JPH0738496Y2 - 壁パネルの接続構造 - Google Patents

壁パネルの接続構造

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JPH0738496Y2
JPH0738496Y2 JP1988001887U JP188788U JPH0738496Y2 JP H0738496 Y2 JPH0738496 Y2 JP H0738496Y2 JP 1988001887 U JP1988001887 U JP 1988001887U JP 188788 U JP188788 U JP 188788U JP H0738496 Y2 JPH0738496 Y2 JP H0738496Y2
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wall panels
joint
wall panel
wall
gap
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JP1988001887U
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浩介 武井
邦保 松尾
浩 河村
由美 藤田
深雪 滝崎
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東陶機器株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプレファブルームを形成する壁パネルの接続構
造に関するものである。
(従来の技術) 最近、建物躯体の内装を行なうに際し、便所等の水廻り
部分は出来るだけ躯体への造作を避け、プレファブ方式
に切換えて作業能率化及びコストの低減を図ろうとする
傾向にある。
このようなプレファブルームを適宜種類の壁パネルを建
廻して建物躯体内に形成する場合、壁パネルは寸法が規
格化されているために、所望の広さの空間を得ようとす
ると壁パネルと壁パネルの間にその空間の大きさに応じ
た隙間が生じることがある。そして従来この壁パネル同
士の隙間を覆う目地は、化粧目地等で仕上げを施してい
た。
又、プレファブルーム内の照明は、従来天井や壁パネル
に照明器具を取付けることによって行なっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記従来例にあっては、壁パネルや天井に開口部
を設けたり、これらの裏側に照明器具を配設したり、配
線工事を行う等の造作を行なわねばならず、そのために
設備コストが高くついたり、照明器具や配線の点検、修
理が不便になる等の不都合がある。更に従来例にあって
は、壁パネル間の隙間は化粧目地で繋がれているだけで
他に何の利用もされていなかった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とする処は、壁パネルや天井に開口部を設ける
ことなく、簡易な構造で簡単に低コストで照明器具を設
備することができ、更にその点検、修理を容易に行える
ようにするにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は、壁パネルを建
巡らしてプレファブルームを形成する際に生じる壁パネ
ルと壁パネルの間の隙間を目地で覆うようにした壁パネ
ルの接続構造において、目地は目地後方の隙間に組み込
まれる照明器具の照明カバーを兼ね、この目地の内側に
凹部を設け、この凹部に係合する突部を壁パネルに固定
されるブラケットの先端部に設け、この凹部と突部の係
合により目地を固定する様にした。
(作用) 上記手段によれば、壁パネルや天井に照明器具設備のた
めの開口部を設ける必要がなく、壁パネルと壁パネルの
間の無駄な隙間に照明器具を組込むことができるので、
設備工事を簡単に低コストで行うことができ、点検、修
理も容易に行える。
(実施例) 以下、本考案の好適実施例を添付した図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案のパネルの接続構造を適用した便所の要
部横断面図である。
図中Sは便所のトイレルームを示し、トイレルームS
は、建物躯体の壁Wb沿いに適宜種類の壁パネルを建巡ら
して側壁Wを形成することにより所謂プレファブ方式の
システムトイレとして構築されており、大小便用のスペ
ースS1と、図示せざる洗面用スペースと、両スペースを
連絡する矢印Ptで示した通路とから成る。
スペースS1は、磁器質タイルで床面を仕上げ、その左手
の側壁W沿いに三連の大便器T1〜T3(以降、総称的には
Tで表す)と掃除用流し水槽Skとを前面に備える大便所
用室内配管ユニットUを設置して、各大便器T1,T2,T3及
び水槽Sk間をブースB1,B2,B3で仕切り、各ブース後部を
ユニットU上に与けてその後縁を側壁Wに当接せしめる
と共にブース前部及びその左右の側壁W間に内開き若し
くは外開きのドアD1〜D4を取付けてパーソナルな空間S2
〜S5を画成しており、その内流し場S5には掃除用具入れ
S5′が付設されている。また、スペースS1右手の側壁W1
沿いには、コンクリート地のたたきの上に四連の小便器
t1〜t4(以降、総称的にはtで表す)を前面に備える小
便所用室内配管ユニットuを設置し、ユニットu右端に
ブースbを立てて目隠しをしている。
そして、スペースS1の正面奥の側壁W2と躯体の壁Wbとの
間の空間Soに大小便所用室外配管ユニットUoを設置し、
その左右の取合部Uo1,Uo2と室内配管ユニットU,uとを、
側壁Wに設けた不図示の取合用開口を介し、夫々管路接
続している。
以上において、本実施例では、スペースS1の正面奥の側
壁W2をなす隣り合う壁パネル1と3との間に生じる隙間
mを目地材5で接続している。
次にこの目地材5による壁パネル1,3同士の接続構造の
詳細を第2図及び第3図により説明する。
壁パネル1と3の後側に両壁パネル1,3によって生じる
隙間mを臨んで、平面視チャンネル状に形成され壁パネ
ルの支柱を兼ねる取付部材7を設け、この取付部材7の
左右一対のフランジ部7a,7aを、平面視L字状に形成さ
れたブラケット9,9の基部9a,9aと共にボルト11,11で壁
パネル1,3の端部1a,3aに夫々取付ける。取付部7の基部
7bには隙間mを臨んで白熱電球、蛍光灯等の照明器具13
を取付ける。
壁パネル1,3のスペースS1側には、隙間mを臨んで照明
カバーを兼ねる目地5が設けられている。目地5は、隙
間mから離間してこれを覆う平板状の基部5aと、基部5a
の両端に設けられた左右一対の側片5b,5bと、側片5b,5b
の内側に設けられた左右一対の係止片5c,5cとから成
る。そして側片5c,5cは折曲されて内側に向いた凹部5d,
5dが形成され、凹部5d,5dは、ブラケット9,9の先端部に
外側を向いて形成された凸部9b,9bと係合して、目地5
を固定している。
第4図は本考案の第2実施例を示すもので、隙間mを臨
む壁パネル1,3の裏面1b,3bに、照明器具本体21をL型の
ブラケット23,23を介して取着25,25し、照明器具27が壁
パネル1,3と壁パネルの間の隙間mに配設されるように
したものである。
第5図及び第6図は互いに直角をなす壁パネル31,33の
コーナー部に形成される隙間nを利用して本考案を適用
したものである。
互いに直角をなす壁パネル31,33のコーナー部の隙間n
を臨んで壁パネル31,33の支柱を兼ねる取付部材35が設
けられている。取付部材35は板片を折曲げて平面視正方
形の一つのコーナーを切欠いた形状に形成し、取付部材
35の内側には弧状に形成した反射板37を設け、反射板37
aの両端部は取付部材35の両端部をなす係合片35a,35aと
重ね、更にこの上にくの字状に形成したブラケット39,3
9の基部39a,39aを重ねてボルト41,41で壁パネル31,33の
端面31a,33aに夫々取付ける。
壁パネル31,33の隙間nから見た取付部材35の正面のコ
ーナーには照明器具の本体43を取付け、本体43は反射板
37を一部切欠いて突出させ、先端に白熱電球、蛍光灯等
の照明器具45を取付ける。
壁パネル31,33の室内側には照明カバーを兼ねる目地47
が設けられ、目地47は隙間nを塞ぐ平板状の基部47a
と、基部47aの裏面に左右一対設けられた係止片47b,47b
とから成る。係止片47b,47bは折曲されて凹部47c,47cが
形成され、ブラケット39,39の先端部に形成された凸部3
9b,39bと係合して目地47を固定している。
第7図は上記実施例の変更実施例を示し、取付部材51の
両端部を外側に直角に折曲してフランジ部51a,51aを形
成し、このフランジ部51a,51aを壁パネル31,33の端部裏
面31b,33bにボルト53,53で取付ける。
尚、以上の実施例において目地は、照明カバーを兼ねて
いるので、透明、又は半透明の樹脂材等で形成し、照明
器具からの光が目地を透過して、直接照明となるように
しても良いし、壁パネルと同系統の色や模様に形成し、
照明器具からの光が反射して目地と壁パネルとの間の隙
間から室内側に照射する間接照明となるようにしても良
い。
又、目地の係止片は可撓性材等で形成することによっ
て、壁パネルと壁パネルの間の隙間の大きさにかかわら
ず、壁パネルに係合させることができる。
第8図と第9図は更に別の実施例を示し、壁パネル61,6
3の間に形成される隙間oを介して互いに向き合う壁パ
ネル61,63の端面61aと63aに、壁パネル61,63の支柱を兼
ねるチャンネル状の取付部材65,65が取付けられてい
る。そして取付部材65,65の基部65a,65aには夫々白熱電
球、蛍光灯等の照明器具67、67が取付けられ、基部65a,
65aの両端に形成された側片の内室内側の側片65b,65bに
は、照明カバーを兼ね、透明、又は半透明の部材で形成
された目地69が壁パネル61,63と面一に取付けられてい
る。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、壁パネルや天井に
照明器具設備のための開口部を設けることなく、壁パネ
ルと壁パネルの間の無駄な隙間に照明器具を組込むこと
ができるので、設備工事を簡単に低コストで行うことが
でき、点検、修理も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1図は本考
案の壁パネルの接続構造を適用した便所の要部横断面
図、第2図は本考案の壁パネルの接続構造を示す斜視
図、第3図は同平面図、第4図は第2実施例を示す平面
図、第5図は本考案を壁パネルのコーナーに適用した状
態を示す斜視図、第6図は同平面図、第7図は別実施例
を示す平面図、第8図は更に別の実施例を示す斜視図、
第9図は同平面図である。 尚、図で1,3、31,33、61,63は壁パネル、5,47,69は目
地、13,27,45、67は照明器具、m,n,oは隙間、Sはプレ
ファブルームである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤田 由美 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)考案者 滝崎 深雪 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (56)参考文献 実開 昭61−76624(JP,U) 実開 昭63−81107(JP,U) 実公 昭38−16158(JP,Y1) 実公 昭54−12886(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁パネルを建巡らしてプレファブルームを
    形成する際に生じる壁パネルと壁パネルの間の隙間を目
    地で覆うようにした壁パネルの接続構造において、 前記目地は目地後方の隙間に組み込まれる照明器具の照
    明カバーを兼ね、この目地の内側に凹部を設け、この凹
    部に係合する突部を前記壁パネルに固定されるブラケッ
    トの先端部に設け、この凹部と突部の係合により前記目
    地を固定する様にしたことを特徴とする壁パネルの接続
    構造。
JP1988001887U 1988-01-11 1988-01-11 壁パネルの接続構造 Expired - Lifetime JPH0738496Y2 (ja)

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