JPH049369Y2 - - Google Patents

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JPH049369Y2
JPH049369Y2 JP17597086U JP17597086U JPH049369Y2 JP H049369 Y2 JPH049369 Y2 JP H049369Y2 JP 17597086 U JP17597086 U JP 17597086U JP 17597086 U JP17597086 U JP 17597086U JP H049369 Y2 JPH049369 Y2 JP H049369Y2
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、間仕切を利用して設けるようにした
掲示装置に関するものである。
〔考案の背景・考案が解決しようとする問題点〕
室内を仕切るための間仕切については、実開昭
55−172511号公報を始めとして様々の考案が成さ
れているが、従来の間仕切は単に室内を仕切る機
能を有するのみで、支柱を介して壁面パネルを立
設したものに過ぎなかつた。
一方、ホールや展示場、オフイス等のように間
仕切が多用される場合においては、ポスターや文
書等の掲示物を掲示をするための掲示場所が必要
で、このため従来は、掲示物を建物の壁面や間仕
切の壁面に押しピンや粘着テープで直接固定する
とか、或いは、建物の壁面や間仕切の壁面にビス
にて固定した掲示板を利用して固定するとかして
いる。しかし、前者の手段にあつては、大きさの
異なる各種の掲示物が壁面に貼り付けられるた
め、乱雑な感じがして非常に体裁が悪いと共に、
掲示物を取り外した後において壁面に押しピンの
孔や粘着テープの跡が残り、壁面が傷付いたり汚
れたりする不具合があり、他方、後者の手段にあ
つては、掲示板が壁面から突出することになるた
め、室の調和が乱されて外観が悪化すると共に、
掲示板を取り外した後には壁面にビスのねじ込み
孔が残る不具合があつた。
本考案は、間仕切の一部を掲示装置に兼用する
ことにより、間仕切の使用価値の向上と、掲示物
を掲示するに際しての前記問題の解消とを図つた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本考案は、中空状間仕切の片面又は両
面に略矩形の開口部を形成し、前記間仕切の中空
部内に、掲示面を前記開口部に臨ませた掲示板を
装着する一方、前記開口部の周縁に、掲示板方向
に開放した空所を有する溝形断面の枠体を装着
し、該枠体の空所内に、直管状蛍光灯等の灯具が
取付く照明具を、間仕切の開口部に向かつて回動
自在となるように装着したのである。
〔作用・効果〕
このように構成すると、掲示板には枠体の開口
部を通じて掲示物を掲示できると共に、それら掲
示物は枠体の空所内に配設した照明用の灯具によ
つて照明され、掲示物を明瞭に観察することがで
きる。また、前記照明具は、間仕切の開口部方向
に向けて回動自在であるから、通常の照明状態で
は、枠体の空所内に位置させることにより、照明
具を外部に露出させることなく掲示板のみを照明
できる一方、間仕切の開口部方向に回動させて外
部に露出した状態にすることにより、蛍光灯等の
灯具の交換や保守作業を行なうことができること
になる。
従つて本考案によれば、間仕切を掲示装置に兼
用したから、掲示物の掲示に際して従来のように
建物の壁面を汚したり傷付けたりすることを確実
に防止できると共に、掲示装置は枠体で囲われた
状態で間仕切に一体的に組込まれているから、デ
ザイン的にすつきりして美感を向上できる効果を
有する。しかも、掲示物を照明するための照明具
は、枠体の空所内に位置した状態から間仕切の開
口部方向に向けて回動自在に取付られているか
ら、使用状態において外部に露出することを防止
して外観を向上できるものでありながら、灯具の
交換等の保守作業を至極簡単に行うことができる
効果も有する。
更に、間仕切はその構造上配設位置を変更自在
であるから、間仕切の配設位置を変更することに
より、フロアーのうち最も人目に付き易い所に掲
示物を掲示することができる効果も有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図において符号1は、一定間隔隔てて立設
した支柱2,2を介して表裏一対の壁面パネル
3,3を適宜隔てて装着して成る中空状間仕切、
符号4は、前記間仕切1の中途高さ位置に設けた
掲示装置をそれぞれ示す。前記壁面パネル3,3
は、遮音性の厚板に表面板5を張設して形成され
ており、表面板5の左右側縁に折り返し部5aを
形成し、左右隣接する壁面パネル3,3における
表面板5の折り返し部5a同士を、断面コ字状の
押さえ部材6を介してビス7にて支柱2に押圧す
ることにより、支柱2に対して取付けられてい
る。
前記掲示装置4は、間仕切1の片面に形成した
開口部8に装着した額縁状の枠体9と、掲示面が
前記開口部8に臨むようにして間仕切1の中空部
内に配設した掲示板10と、前記枠体9の左右空
所内に配設した直管状の蛍光灯等の灯具が着脱自
在に取付く照明具11とで構成されている。この
うち前記枠体9は、四周内部に掲示板10方向に
開口の空所ができるよう薄金属板にて断面が略コ
字状の溝形に形成されており、その左右外側縁を
平面視L字状に折曲して成る延出部9aを、前記
押さえ部材6にて支柱2に押圧するようにしてい
る。
前記照明具11は、上下両端にランプホルダ1
2aを横向き突設した器具本体12と、前記ラン
プホルダ12a間に着脱自在に装着された直管状
の蛍光灯具13とで構成されており、次のような
手段で枠体9の中空部内に取付けられている。
すなわち、器具本体12の背面部に、金属板製
の取付部材14,15を上下から差込み装着し、
上方の取付部材14上端と下方の取付部材15下
端とに、それぞれ枠体9の内側板9b寄りに位置
した側縁において係止片14a,15aを上下突
設する一方、前記枠体9の内側板9bの接合部内
面にそれぞれL字状の補強板16を固着し、該補
強板16を介して上下一対の支持片17,18を
水平状に設け、該各支持片17,18に穿設した
係止孔17a,18aにそれぞれ前記取付部材1
4,15の係止片14a,15aを挿入して成る
もので、これにより、照明具11は、枠体9の空
所内に隠れた状態から開口部に露出した状態に水
平回動するように構成している。
この場合、上方の取付部材14における係止片
14aの突出寸法を下方の取付部材15における
係止片15aの突出寸法よりも大きくすると共
に、上方の取付部材14上面と上支持片17との
間に下方の取付部材15の係止片15aの突出寸
法より大きい上下巾の〓間が生じるようにするこ
とにより、上方の取付部材14の係止片14aを
上支持片17の係止孔17aに差し込んでから、
下方の取付部材15の係止片15aを下支持片1
8の係止孔18aに落とし込み挿入して取付でき
るように構成している(第5図参照)。また、下
方の取付部材14の係止片14aには、抜け止め
ピン19が嵌挿されている。
なお、枠体9内径の窓部には、アクリル樹脂等
の透明板にて形成した扉20が蝶番21を介して
水平回動自在に枢着されており、該扉20の自由
端には、枠体9の内側板9aに係脱するようにし
たロツク装置28が取付けられている。前記蝶番
21は、前記内側板9aの補強部材16を利用し
て取付けられており、枢支ピン22を中心にして
回動するように構成されている。
そして、前記左右支柱2,2間のうち前記開口
部8の上下に位置した部位に、断面コ字状の横梁
部材23を差し渡し固着し、これら上部の横梁部
材23の上面と下部の横梁部材23の下面とに、
それぞれ断面L字状の支持部材24を固着し、下
方の支持部材24の水平片にて前記掲示板10を
支持すると共に、該下方の支持部材24の垂直片
に前記蛍光灯照明具11の安定器25を取付けて
いる。前記横梁部材23の左右両端部には、第2
図で示すように、前記安定器25と照明具11と
を接続するコードの挿通孔26を穿設している。
また、前記掲示板10は、その背面を他方の壁面
パネル3裏面に密着させると共に、その前面四周
縁を上下横梁部材23及び支柱2側面に固着した
保持部材27にて押圧することにより、間仕切1
の中空部内に固定するようにしている。
以上の構成において、扉20を開けて掲示板1
0に押しピンや粘着テープ等の適宜手段にて掲示
物を固定できると共に、それら掲示物は、枠体9
の空所内に配設した照明具11にて照明される。
その場合、照明具11を水平回動自在に構成して
いるから、通常の状態においては外部に露出させ
ることなく掲示物の照明のみを行うことができる
一方、開口面方向に回動させることにより、灯具
13の交換や保守・点検を簡単に行うことができ
ることになる。また、照明具11の電源コードは
間仕切パネル3の中空部内に這わせることができ
るから、コードが外部に露出することによつて外
観が悪化することもない。
なお、枠体は間仕切の表面よりも突出させる必
要はなく、間仕切の厚さが厚い場合には、枠体の
前面と間仕切の前面とが同一平面になるように構
成しても良いが、枠体を間仕切よりも突出させる
と、間仕切が薄い場合でも掲示装置を取付できる
利点がある。また、掲示装置は間仕切の片面のみ
でなく両面に設けるとか、間仕切の全面にわたつ
て設けるようにしても良い。
また、照明具は、枠体の四周に沿つて形成した
空所のうち少なくとも1側辺に沿つた空所に設け
れば足りるし、その取付手段も実施例のみならず
他の手段によつても良いのである(枠体の上辺や
下辺に沿つて設ける場合には、照明具を前後回動
自在に構成すると共に、枠体の空所内に係止する
ようにした手段を設けたら良い)。更に、照明具
の灯具はシエードで覆うようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は間仕切
の正面図、第2図は第1図の−視平断面図、
第3図は第1図の−視断面図、第4図は第3
図の−視拡大平面図、第5図は照明具の取付
状態を示す図、第6図は照明具取付部材の斜視
図、第7図は枠体及び照明具の取付け状態を示す
分解斜視図である。 1……間仕切、2……支柱、3……壁面パネ
ル、4……掲示装置、8……開口部、9……枠
体、10……掲示板、11……照明具、13……
灯具、14,15……取付部材、17,18……
支持片、20……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空状間仕切の片面又は両面に略矩形の開口部
    を形成し、前記間仕切の中空部内に、掲示面を前
    記開口部に臨ませた掲示板を装着する一方、前記
    開口部の周縁に、掲示板方向に開放した空所を有
    する溝形断面の枠体を装着し、該枠体の空所内
    に、直管状蛍光灯等の灯具が取付く照明具を、間
    仕切の開口部に向かつて回動自在となるように装
    着して成る間仕切における掲示装置。
JP17597086U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH049369Y2 (ja)

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JP17597086U JPH049369Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JP17597086U JPH049369Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JPS6381107U JPS6381107U (ja) 1988-05-28
JPH049369Y2 true JPH049369Y2 (ja) 1992-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738496Y2 (ja) * 1988-01-11 1995-09-06 東陶機器株式会社 壁パネルの接続構造
JP6464476B2 (ja) * 2015-03-10 2019-02-06 清水建設株式会社 光柱

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JPS6381107U (ja) 1988-05-28

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