JPH0739472Y2 - 接着剤転写用プレート - Google Patents

接着剤転写用プレート

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JPH0739472Y2
JPH0739472Y2 JP1990024136U JP2413690U JPH0739472Y2 JP H0739472 Y2 JPH0739472 Y2 JP H0739472Y2 JP 1990024136 U JP1990024136 U JP 1990024136U JP 2413690 U JP2413690 U JP 2413690U JP H0739472 Y2 JPH0739472 Y2 JP H0739472Y2
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正義 鈴置
正法 墨
吉洋 宇佐美
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下方に向けて水平に配置されたワークの塗布
面に対して接着剤で外装された転写面を当接させること
により、該ワークの塗布面に前記接着剤を転写塗布させ
る接着剤転写用プレートに関する。
〔従来の技術〕
たとえば、鋳型を成形する際に適用される消失模型は、
複数個の模型部分(ワーク)ごとに型成形したものを接
着剤によって互いに接合固着させることにより構成され
ている。
この種の消失模型の製作方法に採用される接着剤は、通
常、接着槽内に加温貯留されており、この接着槽内を通
過する接着剤転写用プレートの転写面に一旦外装され、
さらにローダ等の搬送手段によって搬送された模型部分
がこの転写用プレートの転写面に当接・離反することに
より該模型部分に転写塗布される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した模型部分における接着剤の塗布面が
下方に向けて水平に配置されている場合には、上記接着
剤転写用プレートの転写面を上方に向けて水平に配置す
る必要があるため、接着剤転写用プレートが接着槽を通
過した際に、表面張力によって該転写面に多量の接着剤
が残留することとなる。
このような場合にあっては、転写面を消失模型に当接・
離反させた際に多量の接着剤が当該模型部分に転写さ
れ、周縁部にはみ出す虞れがある。また、接着剤転写用
プレートの転写面と消失模型との間に多量の接着剤が介
在されるため、両者間の接着作用も増大することにな
り、消失模型から接着剤転写用プレートを引き離す際に
該消失模型がローダから脱落し、そのまま接着剤転写用
プレートの転写面に残留する虞れもある。
本考案の目的は、上記実情に鑑みて、接着剤のワークへ
の過剰転写を防止することのできる接着剤転写用プレー
トを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る接着剤転写用プレートでは、接着剤で外装
される転写面に、該転写面から接着剤を排出する貫通孔
を開口させている。
〔作用〕
上記構成によれば、貫通孔を通じて転写面から余分な接
着剤が排出される。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明
する。
第2図は、本考案に係る接着剤転写用プレートを適用す
るワークの接着工程を概念的に示したもので、鋳型を成
形する際に使用される消失模型Wの接着剤塗布工程S1
接合工程S2とを示している。
ここで例示する消失模型Wは、図には明示していない
が、第1の型により発砲プラスティック等の可燃性材料
から成形された第1模型部分10(ワーク)と、この第1
模型部分10と同様に、第2の型により可燃性材料から成
形された第2模型部分20とを有するもので、互いの接合
面11および接合面21を接着剤Cによって接合固着するこ
とにより構成される。
同図に示すように、上記接着剤塗布工程S1には、接着剤
Cが加温貯留された接着槽30と、上下方向(図中の上下
方向)に移動可能に配設された昇降手段31とが配置され
ている。
昇降手段31は、シリンダアクチュエータ等の駆動手段
(図示せず)に連結された腕部32と、下動した際にのみ
上記接着槽30内の接着剤Cに浸漬される浸漬部33とを有
し、さらにこの浸漬部33の上面33aに一対の位置決ピン3
4,34および接着剤転写用プレート35を備えている。
接着剤転写用プレート35は、金属等の耐熱性材料によっ
て成形され、上記第2模型部分20と同一の形状に構成さ
れており、当該第2模型部分20における第1模型部分10
との接合面21に対応した転写面35aを上方に向けて水平
に配置し、かつ上記一対の位置決ピン34,34に対する位
置を規定した状態で上記昇降手段31における浸漬部33の
上面33aに固定設置されている。
第1図に示すように、この接着剤転写用プレート35に
は、多数の孔36,36…が形成されている。
これら孔36,36…は、それぞれ上記接着剤転写用プレー
ト35の成形後、ドリル等の穿孔機によって穿設されてお
り、該転写用プレート35の転写面35aからその裏面に亘
り、鉛直方向に沿って貫通されている。なお、これら孔
36,36…は、模型部分10,20間の接着不良を防止するた
め、上記転写面35aの縁にかからない部分にのみ形成さ
れている。
また、第2図に示すように、上記接合工程S2には、接着
台40が配置されている。接着台40は、その上面40aに一
対の位置決ピン41,41を備えており、上記接着槽30の近
傍に並設配置されている。
接着台40の上面40aに配設された一対の位置決ピン41,41
は、上記昇降手段31における浸漬部33の上面33aに配設
された一対の位置決ピン34,34と同一形状のものが採用
されており、該ピン34,34に対応する部位に配置されて
いる。
この接着台40には、上述した第2模型部分20が、上記一
対の位置決ピン41,41に対する位置を規定した状態で載
置されている。
一方、上記接着剤塗布工程S1と接合工程S2との間にはレ
ール部材50を介してローダ60が移動自在に配設されてい
る。
ローダ60は、上記レール部材50に沿って移動する本体
(図示せず)と、第1シリンダアクチュエータ61,61を
介して上記本体と連結され、これら第1シリンダアクチ
ュエータ61,61の作動によって上下方向に移動する移動
体62と、第2シリンダアクチュエータ63を介して上記移
動体62と連結され、この第2シリンダアクチュエータ63
の作動によって上下方向に移動する保持部64と、上記移
動体62の下面62aから下方に向けて延設された一対の筒
状体65,65とを備えている。
このローダ60では、図示していないエアアクチュエータ
が作動すると、エアの吸引張力により保持部64の下面64
aを介して第1模型部分10がその接合面11を下方に向け
て水平に配置した状態で着脱自在に保持される。
上記のように構成された消失模型Wの製造工程では、第
1模型部分10が、図示していない積載場から上記ローダ
60によって順次上記接着剤塗布工程S1へ吸着搬送され、
接着槽30の上方域で一旦停止される。
第1模型部分10が接着槽30の上方域に占位すると、上述
した図示していない駆動手段により昇降手段31が第2図
中の2点鎖線で示す位置から同図中の実線で示す位置ま
で上昇され、接着剤Cに浸漬されていた接着剤転写用プ
レート35および一対の位置決ピン34,34が外部に露出さ
れる。
このとき、接着剤転写用プレート35の転写面35aに残留
する接着剤Cは、余分なものが孔36,36…を通じて接着
槽30へ適宜滴下され、これら孔36,36…以外の部位に急
速に均一化される。
接着剤転写用プレート35が接着槽30の外部に露出する
と、まずローダ60の第1シリンダアクチュエータ61,61
が作動され、移動体62が下動する。
移動体62が下動すると、この移動体62に配設された一対
の筒状体65,65に昇降手段31の位置決ピン34,34がそれぞ
れ嵌合され、該ローダ60における移動体62と昇降手段31
における浸漬部33との位置決が行われる。
これら移動体62と浸漬部33との位置決が終了すると、今
度は、ローダ60の第2シリンダアクチュエータ63が作動
され、第1模型部分10を吸着する保持部64が下動するこ
とによって、この第1模型部分10と接着剤転写用プレー
ト35とがそれぞれの接合面11および転写面35aを介して
互いに接合される。
しかる後、上記第1および第2シリンダアクチュエータ
61,61,63および図示していない駆動手段が先とは逆方向
へ作動され、昇降手段31が下動して再び接着槽30内の接
着剤Cに浸漬されるとともに、上記第1模型部分10と接
着剤転写用プレート35との当接状態が解除される。
このとき、上記製造工程によれば、上述したように、接
着剤転写用プレート35に形成した多数の孔36,36…を通
じて転写面35aの余分な接着剤Cが排出され、かつ該孔3
6,36…によって上記第1模型部分10の接合面11との実質
的な接触面積が減少することになるため、上記第1模型
部分10の接合面11に接着剤Cが過剰に転写されることな
く、該接着剤Cが接合面11からはみ出したり、第1模型
部分10がローダ60の保持部64から脱落して接着剤転写用
プレート35の転写面35aに残留したりする事態が未然に
防止される。
この状態における第1模型部分10には、上記接着剤転写
用プレート35と当接した部位、すなわち第2模型部分20
との接合面11に接着剤Cが転写塗布されている。
第1模型部分10が転写用プレート35から引き離される
と、図示していないローダ搬送駆動手段が作動され、上
記ローダ60がレール部材50上を移動することによって該
第1模型部分10が接合工程S2における接着台40の上方域
へ搬送される。
上記第1模型部分10が接着台40の上方域に占位すると、
先と同様に、まず第1シリンダアクチュエータ61,61が
作動し、一対の筒状体65,65がそれぞれ位置決ピン41,41
に嵌合することによって移動体62と接着台40との位置決
が行われ、次いで第2シリンダアクチュエータ63が作動
することによって保持部64が下動する。
保持部64が下動すると、この保持部64に吸着保持された
第1模型部分10と、上記接着台40上に載置された第2模
型部分20とが互いの接合面11および接合面21を介して接
合され、接着剤Cが固化することによってこれら第1お
よび第2模型部分10,20が一体化した消失模型Wが構成
されることとなる。
なお、上記実施例では、発砲プラスティック等の可燃性
材料で構成された消失模型Wを接着する際に適用される
接着剤転写用プレート35を例示しているが、もちろん本
考案は、その他の材料で構成され、その他のワークの接
着の際に適用されるものにも有効である。
また、上記実施例では、接着剤転写用プレートの貫通孔
を該接着剤転写用プレートの成形後に穿孔機によって形
成するようにしているが、接着剤転写用プレートの成形
時に一時に形成してももちろんよい。なお貫通孔は、接
着剤転写用プレートに貫通形成されていれば、必ずしも
鉛直方向に沿って延在されている必要はない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る接着剤転写用プレー
トによれば、転写面に開口させた貫通孔を通じて余分な
接着剤が排出されるため、ワークへの接着剤の過剰転写
を防止することができ、接着剤が塗布面からはみ出した
り、ワークが転写面に残留したりする事態が未然に防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る接着剤転写用プレートを概念的
に示した上面図、第2図は、本考案に係る接着剤転写用
プレートを適用するワークの接着工程を概念的に示した
側面図である。 10……模型部分、11……接合面、35……接着剤転写用プ
レート、35a……転写面、36……孔、C……接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJL

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方に向けて水平に配置されたワークの塗
    布面に対して接着剤で外装された転写面を当接させるこ
    とにより、該ワークの塗布面に前記接着剤を転写塗布さ
    せる接着剤転写用プレートであって、前記転写面に、該
    転写面から接着剤を排出する貫通孔を開口させたことを
    特徴とする接着剤転写用プレート。
JP1990024136U 1990-03-09 1990-03-09 接着剤転写用プレート Expired - Fee Related JPH0739472Y2 (ja)

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CN110394419B (zh) * 2019-07-25 2024-03-22 宁夏苏宁新能源设备有限公司 一种c型槽立式浇铸铸型

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