JPH0739795Y2 - 長尺部材用のパレット装置 - Google Patents

長尺部材用のパレット装置

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JPH0739795Y2
JPH0739795Y2 JP10039190U JP10039190U JPH0739795Y2 JP H0739795 Y2 JPH0739795 Y2 JP H0739795Y2 JP 10039190 U JP10039190 U JP 10039190U JP 10039190 U JP10039190 U JP 10039190U JP H0739795 Y2 JPH0739795 Y2 JP H0739795Y2
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正三 中島
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不二化機工事株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、棒状又は板状等の長尺部材を運搬したり保管
したりするに際し、多数本の長尺部材を上下多段に載置
するようにしたパレット装置の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
多数本の長尺部材を上下多段に載置するようにしたパレ
ット装置には、第20図に示すように、長尺部材Aと略同
じ長さに形成した適宜巾のベース体1に、左右一対ずつ
の支柱2を適宜間隔で複数対立設し、このベース体1の
上面に、多数本の長尺部材Aを、当該長尺部材Aと交差
して延びるスペーサ3を介して順次積み重ねていくよう
にした形態のもの(このように、スペーサ3を長尺部材
Aの上面に直接に載置するようにした載置形態を、一般
に直積みと呼んでいる)と、第21図に示すように、ベー
ス体1の左右両端縁に左右一対ずつの支柱2を複数立設
し、これら各支柱2に、長尺部材Aを支持するスペーサ
3の左右端部を載せ降ろし自在な支持アーム4を、スペ
ーサ3と交差した方向に延びるように上下多段に設けた
形態のもの(このように、上下に隣接したスペーサ3と
長尺部材Aとが接触しないようにした載置形態を、一般
に段積みと呼んでいる)とがあることは周知の通りであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、何れの形態のパレット装置においても、スペ
ーサ3は単なる棒状に形成されているに過ぎず、長尺部
材Aの重量によってその位置を保持しているに過ぎない
ため、長尺部材Aを載置したパレット装置をトラック等
に積んで運搬したり、パレット装置をフォークリフト等
にてトラック等に積み降ろしたりするに際して、パレッ
ト装置に揺れや振動が発生すると、スペーサ3が水平方
向に簡単にずれ動いてしまうことになり、このため、直
積み用のパレット装置の場合には、スペーサ3が上下の
長尺部材Aの間から抜け出ることにより、また、段積み
用のパレット装置の場合には、スペーサ3が支持アーム
4から脱落することにより、荷崩れを起こす虞があっ
た。
また、この種のパレット装置に長尺部材Aを積み降ろし
するには、各段長尺部材Aに対する各スペーサ3の左右
両端部を、積み降ろし装置におけるクランプ体5にてク
ランプして、各クランプ体5を上下方向及び水平方向に
昇降操作するようにしているが、積み降ろし装置におけ
る各クランプ体5間の間隔寸法は一定に保持されている
ため、各スペーサ3の位置がずれると、長尺部材Aを荷
降ろしするに際して、昇降装置におけるクランプ体5に
よってスペーサ3の左右両端をクランプすることができ
なくなり、荷降ろしをできなくなることになる。
このため従来は、トラック等への積み下ろしや運搬後に
おける荷降ろし等に際して、手作業により、位置ずれし
たスペーサ3を所定の位置に修正するようにしており、
このスペーサ3の位置を修正する作業に多大の手間を要
していた。
本考案は、トラック等への積み降ろし作業や、運搬中等
においてパレット装置に振動等が発生しても、スペーサ
の位置ずれを確実に防止できるようにした長尺部材用の
パレット装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため請求項1では、長手方向に沿っ
て延びる左右両端縁に左右一対ずつの支柱を適宜間隔で
複数対立設した長尺状のベース体と、該ベース体の長手
方向に沿って延びる長尺部材をこれと交差した状態で支
持するスペーサとを備え、前記各支柱に、前記各スペー
サの左右両端部を載せ降ろし自在な支持アームを、前記
スペーサと交差した方向に突出するように上下多段に設
けて成るパレット装置において、前記各支柱には係止部
を、各スペーサの左右両端部には前記支持アームへの載
せ降ろしにて前記支柱の係止部に係脱する係合部を、当
該係合部の係止部への係合にてスペーサがその長手方向
に移動不能になるように設ける一方、前記ベース体の側
縁のうち前記各支柱の近傍箇所に、前記各スペーサの左
右両端部に対するロック体を、各スペーサをその係合部
が支柱の係止部に係合した状態に保持するロック姿勢
と、各スペーサを支持アームに載せ降ろし自在なロック
解除姿勢とに切り換え自在に設ける構成にした。
また、請求項2では、長手方向に沿って延びる左右両端
縁に左右一対ずつの支柱を適宜間隔で複数対立設した長
尺状のベース体と、該ベース体の長手方向に沿って延び
る長尺部材をこれと交差した状態で支持するスペーサと
を備え、前記ベース体に、前記スペーサを介して多数本
の長尺部材を上下多段状に載置するように構成して成る
パレット装置において、前記各支柱には係止部を、前記
各スペーサの左右両端部には前記ベース体へのスペーサ
の載せ降ろしにて前記支柱の係止部に係脱する係合部
を、当該係合部の係止部への係合にてスペーサがその長
手方向に移動不能になるように設ける一方、前記ベース
体の側縁のうち前記各支柱の近傍箇所に、前記各スペー
サの左右両端部に対するロック体を、各スペーサをその
係合部が支柱の係止部に係合した状態に保持するロック
姿勢と、スペーサをベース体上に載せ降ろし自在なロッ
ク解除姿勢とに切り換え自在に設ける構成にした。
〔考案の作用・効果〕
いずれの請求項においても、ロック体をロック解除姿勢
にして、長尺部材をその長手方向に沿った複数箇所で支
持した複数本のスペーサを、その左右両端部を積み降ろ
し装置におけるクランプ体にてクランプした状態で上下
動及び水平動操作することにより、長尺部材をベース体
の上方に多段状に積み上げて行くことができ、しかも、
その積み上げ操作にて、各スペーサの左右両端部に形成
した係合部が、支柱の係止部に係合することになり、パ
レット装置への長尺部材の積み上げが終了したのち、ロ
ック体をロック姿勢にすると、各スペーサは、その係合
部が支柱の係止部に係合した状態に保持されるから、パ
レット装置をトラック等に積み降ろししたり運搬したり
するに際して、各スペーサの位置がずれることを確実に
防止できることになる。
そして、ロック体をロック解除姿勢にして、スペーサの
左右両端部を積み降ろし装置におけるクランプ体にてク
ランプし、クランプ体を上下動及び水平動操作すること
を、最上段に位置したスペーサから下方のスペーサに向
けて順次行うことにより、長尺部材を、上段から順次降
ろすことができるが、各スペーサは所定の位置に保持さ
れているから、各スペーサの左右両端部をクランプ体に
てクランプすることを,迅速且つ確実に行うことができ
ることになる。
このように、本考案によれば、パレット装置をトラック
等に積み降ろししたり、トラック等にて運搬したりする
に際して、パレット装置に振動等が発生しても、スペー
サの位置がずれることを確実に防止できるから、運搬中
等において荷崩れが発生することを確実に防止できると
共に、パレット装置から長尺部材を降ろす作業を、迅速
且つ確実に行うことができるのである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1〜5図に示すのは、本考案を段積み用のパレ
ット装置に適用した場合を示す第1の実施例であり、図
において符号10は、断面角形の中空鋼管にて長尺部材A
と略同じ長さに形成した枠状のベース体を示し、該ベー
ス体10の長手方向に沿った左右両端縁に、左右一対ずつ
の支柱11を適宜間隔で複数対立設し、これら各支柱11
に、複数本の長尺部材Aをこれと交差した状態で支持す
るスペーサ12の左右両端部12aに対する支持アーム13
を、スペーサ12と交差した方向に向けて突出するように
上下多段状に設けて、各スペーサ12の左右両端部12a
を、当該スペーサ12の長手方向と交差した方向から支持
アーム13に載せ降ろしできるように構成する。
前記各支柱11の外側面に、前記スペーサ12に対する係止
部の一例としての係止板14を、その一側縁を各支柱11か
ら支持アーム13と同じ方向に適宜寸法突出した状態に固
着する一方、前記各スペーサ12の長手方向に沿った両側
縁における左右両端部に、前記支柱11の係止板14に係脱
する係合部の一例としての切り欠き部15を、スペーサ12
の左右両端面に開口するように切り欠き形成することに
より、スペーサ12の左右両端部12aを支持アーム13に載
置した状態で、各スペーサ12がその長手方向に移動不能
となるように構成する。
各スペーサ12は、その左右両端部12aが支柱11の外側に
突出するような長さ寸法に形成している。
そして、前記ベース体10における外側面のうち、前記支
持アーム13を挟んで各支柱11と反対側に位置した部位
に、補助支柱16を、当該補助支柱16と前記支持アーム13
の先端との間にスペーサ12の巾寸法W1よりも大きい間隔
寸法W2の隙間が空くようにして固着し、該各補助支柱16
の外側面に、前記スペーサ12に対するロック体の一例と
しての押さえ板17を、略180度程度水平回動するよう蝶
番18にて枢着し、その水平回動にて、各スペーサ12をそ
の切り欠き部15が係止板14に係合した状態に保持するロ
ック姿勢と、各スペーサ12を支持アーム13に載せ降ろし
できるロック解除姿勢とに切り換えできるように構成す
る。
符号19は、前記押さえ板17をロック姿勢に回動した状態
に保持するための係止金具であり、該係止金具19は、第
4図に明示するように、逆L字状の閂杆20を上下摺動自
在で且つ上部位置と下部位置とで水平回動自在となるよ
うに装着した上部筒体21と、前記閂杆20の下端部が抜き
差し自由に嵌まる下部筒体22とから成り、上部筒体21を
押さえ板17の下端部に固着する一方、下部筒体22を、取
り付け部材23を介してベース体10の外側面に固着してい
る。
以上の構成において、長尺部材Aをパレット装置に載置
するには、押さえ板17をロック解除姿勢に回動した状態
にして、複数本のスペーサ12の上面にこれと直交して延
びる複数本の長尺部材Aを並列状に載置した状態で、各
スペーサ12の左右両端部12aを積み降ろし装置における
クランプ体24にてクランプしてから、クランプ体24を昇
降及び水平移動操作して、各スペーサ12を、第3図に二
点鎖線で示すように、補助支柱16と支持アーム13の先端
との間の隙間の箇所に下降させたのち水平移動して、各
スペーサ12の左右両端部12aを支持アーム13に載置する
と言う操作を繰り返すことにより、長尺部材Aを、下段
から順次積み上げていくと共に、各スペーサ12の左右切
り欠き部15を、支柱11の係止板14に係合させる。
そして、長尺部材Aの積み上げが終了すると、押さえ板
17をロック姿勢に回動して、押さえ板17の自由端部17a
を上下各スペーサ12の切り欠き部15に係合し、その状態
で、係止金具19における閂杆20を下部筒体21に挿入する
ことにより、押さえ板17をロック姿勢に保持する。
すると、各スペーサ12は、その切り欠き部15が係止板14
に係合した状態が保持されることにより、当該スペーサ
12の長手方向及びこれと交差した方向のいずれの方向に
もずれ不能の状態に保持されるから、長尺部材Aをパレ
ット装置に載置した後において、パレット装置をトラッ
ク等に積み降ろししたり運搬したりするに際して、各ス
ペーサ12の位置がずれることはなく、従って、トラック
等への積み降ろし中とか運搬中等において荷くずれする
ことを、確実に防止できるのである。
また、パレット装置に載置した長尺部材Aを降ろすに
は、押さえ板17をロック解除姿勢に回動してから、各長
尺部材Aの段に対するスペーサ12の左右両端部12aを、
積み降ろし装置におけクランプ体24にてクランプして、
各スペーサ12を、支持アーム13と補助支柱16との間の隙
間に一旦水平移動させてから上昇させるという操作を、
最上段のスペーサ12から下段のスペーサに向けて順次繰
り返せば良い。
この場合、各スペーサ12は、係止板14と押さえ板17とに
より、位置ずれ不能の状態に保持されていたから、各ス
ペーサ12の左右両端部12aをクランプ体24にて確実にク
ランプすることができ、パレット装置から長尺部材Aを
降ろす作業を迅速且つ確実に行うことができるのであ
る。
第6〜7図に示すのは、上記のように補助支柱16に押さ
え板17を水平回動自在に設けた場合において、押さえ板
17をロック姿勢に保持する手段の変形例を示すもので、
このうち第6図に示すのは、押さえ板17とベース体10の
外側面とに一対の磁石片25を各々固着し、両磁石片25の
磁力を利用して、押さえ板17をロック姿勢に保持するよ
うにしたものである。
また、第7図に示すのは、押さえ板17の上端縁に、当該
押さえ板17をロック姿勢に回動した状態で係止板14の上
端縁に上方から嵌脱する断面下向きコ字状の係止部材26
を上下回動自在に枢着したものである。
第8図及び第9図に示すのは押さえ板17を水平スライド
式に構成した場合の第2の実施例を示すものである。
すなわち、この実施例では、補助支柱16の外側面に、上
下一対のガイドレール29を介して押さえ板17を水平移動
自在に枢着することにより、押さえ板17を、支持アーム
13に載置されたスペーサ12に向けて突出したロック姿勢
と、スペーサ12から後退したロック解除姿勢とに切り換
え自在に構成し、更に、ベース体10の左右両側面に沿っ
て設けた各押さえ板17を、水平状に延びる連結杆30にて
連結して、この連結杆30をその軸方向に移動操作するこ
とにより、各押さえ板17を一斉に移動するようにしたも
のである。
第10図に示すのは、上記各実施例のように押さえ板17を
回動式又はスライド式に構成することに代えて、押さえ
板17を補助支柱16の外側面に固着する一方、補助支柱16
の下端を、ベース体10の外側面に固着したブラケット31
に、ベース体10の長手方向に延びる回動軸32を介して枢
着し、補助支柱16を、ベース体10の長手方向と直交した
方向に沿って起立回動自在に構成することにより、押さ
え板17を、スペーサ12の切り欠き部15に係合するよう起
立したロック姿勢と、下方に倒れ回動したロック解除姿
勢とに切り換えできるようにした第3の実施例を示す。
この第3の実施例では、ベース体10の右側縁に位置した
各補助支柱16と、ベース体10の左側縁に位置した各補助
支柱16とを、各々1本ずつの水平状回動軸32に固着する
ことにより、ベース体10の右側縁に位置した各補助支柱
16と、ベース体10の左側縁に位置した各補助支柱16と
を、各々一斉に回動操作できるようにしている。
第11〜13図に示すのは、補助支柱16をベース体10に対し
て水平回動自在に枢着した第4の実施例を示す。
すなわち、この第4の実施例では、スペーサ12に対する
押さえ板17を固着した補助支柱16の下端を、当該支柱16
がその軸線回りに回転自在となるようベース体10の外側
面に設けたブラケット33に軸支することにより、押さえ
板17が水平回動自在となるように構成し、更に、各補助
支柱16の下端にピニオンギア34を固着する一方、ベース
体10の外側面に、当該ベース体10の外側面に沿って水平
摺動自在な連動杆35を装着し、該連動杆35に、前記各補
助支柱16のピニオンギア34に噛合するラック36を固着す
ることにより、各押さえ板17を一斉に回動操作できるよ
うにしたものである。
上記の各実施例はいずれも補助支柱16に押さえ板17を設
けたものであったが、第14図に示す第5の実施例のよう
に、補助支柱16を設けることなく、押さえ板17を、ベー
ス体10の外側面に蝶番18等を介して水平回動自在に枢着
しても良いのであり、この場合、各押さえ板17を個別に
回動操作するようにしても良いし、各押さえ板17を、連
動手段を介して一斉に回動操作するようにしても良い。
なお、各押さえ板17又は補助支柱16を個別に回動するよ
うに構成した場合、押さえ板17をロック姿勢に保持する
手段は、第1の実施例のような手段に限らず、他の係止
手段を採用できることは言うまでもない。
第15図及び第16図に示すのは、スペーサ12の係合部の他
の形態を示す第6の実施例であり、このうち第15図に示
すのは、スペーサ12における一側縁のみの左右両端部に
切り欠き部15を形成したものであり、このように、スペ
ーサ12における一側縁のみに切り欠き15を形成しても、
左右両切り欠き部15が左右の支柱11における係止板16に
係合するから、スペーサ12を移動不能に保持できること
にはかわりない。
また、第16図に示す実施例は、スペーサ12における両側
縁の左右両端部12aに、係合部の一例として、支柱11の
係止板14に嵌脱する係合溝37に切り欠き形成したもので
ある。この場合、スペーサ12における一側縁のみの左右
両端部に係合溝37を形成しても良いのである。スペーサ
12の左右両端部に、係止板14の内側面又は外側面に係合
する突起を突設しても良い。
第17〜18図に示すのは、支柱11に係止板14を設けること
なく、支柱11の隅角部を係止部として利用したものであ
り、このうち第17図に示すのは、スペーサ12の左右両端
部に形成した切り欠き部15を、支柱11の各隅角部のうち
ベース体10寄りの隅角部11aに係合させるようにしたも
のである。
また、第18図に示すのは、スペーサ12の左右両端部を広
幅状に形成することにより、スペーサ12の中空部側に開
口した切り欠き部15を形成し、該切り欠き部15を、支柱
11の隅角部のうちベース体10から離れ部位の隅角部11b
に係合させるようにしたものである。
第19図に示すのは、直積み用のパレット装置に対応する
第7の実施例であり、この実施例では、前記第1の実施
例と同様に、支柱11の外側面に係止板14を固着する一
方、支柱11の近傍に立設した補助支柱16に、ロック体の
一例としての押さえ板17を水平回動自在に枢着してい
る。
この直積み用のパレット装置においても、上記各実施例
で説明した種々の態様を採用できることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1〜19図は本考案の実施例を示し、第1図は段積み用
のパレット装置に適用した第1の実施例の斜視図、第2
図は長尺部材を載置した状態での要部側面図、第3図は
第2図のIII−III視断面図、第4図は押さえ板の係止手
段を示す斜視図、第5図はスペーサのクランプ状態を示
す斜視図、第6図及び第7図は各々第1の実施例を変形
例を示す図、第8図は第2の実施例を示す要部側面図、
第9図は第8図のIX−IX視断面図、第10図は第3の実施
例を示す断面図、第11図は第4の実施例を示す平面図、
第12図は第11図のXII−XII視断面図、第13図は第12図の
XIII−XIII視断面図、第14図は第4の実施例の変形例を
示す平面図、第15図及び第16図は各々スペーサの変形例
を示す第5の実施例を示す図、第17図及び第18図は各々
スペーサの係止手段を示す第6の実施例を示す図、第19
図は直積み用のパレット装置に適用した第7の実施例を
示す図、第20図及び第21図は各々従来例を示す斜視図で
ある。 10……ベース体、11……支柱、11a,12b……係止部の一
例としての支柱の隅角部、12……スペーサ、13……支持
アーム、14……係止の一例としての係止板、15……係合
部の一例としての切り欠き部、16……補助支柱、17……
ロック体の一例としての押さえ板、37……係合部の一例
としての係合溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿って延びる左右両側縁に左右
    一対ずつの支柱を適宜間隔で複数対立設した長尺状のベ
    ース体と、該ベース体の長手方向に沿って延びる長尺部
    材をこれと交差した状態で支持するスペーサとを備え、
    前記各支柱に、前記各スペーサの左右両端部を載せ降ろ
    し自在な支持アームを、前記スペーサと交差した方向に
    突出するように上下多段に設けて成るパレット装置にお
    いて、前記各支柱には係止部を、各スペーサの左右両端
    部には前記支持アームへの載せ降ろしにて前記支柱の係
    止部に係脱する係合部を、当該係合部の係止部への係合
    にてスペーサがその長手方向に移動不能になるように設
    ける一方、前記ベース体の側縁のうち前記各支柱の近傍
    箇所に、前記各スペーサの左右両端部に対するロック体
    を、各スペーサをその係合部が支柱の係止部に係合した
    状態に保持するロック姿勢と、各スペーサを支持アーム
    に載せ降ろし自在なロック解除姿勢とに切り換え自在に
    設けたことを特徴とする長尺部材用のパレット装置。
  2. 【請求項2】長手方向に沿って延びる左右両側縁に左右
    一対ずつの支柱を適宜間隔で複数対立設した長尺状のベ
    ース体と、該ベース体の長手方向に沿って延びる長尺部
    材をこれと交差した状態で支持するスペーサとを備え、
    前記ベース体に、前記スペーサを介して多数本の長尺部
    材を上下多段状に載置するように構成して成るパレット
    装置において、前記各支柱には係止部を、前記各スペー
    サの左右両端部には前記ベース体上へのスペーサの載せ
    降ろしにて前記支柱の係止部に係脱する係合部を、当該
    係合部の係止部への係合にてスペーサがその長手方向に
    移動不能になるように設ける一方、前記ベース体の側縁
    のうち前記各支柱の近傍箇所に、前記各スペーサの左右
    両端部に対するロック体を、各スペーサをその係合部が
    支柱の係止部に係合した状態に保持するロック姿勢と、
    スペーサをベース体上に載せ降ろし自在なロック解除姿
    勢とに切り換え自在に設けたことを特徴とするパレット
    装置。
JP10039190U 1990-09-25 1990-09-25 長尺部材用のパレット装置 Expired - Lifetime JPH0739795Y2 (ja)

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JPH0456630U (ja) 1992-05-14

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