JPH0740693B2 - デ−タ伝送システム - Google Patents

デ−タ伝送システム

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JPH0740693B2
JPH0740693B2 JP61110598A JP11059886A JPH0740693B2 JP H0740693 B2 JPH0740693 B2 JP H0740693B2 JP 61110598 A JP61110598 A JP 61110598A JP 11059886 A JP11059886 A JP 11059886A JP H0740693 B2 JPH0740693 B2 JP H0740693B2
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JP61110598A
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敏文 山本
統 安保
勇三郎 岩佐
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はループ状のデータ伝送システムに係り、特にシ
ステムの障害復旧後の立上げに好適なデータ伝送システ
ムに関する。
〔従来の技術〕
従来のループ状のデータ伝送システムの障害回避および
復旧に関しては、たとえば特開昭57−207454号公報に記
載のように、2重の伝送路によるループバツク方式が一
般に行われている。この従来のデータ伝送システムにお
いては、リモートステーシヨンの電源遮断などの障害が
復旧したのち、ループバツク方式による障害回避策によ
りステーシヨン間のデータ伝送が可能な状態に保たれ、
オペレータがリモートステーシヨンまで出向いてシステ
ム立上げを行う必要がなくなつた。しかし電源遮断によ
りシステムの運転に必要な初期データが喪失しており、
この初期データを伝送するためにオペレータがマニユア
ル操作による立上げを行なう必要があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術のループバツク方式はステーシヨン内の網
構成制御の段階に関するものであつて、データ伝送シス
テムとしての初期データの伝送を含めた再立上げまで自
動的に行うよう配慮されていなかつた。したがつて電源
遮断により喪失したシステム運転に必要な初期データを
伝送するために、オペレータがマニユアル操作による立
上げを行わねばならなかつた。このためオペレータの誤
操作や誤判断による立上げ失敗などが生じ、システムの
信頼性低下および稼動率低下を招く問題点があつた。
本発明の目的はシステムの障害復旧後の立上げをシステ
ムの運転開始に必要な初期データの伝送まで含めて自動
化するループ状データ伝送システムを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、システムの障害復旧時の網構成の変化をマ
スターステーシヨンで検知できるのを利用し、この情報
にもとづき障害が生じていたステーシヨンを検索して、
マスターステーシヨンに接続された処理装置から障害が
復旧したステーシヨンに対し初期データの送信を指令す
ることにより、自動的にデータ伝送システムの立上げを
可能にして、達成される。
〔作用〕
上記データ伝送システムによれば、システムの障害復旧
後の立上げから運転再開に至るまでの処理が全て自動的
にできるので、オペレータなどの操作や判断を必要とし
ないから、オペレータの誤操作や誤判断がなくなつてシ
ステムの信頼性が向上し、さらに復旧に要する時間が短
縮されるからシステムの稼動率が向上する。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図ないし第7図により説明
する。
第1図は本発明によるデータ伝送システムの一実施例を
示すブロック構成図である。第1図において、本データ
伝送システムは1台のマスターステーシヨン2と、複数
のスレーブステーシヨン31,32と、複数のリモートステ
ーシヨン41〜43と、これらのステーシヨンをループ状に
接続した2重化された伝送路1と、マスターあるいはス
レーブステーシヨンに接続された処理装置51〜53とから
構成される。
マスターステーシヨン2はループの中でいずれか1つの
ステーシヨンに決めておくものとし、マスターステーシ
ヨン2には計算機やコントローラなどの処理装置51が接
続されるとともに、ループの網構成制御を行う網構成制
御機能を有し、これにより伝送システムにおけるデータ
伝送を可能にするための準備動作や、伝送路の断線ある
いはステーシヨンの停止などの障害発生時に障害部位を
切り離すとともに2重化された伝送路1を部分的に使用
して縮退したループを構成し運転を続行するループバツ
ク動作、およびその障害復旧処理や障害復旧後の縮退し
たループを自動的に復元する動作などを行う。スレーブ
ステーシヨン31,32はマスターステーシヨン2ととも
に、計算機やコントロールなどの処理装置52,53が接続
されたステーシヨンである。またリモートステーシヨン
41〜43はマスターあるいはスレーブステーシヨンに接続
された処理装置51〜53などと受動的関係で接続される入
出力装置などである。
上記構成のステーシヨンおよび処理装置を含めたシステ
ムが運転を開始するさいには、処理装置51〜53からリモ
ートステーシヨン41〜43に対して初期データの書込みが
行われる。この書込みは処理装置51〜53が初期データ転
送のプログラムを実行し、初期データメモリに記憶され
た初期データ12が処理装置51〜53側のステーシヨンを通
してリモートステーシヨン41〜43に伝送され、初期デー
タテーブル11に記憶されることにより行われる。
いま正常に運転しているシステムに障害が生じ、この障
害が復旧する時の動作を説明する。第2図は第1図の障
害発生時の状態を示すシステム構成例図である。第2図
において、各ステーシヨン2,31,32,41〜43のステーシヨ
ン番号をST1〜ST6とした場合に、リモートステーシヨン
41のST4が電源遮断で停止した状態に相当する。この状
態では、ステーシヨン番号がST3,ST5のステーシヨン32,
42がループバツク点30を形成することにより、システム
がループバツク状態になつている。この状態はマスター
ステーシヨン2内にある網構成状態テーブル10に記録さ
れる。第3図は第1図の網構成状態テーブル10の構成図
である。第3図において、第2図の状態に相当する内容
が図示の形式で、ループ状態が異常であつて、ループバ
ツク端局のステーシヨン番号がST3,ST5のように記録さ
れる。
その後に障害が復旧してシステムが立ち上る時には次よ
うに動作する。まずステーシヨン番号がST4のリモート
ステーシヨン41が復電すると、マスターステーシヨン2
の網構成制御機能によりループバツク状態が解除され
る。マスターステーシヨン2に接続された処理装置51は
マスターステーシヨン2から網構成状態テーブル10から
網構成状態の情報20を読み出し、システムの障害復旧後
の立上げ時のプログラムの処理を実行する。第4図は第
1図の処理装置51の障害復旧後の立上げ時の初期データ
設定プログラムのフローチヤートである。第4図におい
て、マスタステーシヨン2の処理装置51は網構成状態テ
ーブル10を参照してループが正常かどうかを判断し、異
常であれば網構成状態テーブル10により異常のステーシ
ヨン番号ST4のリモートステーシヨン41を判別し、網構
成状態が異常になつたあとは常にループが正常に戻つた
かどうかを判断し、正常に戻つた時には異常が生じてい
たステーシヨン番号ST4のリモートステーシヨン41の接
続されているステーシヨン番号がST3のスレーブステー
シヨン32の処理装置53に対して初期データの書込みをう
ながす発行指令21を伝送システムを介して伝送する。ま
た自ステーシヨンに接続されているステーシヨンが異常
なら、そのステーシヨンに初期データ12を発行して書込
みを行う。
マスターステーシヨン2からの初期データの発行指令21
を受けると、スレーブステーシヨン32の処理装置53はシ
ステム立上げ時のプログラムの処理を実行する。第5図
は第1図の処理装置53の立上げ時の初期データ設定プロ
グラムのフローチヤートである。第5図において、スレ
ーブステーシヨン32の処理装置53はマスターステーシヨ
ン2からの初期データの発行依頼をチエツクし、発行指
令があれば処理装置53内のメモリに記憶してある初期デ
ータ12を当該リモートステーシヨン41に対して発行し、
伝送システムを介し送信してリモートステーシヨン41内
の初期データテーブル11に巻き込まれる。このように処
理装置51,53にそれぞれ組み込まれた第4図,第5図の
プログラムの処理を実行することにより、第2図のルー
プ状態のリモートステーシヨン41の障害が復旧したのち
のリモートステーシヨン41に対する初期データの書込み
が全て自動的に行われ、本データ伝送システムの障害復
旧後の立上げが完了して運転が再開される。
本実施例によれば、ループ状のデータ伝送システムにお
ける障害復旧後の立上げ処理が全て自動的に行われるた
め、オペレータの操作が不要となるとともに、オペレー
タなどの介在する操作がないから後操作や後判断もなく
なつて信頼性の高いシステムが構築できるうえ、復旧に
要する時間もマニユアル操作がないから短縮されてシス
テムの稼動率が向上できる。
第6図は本発明によるデータ伝送システムの他の実施例
を示すブロツク構成図である。第6図において、第1図
と同一符号は同一または相当部分を示す。第7図は第6
図の処理装置51の障害復旧後の立上げ時の初期データ設
定プログラムのフローチヤートである。第7図におい
て、マスタステーシヨン2の処理装置51は網構成状態テ
ーブル10を参照してループが正常かどうかを判断し、異
常になつたあとは常にループが正常に戻つたかどうかを
判断し、正常に戻つた時にはスレーブステーシヨン31,3
2の処理装置52,53に対して初期データの発行指令21を伝
送システムを介してそれぞれ伝送し、これにより処理装
置52,53から初期データ12をリモートステーシヨン42,41
にそれぞれ発行してステーシヨン内の初期データテーブ
ルに書き込ませるとともに、自ステーシヨン下のリモー
トステーシヨン43に対して初期データ12を発行し初期デ
ータテーブル11へ書込みを行う。
本実施例によれば、障害復旧後の立上げ時の初期データ
12の発行を全ての処理装置51〜53が行うので、障害復旧
時に全システムの初期化が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、データ伝送システムの障害復旧後の立
上げから運転再開までの処理が全て自動的に行われるの
で、オペレータなどの操作や判断を不要とするととも
に、これによりオペレータなどの介在による誤操作や誤
判断がなくなつてシステムの信頼性が向上するうえ、さ
らに復旧に要する時間が短縮されてシステムの稼動率が
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ伝送システムの一実施例を
示すブロツク構成図、第2図は第1図の障害発生時のシ
ステム構成例図、第3図は第1図網構成状態テーブル10
の構成図、第4図は第1図の処理装置51のフローチヤー
ト、第5図は第1図の処理装置53のフローチヤート、第
6図は本発明による他の実施例を示すブロツク構成図、
第7図は第6図の処理装置51のフローチヤートである。 1……2重化伝送路、2……マスターステーシヨン、3
1,32……スレーブステーシヨン、41〜43……リモートス
テーシヨン、51〜53……処理装置、10……網構成状態テ
ーブル、11……初期データテーブル、12……初期デー
タ、21……初期データ書込み指令。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置を有するマスターステーション1
    台と、各々が処理装置を有するスレーブステーション複
    数台と、各スレーブステーションに受動的関係で接続さ
    れる複数台のリモートステーションとが2重のループ状
    伝送路で接続されて成り、前記マスターステーションは
    ループの網構成制御機能を有し、いずれかのステーショ
    ンに障害が生じたときは障害ステーションを自動的に切
    り離してループバック方式により正常なステーションを
    接続するループを構成して運転を続行し、障害復旧後に
    は障害復旧したステーションをループ内に取り込んで運
    転を続行するデータ伝送システムにおいて、マスタース
    テーションの処理装置は、障害が復旧したステーション
    がリモートステーションのときは当該リモートステーシ
    ョンの属するステーションが自身のマスターステーショ
    ンであるか又はいずれかのスレーブステーションである
    かを判定する手段と、自身に属するリモートステーショ
    ンであると判定したときは当該リモートステーションの
    再立ち上げに必要な初期データを自身の処理装置から当
    該リモートステーションに伝送する手段と、スレーブス
    テーションに属するリモートステーションと判定したと
    きは当該リモートステーションの属するスレーブステー
    ションに初期データ発行指令を伝送する手段とを備え、
    各スレーブステーションの処理装置は、マスターステー
    ションの処理装置からの初期データ発行指令を受信した
    とき当該リモートステーションに再立ち上げに必要な初
    期データを伝送する手段を備えることを特徴とするデー
    タ伝送システム。
JP61110598A 1986-05-16 1986-05-16 デ−タ伝送システム Expired - Lifetime JPH0740693B2 (ja)

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JPS62268226A JPS62268226A (ja) 1987-11-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53114634A (en) * 1977-03-17 1978-10-06 Toshiba Corp Data highway system

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