JPH0740405B2 - Dat装置 - Google Patents

Dat装置

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JPH0740405B2
JPH0740405B2 JP2017809A JP1780990A JPH0740405B2 JP H0740405 B2 JPH0740405 B2 JP H0740405B2 JP 2017809 A JP2017809 A JP 2017809A JP 1780990 A JP1780990 A JP 1780990A JP H0740405 B2 JPH0740405 B2 JP H0740405B2
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JP
Japan
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signal
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audio data
audio
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JP2017809A
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佑紀 阿部
宇済 青山
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はDAT装置に関し、特に再生音声信号のS/Nを改
善したDAT装置に関する。
(従来の技術) テープ上に音声信号をデジタル的に記録し、再生時は、
このデジタル信号を読み出した後、アナログ信号に変換
して再生音声信号として出力するDAT(デジタル・オー
ディオ・テープ)装置は、音質の劣化が極めて少ないこ
とから、今後のオーディオ装置の主流として期待されて
いる。
DAT装置においては、これまでテープ上の信号データエ
リアのうち、音声データエリアとして割り当てられてい
る16ビットエリア(音声データエリア)を有効に活用す
る試みが種々提案されている。
例えば、第3図(a)に示すように、MSBからLSBの16ビ
ットのエリア全体をオーディオ(Audio)データ領域と
して用いる標準的なDAT装置に対して、第3図(b)に
示すように、16ビット領域のうち、10ビットをオーディ
オ領域とし、残り6ビットをビデオ(Video)データ領
域として用いたり、第3図(c)に示すように、8ビッ
トをオーディオデータ領域、8ビットをビデオデータ領
域として用いたり、更に、第3図(d)に示すように、
8ビットをオーディオ(ノンリニア変換された)データ
領域、8ビットをビデオデータ領域として用いるよう
な、各種情報をデジタル記録する方式が提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、16ビットの音声データエリアを各種情報
の記録エリアとして用いる様々な方式が従来提案されて
いる。
ところが、第3図(b)〜(d)のような信号フォーマ
ットで記録されたテープを第3図(a)のような信号フ
ォーマット対応の標準のDAT装置で再生する場合には、
音声データエリア以外の各種情報が記録されたエリアも
音声データと認識して再生し、D/A変換して再生音声信
号として出力するので、SN比が劣化することは避けられ
ず、雑音の多い再生音声となってしまうという問題があ
った。
そこで、この発明の目的は、16ビットの音声データエリ
ア中に上記各種情報が含まれている(記録されている)
テープを再生する場合にもS/Nが劣化せず、雑音の発生
がないDAT装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために、この発明によるDAT装置
は、 データ領域に音声データと他の情報データが識別情報に
より規定された所定のビット割り当ての記録フォーマッ
トで記録されているテープから前記音声データと他の情
報データと、前記識別情報を読み出す読出手段と、 前記識別情報に基づいて前記データ領域中の前記音声デ
ータのみを抽出するためのタイミングを有するマスク信
号を発生するマスク信号発生手段と、 前記読出手段から読み出した音声データを情報データを
受け、前記マスク信号に基づいて前記音声データのみを
抽出して出力する音声データ抽出手段と、 前記音声データ抽出手段で抽出された音声データをD/A
変換して出力するD/A変換手段と、 を備える。
(作用) この発明によるDAT装置は、テープに記録されているデ
ータ領域中の音声データと他の情報データのビット割り
当て状態(記録フォーマット)に応じてマスク(ゲー
ト)信号を発生させ、テープから読み出されたデータ信
号からこのマスク信号を用いて音声データのみを抽出
し、抽出された音声データをデジタル/アナログ変換し
て再生音声信号として出力しているので、音声データ以
外のデータが混入した再生音声信号の発生が避けられ、
S/Nの劣化および雑音の少ない再生音声信号が得られ
る。
(実施例) 次に、この発明について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この発明によるDAT装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
磁気テープ13に記録されている情報は、ドラム12の磁気
ヘッドMHDにより磁気テープ13の磁束変化として検出さ
れ(読み取られ)、RF増幅器11で増幅された後、信号処
理回路10に送出される。
信号処理回路10では、ランダムアクセスメモリ(RAM)
9を用いて、RF増幅器11から送出された信号に対して周
知のデコード等の所定変換処理が施され、変換、再生さ
れた再生デジタル音声信号DADTが出力される。
データマスク回路7は、マスク信号発生回路8から供給
されるマスク(ゲート)信号DENに基づいて、再生デジ
タル音声信号DADTに対して後述するようなマスク処理を
施し、マスク処理後の信号DADT′をデジタルフィルタ6
に送出する。
信号DADT′はデジタルフィルタ6により所定のデジタル
フィルタリング処理(低域成分通過処理)が施され、D/
A変換器5にてアナログ信号に変換された後、低域通過
フィルタ(LPF)4で不要成分が除去されて、出力端子L
INE OUTから出力される。
一方、記録動作を行う場合には、上述動作と逆過程の動
作を経る。
すなわち、入力端子LINE INから入力された入力アナロ
グ信号は、低域通過フィルタ(LPF)1によって不要成
分が除去された後、A/D変換器2においてデジタル信号
に変換され、デイタルフィルタ3に供給される。
デジタルフィルタ3では、A/D変換器2からのデジタル
信号は前記デジタルフィルタ6と同様な所定のデジタル
フィルタリング処理(低域成分通過処理)が施され、処
理後の信号が信号ADDTとして信号処理回路10に供給され
る。
また、デジタル入力信号RXは、デジタルインタフェース
21で所定のフォーマットに基づいて復調され、復調信号
RXDTとして信号処理回路10に供給される。
信号処理回路10では、こうして受信した信号ADDTとRXDT
のうち、システムコントロール回路23からの記録モード
指定信号Sに基づいて指定された記録モードに対応する
信号が選択され、エンコード等の所定の変換が施されて
RF増幅器11に送出される。RF増幅器11で増幅された信号
は、ドラム12の磁気ヘッドMHDを介して磁気テープ13に
記録される。
システムコントローラ回路23は、この発明によるDAT装
置の上述各構成部をシステム制御するための回路で、上
記記録モード指定信号Sの他、各種信号を発生する。例
えば、システムコントロール回路23は、キー25の操作に
より設定(指定)入力される信号を受けて、上記各構成
部との間で必要な信号の授受を行い、表示回路24に各動
作状態の表示を行わせる。
サーボ回路14は、キー25の操作によって設定される録
再、早送り(FF)、巻戻し(REW)等の動作に応じて、
システムコントロール回路23からの指令信号を受けて、
ドラムドライバ15、キャプスタンドライバ17およびリー
ルドライバ19を介してドラムモータ16、キャプスタンモ
ータ18およびリールモータ20のそれぞれを駆動制御す
る。
以上のシステム動作は、水晶発振回路22から発生される
マスタークロックMCKに基づいて信号処理回路10内で発
生される信号により行われる。
以下、第1図に示す実施例の動作を第3図(b)のフォ
ーマットで記録されたテープを再生する場合について、
具体的に説明する。
第2図は、この実施例の主要信号のタイミング図を示
す。図中、WCKはワードクロックでLチャンネル(ch)
とRチャンネル(ch)の切り替え用の信号、BCKはビッ
トクロックをそれぞれ示す。
信号処理回路10から出力される再生デジタル信号DADTに
は、第3図(b)に示すように、各種信号(この例でば
ビデオ信号)がLSBから5thBまでの6ビット含まれてい
る。また、音声データはMSBから6thBまでの10ビット内
に含まれている。また、信号処理回路10は、第2図のワ
ードクロックWCKとビットクロックBCKをマスク信号発生
回路8に出力する。
マスク信号発生回路8は、これらクロックWCK、BCKおよ
び、システムコントロール回路23から送出される第3図
(b)に示すような記録フォーマットに関する情報を受
け、音声データ領域の10ビット(MSBから6thB)だけを
抽出するためのマスク信号DENを発生する。
データマスク回路7には、信号処理回路10からデジタル
信号DADT(第2図)が供給されており、マスク信号DEN
に基づいて音声データのみが抽出され、第2図のDADT′
の信号が得られることになる。
こうして、音声データと各種信号の両信号が含まれる信
号DADTから音声データのみの信号DADT′が分離、抽出さ
れた後、D/A変換器5にてアナログ信号に変換され、LPF
4で低域成分のみが通過されて出力信号として得られる
ことになる。
上記、説明において、マスク信号DENの生成および16ビ
ットのデータ中のゲート(マスク)をかけるための範囲
の指定は、キー25の操作により行われ、第3図(c)や
(d)のような他の記録フォーマットについても、同様
に各記録フォーマットに適したマスク信号DENの生成が
可能である。
また、以上の実施例では、各種情報のビット割り当て等
の記録フォーマットの指定は、ユーザーの判断によって
キー25の操作を介して行われているが、例えば、テープ
に記録されている各種情報内にこれらの識別コードを挿
入したり、サブコード内に識別コードを挿入することに
よって、再生時に、この識別コードを検出して自動的に
上記処理を行わせるようにすることは勿論可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によるDAT装置では、音
声データと他の情報の記録フォーマット(ビット割り当
て)に応じて、マスク(ゲート)信号を用いて記録デー
タから音声データのみを抽出して再生信号としているの
で、記録フォーマットの異なる記録信号を再生する場合
であってもS/Nが劣化せず、雑音の少ない再生音声が得
られ、また、そのための回路構成もマスク回路を追加す
るだけで済むので簡易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるDAT装置の一実施例の構成を
示すブロック図、第2図は第1図に示す実施例の動作を
説明するためのタイミング図、第3図は各種記録フォー
マットの例を示す図である。 1,4……低域通過フィルタ(LPF)、 2……A/D変換器、3,6……デジタルフィルタ、 5……D/A変換器、7……データマスク回路、 8……マスク信号発生回路、9……RAM、 10……信号処理回路、11……RF増幅器、 12……ドラム、13……磁気テープ、 14……サーボ回路、15……ドラムドライバ、 16……ドラムモータ、 17……キャプスタンドライバ、 18……キャプスタンモータ、 19……リールドライバ、20……リールモータ、 21……デジタルインタフェース、 22……水晶発振器、 23……システムコントロール回路、 24……表示回路、25……キー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ領域に音声データと他の情報データ
    が識別情報により規定された所定のビット割り当ての記
    録フォーマットで記録されているテープから前記音声デ
    ータと他の情報データと、前記識別情報を読み出す読出
    手段と、 前記識別情報に基づいて前記データ領域中の前記音声デ
    ータのみを抽出するためのタイミングを有するマスク信
    号を発生するマスク信号発生手段と、 前記読出手段から読み出した音声データと情報データを
    受け、前記マスク信号に基づいて前記音声データのみを
    抽出して出力する音声データ抽出手段と、 前記音声データ抽出手段で抽出された音声データをD/A
    変換して出力するD/A変換手段と、を備えて成ることを
    特徴とするDAT装置。
JP2017809A 1990-01-30 1990-01-30 Dat装置 Expired - Lifetime JPH0740405B2 (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0828059B2 (ja) * 1988-12-14 1996-03-21 アイワ株式会社 ディジタル信号の記録再生方法

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