JPH04309375A - 天井裏設備の施工方法 - Google Patents

天井裏設備の施工方法

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JPH04309375A
JPH04309375A JP3075432A JP7543291A JPH04309375A JP H04309375 A JPH04309375 A JP H04309375A JP 3075432 A JP3075432 A JP 3075432A JP 7543291 A JP7543291 A JP 7543291A JP H04309375 A JPH04309375 A JP H04309375A
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JP
Japan
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floor panel
ceiling
attached
equipment
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP3075432A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Asada
和雄 浅田
Motonori Ooi
大熨 元徳
Yasuyuki Nishi
西 康之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートスラブと
鉄鋼梁とを一体化したプレスキャストスラブ等の床パネ
ルを設置箇所に搬入固定することで構成される床とそれ
の下階の天井との間の天井裏空間にスプリンクラー配管
を設置する天井裏設備の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、床パネルを設置箇所に搬入固
定して床を構成したのちにスプリンクラー配管を施工し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記従来の技
術によるときは、主管や枝管、巻出管、管ジョイント、
管を床パネルに取付けるための吊り具等、スプリンクラ
ー配管の構成材を設置箇所にリフト等を利用して搬入す
る作業が要る。ところが、建築では床を施工したのちに
、電気工事や空調工事、内装工事等の各種の工事が行な
われることにより、電気器具、電気配線、空調機、空調
ダクト、内装材等の各種資材の搬入が床の施工後に行な
われるので、構成材の搬入をそれら他の各種資材の搬入
との兼合いで行なわなければならず、構成材の搬入の時
期や期間を独自に決めることがむずかしい、或いは、で
きない。このことは、スプリンクラー配管工事の工期を
短縮したり、工事を分断したりする。その結果、従来の
技術によるときは、短期間に多大な量の作業が集中した
り、作業が一貫して行なえないものとなったりして、作
業性が悪いものであった。本発明の目的は、作業性を向
上できる天井裏設備の施工方法を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による天井裏設備
の施工方法の第1特徴は、前記床パネルを設置箇所に搬
入する前に、その床パネルにスプリンクラー配管を取付
ける点にある。
【0005】本発明による天井裏設備の施工方法の第2
の特徴は、前記第1の特徴において、前記床パネルを設
置箇所に搬入する前に、天井裏空間に設置する電気配線
を、前記スプリンクラー配管又はそれを床パネルに支持
させる吊り具に取付ける点にある。
【0006】本発明による天井裏設備の施工方法の第3
の特徴は、前記第1や第2の特徴において、前記床パネ
ルを設置箇所に搬入する前に、天井裏空間に設置する空
調ダクトを、前記スプリンクラー配管又はそれを床パネ
ルに支持させる吊り具に取付ける点にある。
【0007】
【作用】第1の特徴によれば、床の作製に床パネルの設
置箇所への搬入を伴うこと及び、スプリンクラー配管は
床パネルに取付けられるものであることに着目して、床
パネルを設置箇所に搬入する前に、建築現場のサイト等
でその床パネルにスプリンクラー配管を取付けて、事後
の床パネルの搬入により、スプリンクラー配管を施工済
のものとして搬入するから、スプリンクラー配管の構成
材の設置箇所への搬入が不要で、建築現場のサイト等で
スプリンクラー配管工事を行うことができる。
【0008】第2の特徴によれば、電気配線やそれを取
付けるための金具等の設置箇所への搬入及び設置箇所で
の電気配線工事が不要であるのみならず、床パネルに取
付けたスプリンクラー配管や吊り具に電気配線を取付け
るから、電気配線を床パネルに取り付けるための吊り具
の施工が不要で、電気配線工事の作業性を向上できる。
【0009】第3の特徴によれば、空調ダクトやそれを
取付けるための金具等の設置箇所への搬入及び設置箇所
でのダクト工事が不要であるのみならず、床パネルに取
付けたスプリンクラー配管や吊り具に空調ダクトを取付
けるから、空調ダクトを床パネルに取付けるための吊り
具の施工が不要で、ダクト工事の作業性を向上できる。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によれば、構成材の設置
箇所への搬入の不要化によりその搬入に起因した設備工
事に対する制約を解消して、天井裏設備の施工性を大幅
に改善できるようになった。
【0011】
【実施例】図1、図2に示すように、床1とそれの下階
の天井2との間の天井裏空間3に設置される天井裏設備
は、スプリンクラー配管4と電気配線5と空調設備とを
備えている。前記床1は、複数の床パネル1Aを設置箇
所に搬入し、それを並べて建物躯体に固定することで構
成されたものであって、前記床パネル1Aは、コンクリ
ートスラブ1aと横方向に間隔を隔てて並置する2つの
鉄骨梁1bとを一体化したプレキャストスラブであり、
建築現場のサイトで成形されたものである。前記天井2
は、図5に示すように、複数の照明器具6を鉄骨梁長手
方向に間隔を隔てて配置し、かつ、隣合う照明器具6間
に設備プレート7を配設した設備ライン2Aの複数を横
方向に間隔を隔てて配置したシステム天井であって、そ
れの下地2Bは、図4に示すように、前記床パネル1A
に、横方向に並置する状態で取付けた複数の野縁10か
ら構成されている。そして、天井面を形成する天井ボー
ド11は、それの横方向の両端部夫々をそれの両脇に位
置する野縁10に載置させることで取付けられており、
照明器具6も同様に、それの横方向の両端部夫々とそれ
の両脇に位置する野縁10に載置させることで取付けら
れている。前記設備プレート7のうち所定の位置に位置
するものには、スプリンクラーヘッド12を天井下側空
間に臨ませるための孔13が形成されている。また、設
備ライン2Aには、各種感知器(火災感知器、煙感知器
、防犯用赤外関知器等)やスピーカ等の弱電器具14が
設備プレート7を取付け部として設けられている。
【0012】前記スプリンクラー配管4は、図2乃至図
4に示すように主管4Aと、前記設備ライン2Aの直上
方箇所夫々にそれら設備ライン2Aに沿う姿勢で配置す
るとともに、主管4Aに分岐接続する枝管4Bと、それ
らを枝管4Bのうち孔13に対応する箇所夫々に立下げ
姿勢で分岐接続させ巻出管4Cとから成り、枝管4Bは
、吊り具15を介して床パネル1Aに支持されている。 そして、巻出管4Cの下端には夫々、スプリンクラーヘ
ッド12が孔13を通して天井下に臨むように接続連結
されている。なお、巻出管4Cは、枝管4B回りに揺動
可能に取付けられており、隣合う床パネル1Aの主管4
A同士は、鉄骨梁1bを貫通して互いに継手16を介し
て接続されている。前記電気配線5には、照明器具6に
対する強電用のもの、弱電器具14に対する弱電用のも
の、空調用のものとがあり、図2、図4に示すように、
前記吊り具15に取付けられている。詳述すると、吊り
具15は、電気配線5を支持する支持部17を備えてい
る。前記空調設備は、図2乃至図4にも示すように、空
調機18と、設備ライン2Aに沿って並置される吹出口
19と、空調機18から吹出口19に空気を分配供給す
る空調ダクト20とから成る。前記空調機18は、床パ
ネル1Aに取付けられており、空調ダクト20は、前記
吊り具15にバンド21を介して取付けられている。
【0013】次に、上記天井裏設備の施工方法を説明す
る。床パネル1Aを設置箇所に搬入する前に、詳しくは
、床パネル1Aを建築現場のサイトで養生している時に
、図1乃至図3に示すようにその床パネル1Aにスプリ
ンクラー配管4及び空調機18を先ず取付け、次いで、
吊り具15に電気配線5及び空調ダクト20を取付ける
とともに、枝管4Bにワイヤやロープ等の紐22を用い
て照明器具6を吊下げ支持させ、かつ、照明器具6、弱
電器具14、空調機18への電気配線5の接続を行う。 なお、図1に示すように、鉄骨梁1bよりも下方に突出
しないように、巻出管4Cについては、横向き姿勢にし
、照明器具6及び吹出し口19については、所定の位置
よりも上方に引上げてある。従って、この取付け方の場
合は、そのようにして天井裏設備が取付けられた床パネ
ル1Aを地面におくときや複数を上下に重ねておくとき
、スペーサ等を鉄骨梁1bと地面や下側の床パネル1A
との間に介在させて天井裏設備が地面や下側の床パネル
1Aに当たらないようにする作業が不要である。 そして、床パネル1Aを設置箇所に搬入して固定したの
ち、隣合う床パネル1Aの主管4A同士の接続、隣合う
床パネル1Aの電気配線5同士及び駆体側の電気配線へ
の接続等を行う。その後、天井2の下地2Bが施工され
たならば、巻出管4Cについては正規の立下げ姿勢に揺
動させて固定し、照明器具6については紐22を弛めて
野縁10上に載置させ、吹出口19についても所定の位
置に降ろす。
【0014】上記実施例では、床パネル1Aが、コンク
リートスラブ1aと鉄骨梁1bとから成り、天井裏設備
を床パネル1Aに取付けた状態において、天井裏設備の
上方及びコンクリートスラブ1a及び鉄骨梁1bで覆わ
れるから、天井裏設備が組込まれた床パネル1Aをサイ
トにおいておくときに必要となる雨除けやガード等の天
井裏設備に対する養生が簡単なもので済む。
【0015】〔別実施例〕■  上記実施例では、床パ
ネル1Aとして、コンクリートスラブ1aと鉄骨梁1b
とから成るものを示したが、床パネル1Aとしては、コ
ンクリートスラブ1aのみから成るものや、コンクリー
ト床打設用の捨て型枠であっても良い。
【0016】■  上記実施例では、システム天井を示
したが、本発明は、照明器具6等が点在する普通一般の
形式の天井2の天井裏空間3に天井裏設備を施工する場
合にも適用することができる。
【0017】■上記実施例では、電気配線5及び空調ダ
クト20を吊り具15に取付けたが、電気配線5及び空
調ダクト20は、スプリンクラー配管4に取付けても良
く、更には、床パネル1Aに取付けても良い。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬入前状態を示す縦断正面図
【図2】床パネルの縦断側面図
【図3】天井裏設備の平面図
【図4】天井施工後状態を示す縦断正面図
【図5】天井
の見上げ図
【符号の説明】
1A  床パネル 1    床 2    天井 4    スプリンクラー配管 3    天井裏空間 5    電気配線 15  吊り具 20  空調ダクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  床パネル(1A)を設置箇所に搬入固
    定することで構成される床(1)とそれの下階の天井(
    2)との間の天井裏空間(3)にスプリンクラー配管(
    4)を設置する天井裏設備の施工方法であって、前記床
    パネル(1A)を設置箇所に搬入する前に、その床パネ
    ル(1A)にスプリンクラー配管(4)を取付ける天井
    裏設備の施工方法。
  2. 【請求項2】  前記床パネル(1A)を設置箇所に搬
    入する前に、天井裏空間(3)に設置する電気配線(5
    )を、前記スプリンクラー配管(4)又はそれを床パネ
    ル(1A)に支持させる吊り具(15)に取付ける請求
    項1記載の天井裏設備の施工方法。
  3. 【請求項3】  前記床パネル(1A)を設置箇所に搬
    入する前に、天井裏空間(3)に設置する空調ダクト(
    20)を、前記スプリンクラー配管(4)又はそれを床
    パネル(1A)に支持させる吊り具(15)に取付ける
    請求項1又は2記載の天井裏設備の施工方法。
JP3075432A 1991-04-09 1991-04-09 天井裏設備の施工方法 Pending JPH04309375A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138497A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Toyox Co Ltd 天井用冷暖房構造体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138497A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Toyox Co Ltd 天井用冷暖房構造体
JP4604222B2 (ja) * 2004-11-10 2011-01-05 株式会社トヨックス 天井用冷暖房構造体

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