JPH0740207Y2 - 電子レンジの湿度検出装置 - Google Patents
電子レンジの湿度検出装置Info
- Publication number
- JPH0740207Y2 JPH0740207Y2 JP6089487U JP6089487U JPH0740207Y2 JP H0740207 Y2 JPH0740207 Y2 JP H0740207Y2 JP 6089487 U JP6089487 U JP 6089487U JP 6089487 U JP6089487 U JP 6089487U JP H0740207 Y2 JPH0740207 Y2 JP H0740207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- operational amplifier
- humidity
- voltage
- microwave oven
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はマイクロプロセッサを内蔵した電子レンジ等の
湿度検出装置に関する。
湿度検出装置に関する。
<従来技術> 第3図は電子レンジの構成を示す概略ブロック図で、1
はキー入力手段、2はマイクロ波加熱、ヒータ加熱を行
なう加熱エネルギー発生手段、3は加熱庫内の湿度を検
出する湿度センサー、4は庫内温度又は食品温度を検出
する温度センサー、5は設定時間や設定温度等を表示す
る表示部、6は調理の開始及び終了の報知音とか調理手
順を知らせる音声を出すスピーカ、7は電源部、8はキ
ー入力手段1,湿度センサー3,温度センサー4等からの入
力及び内蔵のプログラムに基づいて電子レンジ全体の制
御を司るマイクロプロセッサ(MPV)である。
はキー入力手段、2はマイクロ波加熱、ヒータ加熱を行
なう加熱エネルギー発生手段、3は加熱庫内の湿度を検
出する湿度センサー、4は庫内温度又は食品温度を検出
する温度センサー、5は設定時間や設定温度等を表示す
る表示部、6は調理の開始及び終了の報知音とか調理手
順を知らせる音声を出すスピーカ、7は電源部、8はキ
ー入力手段1,湿度センサー3,温度センサー4等からの入
力及び内蔵のプログラムに基づいて電子レンジ全体の制
御を司るマイクロプロセッサ(MPV)である。
第4図は湿度検出装置の電気回路図で、9は絶対湿度セ
ンサー10と基準抵抗(3.57K,3.32K)11とで構成された
ブリッジ回路、12は反転入力端子に湿度センサー出力電
圧、非反転入力端子に基準電圧を入力し、出力端子を制
御回路素子(LSI)13のA/D変換端子(AHA)に接続した
オペアンプである。制御回路素子13はオペアンプ12の出
力電圧の変化をA/D変換し、上記基準電圧をA/D変換した
値で温度補正して湿度を演算し、食品の仕上り検知を行
なって加熱制御を行なう。又、ブリッジ回路のバラツス
調整を行なうラダー抵抗切換手段14の切換え制御を行な
う。即ち、調理開始後15秒間加熱庫内のクリーニングで
庫内の水蒸気を排出した後上記ブリッジ回路9のバラン
スをとるためにラダー抵抗を切替え、オペアンプ12の出
力電圧が制御回路素子13のA/D変換可能範囲(0〜5V)
に入るように調整する。
ンサー10と基準抵抗(3.57K,3.32K)11とで構成された
ブリッジ回路、12は反転入力端子に湿度センサー出力電
圧、非反転入力端子に基準電圧を入力し、出力端子を制
御回路素子(LSI)13のA/D変換端子(AHA)に接続した
オペアンプである。制御回路素子13はオペアンプ12の出
力電圧の変化をA/D変換し、上記基準電圧をA/D変換した
値で温度補正して湿度を演算し、食品の仕上り検知を行
なって加熱制御を行なう。又、ブリッジ回路のバラツス
調整を行なうラダー抵抗切換手段14の切換え制御を行な
う。即ち、調理開始後15秒間加熱庫内のクリーニングで
庫内の水蒸気を排出した後上記ブリッジ回路9のバラン
スをとるためにラダー抵抗を切替え、オペアンプ12の出
力電圧が制御回路素子13のA/D変換可能範囲(0〜5V)
に入るように調整する。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、加熱庫内の水蒸気の排出が不十分であっ
たり、湿度センサー10の周辺温度が変化したりすると、
オペアンプ12の出力が飽和してしまって正確な湿度検出
が行なえないという問題点があった。そこで、これを避
けるためにオペアンプ12の電源電圧を制御回路素子13の
電源電圧0Vより0.6V高くしてオペアンプ12の出力が0Vま
で動作するように回路上で対応する必要があり、コスト
アップとなっている。
たり、湿度センサー10の周辺温度が変化したりすると、
オペアンプ12の出力が飽和してしまって正確な湿度検出
が行なえないという問題点があった。そこで、これを避
けるためにオペアンプ12の電源電圧を制御回路素子13の
電源電圧0Vより0.6V高くしてオペアンプ12の出力が0Vま
で動作するように回路上で対応する必要があり、コスト
アップとなっている。
<問題点を解決するための手段> 湿度センサー10と基準抵抗11とで構成したブリッジ回路
9の基準電圧に対するセンサー出力電圧の差をオペアン
プ12に増幅し、その値に基づいて湿度検出を行なう制御
手段13を備えたものにおいて、 上記基準電圧を変化させるラダー抵抗切換手段14を設け
ると共に、上記オペアンプ12の出力電圧が飽和出力電圧
に達したことを検出する飽和検知手段を設け、該飽和検
知手段の検知に基づいて上記オペアンプ12の出力電圧を
能動領域に入れるべくラダー抵抗の切換制御をする。
9の基準電圧に対するセンサー出力電圧の差をオペアン
プ12に増幅し、その値に基づいて湿度検出を行なう制御
手段13を備えたものにおいて、 上記基準電圧を変化させるラダー抵抗切換手段14を設け
ると共に、上記オペアンプ12の出力電圧が飽和出力電圧
に達したことを検出する飽和検知手段を設け、該飽和検
知手段の検知に基づいて上記オペアンプ12の出力電圧を
能動領域に入れるべくラダー抵抗の切換制御をする。
<作用> オペアンプ12の出力電圧が飽和領域に入る電圧に達する
と、制御手段13が出力電圧を能動領域に入れるべくラダ
ー抵抗切換手段14の接点を切換える。
と、制御手段13が出力電圧を能動領域に入れるべくラダ
ー抵抗切換手段14の接点を切換える。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、本考案の特徴とする点がラダー抵抗の切換制御であ
るので電気回路は従来例の第4図を流用して説明する。
るので電気回路は従来例の第4図を流用して説明する。
本考案は制御回路素子13内にオペアンプ12の出力電圧が
飽和出力電圧に達したことを検知する飽和手段と、該飽
和検知手段の検知に基づいてオペアンプ12の出力電圧を
能動領域に入れるべくラダー抵抗の切換制御を行なう制
御手段とを設けることを特徴とするものであり、第1図
のフローチャーに基づき制御動作を説明する。
飽和出力電圧に達したことを検知する飽和手段と、該飽
和検知手段の検知に基づいてオペアンプ12の出力電圧を
能動領域に入れるべくラダー抵抗の切換制御を行なう制
御手段とを設けることを特徴とするものであり、第1図
のフローチャーに基づき制御動作を説明する。
センサー調理開始から15秒間クリーニング運転を行なっ
た後、ラダー抵抗の切換えを行なってブリッジ回路9の
バランス調理をとる。(第2図のタイムチャートにおけ
る)ラダー抵抗の初期設定(第2図の点)後マグネ
トロンをONし、食品から発生する水蒸気の影響によって
生ずる湿度センサー10の出力電圧の変化をオペアンプ12
で約200倍に増幅し、制御回路素子13はA/D変換して湿度
を演算し、食品の仕上り検知を行なって加熱制御を行な
う。
た後、ラダー抵抗の切換えを行なってブリッジ回路9の
バランス調理をとる。(第2図のタイムチャートにおけ
る)ラダー抵抗の初期設定(第2図の点)後マグネ
トロンをONし、食品から発生する水蒸気の影響によって
生ずる湿度センサー10の出力電圧の変化をオペアンプ12
で約200倍に増幅し、制御回路素子13はA/D変換して湿度
を演算し、食品の仕上り検知を行なって加熱制御を行な
う。
そして、A/D変換した値から飽和検知手段がオペアンプ1
2の出力電圧飽和状態を検知したならばラダー抵抗の切
換えによってラダー抵抗の再設定を行なう。(第2図の
点)即ち能動領域の略中央に戻るようにラダー抵抗を
切換えて引続き湿度の演算を行なう。
2の出力電圧飽和状態を検知したならばラダー抵抗の切
換えによってラダー抵抗の再設定を行なう。(第2図の
点)即ち能動領域の略中央に戻るようにラダー抵抗を
切換えて引続き湿度の演算を行なう。
<効果> 本考案により、オペアンプの電源電圧を制御回路の電源
電圧と同じにできるのでコストダウンを計ることができ
る上、常に正確な湿度検出が可能となる。
電圧と同じにできるのでコストダウンを計ることができ
る上、常に正確な湿度検出が可能となる。
第1図は本考案を説明するフローチャート、第2図はタ
イムチャート、第3図は電子レンジのブロック構成図、
第4図は湿度検出装置の電気回路図である。 符号 9:ブリッジ回路、10:湿度センサー、11:基準抵抗、12:
オペアンプ、13:制御手段、14:ラダー抵抗切換手段。
イムチャート、第3図は電子レンジのブロック構成図、
第4図は湿度検出装置の電気回路図である。 符号 9:ブリッジ回路、10:湿度センサー、11:基準抵抗、12:
オペアンプ、13:制御手段、14:ラダー抵抗切換手段。
Claims (1)
- 【請求項1】湿度センサーと基準抵抗とで構成したブリ
ッジ回路の基準電圧に対するセンサー出力電圧の差をオ
ペアンプで増幅し、その値に基づいて湿度検出を行なう
制御手段を備えたものにおいて、上記基準電圧を変化さ
せるラダー抵抗切換手段を設けると共に、上記オペアン
プの出力電圧が飽和出力電圧に達したことを検知する飽
和検知手段を設け、該飽和検知手段の検知に基づいて上
記オペアンプの出力電圧を能動領域に入れるべくラダー
抵抗の切換制御をしてなる電子レンジの湿度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089487U JPH0740207Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 電子レンジの湿度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089487U JPH0740207Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 電子レンジの湿度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168708U JPS63168708U (ja) | 1988-11-02 |
JPH0740207Y2 true JPH0740207Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=30893725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6089487U Expired - Lifetime JPH0740207Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 電子レンジの湿度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740207Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356047A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Hochiki Corp | 炎検出装置およびその検知感度設定方法 |
JP2010175562A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-08-12 | Hochiki Corp | 炎検出装置およびその検知感度設定方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06137193A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-17 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP5356957B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2013-12-04 | 矢崎総業株式会社 | ガス検出装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP6089487U patent/JPH0740207Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356047A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Hochiki Corp | 炎検出装置およびその検知感度設定方法 |
JP2010175562A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-08-12 | Hochiki Corp | 炎検出装置およびその検知感度設定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63168708U (ja) | 1988-11-02 |
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