JP2000057017A - 遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コンピュータ - Google Patents

遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コンピュータ

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JP2000057017A
JP2000057017A JP10225921A JP22592198A JP2000057017A JP 2000057017 A JP2000057017 A JP 2000057017A JP 10225921 A JP10225921 A JP 10225921A JP 22592198 A JP22592198 A JP 22592198A JP 2000057017 A JP2000057017 A JP 2000057017A
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failure
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Tsunenori Hasebe
恒規 長谷部
Shinichi Sato
慎一 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンピュータに障害が発生して
も、遠隔地からコンピュータの管理及び復旧を可能と
し、遠隔管理性の向上を図る。 【解決手段】 コンソール用インターフェース24を有
するコンピュータ本体10に装着され、当該コンピュー
タ本体を遠隔管理するための遠隔管理モジュール20で
あって、管理用端末に通信回線を介して接続可能な通信
インターフェース25と、通信インターフェースを介し
て管理用端末から受けた信号に基づき、遠隔管理のため
の処理を実行するためのサブCPU21と、サブCPU
21の処理から得られた出力信号をコンソール用インタ
ーフェース15に向けて出力する仲介用コンソールイン
ターフェースとを備えた遠隔管理モジュール及びそれを
用いた遠隔管理機能付コンピュータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器としての
コンピュータの障害監視・復帰方式に係る遠隔管理モジ
ュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コンピュータに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠隔管理を伴い、障害発生によ
って多大な影響が出るプロセス制御などの分野では、コ
ンピュータの障害を監視して速やかに復帰させる観点か
ら次の(1)〜(3)に示すような障害監視・復帰方式
が広く用いられている。 (1)画面表示管理 管理対象のコンピュータは表示装置及びキーボードに接
続されており、且つ自己の状態を監視・管理するための
管理プログラムを有している。この管理プログラムの動
作により、コンピュータの状態をその場で画面に表示し
て管理可能とする障害監視・復帰方式である。 (2)コンソール端末管理 管理対象のコンピュータは、前述同様の管理プログラム
と、RS232-C 等の標準インターフェースとしてのコンソ
ール用インターフェースとを有し、このコンソール用イ
ンターフェースに管理用のダム端末(コンソール端末)
が接続されている。このダム端末の操作により、コンピ
ュータの管理プログラムを動作させ、コンピュータの状
態をダム端末上で管理可能とする障害監視・復帰方式で
ある。 (3)ネットワーク管理 管理対象のコンピュータは、前述同様の管理プログラム
を有し、且つネットワークを介して別の監視用コンピュ
ータ又はネットワーク端末に接続されている。これによ
り、ネットワークを介してコンピュータの管理プログラ
ムを動作させ、コンピュータの状態を監視用コンピュー
タ又はネットワーク端末上で管理可能とする障害監視・
復帰方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな障害監視・復帰方式では、以下のような問題があ
る。すなわち、上記(1)〜(3)のいずれの方式も、
管理対象のコンピュータで管理プログラムが動作する。
このため、管理対象のコンピュータ本体に障害が発生す
ると、管理プログラムの動作が不可能となり、コンピュ
ータの管理が不可能となってしまう。
【0004】次に、仮に障害が発生しても、コンピュー
タの管理プログラムが動作可能な場合がある。この場
合、(1)(2)の方式では、障害情報の待避、コンピ
ュータの初期化、電源遮断及び再投入を実行する際に、
コンピュータの設置場所に出向いて、画面あるいは端末
を操作する必要がある。
【0005】一方、(3)のネットワーク管理の方式で
は、ネットワークの障害時には対応が不可能であり、ま
た同様に、障害情報の待避、コンピュータの初期化、電
源遮断及び再投入を実行するにはコンピュータの設置場
所まで出向く必要がある。また、一旦出向いて障害の内
容を解析し、障害対策用の処置を決めたとしても、対策
用の部品及びプログラムなどを持込むために再度出向く
必要がある。
【0006】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、コンピュータに障害が発生しても、遠隔地からコン
ピュータの管理及び復旧を可能とし、遠隔管理性を向上
し得る遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機
能付コンピュータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、コンソール用インターフェースを有するコンピュー
タ本体に装着され、当該コンピュータ本体を遠隔管理す
るための遠隔管理モジュールであって、操作用の外部の
計算機に通信回線を介して接続可能な通信インターフェ
ースと、前記通信インターフェースを介して前記外部の
計算機から受けた信号に基づき、前記遠隔管理のための
処理を実行するための遠隔管理手段と、前記遠隔管理手
段の処理から得られた出力信号を前記コンソール用イン
ターフェースに向けて出力する仲介用コンソールインタ
ーフェースとを備えた遠隔管理モジュールである。
【0008】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する遠隔管理モジュールを用いた遠隔管理機能
付コンピュータであって、前記コンピュータ本体に電気
エネルギーを供給するための本体電源と、前記本体電源
とは独立して設けられ、前記遠隔管理モジュールに電気
エネルギーを供給するための遠隔管理用電源と、前記コ
ンピュータ本体を監視して障害の発生を検出すると、障
害信号を前記遠隔管理モジュールに送出する障害検出手
段と、前記遠隔管理用電源から供給される電気エネルギ
ーにより動作し、前記障害検出手段から受けた障害信号
に基づいて、前記障害の発生を前記通信インターフェー
スを介して通知する障害通知手段と、前記障害通知手段
による通知の応答として前記通信インターフェースから
受ける指示に基づいて、電源制御信号を前記コンピュー
タ本体に送出する制御信号送出手段と、前記制御信号送
出手段から受けた電源制御信号に基づいて、前記本体電
源を制御する本体電源制御手段とを備えた遠隔管理機能
付コンピュータである。
【0009】また、請求項3に対応する発明は、請求項
2に対応する遠隔管理機能付コンピュータにおいて、前
記遠隔管理モジュールに設けられ、前記コンソール用イ
ンターフェースから出力された出力信号を蓄積する出力
信号蓄積手段と、前記通信インターフェースから受ける
読出信号に基づいて、前記出力信号蓄積手段に蓄積され
た出力信号の内容を前記通信インターフェースを介して
通知する蓄積内容通知手段とを備えた遠隔管理機能付コ
ンピュータである。
【0010】また、請求項4に対応する発明は、請求項
2に対応する遠隔管理機能付コンピュータにおいて、前
記コンピュータ本体を監視して障害の発生を検出する
と、障害信号を前記コンソール用インターフェースを介
して出力する第2の障害検出手段と、前記遠隔管理用電
源から供給される電気エネルギーにより動作し、前記第
2の障害検出手段から受けた障害信号内に所定の障害情
報が含まれるとき、当該障害情報に基づいて、電源制御
信号を前記本体電源制御手段に送出する第2の制御信号
送出手段とを備えた遠隔管理機能付コンピュータであ
る。
【0011】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1に対応する遠隔管理モジュールを用いた遠隔管理機
能付コンピュータであって、前記コンピュータ本体にソ
フトウェア障害が発生したとき、現在使用中のデータを
前記遠隔管理モジュールに転送する障害データ転送手段
と、前記障害データ転送手段から転送されたデータを保
存する障害データ保存手段と、前記通信インターフェー
スから受ける読出信号に基づいて、前記障害データ保存
手段により保存されたデータを前記通信インターフェー
スを介して通知する障害データ通知手段とを備えた遠隔
管理機能付コンピュータである。
【0012】また、請求項6に対応する発明は、請求項
1に対応する遠隔管理モジュールを用いた遠隔管理機能
付コンピュータであって、前記遠隔管理モジュールに設
けられ、前記コンピュータ本体からパスワードが変更可
能に設定されたパスワード設定手段と、前記通信インタ
ーフェースからパスワードを受けたとき、前記パスワー
ド設定手段を参照して当該パスワードの真偽を判定し、
この判定結果が真を示すとき、前記コンピュータ本体と
の接続を行なうパスワード判定手段とを備えた遠隔管理
機能付コンピュータである。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、通信インターフェースが操
作用の外部の計算機に通信回線を介して接続を行い、遠
隔管理手段が、通信インターフェースを介して外部の計
算機から受けた信号に基づき、遠隔管理のための処理を
実行し、仲介用コンソールインターフェースが、遠隔管
理手段の処理から得られた出力信号をコンソール用イン
ターフェースに向けて出力するので、コンピュータに障
害が発生しても、遠隔地からコンピュータの管理及び復
旧を可能とし、遠隔管理性を向上させることができる。
【0013】また、請求項2に対応する発明は、コンピ
ュータ本体に電気エネルギーを供給するための本体電源
と、本体電源とは独立して遠隔管理モジュールに電気エ
ネルギーを供給するための遠隔管理用電源とを設け、障
害検出手段が、コンピュータ本体を監視して障害の発生
を検出すると、障害信号を遠隔管理モジュールに送出
し、障害通知手段が、遠隔管理用電源から供給される電
気エネルギーにより動作しつつ、障害検出手段から受け
た障害信号に基づいて、障害の発生を通信インターフェ
ースを介して通知し、制御信号送出手段が、障害通知手
段による通知の応答として通信インターフェースから受
ける指示に基づいて、電源制御信号をコンピュータ本体
に送出し、本体電源制御手段が、制御信号送出手段から
受けた電源制御信号に基づいて、本体電源を制御するの
で、請求項1に対応する作用に加え、コンピュータ本体
に発生した障害を迅速に外部の計算機に通知してその応
答により本体電源を制御でき、もって、障害に対する対
応を迅速化することができる。
【0014】さらに、請求項3に対応する発明は、遠隔
管理モジュールに設けられた出力信号蓄積手段が、コン
ソール用インターフェースから出力された出力信号を蓄
積し、蓄積内容通知手段が、通信インターフェースから
受ける読出信号に基づいて、出力信号蓄積手段に蓄積さ
れた出力信号の内容を通信インターフェースを介して通
知するので、請求項2に対応する作用に加え、外部の計
算機が未接続のときにコンピュータ本体が何らかの出力
信号をコンソール用インターフェースに出力した場合で
も、後から外部の計算機を接続すると、その出力内容を
読出すことができる。
【0015】また、請求項4に対応する発明は、第2の
障害検出手段が、コンピュータ本体を監視して障害の発
生を検出すると、障害信号をコンソール用インターフェ
ースを介して出力し、第2の制御信号送出手段が、遠隔
管理用電源から供給される電気エネルギーにより動作し
つつ、第2の障害検出手段から受けた障害信号内に所定
の障害情報が含まれるとき、この障害情報に基づいて、
電源制御信号を本体電源制御手段に送出するので、請求
項2に対応する作用に加え、障害の発生時に、操作者の
操作を待たずに自動的に本体電源を復旧でき、復旧の迅
速化を図ることができる。
【0016】さらに、請求項5に対応する発明は、障害
データ転送手段が、コンピュータ本体にソフトウェア障
害が発生したとき、現在使用中のデータを遠隔管理モジ
ュールに転送し、障害データ保存手段が、障害データ転
送手段から転送されたデータを保存し、障害データ通知
手段が、通信インターフェースから受ける読出信号に基
づいて、障害データ保存手段により保存されたデータを
通信インターフェースを介して通知するので、請求項1
に対応する作用に加え、遠隔操作により、障害時のデー
タを読出すことができ、障害解析や復旧などの処理の容
易化を図ることができる。
【0017】また、請求項6に対応する発明は、遠隔管
理モジュールにてコンピュータ本体からパスワードが変
更可能に設定されたパスワード設定手段を設け、パスワ
ード判定手段が、通信インターフェースからパスワード
を受けたとき、パスワード設定手段を参照して当該パス
ワードの真偽を判定し、この判定結果が真を示すとき、
コンピュータ本体との接続を行なうので、請求項1に対
応する作用に加え、パスワードを用いて許可された管理
者のみをアクセス可能とし、且つパスワードを用いてコ
ンピュータ本体にアクセスすることにより、コンピュー
タ本体からパスワード設定手段内のパスワードを変更可
能となるので、機密保持性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付
きのコンピュータ本体の構成を示す模式図であり、図2
はこのコンピュータ本体と遠隔管理用の管理用端末との
接続構成を示す模式図である。
【0019】コンピュータ本体10は、コンピュータ本
体10に電気エネルギーを供給するための本体電源11
を有し、メインCPU12、主メモリ13、周辺インタ
ーフェース14及びコンソール用インターフェース15
がシステムバス16を介して互いに接続されている。コ
ンソール用インターフェース15は、コンソールコネク
タRSに接続されている。
【0020】また、コンピュータ本体10は、メインC
PU12とは別系統のサブプロセッサシステムとして遠
隔管理モジュール20が装着されている。遠隔管理モジ
ュール20は、サブCPU21、内部メモリ22、交信
インターフェース23、仲介用コンソールインターフェ
ース24及び通信インターフェース25がバス26を介
して互いに接続されている。交信インターフェース23
は本体側のシステムバス16に接続されており、仲介用
コンソールインターフェース24はコンソールコネクタ
Aを介してコンソールコネクタRSに接続されている。
通信インターフェース25は、通信回線コネクタEに接
続されており、図2に示すように、この通信回線コネク
タEからモデム31、公衆回線32及びモデム33を介
して管理用端末40に接続されている。
【0021】なお、通信インターフェース25と管理用
端末40とは、図3に示すように、LAN34を介して
接続してもよく、図4に示すように、LAN34、ルー
タ35、公衆回線32及びルータ36を介して接続して
もよい。この種のLAN34には、例えばEthernetがあ
る。Ethernetは、米ゼロックス社、米ディジタル・イク
イップメント(DEC) 社及び米インテル社が共同開発した
LANの商品名、あるいはIEEE802 委員会が作成したCS
MA/CD 型LAN(IEEE802.3)の名称である。また、図3及び
図4は、夫々N台のコンピュータ本体10を1台の管理
用端末40により管理する場合の構成を示すが、コンピ
ュータ本体10が1台(N=1)でも良いことは言うま
でもない。
【0022】ここで、本体電源11は、図示しない電源
ラインを介し、コンピュータ本体10内の遠隔管理モジ
ュール20を含む全モジュールに共通に電気エネルギー
を供給するものである。
【0023】メインCPU12は、コンピュータ本体1
0のシステムバス16に接続されており、主メモリ13
内のプログラムに基づいて、例えばプラント制御等の処
理を実行するものである。
【0024】主メモリ13は、コンピュータ本体10の
システムバス16に接続されており、メインCPU12
の処理プログラム及びデータが記憶されるものである。
周辺インターフェース14は、コンピュータ本体10の
システムバス16に接続されており、周辺機器との接続
用のインターフェースであり、図2〜図4に示すよう
に、ここでは少なくとも1つがコネクタEther を介して
LAN(Ethernet) に接続されている。
【0025】コンソール用インターフェース15は、コ
ンピュータ本体10のシステムバス16とコンソールコ
ネクタRSとの間に介在して設けられ、コンソールコネ
クタRSを介してデータ入出力用のダム端末又は別のワ
ークステーション端末などを接続可能なRS232C等の標準
インターフェースであるが、本発明ではコンソールコネ
クタRSを介して遠隔管理モジュール20に接続され
る。
【0026】サブCPU21は、遠隔管理モジュール2
0内でバス26に接続されており、内部メモリ22内の
処理プログラムに基づいて、遠隔管理のための処理を実
行するものである。なお、遠隔管理のための処理として
は、具体的には後述するが、例えば仲介用コンソールイ
ンターフェース24又は通信インターフェース25を介
し、管理用端末40又はコンピュータ本体10のいずれ
か一方から受けた信号を他方に転送する仲介処理があ
り、また、コンピュータ本体10の状態を通信インター
フェース15を介して管理用端末40に通知する通知処
理や、通信インターフェース15を介して管理用端末4
0から受けた制御信号に基づいてコンピュータ本体10
を制御する制御処理などがある。
【0027】内部メモリ22は、遠隔管理モジュール2
0内でバス26に接続されており、サブCPU21の処
理プログラム及びデータが記憶されるものである。交信
インターフェース23は、遠隔管理モジュール20内で
バス26に接続されており、コンピュータ本体10のシ
ステムバス16を介してメインCPU12と通信するた
めのものである。
【0028】仲介用コンソールインターフェース24
は、遠隔管理モジュール20内でバス26に接続され且
つコンソールコネクタA,RSを介してコンピュータ本
体10のコンソール用インターフェース15に接続され
たインターフェースであり、コンピュータ本体10のコ
ンソール用インターフェース15に準拠した構成となっ
ている。
【0029】通信インターフェース25は、遠隔管理モ
ジュール20内でバス26に接続され且つ通信回線コネ
クタE等を介して管理用端末40に接続されたインター
フェースであり、例えばEthernet及びRS232Cなどを用い
たLAN又はWAN等のネットワークに接続可能なもの
である。
【0030】次に、以上のような遠隔管理モジュールが
装着されたコンピュータ本体の動作を説明する。リモー
ト側の管理用端末40は、LAN等の通信回線から通信
回線コネクタEやLAN等を介して遠隔管理モジュール
20内の通信インターフェース25に接続される。遠隔
管理モジュール20では、サブCPU22が、通信イン
ターフェース25を介して管理用端末40から受けた信
号に基づき、遠隔管理のための処理を実行する。
【0031】しかる後、仲介用コンソールインターフェ
ース24が、遠隔管理用の処理から得られた出力信号を
コンピュータ本体10のコンソール用インターフェース
15に向けて出力する。
【0032】上述したように本実施形態によれば、サブ
CPU21が、コンソール用インターフェース15と管
理用端末40との間のデータ通信を仲介し、あたかも、
リモート側の管理用端末40がコネクタRSに接続され
ているかのように処理を行うので、コンピュータに障害
が発生しても、遠隔地からコンピュータの管理及び復旧
を可能とし、遠隔管理性を向上させることができる。
【0033】また、遠隔管理モジュール20は、コンピ
ュータ本体20の持つ標準装備のコンソールコネクタR
Sに接続されるため、コンピュータ本体10のハードウ
ェアを変更せずに装着することができる。 (第2の実施形態)図5は本発明の第2の実施形態に係
る遠隔管理機能付きのコンピュータ本体の構成を示す模
式図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその
詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。また、以下の各実施形態も同様にして重複した
説明を省略する。
【0034】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
の変形形態であり、遠隔管理モジュール20の独立性を
高めて遠隔管理性の向上を図るものであって、具体的に
は本体電源11とは独立して遠隔管理モジュール20に
電気エネルギーを供給するスタンバイ電源17と、コン
ピュータ本体10内で当該コンピュータの監視・制御を
行うシステム制御回路18と、遠隔管理モジュール20
に設けられ、システム制御回路18との間でデータの授
受を行う制御インターフェース27とを備えている。
【0035】ここで、スタンバイ電源17は、本体電源
11とは独立して設けられ、通常は待機(スタンバイ)
しているが本体電源11の電圧低下時には電気エネルギ
ーを遠隔管理モジュール20に供給するバックアップ機
能をもつ電源である。
【0036】システム制御回路18は、コンピュータ本
体10の異常検出、状態監視を行い、遠隔管理モジュー
ル20内部の制御インターフェース27に監視・障害信
号を出力する機能と、制御インターフェース27からの
制御信号により、コンピュータ本体10の初期化、電源
遮断、電源投入、障害情報の待避機能の起動などを行う
機能をもっている。
【0037】また、システム制御回路18の設置に対応
し、サブCPU21の処理プログラムには次のような機
能が付加されている。すなわち、サブCPU21の処理
プログラムは、前述のコンソール仲介の機能以外の機能
として、システム制御回路18から受ける監視・障害信
号を通信インターフェース25を介して管理用端末40
に通知する機能と、通知の応答として管理用端末40か
らサブCPU21に対してコンピュータ本体10の初期
化、電源遮断、電源投入、あるいは障害情報の待避など
の指示を受けると、この指示に相当する制御信号を制御
インターフェース27を介してシステム制御回路18に
向けて送出する機能とをもっている。
【0038】また、サブCPU21の処理プログラム
は、このようなシステム制御回路18を用いる制御モー
ドと、前述の仲介モードとを管理用端末40からの指示
により遷移可能としている。
【0039】次に、このような遠隔管理機能付きのコン
ピュータ本体の動作を説明する。システム制御回路18
は、コンピュータ本体10を監視して障害の発生を検出
すると、障害信号を遠隔管理モジュール20に送出す
る。遠隔管理モジュール20内のサブCPU21は、制
御インターフェース27を介してシステム制御回路18
から受けた障害信号に基づいて、障害の発生を通信イン
ターフェース25を介して管理用端末40に通知する。
【0040】管理用端末40は、この通知により、障害
の発生を表示すると共に、操作者の操作により入力され
た指示を遠隔管理モジュール20に送出する。遠隔管理
モジュール20では、サブCPU21が、通信インター
フェース25を介して管理用端末40から受けた指示に
基づいて、制御信号をコンピュータ本体10のシステム
制御回路18に送出する。
【0041】システム制御回路18は、この制御信号に
基づいて、コンピュータ本体10の初期化、本体電源1
1の遮断又は投入、あるいは障害情報の待避などを実行
する。
【0042】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加え、コンピュータ本体10に発生
した障害を迅速に管理用端末40に通知してその応答に
より本体電源11を制御するので、障害に対する対応を
迅速化することができる。
【0043】また、遠隔管理モジュール20は、本体電
源11とは別のスタンバイ電源17から電気エネルギー
が供給されることにより、本体電源11が遮断されてい
る場合でも動作するので、前述した効果を容易且つ確実
に奏することができる。 (第3の実施形態)図6は本発明の第3の実施形態に係
る遠隔管理機能付きのコンピュータ本体の構成を示す模
式図である。
【0044】本実施形態は、第2の実施形態の変形形態
であり、管理用端末40からの操作性の向上を図るもの
であり、具体的にはスタンバイ電源17からコンソール
用インターフェース15にも電気エネルギーを供給可能
とし、このコンソール用インターフェース15には管理
用端末40からの指示により本体電源11を起動可能な
機能を付加したものとなっている。なお、制御インター
フェース27は省略されている。
【0045】ここで、コンソール用インターフェース1
5は、スタンバイ電源17により本体電源11の遮断時
にも動作可能なものであり、予め電源投入等の制御に対
応した情報(信号又はデータ列)が設定されており、遠
隔管理モジュール20を介して管理用端末40から受け
た特別な信号又はデータ列に基づいて、本体電源11を
起動可能な機能を有している。
【0046】この起動可能な機能は、一般にWake UP LA
N と呼ばれる機能でも実現可能であり、コンソール用イ
ンターフェース15が本体電源11を直接制御してもよ
いが、ここでは、管理用端末40からの特別な信号ある
いはデータ列により、コンソール用インターフェース1
5が、本体の初期化、障害情報待避の起動などを示す制
御信号をシステム制御回路18に与える機能とする。
【0047】一方、サブCPU21の処理プログラム
は、前述のように、仲介モードと制御モードとを遷移可
能であるが、制御モードにおいて、リモート側の管理用
端末40から、例えば本体電源11投入の指示がきた場
合、疑似仲介モードに入り、電源投入を指示するための
特別な信号あるいはデータ列をコネクタA,RS経由で
コンソール用インターフェース15に与える機能をもっ
ている。なお、コンピュータ本体10に予め管理用端末
40からの制御機能がある場合、コンピュータ本体10
に機能を追加せずに、管理用端末40からの指示により
第2の実施形態と同様に本体電源11を制御可能とな
る。
【0048】また、サブCPU21は、遠隔管理モジュ
ール40がコンソール用インターフェース15に接続さ
れているとき、コンピュータ本体10よりコンソール用
インターフェース15を通して出力されるメッセージ内
容を監視しつつ内部メモリ22に蓄積可能となってい
る。内部メモリ22内の情報は、制御モードにおいて管
理用端末40から通信インターフェース25を介して読
出可能となっている。
【0049】次に、このような管理機能付きのコンピュ
ータ本体の動作を説明する。いま、コンピュータ本体1
0の本体電源11が停止状態にあり、この本体電源11
を起動状態に移行させたいとする。このとき、管理用端
末40は、操作者の操作により、特別な信号あるいはデ
ータ列を遠隔管理モジュール20に送信する。
【0050】遠隔管理モジュール20は、サブCPU2
1がこの特別な信号あるいはデータ列により疑似仲介モ
ードに入り、この特別な信号あるいはデータ列を仲介用
コンソールインターフェース24からコンソールコネク
タA,RS経由でコンソール用インターフェース15に
与える。
【0051】コンソール用インターフェース15は、自
己の有する設定内容と、このコネクタRS経由で受ける
信号とを比較し、両者が一致したとき、受けた信号に対
応する例えば電源投入の指示をシステム制御回路18に
与える。システム制御回路18は、この指示に従って本
体電源11を起動制御する。
【0052】すなわち、管理用端末40により、遠隔管
理モジュール20及びコンソール用インターフェース1
5及びシステム制御回路18を介して本体電源11を遠
隔操作することができる。
【0053】続いて、遠隔管理モジュール20内のサブ
CPU21は、コンピュータ本体10よりコンソール用
インターフェース15を通して出力されるメッセージ内
容を監視しつつ内部メモリ22に蓄積する。
【0054】このため、リモート側の管理用端末40が
接続されていない時に、コンピュータ本体10が何らか
のメッセージを管理用端末40に向けて出力した場合で
も、後から管理用端末40を接続すると、そのメッセー
ジ内容を遠隔管理モジュール20の内部メモリ22から
読出すことができる。
【0055】上述したように本実施形態によれば、遠隔
管理モジュール20が、管理用端末40から送信された
信号を仲介して本体コンピュータ10のコンソール用イ
ンターフェース15に与え、コンソール用インターフェ
ースが、この信号に基づいてシステム制御回路18に電
源投入指示等の制御信号を与え、システム制御回路18
がこの制御信号に従い、本体電源11などのコンピュー
タ本体10の構成要素を制御するので、管理用端末40
からコンピュータ本体10を制御することができる。
【0056】また、遠隔管理モジュール20内のサブC
PU21が、コンソール用インターフェース24から出
力されたメッセージを内部メモリ22に蓄積し、管理用
端末40から読出信号を受けたとき、サブCPU21
が、この読出信号に基づいて、内部メモリ22に蓄積さ
れたメッセージの内容を通信インターフェース25を介
して通知するので、外部の管理用端末40が未接続のと
きにコンピュータ本体10が何らかの出力信号をコンソ
ール用インターフェース15に出力した場合でも、後か
ら外部の計算機を接続すると、その出力内容を読出すこ
とができる。
【0057】なお、図1、図5及び図6に示す構成は互
いに組合せてもよいことは言うまでもない。例えば、図
7に示すように、第2の実施形態と同様にシステム制御
回路18の監視と管理用端末40からの制御によって本
体電源11を制御する機能と、本実施形態のように管理
用端末40からの制御によって本体電源11を制御する
機能とを同時に搭載することができる。 (第4の実施形態)次に、本発明の第4の実施形態に係
るコンピュータ本体について前述した図6を用いて説明
する。
【0058】すなわち、本実施形態は、第3の実施形態
の変形形態であり、サブCPU21の処理プログラムに
よるメッセージの監視機能に対し、監視結果に伴って制
御機能を付加したものである。この制御機能は、メッセ
ージのキーワードとそれに対応する制御指令との組を予
め内部メモリ22に登録し、且つサブCPU21の処理
プログラム内の手順に、メッセージを監視してメッセー
ジ内のキーワードに応じて内部メモリ22から対応する
制御指令を読出すと共に、その制御指令に応じて処理を
実行する旨の手順を付加することにより実現されてい
る。
【0059】ここで、内部メモリ22に登録される処理
としては、例えば記憶のみ、あるいは再起動、電源投
入、通報などが使用可能となっている。従って、以上の
ような構成により、システム制御回路18が、コンピュ
ータ本体10を監視して障害の発生を検出すると、例え
ば障害信号のメッセージをコンソール用インターフェー
ス15を介して出力し、サブCPU21は、スタンバイ
電源17から供給される電気エネルギーにより動作しつ
つ、コンソール用インターフェース15から出力される
メッセージを監視し、設定済のキーワードに相当するメ
ッセージが出力された場合は、対応する制御を実行す
る。このため、第3の実施形態の効果に加え、障害の発
生時に、操作者の操作を待たずに自動的に本体電源11
を復旧でき、復旧の迅速化を図ることができると共に、
設定されたメッセージ内容に応じて様々な処理を実現す
ることができる。なお、本実施形態のメッセージの監視
とそれによる制御機能は、第1又は第2の実施形態に組
合せても良いことは言うまでもない。 (第5の実施形態)次に、本発明の第5の実施形態に係
るコンピュータ本体について説明する。すなわち、本実
施形態は、第1〜第4の実施形態の変形形態であり、サ
ブCPU21により、制御モードにてリモート側の管理
用端末40との間でファイルの転送機能を実現したもの
である。
【0060】この転送機能は、本体側の主メモリ13
と、遠隔管理モジュール20側の内部メモリ22とに夫
々ファイル転送用の処理プログラムを記憶させた構成に
より実現可能となっている。
【0061】このような構成により、管理用端末40か
ら遠隔管理モジュール20に転送されたファイルを、さ
らに、交信インターフェース23などを介して本体の主
メモリ13や記憶装置(図示せず)に転送させることが
できる。
【0062】また、ファイル転送の完了後、第1の実施
形態のリモートコンソール機能により、そのプログラム
のインストール、起動あるいはパッチを当てるなどの処
理ができ、ソフトウェアによる障害解析、復旧などの処
理に活用することができる。
【0063】さらにまた、コンピュータ本体10にソフ
トウェア障害が発生したとき、現在使用中のデータを遠
隔管理モジュール20に転送し、サブCPU21が、転
送されたデータを内部メモリ22に保存し、管理用端末
40から読出信号を受けたとき、この読出信号に基づい
て、内部メモリ22内のデータを通信インターフェース
25を介して管理用端末40に通知するので、第1〜第
4の実施形態の効果に加え、遠隔操作により、障害時の
データを読出すことができ、障害解析や復旧などの処理
の容易化を図ることができる。 (第6の実施形態)次に、本発明の第6の実施形態に係
るコンピュータ本体の動作を説明する。すなわち、本実
施形態は、第1〜第5の実施形態の変形形態であり、遠
隔管理モジュール20にパスワード機能を備えた構成と
なっている。
【0064】このパスワード機能は、本体側のメインC
PU12がパスワードを遠隔管理モジュール20内で交
信インターフェース23を介してサブCPU21(又は
内部メモリ22)に設定する構成により実現されてい
る。
【0065】以上のような構成により、管理用端末40
は、コンピュータ本体10に最初にアクセスするとき、
接続要求及びパスワードを遠隔管理モジュール20に与
える。遠隔管理モジュール20のサブCPU21は、接
続要求を受けると、管理用端末40から受けたパスワー
ドの真偽を予め設定されたパスワードとの一致/不一致
に基づいて判定し、両者が一致するとき、管理端末40
からのパスワードを真として接続を許可する。
【0066】これにより、パスワードを用いて許可され
た管理者のみをアクセス可能とするので、機密保持性を
向上させることができる。また、リモート側の管理用端
末40から遠隔管理モジュール20のパスワードを変更
する際には、遠隔管理モジュール20のパスワードによ
って遠隔管理モジュール20に接続した後、仲介モード
により、本体のコンソール用インターフェース15に接
続し、コンピュータ本体10(メインCPU21)内の
パスワードによって本体コンピュータに接続してから本
体側(主メモリ13内)の処理プログラムによって行
う。
【0067】このため、コンピュータ本体10の設置場
所にて、コネクタRSに本来のコンソールを接続し、こ
のコンソールから遠隔管理モジュール20のパスワード
を変更できる。また、このように、パスワードを用いて
コンピュータ本体10にアクセスすることにより、コン
ピュータ本体10からパスワードを変更するので、より
一層、機密保持性の向上に有効な構成を実現することが
できる。
【0068】なお、上記各実施形態では、特にコンピュ
ータ本体10の用途を述べなかったが、例えばプラント
制御用のコンピュータに限らず、情報処理装置一般のコ
ンピュータに適用しても、本発明と同様に実施でき、同
様の効果を得ることができる。その他、本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンピュータに障害が発生しても、遠隔地からコンピュー
タの管理及び復旧を可能とし、遠隔管理性を向上できる
遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コ
ンピュータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遠隔管理モジュ
ール及びそれを用いた遠隔管理機能付きのコンピュータ
本体の構成を示す模式図
【図2】同実施形態におけるコンピュータ本体と管理用
端末との接続構成を示す模式図
【図3】同実施形態における管理用端末との接続構成の
変形例を示す模式図
【図4】同実施形態における管理用端末との接続構成の
変形例を示す模式図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る遠隔管理機能付
きのコンピュータ本体の構成を示す模式図
【図6】本発明の第3の実施形態に係る遠隔管理機能付
きのコンピュータ本体の構成を示す模式図
【図7】同実施形態におけるコンピュータ本体の変形構
成を示す模式図
【符号の説明】
10…コンピュータ本体 11…本体電源 12…メインCPU 13…主メモリ 14…周辺インターフェース 15…コンソール用インターフェース 16…システムバス 17…スタンバイ電源 18…システム制御回路 20…遠隔管理モジュール20 21…サブCPU 22…内部メモリ 23…交信インターフェース 24…仲介用コンソールインターフェース 25…通信インターフェース 26…バス 27…制御インターフェース 31,33…モデム 32…公衆回線 34…LAN 35,36…ルータ 40…管理用端末 RS,A…コンソールコネクタ E…通信回線コネクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソール用インターフェースを有する
    コンピュータ本体に装着され、当該コンピュータ本体を
    遠隔管理するための遠隔管理モジュールであって、 操作用の外部の計算機に通信回線を介して接続可能な通
    信インターフェースと、 前記通信インターフェースを介して前記外部の計算機か
    ら受けた信号に基づき、前記遠隔管理のための処理を実
    行するための遠隔管理手段と、 前記遠隔管理手段の処理から得られた出力信号を前記コ
    ンソール用インターフェースに向けて出力する仲介用コ
    ンソールインターフェースとを備えたことを特徴とする
    遠隔管理モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠隔管理モジュールを
    用いた遠隔管理機能付コンピュータであって、 前記コンピュータ本体に電気エネルギーを供給するため
    の本体電源と、 前記本体電源とは独立して設けられ、前記遠隔管理モジ
    ュールに電気エネルギーを供給するための遠隔管理用電
    源と、 前記コンピュータ本体を監視して障害の発生を検出する
    と、障害信号を前記遠隔管理モジュールに送出する障害
    検出手段と、 前記遠隔管理用電源から供給される電気エネルギーによ
    り動作し、前記障害検出手段から受けた障害信号に基づ
    いて、前記障害の発生を前記通信インターフェースを介
    して通知する障害通知手段と、 前記障害通知手段による通知の応答として前記通信イン
    ターフェースから受ける指示に基づいて、電源制御信号
    を前記コンピュータ本体に送出する制御信号送出手段
    と、 前記制御信号送出手段から受けた電源制御信号に基づい
    て、前記本体電源を制御する本体電源制御手段とを備え
    たことを特徴とする遠隔管理機能付コンピュータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遠隔管理機能付コンピ
    ュータにおいて、 前記遠隔管理モジュールに設けられ、前記コンソール用
    インターフェースから出力された出力信号を蓄積する出
    力信号蓄積手段と、 前記通信インターフェースから受ける読出信号に基づい
    て、前記出力信号蓄積手段に蓄積された出力信号の内容
    を前記通信インターフェースを介して通知する蓄積内容
    通知手段とを備えたことを特徴とする遠隔管理機能付コ
    ンピュータ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の遠隔管理機能付コンピ
    ュータにおいて、 前記コンピュータ本体を監視して障害の発生を検出する
    と、障害信号を前記コンソール用インターフェースを介
    して出力する第2の障害検出手段と、 前記遠隔管理用電源から供給される電気エネルギーによ
    り動作し、前記第2の障害検出手段から受けた障害信号
    内に所定の障害情報が含まれるとき、当該障害情報に基
    づいて、電源制御信号を前記本体電源制御手段に送出す
    る第2の制御信号送出手段とを備えたことを特徴とする
    遠隔管理機能付コンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の遠隔管理モジュールを
    用いた遠隔管理機能付コンピュータであって、 前記コンピュータ本体にソフトウェア障害が発生したと
    き、現在使用中のデータを前記遠隔管理モジュールに転
    送する障害データ転送手段と、 前記障害データ転送手段から転送されたデータを保存す
    る障害データ保存手段と、 前記通信インターフェースから受ける読出信号に基づい
    て、前記障害データ保存手段により保存されたデータを
    前記通信インターフェースを介して通知する障害データ
    通知手段とを備えたことを特徴とする遠隔管理機能付コ
    ンピュータ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の遠隔管理モジュールを
    用いた遠隔管理機能付コンピュータであって、 前記遠隔管理モジュールに設けられ、前記コンピュータ
    本体からパスワードが変更可能に設定されたパスワード
    設定手段と、 前記通信インターフェースからパスワードを受けたと
    き、前記パスワード設定手段を参照して当該パスワード
    の真偽を判定し、この判定結果が真を示すとき、前記コ
    ンピュータ本体との接続を行なうパスワード判定手段と
    を備えたことを特徴とする遠隔管理機能付コンピュー
    タ。
JP10225921A 1998-08-10 1998-08-10 遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コンピュータ Pending JP2000057017A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030083127A (ko) * 2002-04-19 2003-10-30 (주)크라베르 컴퓨터 원격제어장치 및 그 방법
JP2005223678A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置
JP2013206121A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Konica Minolta Inc 認証システム、電子機器及び認証方法

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