JPH0739968A - ハニカムパネルの製造方法 - Google Patents

ハニカムパネルの製造方法

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JPH0739968A
JPH0739968A JP19131993A JP19131993A JPH0739968A JP H0739968 A JPH0739968 A JP H0739968A JP 19131993 A JP19131993 A JP 19131993A JP 19131993 A JP19131993 A JP 19131993A JP H0739968 A JPH0739968 A JP H0739968A
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JP
Japan
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block
sheet material
core body
laminated
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP19131993A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Saida
勝征 齊田
Kiyoaki Oya
清明 大家
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0739968A publication Critical patent/JPH0739968A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立て作業性を良好にすることが出来ると共
に、製品精度を高めることが出来、大判のパネルも容易
に成形出来ると共に、安価に製造することが出来るハニ
カムパネルの製造方法を提供する。 【構成】 シート材料11を巻き出して、糊付けロール
12により所定の間隔で糊付け13を行い、これを所定
の長さ切断して複数枚積層させる。複数枚積層させたシ
ート材料11を、プレス装置14により加熱,加圧させ
てブロック体15を成形し、切断装置16により切断し
て切断ブロック17を形成する。切断ブロック17を、
展張させてコア体18を成形し、このコア体18の両端
面に、面板19a,19bを積層させ、加圧手段20で
面板19a,19bを加圧した状態で加熱炉に入れ、ロ
ー付けハニカムパネルを成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハニカムパネルの製
造方法に係わり、更に詳しくは組付け作業性並びに組立
精度を向上させたハニカムパネルの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミハニカムパネルの製造方法
としては、例えば、図2の(a)〜(f)に示すよう
に、先ず図2の(a)に示すように、両面にロー材を塗
布し、所定の巾に切断した厚さ0.2mm程度のブレージ
ングシート1の折り曲げ加工を行い、このように加工し
た複数枚のブレージングシート1を、図2の(b)に示
すように組立治具を使用して組合せてハニカムコア2を
組み立てる。
【0003】このようにして、組立治具により組み立て
たハニカムコア2の両面に、図2の(c)に示すように
面板3a,3bを積層させ、加熱炉に入れて加熱加圧さ
せて、図2の(e)に示すようにロー材4を溶かした状
態で、図2の(d)に示すようなアルミハニカムパネル
Wを完成させるものである。図2の(f)は、ロー付け
部分の断面図である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記の
ような従来の製造方法は、ハニカムコア2を形成する
際、切断,折り曲げしたブレージングシート1を一つず
つ組立る方式であるため、ブレージングシート1の巾の
バラツキが多く、またブレージングシート1の巾の種類
毎に治工具を準備して使用しなければならないために、
多くの手間と時間を要し、また組立時の捩れ等の影響に
より、大判のパネルや精度の高い製品を作ることが出来
難く、更に非常にコトス高となる問題があった。
【0005】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、ハニカムコアの成形時に、治工具等
を使用することなく成形でき、組立て作業性を良好にす
ることが出来ると共に、製品精度を高めることが出来、
大判のパネルも容易に成形出来ると共に、安価に製造す
ることが出来るハニカムパネルの製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、少なくとも一側面に所定の間隔で糊付けし
たシート材料を、所定の長さ切断して複数枚積層させた
後、加熱,加圧させることによりブロック体を成形し、
このブロック体を、前記糊付け方向と直交する向きで、
かつ所定の巾に切断し、この切断ブロックをシート材料
の積層方向に展張させてコア体を成形し、このコア体の
両端面に、ロー材またはフラックスを塗布した面板を積
層させ、この状態で加熱炉に入れてロー材またはフラッ
クスを溶してコア体と面板とを一体的に成形することを
要旨とするものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、糊付
けしたシート材料のブロック体を所定巾に切断して、こ
れを積層方向に展張させるだけで簡単にコア体を成形で
き、またこのコア体の両端面に、ロー材またはフラック
スを塗布した面板を積層させて加圧,加熱することによ
り、ロー付け時には、前記糊付けした部分の糊は燃えて
消失することにより、大判のパネルも容易に成形出来る
と共に、安価に製造することが出来るものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1の(a)〜(j)は、この発明
にかかるロー付けハニカムパネルの製造工程を示す説明
図を示し、まず図1の(a)に示すように、0.2mm程
度のアルミ箔または金属シート等を巻取ったロール10
からシート材料11を巻き出して、図1の(b)に示す
ように、シート材料11の少なくとも一側面に、糊付け
ロール12により所定の間隔で糊付け13を行い、更
に、これを所定の長さ切断して複数枚積層させる。
【0009】次に、この複数枚積層させたシート材料1
1を、図1の(c)に示すように、プレス装置14によ
り加熱,加圧させることにより、図1の(d)に示すよ
うなブロック体15を成形する。そして、このブロック
体15を、図1の(e)に示すような切断装置16によ
り、前記糊付け方向と直交する向きで、かつ所定の巾に
切断し、図1の(f)に示すような切断ブロック17を
形成する。
【0010】このような切断ブロック17を、図1の
(g),(h)に示すように、シート材料11の積層方
向に展張させてコア体18を成形し、このコア体18の
両端面に、ブレージングシートまたはロー材またはフラ
ックスを塗布した面板19a,19bを積層させ、図1
(i)に示すように、加圧手段20で面板19a,19
bを加圧した状態で加熱炉に入れてロー材またはフラッ
クスを溶すと共に、前記糊付け13を燃やして消失さ
せ、図1(j)に示すように、コア体18と面板19
a,19bとを一体的に成形し、ロー付けハニカムパネ
ルを成形する。
【0011】なお、必要に応じてコア体18に、ガス抜
き孔を設けることも可能である。従って、コア体18と
しては、鉄,ステンレス,チタニューム,ニッケル合
金,アルミ箔等、どのような金属シートを使用すること
も可能である。以上のように、多種類の金属材料からな
るブレージングシートのハニカムパネルを製作するに当
たり、従来のようにブレージングシートの折り曲げ機や
治工具を使用することなく、複数枚積層させたシート材
料11のブロック体15の切断ブロック17を展張させ
ることにより、簡単にハニカムコアを成形でき、また大
判のハニカムコアも容易に成形出来ると共に、コア体1
8と面板19a,19bとロー付けも、ギャップを0.
1〜0.2mm以下に維持して精度の高いハルカムパネル
を製造することが出来るものである。
【0012】
【発明の効果】この発明は、上記のように、少なくとも
一側面に所定の間隔で糊付けしたシート材料を、所定の
長さ切断して複数枚積層させた後、加熱,加圧させるこ
とによりブロック体を成形し、このブロック体を、前記
糊付け方向と直交する向きで、かつ所定の巾に切断し、
この切断ブロックをシート材料の積層方向に展張させて
コア体を成形し、このコア体の両端面に、ロー材または
フラックスを塗布した面板を積層させ、この状態で加熱
炉に入れてロー材またはフラックスを溶してコア体と面
板とを一体的に成形するので、以下のような優れた効果
を奏するものである。 (a).ブレージングシートのハニカムパネルを製作す
るに当たり、折り曲げ機やサイズ毎の治工具を使用する
ことなく、複数枚積層させたシート材料の切断ブロック
を展張させることにより、簡単にハニカムコアを成形で
き、また大判のハニカムコアも容易に成形出来ると共
に、コア体と面板とロー付けも、ギャップを0.1〜
0.2mm以下に維持して精度の高いハルカムパネルを製
造することが出来る。 (b).切断ブロックを展張させることにより、簡単に
ハニカムコアを成形できるので、大量生産に適するとと
共に、安価に製造出来るものである。 (c).組立て作業性及び生産性の向上を図ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)〜(j)は、この発明にかかるロ
ー付けハニカムパネルの製造工程を示す説明図であっ
て、(a)は、ロールからシート材料を引き出す工程、
(b)は、引出したシート材料の表面に、所定の間隔で
糊付けし、所定の長さに切断する工程、(c)は、複数
枚積層させたシート材料を、プレス装置により加熱,加
圧させる工程、(d)は、プレス装置により加熱,加圧
させたブロック体の斜視図、(e)は、ブロック体を切
断装置により、前記糊付け方向と直交する向きで、かつ
所定の巾に切断し、切断ブロックを形成する工程、
(f)は、切断ブロックの斜視図、(g)及び(h)
は、切断ブロックを展張させる工程と、展張させたコア
体の斜視図、(i)は、このコア体の両端面に面板を積
層させ、加圧手段で面板を加圧した状態で加熱炉に入れ
て一体的に成形する工程、(j)はロー付けハニカムパ
ネルの成形品の斜視図である。
【図2】図2の(a)〜(f)は、従来のアルミハニカ
ムパネルの製造工程の説明図であって、(a)は、両面
にロー材を塗布し、所定の巾に切断したブレージングシ
ートの折り曲げ加工工程、(b)は、加工した複数枚の
ブレージングシートを、組立治具を使用して組合せてハ
ニカムコアを組み立てる工程、(c)は、組み立てたハ
ニカムコアの両面に、面板を積層させ、加熱炉に入れて
加熱加圧させる工程、(d)は、アルミハニカムパネル
を完成図、(e)は、ロー材を溶かした状態を示す説明
図、(f)は、ロー付け部分の断面図である。
【符号の説明】
10 ロール 11 シート材
料 12 糊付けロール 13 糊付け 14 プレス装置 15 ブロック
体 16 切断装置 17 切断ブロ
ック 18 コア体 19a,19b 面板 20 加圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一側面に所定の間隔で糊付け
    したシート材料を、所定の長さ切断して複数枚積層させ
    た後、加熱,加圧させることによりブロック体を成形
    し、このブロック体を、前記糊付け方向と直交する向き
    で、かつ所定の巾に切断し、この切断ブロックをシート
    材料の積層方向に展張させてコア体を成形し、このコア
    体の両端面に、ロー材またはフラックスを塗布した面板
    を積層させ、この状態で加熱炉に入れてロー材またはフ
    ラックスを溶してコア体と面板とを一体的に成形するこ
    とを特徴とするハニカムパネルの製造方法。
JP19131993A 1993-08-02 1993-08-02 ハニカムパネルの製造方法 Pending JPH0739968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101018307B1 (ko) * 2008-09-12 2011-03-04 하만동 마무리 가공용 경량 패널과 이를 이용한 마무리 가공방법 및 그에 따른 가공물
KR101506899B1 (ko) * 2014-02-12 2015-04-07 주식회사 하니컴텍 하니컴패널 제조장치
KR20210107309A (ko) * 2020-02-24 2021-09-01 (주)에이치에스패널 패널용 심재 자동성형장치

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KR101018307B1 (ko) * 2008-09-12 2011-03-04 하만동 마무리 가공용 경량 패널과 이를 이용한 마무리 가공방법 및 그에 따른 가공물
KR101506899B1 (ko) * 2014-02-12 2015-04-07 주식회사 하니컴텍 하니컴패널 제조장치
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216