JP3079449B2 - スプリンクラ消火設備 - Google Patents

スプリンクラ消火設備

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JP3079449B2
JP3079449B2 JP03200135A JP20013591A JP3079449B2 JP 3079449 B2 JP3079449 B2 JP 3079449B2 JP 03200135 A JP03200135 A JP 03200135A JP 20013591 A JP20013591 A JP 20013591A JP 3079449 B2 JP3079449 B2 JP 3079449B2
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スプリンクラ消火設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル等の高層建築物において、照
明装置やスピ−カ−等、天井に設けられる電気設備をモ
ジュ−ル化し、システム式に天井を施工する工法が広く
実施されている。このシステム式の天井では、照明装置
と、スピ−カ−、火災感知器、空調のアネモ等を一つに
設けた設備用天井板とを直線状に配置することにより、
天井板を、電気設備のための電気配線等が必要な個所と
そうでない個所とに区分して形成して、施工時間の短
縮、施工労力の削減などを可能としている。即ち、照明
装置と、スピ−カ−、火災感知器、空調のアネモ等を一
つに設けた設備用天井板とを、交互に、しかも直線状
(ライン状)に配置し、この設備ラインを互いに間隔をお
いて複数ライン設け、隣合ったこの設備ラインの間の空
間は、通常の天井板によって塞ぐ構造である。照明装
置、設備用天井板、通常の天井板は、平面視が格子状の
骨組部材に取付けられ、骨組部材は、吊りボルトによっ
て天井裏から吊り下げられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、スプリンクラ
消火設備は、これら照明装置、設備用天井板、通常の天
井板により構成される天井を張付けとは別に行われ、こ
の天井の上方にその給水管を配管して、スプリンクラヘ
ッドへの巻きだし管を骨組部材などに固定して取付け、
スプリンクラヘッドは、巻だし管の先端に接続されてい
る。このように従来は、給水管の配管、スプリンクラヘ
ッドの取付け、巻だし管によるスプリンクラヘッドの給
水管への接続等、すべての施工作業を、天井板の上方
(裏)で行っているので、給水管の配管や巻だし管による
接続等のための寸法合わせや、接続位置合わせ等の配管
作業は、高所で狭い天井裏のため手数のかかる作業であ
る。この発明は、従来のシステム式の天井におけるこの
ような問題に鑑みて提案されたもので、照明装置及び、
スピ−カ−等の各種の天井部材を取付け施工するとき、
スプリンクラ消火設備の配管施工も共に行われるように
したスプリンクラ消火設備を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明は、照明装置7及び、スピ−カ−、火災感知
器、スプリンクラヘッド、空調のアネモ等の一つ或は複
数のものを各種の天井部材Mとして、天井裏6から吊り
下げられた骨組部材1に、これらの天井部材Mを直線状
に配置して取付けている構造の天井において、上記各種
の天井部材Mに相当する長さの管15、16とその管継
手17を、所定の高さを保って該天井部材Mに固定し、
これら各種の天井部材Mを骨組部材1に取付けるとき、
隣接する管15、16同士が管継手17にて連結されて
スプリンクラヘッド10の給水管11に構成されるよう
にしたことを特徴としている。
【0005】そして、異種の上記天井部材Mを一つのユ
ニットとし、上記管の長さを、この一つのユニットに相
当する長さとしてもよい。
【0006】また、上記管の長さを、上記ユニットの複
数のユニットに相当する長さとしたことでもよい。
【0007】
【作用】各種の天井部材Mを天井の骨組部材1に取付け
ると、各種の天井部材Mから所定の高さを保って該天井
部材Mに固定されている管15、16は、その管継手1
7によって隣接する管15、16同士が連結され、天井
部材Mに固定されているすべての管15、16は、スプ
リンクラヘッド10の給水管11に構成される。これに
より、給水管11の配管やスプリンクラヘッド10を巻
だし管によって給水管11に接続する等のための寸法合
わせや、給水管11の接続位置合わせ及び天井への固定
等の配管作業等は、不用になり、狭い天井上方での現場
作業は容易となる。
【0008】異種の上記天井部材Mを一つのユニットと
し、上記管の長さを、この一つのユニットに相当する長
さとし、さらには、上記管の長さを、上記ユニットの複
数のユニットに相当する長さとすることにより、種々の
天井設備の実状に適した長さの管を、最も効率良く給水
管として構成することができる。
【0009】
【実施例】次にこの発明の実施例を図に基づき説明す
る。図3は、システム式の天井を下方から見ている下面
図であり、図4は、システム式の天井の骨組部材1(こ
れに天井板や照明装置が取付けられる)の大略を示す下
面図である。この骨組部材1は、横方向(図4で)に略等
間隔で配置されている多数の縦部材2と、縦部材2の下
方位置でこれに対して直交して配置されている多数の横
部材3と、上記直交部位で縦部材2と横部材3とを結合
している結合部材4とによって構成されている。骨組部
材1は、上記直交部位で結合部材4を介して吊りボルト
5によって天井裏6(上位階の床)の下方に固定される。
【0010】横部材3の配設間隔は、狭くしている部分
と広くしている部分があり、図3のように、狭くしてい
る部分には、夫々天井部材Mである照明装置7と設備用
天井板8を、交互にしかも直線状(ライン状)に配置して
この狭くしている部分を塞ぎ、広くしている部分には、
通常の天井板9を敷き詰めている。図1は、図3におけ
るA方向矢視断面図であり、図2に図1のB−B線断面
図を示した。図2のように、照明装置7と設備用天井板
8は、間隔を狭くしている部分の2本の横部材3の間に
差し込まれた状態で、図示しない取付具によって横部材
3に取付けられる。設備用天井板8には、図示は省略し
たが、スピ−カ−、火災感知器、空調のアネモや、図示
のスプリンクラヘッド10などの一つのみ或はこれら複
数のものをまとめて装着されている(図示例ではスプリ
ンクラヘッド10のみを装着している)。
【0011】照明装置7と設備用天井板8の夫々の上方
には、給水管11が配管され、この給水管11から枝管
12が分岐されて枝管12の下端部に、スプリンクラヘ
ッド10が取付けられる。そして、この実施例では、給
水管11を、夫々複数箇の固定具13、14によって照
明装置7に固定された管15と、設備用天井板8に固定
された管16との2種類により構成している。即ち、管
15は、照明装置7と同等の長さL1に、管16は、設
備用天井板8と同等の長さL2に、夫々形成し、照明装
置7と設備用天井板8を上記2本の横部材3の間に取付
ける際、照明装置7と設備用天井板8に固定された状態
のまま、管15と管16の相互を管継手17によって連
結できるようにしている。このような連結を可能とする
ため、管継手17として例えばユニオンを使用し、尚、
管15、16の端部のねじは、互いに逆ねじとすれば、
ユニオンによる締め付けの際、管15と管16とが互い
に若干引き寄せられて密着接合することになる。
【0012】固定具13、14は、その構造の詳細は省
略したが、照明装置7又は、設備用天井板8からの管1
5、16の取付け高さを若干調整できるように、長さが
伸縮可能に構成されていてもよい。枝管12は、T型継
手18を用いて給水管11(図示例では管16)から分岐
するもので、その構造の詳細は省略したが、T型継手1
8に対してスリ−ブを上下に移動可能に設け、このスリ
−ブの下端部にスプリンクラヘッド10を取付け、これ
により設備用天井板8の下面からのスプリンクラヘッド
10の突出寸法を若干調整できる構成であってもよく、
枝管12と管16とを一体化したものであってもよい。
設備用天井板8には、スプリンクラヘッド10の下部を
挿通できる取付孔19を設けている。
【0013】次に上記構成における天井の組立施工の一
例を説明する。まず、従来と同様に、縦部材2と横部材
3を結合部材4によって結合して骨組部材1を形成し、
この骨組部材1を、吊りボルト5によって天井裏6の下
方に固定する。管15、16は、固定具13、14を用
いて照明装置7と設備用天井板8へ、夫々所定の高さに
取付けておく。スプリンクラヘッド10は、管16のT
型継手18の分岐部に所定に取り付けておく。次にこの
照明装置7と設備用天井板8とを、間隔を狭くしている
部分の2本の横部材3の間に、交互に差し込むようにし
て直線状に配置し、このとき、隣接する管15、16同
士を、管継手17によって連結して一本の給水管11に
形成する。そして、図示しない取付具によって照明装置
7と設備用天井板8とを横部材3に取付ける。このよう
にして形成された給水管11は、図示は省略したがその
一端は封止すると共に、他端は加圧送水装置からの給水
本管に接続する。スプリンクラヘッド10の管16のT
型継手18への取付けは、給水管11に形成した後に行
う手順でもよい。
【0014】このように、照明装置7や設備用天井板8
を天井の骨組部材1に取付けると、これら照明装置7や
設備用天井板8から所定の高さを保って固定されている
管15、16は、一直線上に配列されるので、管継手1
7によって隣接する管15、16同士はただちに連結可
能であり、照明装置7、設備用天井板8に固定されてい
るすべての管15、16は、スプリンクラヘッド10の
給水管11に構成される。これにより、給水管11の配
管やスプリンクラヘッド10を巻だし管によって給水管
11に接続する等のために従来必要であった施工現場で
の寸法合わせ、接続位置合わせ及び天井への取付け等の
配管作業は、この実施例によれば不用になり、狭い天井
上方での現場作業は容易となった。
【0015】システム式の天井では、図3の例示のよう
に、例えば照明装置7と設備用天井板8とを交互に繰返
して規則的に配置している。従って、給水管11を構成
する配管の長さは、前記図1乃至図4のように、照明装
置7と設備用天井板8の長さL1とL2に夫々一対一で対
応するものでなくても良く、例えば長さL1とL2との合
計に対応する、一層長い配管を必要本数、連結する構成
であってもよい。前記図1に相当する矢視断面図として
図5に例示した第2実施例は、照明装置7と設備用天井
板8を一つのユニットとみなし、その長さL1とL2の合
計の長さL3をこの一つのユニットの長さとして、給水
管11を、ユニットと同等の長さL3の一種類の配管2
1によって形成したものである。これ以外の構造は、前
記図1乃至図4の第1実施例と同一で、共に同一の符号
としてその詳細の説明は省略している。
【0016】この第2実施例によれば、給水管11の配
管やスプリンクラヘッド10を巻だし管によって給水管
11に接続する等のために従来必要であった施工現場で
の寸法合わせ、接続位置合わせ及び天井への取付け等の
配管作業は、不用になり、狭い天井上方での現場作業は
容易となるという、前記第1実施例と同一の効果が得ら
れるうえ、管継手17の必要個数は第1実施例よりも少
なくなって、給水管21の連結操作は減少する。
【0017】給水管11を構成する配管の長さを、図示
は省略したが、上記のユニットの複数に相当する長さと
してもよい。即ち、すべての設備用天井板8にスプリン
クラヘッド10を設けるのでなく、或る設備用天井板に
は例えば空調のアネモを設け、次に配置される設備用天
井板にスプリンクラヘッドを設ける如く、一つおきの設
備用天井板にスプリンクラヘッドを設置する構造では、
給水管は、スプリンクラヘッドの設置間隔である2ユニ
ットの長さに形成してもよく、この例のように、種々の
天井設備の実状に適した長さの管を、最も効率良く給水
管として構成することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各種の
天井部材Mを天井の骨組部材1に取付けると、各種の天
井部材Mから所定の高さを保って該天井部材Mに固定さ
れている管15、16は、その管継手17によって隣接
する管15、16同士が連結され、天井部材Mに固定さ
れているすべての管15、16は、スプリンクラヘッド
10の給水管11に構成される。これにより、給水管1
1の配管やスプリンクラヘッド10を巻だし管によって
給水管11に接続する等のための寸法合わせや、接続位
置合わせ及び天井への取付け等の配管作業等は、不用に
なり、狭い天井上方での現場作業は容易となった。
【0019】異種の上記天井部材Mを一つのユニットと
し、管21の長さを、この一つのユニットに相当する長
さとし、さらには、これらの管の長さを、上記ユニット
の複数のユニットに相当する長さとすることにより、種
々の天井設備の実状に適した長さの管を、最も効率良く
給水管として構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す断面図である。
【図2】図1におけるB−B線矢視図である。
【図3】図1の実施例が適用されるシステム式の天井の
下面図である。
【図4】図3のシステム式の天井の骨組部材の大略を示
す下面図である。
【図5】この発明の2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 骨組部材 6 天井裏 7 照明装置 10 スプリンクラヘッド 11 給水管 15、16、21 管 17 管継手 M 天井部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明装置及び、スピ−カ−、火災感知
    器、スプリンクラヘッド、空調のアネモ等の一つ或は複
    数のものを各種の天井部材として、天井裏から吊り下げ
    られた骨組部材に、これらの天井部材を直線状に配置し
    て取付けている構造の天井において、 上記各種の天井部材に相当する長さの管とその管継手
    を、所定の高さを保って該天井部材に固定し、これら各
    種の天井部材を骨組部材に取付けるとき、隣接する管同
    士が管継手にて連結されてスプリンクラヘッドの給水管
    に構成されるようにしたことを特徴とするスプリンクラ
    消火設備。
  2. 【請求項2】 異種の上記天井部材を一つのユニット
    とし、上記管の長さを、この一つのユニットに相当する
    長さとしたことを特徴とする請求項1のスプリンクラ消
    火設備。
  3. 【請求項3】 上記管の長さを、上記ユニットの複数
    のユニットに相当する長さとしたことを特徴とする請求
    項1のスプリンクラ消火設備。
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