージの入出庫処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多段の駐車空間にエ
レベータで自動車を搬送し格納する、エレベータ式駐車
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部では、所定の敷地面積内に多数の
自動車を駐車させるため、図6に示すように、多段の駐
車空間6に多数の駐車室9を設け、入出庫床5から各段
の駐車空間6までエレベータ3で自動車を搬送し格納す
るエレベータ式駐車装置1が設けられている。
【0003】このような駐車装置では、単位敷地面積当
たりの駐車台数を多くするために、できるだけ駐車空間
の段数を増加させることが望ましいが、地上部のみに多
段の駐車空間を設けると、建物が高層化するので、種々
の規制を受け多段化が制約される。一方地下のみに多段
の駐車空間を設けると、深部での施工費が嵩みコスト高
となる。
【0004】そこで、地下と地上とを併用して駐車空間
6A、6Bを設けることにより、できるだけ制約を少な
くし、且つ施工費を安価にして多段化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、駐車装置が多
段化されると、収容能力は増加するが、エレベータの昇
降行程が長くなり入出庫作業の所要時間が増大する。ま
た、従来のエレベータは自動車を積載するケージが1台
であり、入出庫口が1個所であるので、入出庫の処理に
も限界がある。
【0006】この発明は、上記課題を解決するものであ
って、収容能力を大きくし、入出庫作業の所要時間は短
くすることのできるエレベータ式駐車装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、多段の駐
車空間と、入出庫床から各段の駐車空間まで自動車を搬
送するエレベータとを備えたエレベータ式駐車装置にお
いて、エレベータに、同一昇降路内でそれぞれ独立して
昇降可能な複数のケージを上下に離隔して設けると共
に、上のケージと下のケージとの間隔を検出する距離検
出手段と、この距離検出手段の検出データに基づき上下
のケージの間隔を所定距離以上に保持するよう制御する
制御装置とを設けることにより上記課題を解決してい
る。下のケージの上部には保護蓋を設けて落下物による
事故を防止する。
【0008】
【作用】入庫する場合、入出庫床でエレベータのケージ
に自動車を乗入れ、エレベータのケージが各段の駐車空
間まで自動車を搬送する。出庫する場合は、エレベータ
のケージが各段の駐車空間から入出庫床まで自動車を搬
送し、入出庫床でケージから自動車を乗出す。
【0009】上部の駐車空間と下部の駐車空間とへの入
出庫の要求が交互に生じた場合には、上部の駐車空間へ
の入出庫作業は上のケージ、下部の駐車空間への入出庫
作業は下のケージが担当し、一方のケージの搬送行程の
間に、他方のケージが入出庫床で自動車の乗入れ、乗出
し等の入出庫処理を行う。上部又は下部いずれか一方の
駐車空間への入出庫の要求が続けて生じた場合には、一
方のケージで入出庫作業を行い、他方のケージは待機さ
せる。しかし、上下のケージの間隔を所定距離以上確保
できるときには、他方のケージも併せて入出庫作業に使
用する。
【0010】入出庫作業中、距離検出手段は上のケージ
と下のケージとの間隔を検出して、検出データを制御装
置に送り、制御装置は距離検出手段の検出データに基づ
き、必要に応じてケージの制動、退避等の指令を出力
し、上下のケージの間隔を常に所定距離以上に保持する
よう制御して接触や衝突を防止する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるエレベータ式
駐車装置の正面図、図2は上のケージの斜視図、図3は
下のケージの斜視図、図4は制御装置のブロック図であ
る。このエレベータ式駐車装置1は、地上5段、地下4
段の駐車空間6A、6Bを備えており、駐車空間6A、
6Bの各段には、地上から地下まで貫通する中央の昇降
路4の左右に駐車室9が配置されている。昇降路4内に
は、上下に離隔してエレベータ3のケージ8A、8Bが
配置され、エレベータ式駐車装置1の上部に設置された
巻上装置11A、11Bからワイヤロープ又はチエン等
の索体2A、2Bでそれぞれ独立して昇降可能に懸垂さ
れている。また、地表面GLには、制御装置20、操作
盤21が設置された入出庫床5が設けられており、ここ
でケージ8A、8B上に搭載されたパレット7への自動
車の乗入れ、パレット7からの乗出し等の入出庫処理を
行う。
【0012】上のケージ8Aは、索体2Aで懸垂された
ケージフレーム15上に、自動車を積載したパレット7
を各駐車空間6A、6Bで駐車室9へ移送するための横
送り装置16Aを備えており、ケージフレーム15の4
隅には昇降路4の案内枠(図示略)に沿って転動する案
内ローラ17が設けられている。下のケージ8Bも同様
に、索体2Bで懸垂されたケージフレーム15上に自動
車を積載したパレット7を各駐車空間6A、6Bで駐車
室9へ移送するための横送り装置16Bを備えており、
ケージフレーム15の4隅には昇降路4の案内枠(図示
略)に沿って転動する案内ローラ17が設けられてい
る。索体2Bは上のケージ8Aの索体2Aと干渉しない
よう配置されている。この下のケージ8B上部には、保
護蓋18が設けられている。
【0013】上のケージ8Aの下面と下のケージ8Bの
上面には、上のケージと下のケージとの間隔を検出する
距離検出器19が設けられている。この実施例では距離
検出器19として超音波センサを用いているが、他の検
出手段を用いることもできる。制御装置20はCPU2
2とメモリ23を備えており、メモリ23には、このエ
レベータ式駐車装置1の上下のケージの間隔を規制する
制限距離のデータと各種の入出庫パターンに応じた制御
プログラムとが記憶されている。
【0014】入庫する場合、運転者は入出庫床5で操作
盤21で入庫指示を行い、エレベータ3のケージ8A、
8B上のパレット7に自動車を乗入れ下車する。ケージ
8A、8Bは各段の駐車空間6A、6Bまで上昇又は下
降し、横送り装置16A、16Bで駐車室9へ自動車を
格納する。出庫する場合は、出庫指示を行うとこれと逆
の手順で自動車が入出庫床5まで搬出される。
【0015】まず上部の駐車空間6A、続いて下部の駐
車空間6Bへの入庫の要求が生じた場合には、入出庫操
作盤21からの信号に基づいて、制御装置20は上部の
駐車空間6Aへの入庫作業は上のケージ8A、下部の駐
車空間6Bへの入庫作業は下のケージ8Bが行うよう巻
上装置11A、11Bへ制御信号を出力する。入庫の
際、まず入出庫床5で上のケージ8Aのパレット7に自
動車を積載すると上のケージ8Aが上昇して搬送行程に
移る。ケージ8Aが指定の駐車空間6Aに達すると、制
御装置20は横送り装置16Aを起動して自動車を積載
したパレット7を駐車室9へ移送する。この搬送行程の
間に下のケージ8Bが入出庫床5に移動して自動車の乗
入れを行う。下のケージ8Bが下降して搬送行程に移る
と、入庫を終えた上のケージ8Aは、再び入出庫床5に
移動して自動車を積載することが可能となる。出庫の際
も同様に上下のケージ8A、8Bで交互に作業を行うこ
とにより、待機時間を少なくすることができる。
【0016】上部の駐車空間6A又は下部の駐車空間6
Bのいずれか一方への入出庫の要求が続けて生じた場合
には、一方のケージで入出庫作業を行なう。上部の駐車
空間6A又は下部の駐車空間6Bのいずれか一方への入
出庫の要求が続けて生じた場合でも、例えば5段目の駐
車空間6Aと2段目の駐車空間6Aとへ入庫を行うよう
な上下のケージの間隔を所定距離以上確保できるときに
は、5段目の駐車空間6Aへの入庫作業を上のケージ8
A、2段目の駐車空間6Aへの入庫作業を割当てること
により、上下のケージ8A、8Bで作業を行うことがで
きる。この場合には、まず、上のケージ8Aで自動車を
5段目の駐車空間6Aまで搬送し、次ぎに下のケージ8
Bで自動車を2段目の駐車空間6Aまで搬送する。
【0017】その後、下部の駐車空間6Bへの入出庫の
要求が続けて生じれば、下のケージ8Bを入出庫床5へ
戻し、上部の駐車空間6Aへの入出庫の要求が続けて生
じれば、下のケージ8Bは入出庫床5より下方へ下降さ
せると共に、上のケージ8Aを入出庫床5へ戻す。この
ような、入出庫作業の間、距離検出器19は上のケージ
8Aと下のケージ8Bとの間隔を検出して、データを制
御装置20に送る。この実施例では、上下のケージ8
A、8Bの間隔が駐車空間の段間隔H以上を保持するよ
うにプログラムされており、制御装置20は、距離検出
手段の検出データに基づき、上下のケージ8A、8Bの
間隔が段間隔H以下になるようなときには、制動、退避
等の指令を出力し、上下のケージ8A、8Bの間隔を常
に所定距離以上に保持するよう制御し、接触や衝突を防
止する。
【0018】図5は、他の実施例の側面図である。この
エレベータ式駐車装置1も地上5段、地下4段の駐車空
間6A、6Bを備えており、駐車空間6A、6Bの各段
には、地上から地下まで貫通する中央の昇降路4の左右
に、前後の駐車室9F、9Rが配置されている。昇降路
4内には、上下に離隔してエレベータ3のケージ8A、
8Bが配置されている。この実施例では、前後の駐車室
9F、9Rのいずれにも自動車13を入出庫できるよう
ケージ8A、8Bは前後に長くなっており、このケージ
8A、8B上には、横送り装置16A、16Bを前後に
移動させるための走行台車18A、18Bを備えてい
る。
【0019】この実施例では、前後の駐車室9F、9R
のどちら側へ自動車13を積載したパレット7を搬送す
るかにより、走行台車18A、18Bの前後走行行程が
必要となり、搬送時間が長くなるため、上下のケージ8
A、8Bの使用による入出庫待ち時間の短縮の効果が大
きくなる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成している
ので、上下のケージを併用して一方のケージの搬送行程
中に他方のケージの入出庫処理を行うことにより、待機
時間を短縮して入出庫作業を効率良く行うことができ、
単位面積当たりの収容能力を大きくすることができる。
下のケージ上部には、保護蓋を設けているので、上部か
らの落下物による人や自動車の損傷を防止し安全を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエレベータ式駐車装置
の正面図である。
【図2】上のケージの斜視図である。
【図3】下のケージの斜視図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】他の実施例の側面図である。
【図6】従来のエレベータ式駐車装置の正面図である。
【符号の説明】
1 エレベータ式駐車装置 2A 索体 2B 索体 3 エレベータ 4 昇降路 5 入出庫床 6A 駐車空間 6B 駐車空間 7 パレット 8A 上のケージ 8B 下のケージ 9 駐車室 11A 巻上装置 11B 巻上装置 13 自動車 16A 横送り装置 16B 横送り装置 19 距離検出器 20 制御装置 21 操作盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段の駐車空間と、入出庫床から各段の
    駐車空間まで自動車を搬送するエレベータとを備えたエ
    レベータ式駐車装置であって、前記エレベータに、同一
    昇降路内でそれぞれ独立して昇降可能な複数のケージを
    上下に離隔して設けると共に、上のケージと下のケージ
    との間隔を検出する距離検出手段と、該距離検出手段の
    検出データに基づき上下のケージの間隔を所定距離以上
    に保持するよう制御する制御装置とを設けたことを特徴
    とするエレベータ式駐車装置。
  2. 【請求項2】 下のケージの上部に保護蓋を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ式駐車装置。
JP5144915A 1993-06-16 1993-06-16 エレベータ式駐車装置 Pending JPH074105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5144915A JPH074105A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 エレベータ式駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5144915A JPH074105A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 エレベータ式駐車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074105A true JPH074105A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15373217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5144915A Pending JPH074105A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 エレベータ式駐車装置

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JP (1) JPH074105A (ja)

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US8191600B2 (en) 2008-12-31 2012-06-05 Android Industries Llc System and method for mounting a tire and a wheel
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JPS62146890A (ja) * 1985-12-19 1987-06-30 株式会社竹中土木 四方向エレベ−タ
JPH0551185A (ja) * 1991-08-27 1993-03-02 Toshiba Corp 自走式エレベータの制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010515