JP3162448B2 - システム天井 - Google Patents

システム天井

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JP3162448B2
JP3162448B2 JP33719891A JP33719891A JP3162448B2 JP 3162448 B2 JP3162448 B2 JP 3162448B2 JP 33719891 A JP33719891 A JP 33719891A JP 33719891 A JP33719891 A JP 33719891A JP 3162448 B2 JP3162448 B2 JP 3162448B2
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恵司 森
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、システム天井に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、天井板,照明器具および設備部
等の各部材を組み合わせたシステム天井を建築モジュー
ル上で構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステム天井は、建築工事における内装天井工事であるた
め、長い工期と多くの職人を必要とし、また竣工後もテ
ナントの入居、レイアウト変更、転出などの時に照明器
具の変更およびそれらに伴う防災設備の変更、さらに天
井裏面での補強などが必要となり、しかも各工事の期間
がそれぞれに独立しているため全体の工期が長くなり、
各工事ごとに専門の作業者すなわち職人が必要であるこ
となど全体のコストを引き上げていた。
【0004】したがって、この発明の目的は、施工が簡
単かつ確実にでき照明パターンのレイアウト変更も容易
にできるシステム天井を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のシステム天井
は、正方形の格子状に組み合わされた天井バーと、この
天井バーの間の開口部を閉じるように前記天井バーに取
付けられる天井板ユニットとを備え、前記天井板ユニッ
トは、細長状の照明器具とその端部に配置した設備部と
で一辺を構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、天井バーにより形成
された開口部に天井板ユニットを取付けることによりシ
ステム天井が完成するので、諸設備工事が1元化でき工
場生産が向上するとともに現場施工が簡単かつ確実にで
き作業者も削減できる。また天井板ユニットの向きを変
えることにより各天井ユニットの照明器具の照明パター
ンを階段状,口の字状,クロス状等に配置することがで
き、基本構造や配管等の変更をせずにレイアウトの変更
が容易にでき、ユーザの幅広い要望に応えられる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図6により
説明する。すなわち、このシステム天井は、天井バー1
と、天井板ユニット2とを有する。天井バー1は、正方
形の格子状に組み合わされているが、実施例ではダブル
Tバーにより構成されている。各開口部5はこれを大モ
ジュールとしてその一方向の幅を3本のTバー6〜8で
4分割している。そしてこれらの天井バー1は天井躯体
に設けられた吊りボルト(図示せず)に支持されてい
る。
【0008】天井板ユニット2は、天井バー1の間の開
口部5を閉じるように取付けられるものであって少なく
とも一辺に照明器具9および設備部10を設けている。
実施例の天井板ユニット2はTバー6〜8で区切られた
スペースの1つに照明器具9を取付けるとともに設備部
10を取付け、残りの3つのスペースに天井パネル11
〜13を設けている。この場合、照明器具9は器具のみ
着脱自在に取付けて設備部10を図1のように作業者1
4が点検する際の点検口としている。
【0009】この天井板ユニット2は、照明器具9の配
列パターンが図3に示すように階段状をなすように位置
されている。照明器具9は図4および図5に示すように
公知の40Wの2灯の直管蛍光灯用である。15は直管
蛍光ランプ、16は反射板である。なおこの照明器具は
オプションでOAコンフォートに変更可能である。
【0010】また設備部10は図6に示すようにスプリ
ンクラー17と吹出口18とを具備するものである。1
9は図1に示す空調用ダクト、20はスプリンクラー用
配管、21は隣の天井板ユニット2の設備部のスピーカ
である。この実施例によれば、天井バー1により形成さ
れた開口部5に天井板ユニット2を取付けることにより
システム天井が完成するので、諸設備工事が1元化でき
工場生産が向上するとともに現場施工が簡単かつ確実に
でき作業者も削減できる。すなわち、1つの格子をモジ
ュール単位として天井バー1を組み合わせた基本ブロッ
クを元に照明器具9と設備部10を一体化した天井板ユ
ニット2を使用し、空調や防災設備を先行して配線およ
び配管することで内装の工事を1元化し、またテナント
移転時の現状復帰や変更を容易にすることができる。こ
れによりビル等の内装工事の工期の短縮、テナントのレ
イアウト変更に対する対応性を高め、諸設備の工事の1
元化による工場生産率および加工率の向上、現場加工お
よび移転に伴う工事の削減、施工職人の必要数の削減
等、建築運営のすべての面での全体のコストの低減が可
能になる。
【0011】また天井板ユニット2の向きを変えること
により各天井ユニット2の照明器具9の照明パターンを
階段状,口の字状,クロス状等に配置することができ、
基本構造や配管等の変更をせずにレイアウトの変更が容
易にでき、ユーザの幅広い要望に応えられる。たとえば
図7は6枚の天井板ユニット2の配列により照明器具9
を口の字状に配列した例であり、図8は4枚の天井板ユ
ニット2の配列により照明器具9をクロス配列した例で
ある。レイアウトとしてその他、スター状やライン状な
どがある。
【0012】図9および図10は照明器具9の他の例を
示し、空調リターン口22の付いたものである。図11
および図12は3個の白熱または白熱型のランプ23と
反射板24からなるダウンライト器具の例であり、通路
スぺースや壁ぎわ照明用である。図13および図14は
ランプ15の前面側に間接用反射板16′を設けた間接
照明用器具であり、柔らかな光で落ちついた演出を実現
するものである。
【0013】図15ないし図19は設備部10の他の例
を示し、図15は吹出口18またはリターンと通常の設
備プレート25からなり、図16は吹出口18またはリ
ターンとスピーカ21からなり、図17は吹出口18ま
たはリターンとスプリンクラー26と非常灯27からな
り、図18は吹出口18またはリターンと煙感知器28
と非常灯27からなり、図19は吹出口18またはリタ
ーンと非常灯27からなり、図20は吹出口18または
リターンと非常放送用スピーカ29とスプリンクラー2
6からなる。
【0014】図21は天井板ユニット2の他の実施例を
示すもので、それぞれ2辺に照明器具9,9′を設け、
かつそのコーナ部分に設備部10を設けたものであり、
全体として照明器具9,9′が2重クロス配列となるよ
うにした例である。なお、天井バー1はTバーに限ら
ず、Cチャンネルを用いてもよい。また実施例は天井板
ユニット2を3枚の天井パネル11〜13と照明器具9
と設備部10とで構成してTバー6〜8に取付けている
が、天井板ユニット2を一体にして天井バー1の開口部
5に取付けるようにしてもよい。
【0015】図22は別のシステム天井であり、溝型鋼
により形成した天井バー30を格子状に構成し、吊りボ
ルト(図示せず)に直接または吊り金具を介して取付け
ている。天井バー30の各格子に天井ボード31を取付
けるとともに、天井バー30の4本の中央部の内側に照
明器具32を装着し、その端部または他の天井バー30
に設備部(図示せず)が設けられている。33は天井バ
ー30の中央に取付けられるクロスカバーである。この
ような構成によっても、諸設備工事が1元化でき工場生
産が向上するとともに現場施工が簡単かつ確実にでき作
業者も削減できる。
【0016】図23はウォールユニット34を示し、図
22の周辺の1つの天井バー30に上端部を取付けて使
用する。これにより、天井裏面を補強することなくウォ
ールユニット34を取付けることができ、レイアウト変
更を容易に対応することができる。図24はボード35
の中央に照明器具取付部36を設けたダイアゴナル照明
ボード37であり、図25に示すように両端に設備部3
8を設けた照明器具39を照明器具取付部36に装着さ
せるものであり、施工およびレイアウト変更への対応が
容易になる。
【0017】図26はHバーを用いた天井バー30を格
子状に配置し、各格子の対角線上にそれぞれ一対のTバ
ー40を取付け、Tバー40間に照明器具41を設置し
ており、施工およびレイアウト変更を容易にできるもの
である。42は天井バー30のカバー兼用の設備部を構
成する通常の設備プレート、43は天井バー30のクロ
ス部のプレートである。
【0018】
【発明の効果】この発明のシステム天井は、天井バーに
より形成された開口部に天井板ユニットを取付けること
によりシステム天井が完成するので、諸設備工事が一元
化でき工場生産が向上するとともに現場施工が簡単かつ
確実にでき作業者も削減できる。また天井板ユニットの
向きを変えることにより各天井ユニットの照明器具の照
明パターンを階段状、口の字状、クロス状等に配置する
ことができるので、基本構造や配管等の変更をせずにレ
イアウトの変更が容易にでき、ユーザの幅広い要望に応
えられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の天井裏側からみた部分斜
視図である。
【図2】その天井表面側から見上げた概略部分底面図で
ある。
【図3】天井表面側から見上げた天井の表面図である。
【図4】照明器具を下から見上げた底面図である。
【図5】その側面図である。
【図6】設備部の下から見上げた底面図である。
【図7】照明器具の他の配列例の底面図である。
【図8】さらに他の配列例の底面図である。
【図9】照明器具の他の例の底面図である。
【図10】その側面図である。
【図11】照明器具のさらに他の例の底面図である。
【図12】その側面図である。
【図13】照明器具のさらに他の例の底面図である。
【図14】その側面図である。
【図15】設備部の他の例の底面図である。
【図16】設備部のさらに他の例の底面図である。
【図17】設備部のさらに他の例の底面図である。
【図18】設備部のさらに他の例の底面図である。
【図19】設備部のさらに他の例の底面図である。
【図20】設備部のさらに他の例の底面図である。
【図21】天井のさらに他の配列例の表面図である。
【図22】別のシステム天井の分解斜視図である。
【図23】ウォールユニットの斜視図である。
【図24】照明ボードの斜視図である。
【図25】その照明器具の斜視図である。
【図26】さらに他のシステム天井の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 天井バー 2 天井板ユニット 5 開口部 9 照明器具 10 設備部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−33959(JP,A) 特開 昭64−83751(JP,A) 特開 平1−116140(JP,A) 特開 平3−28442(JP,A) 特開 平3−275853(JP,A) 実開 昭63−85714(JP,U) 実開 昭63−169613(JP,U) 実開 平1−118511(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 9/00 F21S 4/00 F21S 8/00 F21V 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方形の格子状に組み合わされた天井バ
    ーと、この天井バーの間の開口部を閉じるように前記天
    井バーに取付けられる天井板ユニットとを備え、前記天
    井板ユニットは、細長状の照明器具とその端部に配置し
    た設備部とで一辺を構成したことを特徴とするシステム
    天井。
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JP5180605B2 (ja) * 2008-01-28 2013-04-10 パナソニック株式会社 照明器具
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