JPS6341687Y2 - - Google Patents

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JPS6341687Y2
JPS6341687Y2 JP1984029468U JP2946884U JPS6341687Y2 JP S6341687 Y2 JPS6341687 Y2 JP S6341687Y2 JP 1984029468 U JP1984029468 U JP 1984029468U JP 2946884 U JP2946884 U JP 2946884U JP S6341687 Y2 JPS6341687 Y2 JP S6341687Y2
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JP
Japan
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light
ceiling
duct
light emitting
opening
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JP1984029468U
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JPS60162309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光ダクトの取付構造に関する。
光ダクトは筒状体を成し、その内面に反射パネ
ルを有する。この反射パネルによつて、採光口か
らとり入れた太陽光などを伝送することができ、
例えば屋内において自然光照明を行うための装置
として光ダクトは利用される。光ダクトを建物に
取り付ける場合は、通例、一端の採光口を屋根部
から外界に臨ませると共に他端の放光口を屋内に
臨ませる如くし、斯くして天井部に取り付けられ
る。
従つて上記光ダクトを建物の天井部に取付け施
工する場合には、光ダクトの放光口及びその周辺
部は天井の一部をなすから、光ダクトの取付け工
事を先に行わないと天井の工事を行うことができ
ない。このため光ダクトを天井部に取り付ける際
には、従来、建物に光ダクトを固設した後に天井
内工事を行わなければならず、更にその後に光ダ
クトの放光口周辺の天井部の工事をしなければな
らないため、このような作業の順序の制約を受け
ることにより取付施工が面倒となり時間を要する
ものであつた。また、光ダクトの取付施工完了後
に補修を行うときにおいて、外部から補修を行わ
なければならないときには、逐一人が天井に入れ
るスペース分だけ光ダクト周辺の天井板を外さな
ければならないので、補修作業が面倒である等の
不具合を有している。
本考案は上記した問題に鑑みこれを有効に解決
すべく本考案を成したものである。
本考案の目的は、自然光採光装置として建物に
取り付けられる光ダクトについて、光ダクトの取
付施工後、光ダクトの放光口周辺部の天井に自在
に開口部を形成できるようにし、以つて光ダクト
の補修、調整等を容易に行えると共に、光ダクト
の取付施工においても作業を容易化することを企
図したことにある。
而して上記目的を実現すべく本考案は、内面に
反射面を形成した筒体状であつて、建物の天井部
に配設される光ダクトにおいて、この光ダクトの
放光口と天井板との間に作業者が出入り可能な開
口部を形成し、該開口部を塞ぐ如く上記放光口と
上記天井板との間に下方より着脱自在な放光口化
粧枠板を取り付けるように構成したことをその要
旨とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図において、1は建物の屋根部を示し、屋
根部1に形成された開口部2に光ダクト3は貫通
配設される。また4は天井板であり、従つて屋根
部1と天井板4との間のスペースは天井裏、天井
板4より下側のスペースは屋内となる。第1図
中、光ダクト3における、屋根部1の開口部2か
ら外界に臨む上側端部は採光口3aであり、採光
口3aにはカバー部材5が被冠されている。また
屋内に臨む下側端部は放光口3bであり、放光口
3bにおいてもカバーガラス6が設けられてい
る。斯かる光ダクト3は筒体状に形成され、筒体
部3cの内壁部3c−1には高反射面を形成して
いる。このような光ダクト3の構造によつて、建
物の外の自然光を採光口3aより取り入れ、これ
を内壁面3c−1の高反射面で反射させつつ伝送
し、放光口3bから室内へ放出せしめ、室内にお
いて自然光照明を行う。
上記の光ダクト3の筒体部3cの外壁面にはア
ングル状の固定用金具7が複数固設されており、
筒体部3cはこの金具7を介し、屋根部1の下面
に吊設されたボルト8,8に固定される。これを
第2図の要部拡大図で示すと、ボルト8のネジ部
8aは比較的長目に形成されているため、金具7
の上下位置に配置されるナツト9,9を調整すれ
ば筒体部3cの取付位置、すなわち高さを適宜に
調整することができる。
また天井板4において、光ダクト3の下部の放
光口3bの周囲には人が出入りできる程度の開口
部Aが形成される。そして天井板4の開口部Aを
形成する縁部4aには金具10が固設され、この
金具10と屋根部1の下面に吊設されたボルト1
1…とが結合されることによつて天井板4の開口
部Aの縁部4aを吊下げ支持している。この場合
においても、第2図から明らかなように、金具1
0とボルト11とは、2つのナツト12,12に
よつて結合されるが、このナツト12,12によ
れば縁部4aの高さ位置に調整することができ
る。
次に上記天井板4の開口部Aの縁部4aと、光
ダクト3の放光口3bの周辺部との間には放光口
化粧枠板13が配設され、この放光口化粧枠板1
3によつて、放光口3b周囲に形成される天井板
4における開口部Aを塞ぐようにしている。この
放光口化粧枠板13は、光ダクト3の下端位置が
天井板4よりも高いために下方に向つて拡開する
ラツパ状に形成され、その縁部を光ダクト3の放
光口3bの周辺部及び天井板4の開口部Aの縁部
4aと、ネジ14,14で結合されている。なお
天井板4の縁部4aに結合する際にはクツシヨン
材15を介する。なお第1図と第2図において放
光口化粧枠板13の断面形状が若干異なるが、こ
れは天井板4の開口部Aの大きさに応じて放光口
化粧枠板13を任意に形成し得ることを意味す
る。
以上において、放光口化粧枠板13はネジ14
…によつて着脱自在に取り付けることができ、こ
れを取り外せば、人が出入りすることのできる開
口部Aを光ダクト3の放光口3bの周囲に形成す
ることができるので、取付施工後の光ダクトの補
修、調整を簡単に行うことができる。またこの放
光口化粧枠板13は天井板4の一部として機能
し、本来の天井板4とは別体として用意されるの
で、建物において光ダクト3の取付施工を天井板
4の施工と無関係に行うことができるようになつ
た。
第3図は放光口化粧枠板の別実施例を示し、本
実施例によれば、光ダクトの放光口3bの位置が
天井板4の位置よりも下方にあるときに適用され
る放光口化粧枠板23を開示している。従つて放
光口化粧枠板23は、放光口3bの周辺の中央部
が下方に膨出し、その周辺部が上方に向つて拡開
する如く形成され、中央部を放光口3bの周辺部
と、周辺部を天井板4の縁部とそれぞれネジ24
…で着脱自在となる如く結合されている。他の構
成要素は同一であるので上記実施例と同一の符号
を付す。このように放光口化粧枠板は、光ダクト
3の取付位置及び天井板4の高さ位置との関係に
応じて任意に形成されるものであり、要するに天
井板としての機能を有すると共に放光口3bの周
囲に人が出入りすることのできるスペースを確保
することができるものであればよい。
第4図は固定手段としてビス等の締着具を使用
しない別実施例を示す。第4図において、天井板
4の光ダクトを取り付ける開口部の全周辺部に
は、複数本のボルト11…のそれぞれにナツト1
2,12で固定された吊金具20…によつて断面
T字形のバー21が吊設される。一方光ダクト3
の放光口を形成する筒体部3cの開口部の全辺部
に断面L字形の枠片22をビス34で固設する。
上記のような構造において天井板4の辺部及び放
光口化粧枠板33の一方の辺部33aをバー21
で支持すると共に、放光口化粧枠板33の他方の
辺部33bを枠片22で支持するようにしてい
る。この場合には、放光口化粧枠板33の辺部3
3aをバー21の上に載置した後に枠片22を取
り付け、全体を支持する。従つて放光口化粧枠板
33の辺部33bと筒体部3cの下部との間には
寸法的にスペースa,bが確保される。この実施
例によれば下面にビスが現われないため天井面の
体栽が良くなる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
建物の天井に取り付けられる光ダクトにおいて、
光ダクトの放光口周囲の天井部を本来の天井部に
対して別体として形成したため、光ダクトの取付
施工の時期を天井工事と関係なく自由に定めるこ
とができ、作業を円滑、迅速に行うことができ
る。また、光ダクトの取付施工において、建付調
整はダクト本体部と放光口化粧枠板との間におい
て行えばよいので取付施工が簡単に行える。更に
光ダクトを天井部に取り付けた後においては、放
光口化粧枠板を取り外すだけで光ダクトの補修、
調整を行うことができるため極めて便利である等
の諸特長を有し実用的効果すこぶる顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光ダクトの取付状態にお
ける縦断面図、第2図は要部拡大図、第3図は本
考案に係る光ダクトの取付状態の別実施例の縦断
面、第4図は放光口化粧枠板の取付状態を示す別
実施例の縦断面図である。 図面中、1は屋根部、3は光ダクト、3aは採
光口、3bは放光口、4は天井板、13,23,
33は放光口化粧枠板、Aは開口部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内面に反射面を形成した筒状体であつて、建物
    の天井部に配設される光ダクトにおいて、 上記光ダクトの放光口と天井板との間に作業者
    が出入り可能な開口部を形成し、 該開口部を塞ぐ如く上記放光口と上記天井板と
    の間に下方より着脱自在な放光口化粧枠板を取り
    付けたことを特徴とする光ダクトの取付構造。
JP2946884U 1984-03-01 1984-03-01 光ダクトの取付構造 Granted JPS60162309U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946884U JPS60162309U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 光ダクトの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946884U JPS60162309U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 光ダクトの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162309U JPS60162309U (ja) 1985-10-28
JPS6341687Y2 true JPS6341687Y2 (ja) 1988-11-01

Family

ID=30528302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2946884U Granted JPS60162309U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 光ダクトの取付構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS60162309U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722105B2 (ja) * 1974-05-22 1982-05-11

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722105U (ja) * 1980-07-15 1982-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722105B2 (ja) * 1974-05-22 1982-05-11

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JPS60162309U (ja) 1985-10-28

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