JPS644164Y2 - - Google Patents

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JPS644164Y2
JPS644164Y2 JP1984030208U JP3020884U JPS644164Y2 JP S644164 Y2 JPS644164 Y2 JP S644164Y2 JP 1984030208 U JP1984030208 U JP 1984030208U JP 3020884 U JP3020884 U JP 3020884U JP S644164 Y2 JPS644164 Y2 JP S644164Y2
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JP
Japan
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lighting
light guide
guide duct
light
unit
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JP1984030208U
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JPS60142412U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、住宅等に適用する照明付採光装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、屋外の光を内面が高反射面からなる導光
ダクトで屋内に導く採光装置において、屋内放光
部直下の照度を補うために、導光ダクト内に照明
器具を設けたものが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、従来のものは、全体を一体に製造して
現地で取付けるものであるため、次の欠点があつ
た。すなわち、(a)用途、使用目的に応じて自在に
組み合わせることができず、その都度オーダー仕
様に製造する必要がある。(b)施工分担が明確でな
く、屋根工事者と、内装工事者と、電気工事者と
の3つの職種の工事者が必要であり、そのため待
ち時間が長く、また施工期間中のトラブルが多
い。(c)建築工事の順序に合わず、無駄な作業時間
が多い。(d)梱包大で重量が重く、機械移動が必要
となる。
また、従来、採光部ユニツトと人工照明器具付
きの導光ダクトとの2つのユニツトに分割したも
のが提案されている。しかし、導光ダクト部分は
分割しておらず大重量のままであるため、導光ダ
クトを施工するときに、重くて作業性が悪いとい
う問題点がある。また、長い導光ダクトに照明器
具に設けているため、補修交換も行い難く、用途
や使用目的に応じた使用変更もできず、建築の施
工順序に併せた施工を行うこともできない。
さらに、従来の照明付採光装置は、照明器具が
導光ダクト内に突出するため、自然光の採光を妨
げるという問題点がある。
照明器具を天井よりも下方に配置したものも提
案されているが、照明器具が露出して美観を損ね
るという問題点がある。しかも、照明器具の光を
導光ダクト内で反射させることができず、自然光
と照明器具の光とが混じり合わず、不自然な照明
になるという問題点がある。
この考案の目的は、用途や使用目的に応じた使
用変更が容易で、また施工分担が明確化され、か
つ建築の施工順序にわせた施工を行えて施工の簡
略化および時間短縮が図れる照明付採光装置を提
供することである。
この考案の他の目的は、自然光の採光を照明器
具で妨げず、かつ自然光と照明器具の光とが良好
に混じりあつた自然な照明が行える照明付採光装
置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の照明付採光装置は、採光部ユニツト
と、導光ダクトユニツトと、人工照明ユニツトと
の3ユニツトに分割して構成し、後に連結するよ
うにしたものである。人工照明ユニツトは導光ダ
クトに照明器具を設けたものであり、全体の導光
ダクトは導光ダクトユニツトと人工照明ユニツト
に2分割されることになる。
前記照明器具は、導光ダクトの長手方向中間部
でこの導光ダクトの内面に埋め込んで設ける。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に示す。この照明
付採光装置は、屋根の上や屋上等の屋外に設置さ
れる採光部ユニツトAと、屋根、天井裏、天井を
貫き屋内に達する導光ダクトユニツトBと、照明
器具を有しかつ導光ダクトユニツトBより導いて
きた光を室内に放射させる人工照明ユニツトCと
から構成されている。
採光部ユニツトAは、二重の透光パネル構造と
なつおり、採光ドーム1と、その下の強化ガラス
板2と、支持金具3とで構成されている。強化ガ
ラス板2には網入りガラス板円用いることもあ
る。採光ドーム1はポリカーボネイトあるいはア
クリルからなる。
取付構造を説明すると、屋根4に開口している
開口部5の周囲に断面形状コ字形の取付枠6が配
置され、この取付枠6の上面に木枠7が取付けら
れている。採光部ユニツトAは、この木枠7の上
面に支持金具3で取付けられている。8は水切り
板である。
導光ダクトユニツトBは、主に内面が高反射面
の角筒状の導光ダクト9で構成されている。導光
ダクト9は、枠材9aと高反射鏡9bとからなる
が、内面に高反射材を貼り付けたものであつても
良い。導光ダクト9は支持ボルト10で取付枠6
に取付けられている。
人工照明ユニツトCは、導光ダクト9に連結金
具11で連結されてその下端の放光部13が天井
板12の開口部に臨んだ角筒状の下部導光ダクト
14と、その周囲の4側面に設けた4台の照明器
具15と、放光部13に設けたバツフル16とか
らなる。下部導光ダクト14は、導光ダクト9と
同様に構成されている。照明器具15は、下部導
光ダクト14に設けた切欠開口17に露出してお
り、反射板18と直管けい光ランプ19とを有す
る。なお、バツフル16はオプシヨンユニツトと
して自由に着脱できるようにしても良い。
このように、採光部ユニツトAと、導光ダクト
ユニツトBと人工照明ユニツトCとに3分割した
ので、次の各利点が得られる。(a)各ユニツトA〜
Cに複数種のものを準備しておくことにより、こ
れら各ユニツトA〜Cの組み合わせを変えて多種
類の照明付採光装置を製作できる。そのため、施
工主の要望や使用目的に合わせて各ユニツトA〜
Cを組も合わせることにより、その要望に応じる
ことができ、その都度仕様の異なるものを製作す
る必要がない。(b)施工を、採光部ユニツトAと、
導光ダクトユニツトBと、人工照明ユニツトCと
の設置に3分割できて、これらを屋根工事と、内
装工事と、電気工事とに分担させることができ
る。そのため、施工分担が明確化されて、待ち時
間の削減が図れ、施工時間が短縮される。また、
この種照明付採光装置は大重量となるが、3ユニ
ツトA〜Cに分割されることから、重量軽減が図
れ、工事が簡略化される。(c)施工順序に合わせて
部材の供給ができ、そのためトラブルが発生せ
ず、待ち時間が削減される。(d)分割されることに
より、輸送の省力化、省スペースが図れる。(e)次
の各利点からコストが削減される。すなわち、梱
包が小さくてすみ、輸送が簡略化され、保管スペ
ースが小さくてすみ、在庫数量の削減が図れるこ
と等による。
また、この照明付採光装置はつぎの各利点が得
られる。すなわち、 人工照明ユニツトCにおいて、照明器具15
を長手方向の中間部に設けているため、天井面
の放光部13に照明器具15が露出せず、美観
に優れている。しかも、照明器具15の光が下
部導光ダクト14内で反射することにより、導
光ダクト9内の自然光と混じり合い、自然光と
照明光とを併用する場合に自然な照明が行え
る。
照明器具15は、下部導光ダクト14の内面
に埋め込んで設けているため、自然光の採光を
妨げず、また照明器具15が放光部から見え難
くて美観がさらに向上する。
〔考案の効果〕
この考案の照明付採光装置は、導光ダクト部分
を照明器具を有する人工照明ユニツトと照明器具
を有しない導光ダクトユニツトとに2分割し、採
光部ユニツトと合わせて全体を3ユニツトに分割
している。このように3ユニツトに分割したた
め、各ユニツトが軽量となり、施工時に重量が軽
減されて施工能率が向上し、施工時間が短縮され
る。また、ユニツト単位で補修交換が可能であ
り、メンテナンス性が向上する。3つのユニツト
は、採光部ユニツトと導光ダクトユニツトと人工
照明ユニツトとからなるため、各々の施工を屋根
工事と内装工事と電気工事とに分担させることが
できて、一般の建物の施工分担に合わせることが
でき、待ち時間の短縮が図れ、施工時間が短縮さ
れる。さらに、各ユニツトに種々のものを準備
し、適宜組み合わせることにより、仕様の変更が
容易に行える。
しかも、人工照明ユニツトにおいて、照明器具
を長手方向の中間部に設けているため、天井面等
の放光部に照明器具が露出せず、美観が良い。ま
た、照明器具の光が導光ダクト内で反射すること
により、導光ダクト内の自然光と混じり合い、自
然光と照明光とを併用する場合に自然な照明が行
える。
さらに、照明器具を導光ダクトの内面に埋め込
んで設けているため、自然光の採光を妨げず、ま
た照明器具が放光部から見え難くて美観がさらに
向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断側面図であ
る。 A……採光部ユニツト、B……導光ダクトユニ
ツト、C……人工照明ユニツト、1……採光ドー
ム、2……強化ガラス、3……支持金具、4……
屋根、6……取付枠、9……導光ダクト、11…
…連結金具、13……放光部、14……下部導光
ダクト、15……照明器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に順次連結される採光部ユニツトと導
    光ダクトユニツトと人工照明ユニツトとの3ユニ
    ツトに分割して構成され、前記採光部ユニツトは
    屋外に露出する透光性パネルと支持部材からな
    り、前記導光ダクトユニツトは内面が高反射面の
    導光ダクトからなり、前記人工照明ユニツトは内
    面が高反射面に形成されて端部が放光部となる導
    光ダクトとこの導光ダクトの長手方向中間部でこ
    の導光ダクトの内面に埋め込んで設けた照明器具
    とでなる照明付採光装置。
JP3020884U 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置 Granted JPS60142412U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3020884U JPS60142412U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

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JP3020884U JPS60142412U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

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Publication Number Publication Date
JPS60142412U JPS60142412U (ja) 1985-09-20
JPS644164Y2 true JPS644164Y2 (ja) 1989-02-03

Family

ID=30529698

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JP3020884U Granted JPS60142412U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5745131B1 (ja) * 2014-04-13 2015-07-08 本間 悦子 天窓と照明器具を統合した全般照明用の照明装置。

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123962A (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 旭硝子株式会社 天窓構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58115620U (ja) * 1982-01-30 1983-08-06 松下電工株式会社 採光装置

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JPS58123962A (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 旭硝子株式会社 天窓構造体

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JPS60142412U (ja) 1985-09-20

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