JPH0739773A - ローラミル - Google Patents

ローラミル

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JPH0739773A
JPH0739773A JP18824093A JP18824093A JPH0739773A JP H0739773 A JPH0739773 A JP H0739773A JP 18824093 A JP18824093 A JP 18824093A JP 18824093 A JP18824093 A JP 18824093A JP H0739773 A JPH0739773 A JP H0739773A
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一教 佐藤
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孝 原田
Taketoshi Tanabe
武利 田辺
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉砕ローラの軌道急変動作(加速度大)を緩
和し、異常振動を起こすことなく広域負荷あるいは多炭
種での運用を可能にするローラミルの粉砕部の構造、特
に粉砕ローラのサポート構造を提供する。 【構成】 ローラの振り子動作をダンパ機能を有するサ
ラバネ構造のリンクサポート9で拘束し、さらにローラ
ごとにバネ定数を変化させてローラが自己同期化する振
り子動作を防止し、自励振動への発達を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するテーブルとタ
イヤ型の粉砕ローラの連動により、石炭等の固体燃料を
微粉砕するローラミルに係わり、特に粉砕ローラを首振
り式に支持する構造のローラミルにおいて、振動発生を
防止することを目的とした粉砕ローラサポート構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭焚ボイラでは、低公害燃焼(低NO
x、灰中未燃分低減)や広域負荷運用が実施され、それ
に伴い微粉砕機(ミル)も性能向上が要求されている。
【0003】石炭、セメント原料あるいは新素材原料な
どの塊状物を細かく粉砕するミルの一つのタイプとし
て、回転するテーブルと複数個のローラで粉砕を行う竪
型のローラミルが広く用いられるようになり、最近では
代表機種の一つとしての地位を固めつつある。
【0004】この種のミルは、円筒型をしたハウジング
の下部にあってモータで駆動され減速機を介して低速回
転する略円板状の粉砕テーブルと、そのテーブルの外周
部の上面において、円周方向へ等分する位置へ油圧ある
いはスプリング等で圧化されて回転する複数個の粉砕ロ
ーラを備えている。
【0005】テーブルの中心へシュートより供給された
粉砕原料は、テーブル上において遠心力により渦巻き状
の軌跡を描いてテーブルの外周へ移動し、テーブルの粉
砕レース面と粉砕ローラの間にかみ込まれて粉砕され
る。ミルハウジングの下部には、ダクトを通して熱風が
導かれており、この熱風がテーブルとハウジングの間に
あるエアスロートから吹き上がっている。
【0006】粉砕後の粉粒体は、エアスロートから吹き
上がる熱風によってハウジング内を上昇しながら乾燥さ
れる。ハウジングの上方へ輸送された粉粒体は、粗いも
のから重力により落下し(1次分級)、粉砕部で再粉砕
される。この1次分級部を貫通したやや細かな粉粒体
は、ハウジングの上部に設けたサイクロンセパレータあ
るいはロータリセパレータ(回転分級機)で再度分級さ
れる(2次分級)。
【0007】所定の粒径より小さな微粉は気流により搬
送され、ボイラでは微粉炭バーナあるいは微粉貯蔵ビン
へと送られる。分級機を貫通しなかった所定粒径以上の
粗粉は、テーブル上へ重力により落下し、ミル内へ供給
されたばかりの原料と共に再度粉砕される。このように
して、ミル内では粉砕が激しく繰り返され、製品微粉が
生成されていく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特に石炭焚ボイラにお
いて、ローラミルを広域負荷で運用しようとする場合、
負荷の切り下げ領域において問題となるのはミルの異常
振動である。通常の石炭では、図20に示すように、低
負荷運用時(ミル内における石炭ホールドアップが少な
く、炭層の粒度が細かくなる条件)において、この振動
が激しくなることが多い。
【0009】図23は、従来式粉砕ローラの支持構造を
断面図として示したものである。このタイプのローラミ
ルでは、ローラブラケット1402を介して、ローラピ
ボット1406を支軸として、粉砕ローラ1401が首
振り(振り子運動)可能なように支持される。
【0010】この首振り機能は大変に重要であり、粉砕
ローラが、鉄片等の異物をかみ込んだ場合、粉砕ローラ
1401は首を振ることによって衝撃を回避することが
できる。また、粉砕ローラ1401や粉砕レース141
2が磨耗した時には、押圧位置、即ち粉砕ローラ140
1と粉砕レース1412との位置関係を適切に変化させ
ていく機能が、この首振り式の支持構造にはある。
【0011】一般に、高負荷粉砕時には、粉砕ローラ1
401は殆ど首を振ることがなく、回転軌道は安定して
いる。上記したように、給炭開始時あるいは負荷上昇時
などにおいて、粉砕ローラ1401が原料を活発にかみ
込む場合には、粉砕ローラ1401は首を振るものの、
この首振り動作の加速度は比較的小さくゆっくりしたも
のである。この時、ミルは振動しかけても、その振動で
は、粉砕ローラ1401が同期せず、周波数分布がブロ
ードで卓越周波数が特定できない、いわゆる強制振動的
なものであり、ミルの運用の障害にはならない。
【0012】なお、図23において、1403はローラ
シャフト、1404は鉛直軸、1405はピボットボッ
クス、1407は加圧フレーム、1408は粉砕荷重、
1409はシールプレート、1410は回転テーブル、
1411は粉砕リング、1413は圧縮粉層、1414
は粉砕原料、1415はテーブル回転軸である。
【0013】一方、粉砕ローラが激しく自励振動する場
合には、図21に示すように、粉砕ローラ1201は3
個ともほぼ同時に、急加速度で外側へ横ずれし(β)、
次いで図22のように上下に振動する。
【0014】なお、図21、図22において、1202
はローラピボット、1203は鉛直軸、1204は断面
中心軸、1205はローラの回転中心軸、1206は回
転テーブル、1207は粉砕リング、1208は粉砕レ
ース、1209はテーブル回転軸、1210は粉砕原
料、1211は圧縮粉層である。
【0015】以上から、ミルの振動を、粉砕ローラの支
持構造(ハードウェア)の工夫によって抑止しようとす
るには、粉砕ローラが大きな加速度で首を振り正常軌道
から外れることを阻止することが肝要である。
【0016】本発明の目的は、以上のような考え方に基
づき、粉砕ローラの軌道急変動作(加速度大)を緩和
し、異常振動を起こすことなく広域負荷あるいは多炭種
での運用を可能にするローラミルの粉砕部の構造、特に
粉砕ローラのサポート構造を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、本発明においては、次のような手段を採用す
る。
【0018】まず、粉砕荷重伝達点と粉砕ローラ支持機
構としてのローラピボットのみで接続している加圧フレ
ームと、各粉砕ローラのローラブラケットを、リンクサ
ポートで連接する。リンクサポートは、芯棒状のサポー
ト本体と、上および下部に分けたそれぞれのサラバネ列
により構成される。このリンクサポートには、粉砕ロー
ラにおいて首振り等の動作がない限り、荷重が加わらな
いようになっている。リンクサポートを構成するサラバ
ネ列には、粉砕ローラの急激な動作を緩和するためのダ
ンパ機能を持たせている。
【0019】これにより、粉砕ローラの首振り時におけ
る加速度が低減する。芯棒状のサポート本体の上部と中
央部には、サラバネ列に対するストッパとしての段部が
設けてあり、この段部を境として、上方サラバネ列と下
方サラバネ列が配設される。上方サラバネ列は、粉砕ロ
ーラが内側(ミルの中央側)に向けて首を振る際の緩衝
材としての役割を果たす。一方、下方サラバネ列には、
逆に粉砕ローラが外側(ミルハウジング側)に向けて首
を振る場合に、その動作を緩和させる機能がある。上方
あるいは下方のサラバネ列が圧縮する際には、他方のサ
ラバネ列はフリー(荷重が加わらない)状態になる。
【0020】さらに、本発明においては、粉砕ローラに
おけるリンクサポートの弾性定数を、粉砕ローラごとに
異ならせる。この弾性定数は、「1枚重ね」あるいは
「2枚重ね」とした各サラバネを組み合わせてサラバネ
を構成することにより異ならせる。このように、各粉砕
ローラにおいてリンクサポートの特性を異ならせるの
は、後述するように、粉砕ローラの首振り動作における
自己同期化を防止するためである。
【0021】以上のようなリンクサポートは、サラバネ
列の他にも、コイルバネ、板バネあるいは油圧(もしく
はガス圧)ダンパ等の構造が考えられるが、構造がコン
パクトで適正な価格であり、強度上の信頼性が高く、し
かも必要な弾性定数を満足するのはサラバネ列のみであ
る。
【0022】リンクサポートの介設位置として、本発明
のように加圧フレームとローラブラケットとの間の他に
も、ローラブラケットとハウジングの間等が考えられ
る。しかしながら、炭層のかみ込み負荷の増減により粉
砕ローラが上下方向へ動くこと、また加圧フレームが旋
回運動すること等を考慮すれば、本発明のように一体と
して動く加圧フレームとローラブラケットの間に介設す
る方法が最適である。
【0023】
【作用】本発明になるリンクサポートの作用は、次の2
点にまとめられる。
【0024】(1)重ねサラバネ列の圧縮時にダンパと
しての機能が生じるため、粉砕ローラの首振り加速度が
低下する。
【0025】(2)各粉砕ローラのリンクサポートの弾
性定数を異ならせているため、粉砕ローラが同期する
(同位相)で首振り動作がなくなる。
【0026】(1)について、サラバネ列は圧縮時にお
いて(後述するが、特に2枚重ねサラバネは金属面同士
の摩擦による抵抗も加わる)、ダンパとして作用する。
そのため、粉砕ローラの首振り動作は緩慢なものとな
る。すべり振動の原因となる粉砕ローラと回転テーブル
との速度差は、前述したように粉砕ローラの突発的な、
即ち加速度の大きな首振り動作によって生じた。従っ
て、リンクサポートにより、首振り時の加速度が低減さ
れれば、粉砕ローラが軌道からずれても回転テーブルの
速度に追従可能となり、滑り振動の発生は防止できる。
【0027】(2)について、リンクサポートの弾性定
数を粉砕ローラごとに異ならせるために、粉砕ローラの
首振り時の振幅も変化する。従って、首振り動作の位相
には、粉砕ローラごとに食い違いが生じる。一つの粉砕
ローラが首を振り掛けても、他の粉砕ローラにおいて
は、リンクサポートの弾性定数が異なっているために、
その首振り動作には同調しない。たとえ首振りが生じて
も、最初に首を振り掛けた粉砕ローラの位相とは異なっ
たものであるので、両粉砕ローラの首振り動作は打ち消
し合う。このような相互キャンセル作用によって、粉砕
ローラの自己同期化動作が防止され、「自己同期化によ
って著しく増幅される自励振動」の発生が抑制される。
【0028】このようにして、本発明になるリンクサポ
ートを適用することにより、自励振動の発生は抑制され
る。
【0029】サラバネ列を上、下段列に分割したのは、
粉砕ローラの外側への首振りあるいは内側への(戻り方
向への)首振りの加速度を抑制するからに他ならない。
実際に自励振動発生の切っ掛けとなるのは、ある1つの
粉砕ローラの外側への高加速度首振りであるが、これに
連動して、他の粉砕ローラは内側へ高加速度で振り戻さ
れるように動く。このように、粉砕ローラ同士間で高加
速度の動きが伝播することにより、最終的には3つ全て
の粉砕ローラが同位相で動く「発達した激しい自励振
動」(図22)へと遷移する。
【0030】従って、粉砕ローラの首振り動作は、外側
のみならず内側への加速度動作も抑制する必要がある。
これが、サラバネ列を上、下段に分割した理由である。
【0031】
【実施例】図1は、本発明になる粉砕部構造を具体化し
たローラミルの構造を、中心軸を通る断面図として描い
たものである。
【0032】このローラミルの粉砕部は、大まかに、主
要素である粉砕ローラ4と回転テーブル3により構成さ
れている。本発明の特徴は、加圧フレーム6と粉砕ロー
ラ4を支えるローラブラケット5を連接するリンクサポ
ート9を設けること、そしてこのリンクサポート9の構
造に関するものであるので、まず初めにこれについて説
明する。
【0033】図2〜図4には、本発明になるリンクサポ
ートを、ローラブラケット202の間に介設した構造を
示す。
【0034】図2は粉砕ローラの断面構造図、図3は粉
砕ローラ201の後方(ミルハウジング側)からの視
図、そして図4は粉砕ローラ201の上方からの視図で
ある。図3および図4に示すように、リンクサポート本
体207は、粉砕ローラ201の中心回転軸213を挟
んで左右対称に2個設置されている。図2に示すよう
に、リンクサポート本体207は略柱状であるが、上方
にサポートの上部ストッパ210、中間部にサポートの
中間ストッパ208、さらに最下部にサポートのベース
209の略円板状体が設けられている。このリンクサポ
ート本体207は、サポートのベース209において、
ローラブラケット202に接合されている。
【0035】サポートの上部ストッパ210とサポート
の中間ストッパ208の間には3組のサラバネ列211
が、また、サポートの中間ストッパ208とサポートの
ベース209の間にも同じように、3組の重ねサラバネ
列211が挿着されている。サポートの上部ストッパ2
10とサポートの中間ストッパ208の上段サラバネ列
は粉砕ローラ201が外側へ首を振る場合に、一方、サ
ポートの中間ストッパ208とサポートのベース209
の間の下段サラバネ列は、粉砕ローラ201が内側へ首
を振る際に圧縮変形する(この機能については後述す
る)。
【0036】リンクサポート本体207の柱部の外径よ
りも、各サラバネの内径は充分大きく、この柱部を通し
てサラバネは上下方向に移動し、圧縮変形する。加圧フ
レーム205の後方部(ミルハウジング側)には、上下
方向に分岐しさらにそれぞれが、リンクサポート本体2
07の柱状体を挟むように左右にも分岐するサポートガ
イド部材212が介設されている。
【0037】このサポートガイド部材212が、それぞ
れのサラバネ列を圧縮変形させる。言い換えれば、ロー
ラブラケット202の首振り動作によってリンクサポー
ト本体207が共に動くために、加圧フレーム205に
固定されたサポートガイド部材212がサラバネ列を圧
縮する。
【0038】このリンクサポートは、サラバネに対する
微粉のかみ込み等を防止するために、保護カバー215
を設ける。この保護カバー215は、サポートの上部ス
トッパ210に設置する。この保護カバー215は、図
2にのみ記した。
【0039】以下の図では、リンクサポートの構造を説
明する上で煩雑になるので省略する。このようなリンク
サポートの挙動については後述する。
【0040】なお、この実施例において、粉砕ローラ2
01のローラシャフト206の端部は、後方から粉砕ロ
ーラ201に覆い被さるような構造のローラブラケット
202に支持される。このローラブラケット202の上
部には、円柱型のローラピボット204が装着されてお
り、加圧フレーム205を介して荷重214が加わるよ
うになっている。
【0041】即ち、このローラピボット204が、加圧
フレーム205からローラブラケット202に対する荷
重214の伝達点となる。また、このローラピボット2
04は、粉砕ローラ201の首振り(振り子)動作の支
軸となる(この首振り動作の役割りについては前述した
通り)。203はピボットボックスである。
【0042】本発明においては、激しい自励振動につな
がる粉砕ローラの自己同期化動作の防止のため、リンク
サポートにおけるサラバネ列の弾性定数を、粉砕ローラ
ごとに変化させる。各粉砕ローラにおけるサラバネ列の
弾性定数の偏差は、 ε=|k1 −k|/k1 ここに、k;対象となるサラバネ列の弾性定数、k1
3つの粉砕ローラのサラバネ列の弾性定数のうち中間の
もの。
【0043】上記のεを、0.3≦ε<6.0より望ま
しくは、1.0≦ε<4.0の範囲になるよう設定す
る。
【0044】本発明においては、サラバネの弾性定数
を、1段重ねのサラバネと2段重ねのサラバネを適宜組
み合わせることによって変化させる。
【0045】図5〜図7には、弾性定数を変化させるサ
ラバネ列の構造の3例を示す。
【0046】図5の例は、全てのサラバネを、1段重ね
サラバネ514を用いて構成したものである。
【0047】なお、図5において、510はリンクサポ
ート本体、511はサポートの中間ストッパ、512は
サポートの上部ストッパ、513はサポートのベース、
515はサポートガイド部材、516は加圧フレーム、
517はピボットボックス、518はローラピボット、
519はローラブラケットである。
【0048】図6に示した構造例では、サポートガイド
部材525よりも上方にある3個のサラバネを全て1段
重ねサラバネ524(a)とし、一方、サポートガイド
部材525とサポートのベース523の間にある3個の
サラバネは全て2段重ねサラバネ524(b)としてい
る。
【0049】なお、図6において、520はリンクサポ
ート本体、521はサポートの中間ストッパ、522は
サポートの上部ストッパ、526は加圧フレーム、52
7はピボットボックス、528はローラピボット、52
9はローラブラケットである。
【0050】図7の例は、サポートガイド部材525と
サポートの上部ストッパ532の間にあるサラバネを3
個とも1段重ねサラバネ534とするのに対し、サポー
トガイド部材536より下方にある3個のサラバネは上
方から順に2段重ねサラバネ535、1段重ねサラバネ
534および2段重ねサラバネ535を組み合わせる構
造となっている。
【0051】なお、図7において、530はリンクサポ
ート本体、531はサポートの中間ストッパ、533は
サポートのベース、537は加圧フレーム、538はピ
ボットボックス、539はローラピボットである。
【0052】図5〜図7に構造を示す例においては、何
れも粉砕ローラが外側(ハウジング側)へ首を振る際の
弾性定数が異なる。
【0053】図8に示す実施例では、特に粉砕ローラが
内側(回転テーブルの回転中心側)へ首を振る際に動作
が緩慢になるように、サポートガイド部材546よりも
上方にあるサラバネ列において、2段重ねサラバネ54
5を用いる。なお、この図8に示す構造例において、サ
ポートガイド部材546よりも下方にあるサラバネは、
2個の2段重ねサラバネ545と1個の1段重ねサラバ
ネ544とが組み合わされて挿着されている。
【0054】なお、図8において、540はリンクサポ
ート本体、541はサポートの中間ストッパ、542は
サポートの上部ストッパ、543はサポートのベース、
547は加圧フレーム、548はピボットボックス、5
49はローラピボットである。
【0055】このような図8に示したサラバネ構造のリ
ンクサポートと、図5から図7に示した実施例のうち2
つの実施例になるリンクサポートを組み合わせれば、粉
砕ローラは外側(ミルハウジング側)への首振り動作の
みならず、内側(回転テーブルの中心軸側)への首振り
動作も抑制できることになる。
【0056】図9、図10には、1段重ねサラバネ55
1の挙動のうち、フリーな状態(図9)と圧縮された状
態(図10)を模式的に比較して示す。550はリンク
サポート本体である。
【0057】図11、図12は、2段重ねのサラバネ5
61のフリー(図11)および圧縮状態(図12)を示
したものである。このような2段重ねの場合は、圧縮に
よる弾性変形のみならず、変形に伴う摩擦面562(各
サラバネ面同士の接触部)における抵抗が、サラバネ列
のダンパ機能に役立つ。560はリンクサポート本体で
ある。
【0058】ここで、本発明になる粉砕部構造を採用し
たローラミルの全体構成(図1)について説明する。
【0059】原料1は、ミル上部の中心軸上にある原料
供給管(センターシュート)2から供給され、ミルの下
部で回転する回転テーブル3上に落下する。回転テーブ
ル3の外周にある粉砕リング15上に供給されてこの粉
砕リング15の上面に刻設されて断面が略円弧型をした
粉砕レース16の上で、粉砕ローラ4により圧縮粉砕さ
れる。
【0060】前述したように、この実施例のローラミル
では、粉砕4のシャフトを支持するローラブラケット5
と加圧力を各ローラブラケット5ヘ伝達する加圧フレー
ム6の間に、ローラブラケット5ごとにバネ定数を変化
させたり、リンクサポート9を設けている。粉砕されて
生成した粉粒体は、スロートベーン14の間を貫通し
て、ミル内へ吹き込まれる熱風により乾燥されながらミ
ルの上方へ輸送される。粗い粒子は重力により回転テー
ブル3上に落下し(1次分級)、粉砕部で再粉砕され
る。この1次分級部を貫通した粒子群は、回転分級機1
9により遠心分級される(2次分級)。
【0061】比較的粗い粒子は、回転分級機19の羽根
の間を貫通し、製品微粉として製品微粉排出ダクト21
から排出される。石炭の場合は、微粉炭バーナへ直接送
られるか(熱風13が燃焼用1次空気となる)、もしく
は微粉貯蔵ビンへ回収される。
【0062】なお、図1において、7はピボットボック
ス、8はローラピボット、10は鉛直軸、11は中心
軸、12は断面中心軸、17は圧縮粉層、18は粉砕済
み原料、20はダムリング、22はミルハウジング、2
3はシールリング、24は保護カバーである。
【0063】図13は、粉砕ローラがローラブラケット
604と共に外側へ首を振った(β−1)時のリンクサ
ポートにおけるサラバネ列の挙動を模式的に描いたもの
である。
【0064】ローラブラケット604の首振り動作(β
−1)に伴って、サポートガイド部材607の下部アー
ム607(b)とサポートのベース609との間隔が縮
小し、下部にあるサラバネ列は圧縮された状態となる
〔610(1)〕。一方、サポートの中間ストッパ60
8は、サポートガイド部材607の上部アーム607
(a)に拘束されるために、上部にある3個のサラバネ
列は圧縮が全く作用せず、フリーな状態となる〔606
(1)〕。
【0065】従って、首振りが外側へ向かう場合に機能
するのは、サポートの中間ストッパよりも下部にあるサ
ラバネ列である。
【0066】粉砕ローラがローラブラケット604と共
に内側へ首を振った(β−1)時のリンクサポートの挙
動を図14に示す。この場合は、図13の例とは逆に、
サポートの中間ストッパよりも上部にあるサラバネが機
能する。ローラブラケット604の首振り動作(β−
2)に伴い、サポートガイド部材の上部アーム607
(a)とサポートの上部ストッパ611の間が狭まり、
上部にある3個のサラバネ列は圧縮される〔606
(2)〕。これに対してサポートの中間ストッパ608
は、サポートガイド部材の下部アーム607(b)に拘
束されるために、下部にある3個のサラバネはフリーな
状態となる〔610(2)〕。
【0067】なお、図13、図14において、601は
加圧フレーム、602はピボットボックス、603はロ
ーラピボット、605はリンクサポート本体である。
【0068】以上のようなメカニズムにより、粉砕ロー
ラの首振り動作によって、上、下部のサラバネ列の圧
縮、フリーな状態が切り替わることになる。粉砕ローラ
の首振り動作は、このようにリンクサポートにおけるサ
ラバネ列の作用に支配される。もし、あるリンクサポー
トのサラバネ列の弾性定数が他よりも大きければ、この
粉砕ローラの首振りは、他の粉砕ローラよりも起きにく
くなる訳である。
【0069】図15は、リンクサポート(この図では省
略)のサラバネ列の弾性を大きくした場合における粉砕
ローラ711の首振り(振り子)動作(β)を模式的に
描いたものである。
【0070】弾性定数が大きいため、圧縮粉層717が
崩壊し、粉砕ローラ711が急速に(大きな加速度で)
首を振り掛けても、サラバネ列の圧縮変形が抵抗、緩衝
作用となり、結局、首振りの程度は小さくなる。ローラ
ピボット712を支軸とした場合に、粉砕ローラ711
の先端部における首振りによる水平方向変位lは、次に
述べる弾性定数を小さくするケースに比べて小さい。
【0071】なお、図15において、713は断面中心
軸、714は鉛直軸、715はローラ回転軸、716は
粉砕原料、718は粉砕リング、719は粉砕レースで
ある。
【0072】図16には、リンクサポート(この図では
省略)のサラバネ列の弾性定数が小さな場合における粉
砕ローラ721の首振り(振り子)動作(β)を示す。
【0073】図15の例とは逆に、この場合には、サラ
バネ列が小さな荷重において容易に圧縮変形するため、
首振りによる水平方向変位lは大きくなる。
【0074】なお、図16において、722はローラピ
ボット、723は断面中心軸、724は鉛直軸、725
はローラ回転軸、726は粉砕原料、727は圧縮粉
層、728は粉砕リング、729は粉砕レースである。
【0075】以上のように、リンクサポートにおけるサ
ラバネ列の弾性変形を粉砕ローラごとに変化させること
で、粉砕ローラの首振り動作、即ち首振りに伴う最大変
位量や首振り時の加速度も異なってくる。
【0076】従って、各粉砕ローラにおいて首振りの位
相がずれることになり、自己同期化動作が生じなくな
る。ある一つの粉砕ローラが、その粉砕ローラに設置し
たリンクサポート固有の性能に基づき首を振り掛けて
も、他の粉砕ローラの首振り動作の特性はこれとは異な
るために、同調することはない。
【0077】即ち、各粉砕ローラの首振り動作は相互に
キャンセルし合うことになる。このような作用により、
激しい自励振動の発生の原因となる粉砕ローラの自己同
期化動作は防止される。
【0078】このように本発明を具体化した場合には、
炭層が崩壊しやすい条件においては、粉砕ローラの自己
同期化動作は起きず、相互キャンセルの動きが活発に生
じる。しかし、この相互キャンセル動作によるミルの振
動は、増幅する危険のない、いわゆる強制振動的なもの
であり、ミルの運用を損なうことはない。
【0079】次に、以上のような粉砕ローラにおける動
作の相互作用によって得られた振動レベル低減の結果に
ついて述べる。
【0080】図17は、ミル内における石炭ホールドア
ップに対する振動の振幅の変化をまとめ、本発明の実施
例と従来技術とを比較したものである。
【0081】縦軸の振幅δo c は、粉砕ローラと粉砕レ
ースがメタルタッチする空回転時の振幅δo c * で割ら
れて無次元化されている。一方、横軸のホールドアップ
Wは、ミルが定格給炭量で運用された時のホールドアッ
プW* で割られて無次元化されている。
【0082】この実験結果は、炭質の影響により、比較
的激しい振動を起こしやすい石炭を粉砕した時に得られ
たものである。従来技術(図23)では、低負荷域(W
/W* ≦0.38)で著しく振幅が増大するのに対し、
本発明を具体化したリンクサポートを搭載するローラミ
ルでは、振幅の大幅な低減が可能であることが実証され
た。
【0083】本発明の実施例の場合でも、他のホールド
アップの条件よりは、W/W* ≦0.38の近傍におい
て振幅がやや大きくなるが、この振動は、自己増幅的な
性質の自励振動ではなく、粉砕ローラが自己同期化する
ことのない強制振動の1タイプである。
【0084】図18は、ローラミルが振動を起こしたと
してもさほど激しくない石炭を利用した場合の結果をま
とめたものである。この例においても、本発明を具体化
することにより、振幅が低下することが分かる。
【0085】図19は、給炭量QC に対する製品微粉粒
度qの変化を示したものである。
【0086】縦軸の粒度qは、定格給炭量QC * の時の
従来式ミルにおける基準微粉粒度q* で割られて相対値
として表されている。横軸のQC も、QC * で割られて
無次元化されている。一般に、粒度qは、給炭量QC
増加と共に減少する。
【0087】本発明になる実施例では、製品微粉粒度
が、従来式ローラミルにおける粒度と略同等であること
が判明した。即ち、本発明で適用したリンクサポートに
よる粉砕ローラの首振り動作の変化は、粉砕性能に影響
を与えない(少なくとも粉砕性能を低下させることはな
い)と考えられる。
【0088】本発明を具体化した粉砕ローラサポート構
造を採用するローラミルは、実施例において説明した石
炭焚ボイラ用のミルに限らず、 (1)同じ固体燃料であるオイルコークス用のミル (2)脱硫用の石灰石を微粉砕するためのミル (3)鉄鋼スラグ、非鉄精錬スラグを微粉砕するミル (4)セメントクリンカを微粉砕するセメント仕上げ用
ミル (5)各種化学製品の原料を微粉砕するミル (6)FRP(繊維強化プラスチック)廃材等の産業廃
棄物の再利用のための微粉砕処理用ミル の自励振動抑制技術として略直接適用することができ
る。
【0089】
【発明の効果】本発明を具体化した粉砕ローラサポート
構造を、石炭焚ボイラの石炭粉砕用の竪型ローラミルに
採用したことによる効果をまとめると以下のようにな
る。
【0090】(1)使用したリンクポートのダンパ機能
により、粉砕ローラの突発的な(加速度の大きな)首振
り動作を抑制することができる。これにより、粉砕ロー
ラと回転テーブルの速度差に起因する自励振動を防止す
ることができる。
【0091】(2)3つの粉砕ローラが同期(同位相
化)する自己同期化現象による自励振動の発生を防止で
きる。これによって、ミル自体を含む各種周辺機器の信
頼性、耐久性が向上する。結果的に、火力プラント全体
の信頼性が向上する。
【0092】(3)低負荷運用が可能になり、ミルの負
荷限界をさらに切り下げることができる。また、ボイラ
の高速負荷変化運用に対応するミルの操作(例えば、分
級機の回転数や1次空気バイアスの急変)が可能にな
る。このようにして、ボイラの運用範囲が拡大すること
で、火力プラント全体をより経済的に運用できるように
なる。
【0093】(4)含有水分、灰成分、粉砕性あるいは
炭層の強度等の性状が大幅に異なる様々な種類の石炭を
使用することが可能になる。つまり、多炭種運用が達成
できる。
【0094】(5)ハードウェアの工夫で自励振動を防
止することになるので、複雑で高価な油加圧機構(アキ
ュムレータ等)や制御系統が不要となり、ミルの製作、
施工コストを大幅に低減できる。制御系統が簡便である
ことは、ミルを操作しやすいことになるので、運転員
(オペレータ)の負担を軽減できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る粉砕ローラサポートを搭
載したローラミルの全体構造図である。
【図2】粉砕ローラサポートの粉砕ローラの側面からの
視図である。
【図3】粉砕ローラサポートの粉砕ローラの背後からの
視図である。
【図4】3つの粉砕ローラにおけるサポートの配置構成
の粉砕部の上方からの視図である。
【図5】粉砕ローラサポート本体のサラバネ構造の一例
を示す図である。
【図6】粉砕ローラサポート本体のサラバネ構造の一例
を示す図である。
【図7】粉砕ローラサポート本体のサラバネ構造の一例
を示す図である。
【図8】粉砕ローラサポート本体のサラバネ構造の一例
を示す図である。
【図9】1段重ねサラバネの構造を示す図である。
【図10】1段重ねサラバネの構造を示す図である。
【図11】2段重ねサラバネの構造を示す図である。
【図12】2段重ねサラバネの構造を示す図である。
【図13】粉砕ローラが外側へ首を振った状態における
板バネの変形を示す図である。
【図14】粉砕ローラが内側へ首を振った状態における
板バネの変形を示す図である。
【図15】本発明になるサポートを適用した粉砕ローラ
の動作の一例を示す模式図である。
【図16】本発明になるサポートを適用した粉砕ローラ
の動作の一例を示す模式図である。
【図17】本発明になる振動抑制の効果の試験結果を示
す図である。
【図18】本発明になる振動抑制の効果の試験結果を示
す図である。
【図19】本発明を適用したローラミルにおける粉砕性
能の試験結果を示す図である。
【図20】従来技術における自励振動発生領域を示す図
である。
【図21】粉砕ローラの首振り動作の模式図である。
【図22】粉砕ローラの上下方向動作の模式図である。
【図23】従来技術における粉砕部の構造図である。
【符号の説明】
1 原料 2 センターシュート 3 回転テーブル 4 粉砕ローラ 5 ローラブラケット 6 加圧フレーム 7 ピボットボックス 8 ローラピボット 9 リンクサポート 15 粉砕リング 16 粉砕レース 19 回転分級機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金本 浩明 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 長谷川 忠 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面で垂直軸まわりに回転し、上部に
    溝型の粉砕面を有するリングセグメントを円周方向に配
    列した回転テーブルと、回転テーブルの外周側上面に周
    辺面を押圧する状態で回転し、回転シャフトを支持する
    ブラケットの上部に振り子状機能を有する粉砕荷重伝達
    部材を介して加圧部材に保持される複数個の粉砕ローラ
    とを以て原料を粉砕するローラミルにおいて、 上記粉砕ローラの動作に伴い弾性変形機能の生じるリン
    クサポートを、上記ブラケットと加圧部材の間に介設す
    ることを特徴とするローラミル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、上記リンクサポ
    ートを、芯棒状軸体と、芯棒状軸体に装着する少なくと
    も2個以上のサラバネ列を以て構成することを特徴とす
    るローラミル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、上記リ
    ンクサポートの芯棒状軸体の中央部にサラバネ列拘束用
    のストッパを設け、ストッパの上下部にサラバネ列を分
    割装着したことを特徴とするローラミル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載において、上記リ
    ンクサポートにおける弾性定数を粉砕ローラごとに異な
    らせると共に、その偏差を0.3倍以上6.0倍未満と
    することを特徴とするローラミル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014180650A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭ミル
CN104549653A (zh) * 2013-10-23 2015-04-29 上海重型机器厂有限公司 磨煤机

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JP2014180650A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭ミル
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