JPS6345604Y2 - - Google Patents

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JPS6345604Y2
JPS6345604Y2 JP1981108397U JP10839781U JPS6345604Y2 JP S6345604 Y2 JPS6345604 Y2 JP S6345604Y2 JP 1981108397 U JP1981108397 U JP 1981108397U JP 10839781 U JP10839781 U JP 10839781U JP S6345604 Y2 JPS6345604 Y2 JP S6345604Y2
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JP
Japan
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humidity
detection element
circuit
cooking
food
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JP1981108397U
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English (en)
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JPS5813401U (ja
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  • Electric Ovens (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば電子レンジなどのように加
熱室内で加熱されている被調理物から生じる気体
を、傍熱ヒータを有する半導体ガス検出素子によ
つて検出して、加熱調理の制御を行うようにした
調理器に関する。
背景技術 半導体ガス検出素子は、晴天時および雨天時、
ならびに夏季および冬季などの環境の湿度に依存
してガス感度が変化する。このガス感度というの
は、所定のガス濃度変化に対する抵抗の変化度合
であり、もつと詳しく述べると、ガス濃度A1に
おける半導体ガス検出素子の抵抗値をR1とし、
ガス濃度A1から予め定めるガス濃度変化量ΔAだ
け変化したガス濃度A2(=A1+ΔA)における半
導体ガス検出素子の抵抗値をR2とするとき、ガ
ス感度はR2/R1で表される。このように半導体
ガス検出素子のガス感度は、湿度に依存して変化
するので、半導体ガス検出素子の出力にのみ基づ
いて加熱制御を行う従来からの調理器では、被調
理物を適度な仕上がりにすることが困難であつ
た。
考案が解決すべき問題点 本考案の目的は、湿度の変化にかかわらず、被
調理物を適度な仕上がりにすることが可能な調理
器を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、加熱室内で加熱されている被調理物
から生じる気体を、傍熱ヒータ16を有する半導
体ガス検出素子3によつて検出して、加熱制御を
行うようにした調理器において、 加熱室内の湿度を検出し、湿度の上昇に伴つて
湿度検出出力電圧が低下する湿度検出手段4,2
3と、 前記湿度検出出力電圧に応答し、その湿度検出
出力電圧が低下するにつれて前記傍熱ヒータ16
の印加電圧を低下させる印加電圧補正手段22と
を含むことを特徴とする調理器である。
実施例 第1図は本考案の一実施例の電子レンジの電気
回路図である。被調理物が収納される加熱室1に
は、マグネトロン2から電磁波が与えられる。加
熱されている被調理物から生じる煙や水蒸気など
の気体は、半導体ガス検出素子3によつて検出さ
れる。加熱室1内の湿度は、湿度検出素子4によ
つて検出される。半導体ガス検出素子3は、たと
えばSiO2の焼結体などの半導体から成り、後述
の第2図のように傍熱ヒータ16を有する。湿度
検出素子4は、半導体から成つてもよく、あるい
はまた、乾燥空気内に封入されたサーミスタと外
気に触れるようにされたサーミスタとがブリツジ
に含まれた構成であつてもよく、その他の構成を
有してもよい。マグネトロン2は、高電圧発生回
路5によつて電力付勢される。加熱室1に設けら
れたドアを閉じることによつて、ドアスイツチ6
が導通する。調理物リレー7のリレーコイル8
は、調理用押釦9と、後述される制御用リレー1
0のリレースイツチ11とに直列に接続されてい
る。調理用押釦9には並列に、調理用リレー7の
自己保持のためのリレースイツチ12が接続され
る。調理用リレー7のもう1つのリレースイツチ
13は、高電圧発生回路5に直列に接続される。
半導体ガス検出素子3および湿度検出素子4に
関連して、制御回路30が設けられる。制御回路
30の具体的な電気回路は、第2図に示される。
半導体ガス検出素子3は、一対の電極14,15
と傍熱ヒータ16とが焼結体17内に埋め込まれ
て構成される。電極14,15と抵抗18,1
9,20は、ブリツジ37を構成する。ヒータ1
6は、第1図に示されるトランジスタ21から、
たとえばバツフア増幅器から成る印加電圧補正回
路22を介して、印加される直流電力によつて発
熱する。半導体ガス検出素子3は、第3図のよう
に湿度が高くなるにつれてガス感度が低下する特
性を有し、また第4図に示すように印加電力補正
回路22からヒータ16に与えられる電力、した
がつてヒータ16の印加電圧が高くなるにつれて
ガス感度が低下する特性を有する。
湿度検出素子4の抵抗変化は、抵抗/電圧変換
回路23で電圧変化に変換される。抵抗/電圧変
換回路23の出力電圧は、湿度が上昇するにつれ
て低下する。印加電圧補正回路22は、たとえば
前述のようにバツフア増幅器から成り、抵抗/電
圧変換回路23からの湿度検出出力電圧が低下す
ることによつて、傍熱ヒータ16に印加する電圧
を低くする。これによつて半導体ガス検出素子3
のガス感度が補償され、湿度の変化にかかわらず
ガス濃度のみに依存して電極14,15間の抵抗
が変わることになる。
半導体ガス検出素子3および抵抗18,19,
20から成るブリツジ37には、調理用リレー7
のリレーコイル8における接続点31,32に接
続されたトランス25からの出力が定電圧回路3
6によつて安定な直流電力に変換されて、与えら
れる。このブリツジ37からの出力は、比較回路
24に与えられる。
調理にあたつて、加熱室1のドアを閉じること
によつてドアスイツチ6が導通する。このとき調
理用押釦9を押圧操作することによつて、調理用
リレー7のリレーコイル8が励磁され、リレース
イツチ12の働きによつてその励磁状態が自己保
持される。リレースイツチ13もまた導通され、
そのため高電圧発生回路5はマグネトロン2を電
力付勢し、加熱室1内の被調理物が誘電加熱され
る。
調理の開始初期では、加熱室1内の被調理物か
ら生じた気体の濃度が低い。そのため半導体ガス
検出素子3の電極14,15間の抵抗値は高い。
したがつて比較回路24の出力はハイレベルとな
る。比較回路24からの出力は、計時回路26に
与えられる。計時回路26は、比較回路24の出
力がハイレベルのときに計時動作を行う。被調理
物が加熱されてガス濃度が高くなると、半導体ガ
ス検出素子3の電極14,15間の抵抗値が低下
し、そのため比較回路24からの出力がローレベ
ルになる。そのため計時回路26は、計時動作を
停止する。こうして計時回路26は、比較回路2
4の出力がハイレベルである時間T1を検出する。
計時回路26からの出力は、遅延回路27に与え
られる。遅延回路27は、時間T1に対応した予
め定められている加熱定数Nに基づき、時間T2
(=N・T1)だけさらに出力を導出する。こうし
てドライバ28は制御用リレー10のリレーコイ
ル29を調理用押釦9の押圧時から時間T1+T2
だけ経過したときに、一時的に消磁する。これに
よつてリレースイツチ11が遮断し、リレースイ
ツチ11による自己保持が解除され、被調理物の
加熱が停止される。前記時間T1は、被調理物の
種類および重量に依存する。こうして被調理物
は、調理用押釦9の操作のみによつて、自動的に
適切な仕上がり状態に調理される。
効 果 以上のように本考案によれば、被調理物の加熱
制御は、その被調理物から生ずる気体の濃度を検
出する半導体ガス検出素子の出力に基づいて行
い、この半導体ガス検出素子の検出感度は湿度に
依存して不所望に変化するので、湿度検出素子に
よつて加熱室内の湿度を検出し、その湿度検出出
力に基づいて半導体ガス検出素子の検出感度を補
正する。これによつて半導体ガス検出素子の出力
に基づいて行う加熱制御を適正に行うことがで
き、被調理物の希望する適度な仕上がりを達成す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電子レンジの電気
回路図、第2図は第1図における制御回路13の
具体的な電気回路図、第3図は半導体ガス検出素
子3の湿度に依存するガス感度を示すグラフ、第
4図は半導体ガス検出素子3のヒータ6の電圧と
ガス感度との関係を示すグラフである。 1……加熱室、2……マグネトロン、3……半
導体ガス検出素子、4……湿度検出素子、5……
高電圧発生回路、14,15……電極、16……
ヒータ、22……印加電圧補正回路、23……抵
抗/電圧変換回路、30……制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱室内で加熱されている被調理物から生じる
    気体を、傍熱ヒータを有する半導体ガス検出素子
    によつて検出して、加熱制御を行うようにした調
    理器において、 加熱室内の湿度を検出し、湿度の上昇に伴つて
    湿度検出出力電圧が低下する湿度検出手段と、 前記湿度検出出力電圧に応答し、その湿度検出
    出力電圧が低下するにつれて前記傍熱ヒータの印
    加電圧を低下させる印加電圧補正手段とを含むこ
    とを特徴とする調理器。
JP10839781U 1981-07-20 1981-07-20 調理器 Granted JPS5813401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10839781U JPS5813401U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10839781U JPS5813401U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813401U JPS5813401U (ja) 1983-01-27
JPS6345604Y2 true JPS6345604Y2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=29902804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10839781U Granted JPS5813401U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 調理器

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Country Link
JP (1) JPS5813401U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691716A (en) * 1979-12-24 1981-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Automatic electronic range

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691716A (en) * 1979-12-24 1981-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Automatic electronic range

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5813401U (ja) 1983-01-27

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