JPH0740141Y2 - 暗渠の継手 - Google Patents

暗渠の継手

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JPH0740141Y2
JPH0740141Y2 JP1992081083U JP8108392U JPH0740141Y2 JP H0740141 Y2 JPH0740141 Y2 JP H0740141Y2 JP 1992081083 U JP1992081083 U JP 1992081083U JP 8108392 U JP8108392 U JP 8108392U JP H0740141 Y2 JPH0740141 Y2 JP H0740141Y2
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JP
Japan
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flexible
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JP1992081083U
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JPH0643469U (ja
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隆之 岸本
健一 伊藤
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Bando Chemical Industries Ltd
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Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上下水道、共同溝、地
下道などに用いられる暗渠の継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】一般
に、軟弱な埋立地や地層の変化する地盤に埋設される、
上下水道、地下道、共同溝などの暗渠にあっては、地盤
の不等沈下や相対変位を受けて暗渠自体に亀裂、漏水を
生じたり、場合によっては、暗渠自体が破損するので、
これを防止するために、要所に可撓継手を配設して暗渠
を接続する対策が取られている。
【0003】ところで、この暗渠とは、図3に示すよう
に、例えば矩形断面の筒状体をしており、接続すべき一
対の暗渠8、8´の端面E間に、ゴム、合成樹脂などの
弾性材からなる筒状の可撓部材9が介装され、可撓部材
9の内外周の所定位置には目地材が充填されることによ
り、両暗渠8、8´が接続される。なお、暗渠の断面形
状は矩形に限らず、円形、馬蹄形、多角形であってもよ
い。また、図3の暗渠はコンクリート製のものを示した
が、セグメント連結型暗渠、一体筒状型の鋼製暗渠でも
よい。
【0004】ところが、暗渠を接続する継手として、ゴ
ム、合成樹脂などの弾性材あるいは薄鉄板、薄銅板など
の可変形状からなる筒状可撓部材の両端部を、単に相対
向する暗渠開口部のコンクリート自体内に埋設固定した
だけでは、相対向する暗渠間の大きな相対変位に追随で
きないという問題がある。
【0005】また、図4に示すように、外周に突起10
を有する筒状可撓部材11を暗渠開口部内周面12に沿
って両暗渠13、13´に跨がって設置し、その両端部
をコンクリート自体に固定したものが知られている(特
開昭55−57790号公報参照)。しかし、暗渠開口
部内周面に沿って可撓部材を設置する継手は、地下水な
どの外水圧または土圧により可撓部材が暗渠内部に膨出
し、耐久性が低下したり、流水のある暗渠に使用した場
合には流水中の鉄片、木片、転石などにより損傷を受け
るなどの問題がある。
【0006】そこで、これらの問題に対処するために、
図5に示すように、接続すべき暗渠の大きな相対変位を
吸収するために断面U字形可撓部を有する可撓部材14
を用い、U字形の側部の外表面間の間隔やU字形断面の
中央部の厚みを限定し、外周面に突起15を形成し、暗
渠内流水中の転石などによる可撓部材の損傷を防止する
ために該可撓部材を暗渠自体内に埋設したもの(特開昭
55−123078号公報参照)が提供されている。と
ころが、可撓部材を暗渠自体内に埋設するものは、施工
が困難であるという問題がある。
【0007】本考案はこのような従来の技術の有する問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、施工
が容易で、暗渠間の相対変位にも十分に追随し、しかも
暗渠内部へ膨出しにくい構造の暗渠の継手を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の要旨は、断面略U字状の可撓部の該U字の凸
部を暗渠の外側に向け、上記可撓部の両端から延設した
取付部を暗渠内周面に沿って設置し、且つ上記可撓部外
周面に略一定間隔毎に対称形状の突起を設けたことを特
徴とする暗渠の継手にある。
【0009】
【作用】暗渠内周面に沿って取り付ける構造であるか
ら、施工が容易で、U字の凸部は暗渠の外側に向いてい
るので、流水中の異物による損傷を受けにくく、断面略
U字状可撓部の外周面に略一定間隔毎に対称形状の突起
を設けたので、暗渠の相対変位にも十分に追随し、対称
形状の突起が可撓部外周面に沿って互いに圧力を及ぼす
結果、暗渠内への膨出は抑制される。
【0010】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本考案に係る暗渠の継手を示す断面図
である。図1において、略断面U字状のゴム、合成樹脂
等の弾性材からなる可撓部1の外周面に略一定間隔毎
に、直角三角形に似た形状の突起2、2を対称的に配置
し、U字の凸部3を外側に向け、両暗渠4、4´の端面
ならびに可撓部1内にゴムまたはスポンジ等からなる弾
性目地材5、5´を充填して両暗渠4、4´は接続され
ている。
【0011】U字状の可撓部1の端面から延設した取付
部6を暗渠内周面に沿って配し、該取付部6にボルト7
を挿通して一体に締めつけ、暗渠本体に固定する。ボル
ト7、7は可撓部1に付加された荷重を暗渠本体に伝達
するためのものである。
【0012】このように構成された継手に、地下水等の
外水圧や内水圧等による負荷を受けて相対する暗渠4、
4´が図2に示すように大きく変位する場合でも、可撓
部1の外周面に形成された対称形状の突起2、2が互い
に圧力を及ぼすように作用する結果、可撓部1が暗渠内
に膨出するような現象はなく、流水中の転石等により可
撓部が損傷することはない。
【0013】なお、突起2の形状は上記実施例に限るも
のではなく、1対の突起が対称形状であれば、如何なる
形状のものでも採用することができる。また、その設置
箇所も3箇所以上とすることもできる。
【0014】
【考案の効果】本考案の暗渠の継手は上記のように構成
されているので、暗渠間の相対変位にも十分追随し、可
撓部が暗渠内部に膨出することはなく、流水中の異物に
よる損傷を受けにくい構造であるから、寿命延長を図る
ことができる。また、暗渠内周面に取り付ける構造であ
るから、施工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の暗渠の継手の断面図である。
【図2】図1の暗渠が変位した状態を示す図である。
【図3】暗渠の斜視図である。
【図4】従来の暗渠の継手の断面図である。
【図5】従来の別の暗渠の継手の断面図である。
【符号の説明】
1…可撓部 2…突起 3…凸部 4、4´…暗渠 5、5´……目地材 6…取付部 7…ボルト 8、8´…暗渠 9…可撓部材 10…突起 11…可撓部材 12…内周面 13、13´…暗渠 14…可撓部材 15…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E03B 7/00 B E03F 3/04 A 7150−2D F16L 1/038 27/10 B 7123−3J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略U字状の可撓部の該U字の凸部を
    暗渠の外側に向け、上記可撓部の両端から延設した取付
    部を暗渠内周面に沿って設置し、且つ上記可撓部外周面
    に略一定間隔毎に対称形状の突起を設けたことを特徴と
    する暗渠の継手。
JP1992081083U 1992-11-25 1992-11-25 暗渠の継手 Expired - Lifetime JPH0740141Y2 (ja)

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JPH0643469U JPH0643469U (ja) 1994-06-10
JPH0740141Y2 true JPH0740141Y2 (ja) 1995-09-13

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