JP6464476B2 - 光柱 - Google Patents

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Description

本発明は、光柱に関する。
近年、低消費電力で穏やかな光を発する発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED、以下、LEDと記載する)の普及により、間接照明用の光源としてLEDが建築物の天井や床、壁、柱等に多く用いられている。このようなLEDが内蔵された天井や床、壁、柱等は建築物の外装や内装のデザイン性を高め、コミュニケーション等を促す豊かな光環境を実現する。
例えば、特許文献1には、平面状の枠体と、前記枠体の上面に重ねて配置される上板と、前記枠体の内部に設けられた照明装置と、を含む光床が開示されている。この光床では、前記上板は、第一の透明板と、第二の透明板と、前記第一の透明板と前記第二の透明板との間に挿入された光拡散板と、を含んでいる。
特開2009−16052号公報
ここで、LEDを用いた間接照明において、合わせガラス等の上板に対する閲覧者側を「前側」といい、その反対側を「後側」とする。上記特許文献1の光床をはじめ、LEDを内蔵する光床や光壁では、LEDが上板の後側に設置されている。その場合、施工後のLEDのメンテナンス時には、作業者が上板を外して前側から作業を行う、又は作業者が上板の後側の空間内に入って作業を行う必要があった。
しかしながら、間接照明を用いた光柱は建築物のシンボルとして複数階にわたって貫通して建てられる場合があり、光柱の形状や高さも多様である。従って、LEDが上板の後側に設置されていると、LEDのメンテナンス時に、光柱の前側からの作業を試みた場合、作業者が足場の不安定な高所の上板を外さなければならない。一方、光柱の後側からの作業を試みた場合、上板と柱体との隙間が狭い、或いは存在しないために作業者が入ることが不可能になるおそれがある。このように、LEDが上板の後側に設置されていると、光柱施工後のメンテナンスが難しいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、施工後にLED等の光源のメンテナンスを容易に行うことができる光柱を提供する。
請求項1記載の光柱は、床に立設された柱体と、前記柱体を覆う第一のフレームと、前記第一のフレームに対して間隔をあけて配置された第二のフレームと、前記第一のフレームに設置された反射板と、前記第二のフレームに設置された光透過パネルと、前記反射板と前記光透過パネルとの隙間に配置された光源と、前記第一のフレームの側端と前記第二のフレームの側端との隙間を覆う側壁と、を備え、前記光源は前記反射板の反射面に向かって光を出射し、前記側壁の近傍に配置され、前記側壁は開閉可能とされていることを特徴とする。
上記の光柱では、側壁が開いた状態になった際に、開口部を点検口として、外方からの光源の点検や交換等が容易に行われる。従って、上記の光柱によれば、第二フレーム及び光透過パネルを取り外すことなく、光源のメンテナンス作業を行うことができ、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。また、上記の光柱では、光源から発せられた光が反射板で反射し、光透過パネルから閲覧者側に透過する。従って、上記の光柱によれば、反射板の反射面への光の照射エリアや光源の向き等が簡単に調整可能となる。また、例えば柱体の延在方向に光源が連なって配置されていれば、光柱の明るさが均一になる。
また、上記の光柱では、側壁を開いた状態にした際に開口部の近傍に光源があるので、メンテナンス作業をし易くなる。なお、上記の側壁の「近傍」とは、例えば側壁を開いた状態にした際に、開口部から作業者の手又はメンテナンス作業用の工具等が容易に届く範囲を示す。
請求項記載の光柱では、前記光源が前記柱体の延在方向を中心に回転可能とされていることを特徴とする。
上記の光柱では、光源の姿勢及び出射面の向きが調整可能となる。従って、メンテナンス作業中或いは施工時に側壁を開いた状態とすると、光源の姿勢、出射面が反射板の反射面に対してなす角度等を容易に調整することができる。例えば、メンテナンス作業中に光源の出射面を作業者側に向ければ、作業者が光源の出射面を清掃し易くなる。なお、従来のように光透過パネルを第二のフレームから外す必要はないので、光源のメンテナンス作業の効率化が図られる。また、光源を回動可能にすることで、光の見え具合が容易に調整される。
請求項記載の光柱は、前記隙間に配置されるとともに前記第二のフレームに連結され、前記第二のフレームとの連結部分を中心として回動可能とされた支持部を備え、前記光源は前記支持部に支持されていることを特徴とする。
上記の光柱では、光源が隙間において連結部分を中心として回動可能となる。従って、メンテナンス作業中或いは施工時に側壁を開いた状態とすれば、光源の位置等を容易に変更し、光源に接触し易くすることができる。これにより、光源のメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
請求項記載の光柱では、前記光源は前記側壁の内側に連設されていることを特徴とする。
上記の光柱では、側壁を閉じた状態から開いた状態にすると、それに連動して、光源が隙間の空間内から外側へ移動する。このように側壁を開いた状態に変更すると同時に光源を作業者の手元に配置し、隙間の空間内に作業者自身が入ったり、手を入れたりすることなく、容易にメンテナンス作業が行われる。これにより、光源のメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
本発明の光柱によれば、施工後に光源のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明を適用した光柱の正面図である。 本発明の第一実施形態に係る光柱の図であり、図1に示すA−A線で矢視した場合の断面図である。 本発明の第一実施形態に係る光柱の一部の断面図であり、図2に示す領域R1を拡大した図である。 本発明の第二実施形態に係る光柱の図であり、図1に示すA−A線で矢視した場合の断面図である。 本発明の第二実施形態に係る光柱の一部の断面図であり、図4に示す領域R2を拡大した図である。
以下、本発明を適用した光柱1の実施形態に係る光柱1A,1Bについて、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は模式的なものであり、長さ、幅、及び厚みの比率等は実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。また、光柱1A,1Bに共通する説明、及び、光柱1Aと光柱1Bとを特に区別する必要がない場合においては、これらの光柱をまとめて「光柱1」とする。
(第一実施形態)
本発明を適用した第一実施形態の光柱1Aについて、図1から図3を参照し、説明する。図1は光柱1の正面図である。図2は第一実施形態の光柱1Aの断面図である。図3は第一実施形態の光柱1Aの一部の断面図であり、図2に示す領域R1を拡大した図である。
光柱1は不図示の建物の床に立設された柱であり、本実施形態では平面視略正方形に形成されている。光柱1の四つの側面のうち、二つの側面を正面側から見ると、図1に示すように最も外側に光透過パネル20が配置され、その後側から反射光が照射可能とされている。
図2に示すように、第一実施形態の光柱1Aは、柱体4と、フレーム(第一のフレーム)5と、フレーム(第二のフレーム)30と、反射板40と、光透過パネル20と、光源44と、を備えている。
柱体4は不図示の前記床に立設された構造体である。柱体4としては、RC(鉄筋コンクリート)造、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造等が挙げられる。但し、柱体4が光柱1の芯として適度な強度を持てれば、柱体4の材料や組立方法は特に制限されない。
フレーム5は柱体4を覆う部材である。図2に示すように、フレーム5は、柱体4に対して間隔をあけて柱体4を囲繞するように配置されている。また、フレーム5は、コーナー部材6とフレーム部材2,8とを備えている。
コーナー部材6はフレーム5の四隅で前記床に立設されている。フレーム部材2,8の各側端部はコーナー部材6に接続されている。平面視において、二つのフレーム部材2,2は柱体4を挟んで互いに対向して配置されている。また、二つのフレーム部材8,8は二つのフレーム部材2,2に直交し、柱体4を挟んで互いに対向して配置されている。このようなコーナー部材6及びフレーム部材2,8としては、例えば鉄骨が挙げられるが、特に限定されない。
フレーム部材2には、間隔をあけて外装部材10が設置されている。外装部材10の側端部はコーナー部材6の外周面に接合されている。このような外装部材10としては、例えばアクリル樹脂の焼付塗装を施した板部材が挙げられるが、特に限定されない。
フレーム30は例えばステンレスで形成された略棒状の部材であり、フレーム5に対して間隔をあけて配置されている。
本実施形態のフレーム30は、フレーム5のうちフレーム部材8に対して厚み方向(即ち、図1から図5に示す矢印D1方向)に間隔Hをあけて配置されている。
ここで、フレーム5,30に共通する厚み方向においてフレーム30側を「前側」、フレーム5側を「後側」とする。
フレーム30は、コーナー部材13と枠部材14とを備えている。図1に示すように、コーナー部材13は所定の幅寸法を有する細板状に形成され、フレーム30の両側端に配置されるとともに床から鉛直方向に立設されている。コーナー部材13の板面はフレーム部材8の外側の面と平行になるように配置されている。
図1及び図3に示すように、枠部材14はコーナー部材13より大きな幅寸法を有する細板部材からなる縦枠材14Sと、同様の細板部材からなる横枠材14Tと、を備え、縦枠材14S及び横枠材14Tの板面14c,14dを内側に向けて複数の枠をなすように形成されている。
縦枠材14Sは前記床に立設され(図1参照)、縦枠材14Sの板面14aはコーナー部材13の端部13xに接合されている(図3参照)。即ち、縦枠材14Sの板面方向はコーナー部材13の板面方向に対して直交している。
横枠材14Tは光柱1の延在方向(即ち、図1から図5に示す矢印D2方向)において所定の間隔をあけて複数設けられている。横枠材14Tの両端部は縦枠材14Sに接続されている。
縦枠材14Sの板面14b(即ち、前記複数の枠の内側に向いている面)及び横枠材の板面14c,14dには、枠部材14の各枠内に突出するとともに、枠部材14の前側と後側で対を成す突起部16,16が設けられている。
フレーム30を構成する素材としては、例えばステンレス(SUS)が挙げられるが、特に限定されない。
反射板40は、フレーム5に設置され、具体的にはフレーム5の前側(即ち、フレーム30側)に配置されている。図2及び図3に示すように、反射板40はフレーム部材8の幅方向両端でフレーム5に当接し、ビス等の固定部材36によってフレーム部材8に固定されている。また反射板40はフレーム5の幅方向両端から中央に向かうに従ってフレーム5から離間するように配置されている。即ち、反射板40の板面方向はフレーム5のフレーム部材8の延在方向に対して所定の角度θをなして傾斜している。反射板40は、幅方向中心で屈折し、該幅方向中心を通るフレーム5の仮想中心線Y(図2参照)に対して線対称になるように配置されている。
反射板40の素材や構造は光を反射可能な反射面40rを備えていれば、特に制限されない。このような反射板40としては、例えばスチール製の板部材や、適当な板状部材の板面にアルミニウムの薄膜又は誘電体多層膜等のミラー構造を設けたもの等が挙げられる。
光透過パネル20は、図3に示すようにフレーム30に設置されている。光透過パネル20の形状は、フレーム30の枠部材14がなす複数の枠の形状に合わせられている。
本実施形態の光透過パネル20は三枚のガラス22,24,26を備えている。また、ガラス24,26は合わせガラスとされている。この合わせガラスは、既存の合わせガラスと同様に、二枚のガラス24,26を強靭な中間膜(図示略)で接着して一体化することで形成されている。中間膜の厚み寸法や素材は、合わせガラスの後側から照射された光の透過を妨げなければ特に制限されず、光柱1のデザインコンセプトや安全性等を考慮して適宜設定されている。さらに、光透過パネル20では、ガラス24,26の合わせガラスとガラス22とはペアガラスとされている。
ガラス22は光透過パネル20全体のうち後側に配置されている。ガラス24,26の合わせガラスはガラス22との間に隙間を設けた状態でガラス22の前側に配置されている。ガラス22の後側の板面は反射面40rを略対向している。
ガラス22には、例えばフロートガラスが用いられる。ガラス24,26にも例えばフロートガラスが用いられるが、光柱1の外方からの通行者や任意の物体が光柱1に衝突した際等のあらゆる衝撃から光柱1を保護する目的から、光柱1の下方のガラス24,26には例えば耐衝撃性に優れた強化ガラスが用いられる。ガラス22,24,26の厚み寸法は例えば5mm程度に設定されている。なお、ガラス22,24,26の種類及び厚み寸法は、反射板40の反射光L2の前側への透過を妨げなければ、特に限定されない。また、ガラス22と、ガラス24,26の合わせガラスとの間隔は例えば15mm程度に設定されているが、特に限定されない。
ガラス22,24,26の外周部は枠部材14の突起部16,16同士の間に収容されている。
ガラス22と合わせガラス24との間には、スペーサー27が介在している。また、ガラス22と突起部16との間には、ガスケット28Aが介在している。合わせガラスと突起部16との間には、シーリング28B,スペーサー29が介在している。スペーサー27,29は、例えば硬質素材で構成されている。ガスケット28Aは、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合(EVA)樹脂等で構成されている。シーリング28Bは、例えば合成ゴム等の弾性体で構成されている。このような構成により、合わせガラス22,24,26はスペーサー27,29、ガスケット28A、シーリング28Bを介して一対の突起部16,16に押圧された状態で枠部材14の枠内に把持されている。なお、ガラス22,24,26を突起部16,16同士の間に安定して収容できれば、スペーサー27,29及びガスケット28A、シーリング28Bの構成は上記内容に限定されず、これら以外の構成であってもよい。
光源44は、光透過パネル20と反射板40との間の隙間Pに配置されている。光源44は枠部材14がなす枠の矢印D2方向の寸法に合った長さ寸法を有している。間隔Hは光源44の寸法等を勘案して設定されている。図3に示すように、光源44の出射面44eは、反射板40の反射面40rに対向するように配置されている。従って、光源44から発せられた光は反射面40rに向かって出射される。
このような光源44としては、例えばLEDや蛍光灯が挙げられる。消費電力及び小型化、設計の自由度と費用に優れている点から、光源44としてはLEDが好適である。
側壁11は、フレーム5の側端とフレーム30の側端との隙間を覆うように設けられ、開閉可能とされている。詳細には、フレーム30に固定部材19,46を介して回転軸18が固定されている。側壁11の前側の端部が回転軸18に蝶着され、回転軸18の軸線18Cを中心として回動可能とされている。以下では、側壁11が図3に実線で示す位置にある状態を「閉状態」とし、図3に二点鎖線で示す位置にある状態を「開状態」とする。側壁11が開状態になった際には、閉状態における側壁11の位置に開口部Wが形成される。
本実施形態では、フレーム30に支持部33が連結されている。支持部33は光源44を支持するためのものである。
詳細には、支持部33は、台座32と、回動部材47と、軸部(連結部分)48と、を備えている。台座32は、矢印D2方向に立ち上がる壁部32dを備えている。回動部材47は、壁部32dと、固定部材46の双方に当接して設けられている。固定部材46は、コーナー部材13の板面13aと、コーナー部材13からフレーム5側に突出した縦枠材14Sの一部の板面14aに、当接して設けられている。軸部48は回動部材47を貫通し、回動部材47の回転中心をなしている。台座32は、回動部材47、軸部48、固定部材46を介してフレーム30に接続されている。また、平面視において、支持部33は隙間Pの側端部に配置されている。回動部材47としては、例えば平型丁番等のヒンジが挙げられる。このような構成によれば、台座32が軸部48の軸線48Cを中心に回動可能とされている。
光源44は支持部33の台座32の支持面32aに回動可能に支持されている。平面視において、光源44は隙間Pの側端部に配置されている。光源44は図3に実線で示す姿勢(以下、第一姿勢とする)S1を基本として矢印D2方向(柱体の延在方向)を中心に回動可能に支持されている。具体的には、光源44は自身の軸線44Cを中心に回動可能に支持されている。また、光源44は回動部材47及び軸部48によって第一姿勢S1を基本として台座32とともに軸線48Cを中心に回動可能とされている。
上記構成では、光源44から発せられた光L1が反射板40の反射面40rに照射される。光L1は反射面40rで反射され、反射光L2として光透過パネル20に後側から照射され、光透過パネル20を透過して光柱1の外方に出射される。光透過パネル20の板面方向に対する反射光L2の入射角度は、反射面40rに対する光L1の入射角度と、フレーム5のフレーム部材8の板面方向に対して反射板40がなす角度θによって概ね設定される。従って、軸線44Cを中心とする光源44の角度及び姿勢と、所定の角度θとを調整することで、光透過パネル20の板面方向に対する反射光L2の入射角度が調整される。また、光源44の角度及び姿勢と、所定の角度θとを適当に設定することで、光透過パネル20の板面方向に対する反射光L2の入射方向及び光透過パネル20からの反射光L2の出射方向が調整され、光柱1の正面側(即ち、前側)からの光の見え方が適宜調整される。
上記説明した第一実施形態の光柱1Aによれば、側壁11を開状態とした際に開口部Wを介して外方から光源44の点検や交換等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。この際、光透過パネル20をフレーム30の枠部材14に対して着脱する必要がなく、側壁11の開閉の操作のみで、光源44のメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
また、光柱1によれば、光源44から発せられた光L1が反射板40で反射され、光透過パネル20の後側から前側に透過し、光透過パネル20の前側から外方に向けて出射される。光透過パネル20の後側から照射する光を、従来のように光源44から発せられた直接的な光ではなく、反射光L2とすることで、光透過パネル20の前側の板面全体から略均一な光を出射させることができる。光源44を柱体4の延在方向に連ねて配置する、或いは前記延在方向に延びる光源44を使用することで、光柱1の明るさを均一にすることができる。
また、光柱1によれば、平面視において、光源44が隙間Pの側端部、即ち側壁11の近傍に配置されている。これにより、側壁11が開状態であるときに、作業者が開口部Wから手又はメンテナンス作業用の工具を隙間P内へ長く伸ばして挿入しなくても、光源44に対するメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、光柱1によれば、光源44が柱体4の矢印D2方向を中心に回転可能であり、例えば第一姿勢S1から図3に二点鎖線で示す姿勢(以下、第二姿勢とする)S2に変更可能とされている。これにより、光源44のメンテナンス作業の円滑化及び効率化を図ることができる。また、光L1の反射面40rに対する入射角度を調整することができる。この入射角度を適当に調整することで、例えば反射面40rからの反射光L2の照射角度を光透過パネル20の板面方向に対して直角に設定することができる。これにより、光透過パネル20を透過して光柱1から発せられる反射光L2の照射方向を閲覧者に向け、光柱1の明るさを高めることができる。
加えて、第一実施形態の光柱1Aによれば、光源44が支持部33に支持され、且つ台座32が軸部48の軸線48Cを中心として回動可能であるため、光源44の可動範囲及び操作性を拡げることができる。例えば、側壁11を開状態にして台座32を回動させ、支持部33の姿勢を第一姿勢S1から図3に二点鎖線で示す第三姿勢S3へと変更することができる。これにより、光源44を開口部W付近に配置し、開口部Wの外方からでも容易に光源44の点検又は交換等を行うことができる。即ち、開口部Wを点検口として、光源44のメンテナンスを円滑に行うことができる。
なお、側壁11の閉状態から開状態への変更と台座32の第一姿勢S1から第三姿勢S3への変更とを連動させれば、光源44の点検又は交換等のメンテナンス作業のさらなる効率化を図ることができる。
(第二実施形態)
次いで、本発明を適用した第二実施形態の光柱1Bについて、図4及び図5を参照し、説明する。図4は第二実施形態の光柱1Bの平面図である。図5は第二実施形態の光柱1Bの一部の平面図であり、図4に示す領域R2を拡大した図である。なお、図4及び図5に示す光柱1Bの構成要素のうち、図2及び図3に示す光柱1Aと同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4及び図5に示すように、第二実施形態の光柱1Bは、第一実施形態の光柱1Aの支持部33を支持部38に替えたものである。
支持部38は台座39を備えている。台座39は、矢印D2方向に立ち上がる壁部39dを備えている。壁部39dが側壁11の内壁面に当接していることで、支持部38は側壁11の内側(即ち、閉状態における隙間P側)に連設されている。側壁11が閉状態である場合、平面視において、支持部38は隙間Pの側端部に配置されている。このような構成によれば、支持部38は回転軸18の軸線18Cを中心として回動可能とされている。
光源44は台座39の支持面39aの先端部に支持されている。従って、側壁11が閉状態である場合、平面視において、光源44は隙間Pの側端部に配置されている。
上記構成では、第一実施形態の光柱1Aと同様に、光源44から発せられた光L1が反射板40の反射面40rに照射される。光L1は反射面40rで反射され、反射光L2として光透過パネル20に照射され、光透過パネル20を透過して光柱1の外方に出射される。そして、軸線44Cを中心とする光源44の角度及び姿勢と、所定の角度θとを調整することで、光透過パネル20の板面方向に対する反射光L2の入射角度が調整される。
上記説明した第二実施形態の光柱1Bによれば、側壁11を閉状態から開状態にすると、軸線18Cを中心とする側壁11の回動に伴って、支持部38及び光源44の姿勢が図5に実線で示す第四姿勢S4から同図に二点鎖線で示す第五姿勢S5に変更される。側壁11が開状態になると、光源44が隙間Pの外方に位置し、側壁11の開閉を操作する作業者の間近に配置される。従って、光源44の点検や交換等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。このように側壁11の開閉の操作のみで、光透過パネル20をフレーム30の枠部材14に対して着脱する必要がなく、光源44のメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
また、第二実施形態の光柱1Bによれば、第一実施形態の光柱1Aと同様に、光源44から発せられた光L1が反射板40で反射され、光透過パネル20の後側から前側に透過し、光透過パネル20の前側から外方に向けて出射される。即ち、光透過パネル20の前側の板面全体から略均一な光を出射させることができる。これにより、光柱1の明るさを均一にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、幅方向中心で屈折するとともに仮想中心線Yに対して線対称な形状を有する反射板40を例示したが、反射板40の形状は前記形状に限定されない。例えば、光源44から発せられた拡散する光L1を光軸に平行な反射L2とするために、反射板40は平面視において湾曲していてもよい。また、前記形状とは反対に、反射板40の幅方向中心がフレーム5のフレーム部材8に固定され、この幅方向中心から幅方向端部に向かうに従って反射板40がフレーム部材8から離間していてもよい。このように、反射板40の形状や種類等は、光源44から発せられる光L1と反射板40で反射される反射光L2との関係や、反射光L2の出射パターン等を勘案して適宜変更することができる。
1,1A,1B 光柱
5 フレーム(第一のフレーム)
11 側壁
30 フレーム(第二のフレーム)
20 光透過パネル
33,38 支持部
40 反射板
40r 反射面
44 光源
44C 軸線
48 軸部(連結部分)
H 間隔
P 隙間

Claims (4)

  1. 床に立設された柱体と、
    前記柱体を覆う第一のフレームと、
    前記第一のフレームに対して間隔をあけて配置された第二のフレームと、
    前記第一のフレームに設置された反射板と、
    前記第二のフレームに設置された光透過パネルと、
    前記反射板と前記光透過パネルとの隙間に配置された光源と、
    前記第一のフレームの側端と前記第二のフレームの側端との隙間を覆う側壁と、
    を備え、
    前記光源は前記反射板の反射面に向かって光を出射し、前記側壁の近傍に配置され、
    前記側壁は開閉可能とされていることを特徴とする光柱。
  2. 前記光源が前記柱体の延在方向を中心に回転可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の光柱。
  3. 前記隙間に配置されるとともに前記第二のフレームに連結され、前記第二のフレームとの連結部分を中心として回動可能とされた支持部を備え、
    前記光源は前記支持部に支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の光柱。
  4. 前記光源は前記側壁の内側に連設されていることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の光柱。
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