JP3105133B2 - 入口壁構造体 - Google Patents

入口壁構造体

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JP3105133B2
JP3105133B2 JP06144370A JP14437094A JP3105133B2 JP 3105133 B2 JP3105133 B2 JP 3105133B2 JP 06144370 A JP06144370 A JP 06144370A JP 14437094 A JP14437094 A JP 14437094A JP 3105133 B2 JP3105133 B2 JP 3105133B2
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の開口部に設けられ
る入口壁構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物等の工業化住宅で
は、特開平3-199543号公報に記載の如く、玄関開口部回
りの入口壁構造体を構成するに際し、該開口部回りに設
置される門型フレームに壁面材を取付けることにて構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記〜の問題点がある。 門型フレームに壁面材を取付けるに際し、壁面材の表
面側から該壁面材を該フレームに取付けているため、取
付施工部が外観に露出し、見栄えが悪い。
【0004】工場生産した大型の門型のフレームを現
地に輸送する必要があり、輸送スペースの制約と、輸送
作業性が悪い。
【0005】入口壁構造体を建物ユニットに接合する
に際しては、壁構造体施工部分回りに足場を設け、大き
くて重い門型フレームを手作業で取り扱う必要があり、
現地作業性が悪い。
【0006】本発明は、入口壁構造体を形成するに際
し、外観の見栄えを向上するとともに、輸送作業性、現
地作業性を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は左右の袖壁パネルと、左右の袖壁パネル間の上部に固
定される垂壁パネルとからなる門型の入口壁構造体にお
いて、垂壁パネルは、壁枠組に外壁面材を取付けた外垂
壁パネルと、内壁面材に取付材を取付けた内垂壁パネル
とからなり、外垂壁パネルの壁枠組が左右の袖壁パネル
間の上部屋外側にて、袖壁パネルの壁枠組内部から該壁
枠組に取付けられ、内垂壁パネルの取付材が左右の袖壁
パネル間の上部屋内側にて、袖壁パネルの壁枠組内部か
ら該壁枠組に取付けられてなるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記袖壁パネルの壁枠組に吊
り具を設け、前記外垂壁パネルの壁枠組に吊り具を設け
てなるようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記、の
作用がある。 門型の入口壁構造体が左右の袖壁パネルと、垂壁パネ
ルとに3分され、更に、垂壁パネルが外垂壁パネルと内
垂壁パネルとに2分される結果、入口壁構造体の構成部
品を細分化できる。これにより、輸送スペースの自由度
を高める等、輸送作業性を向上できる。また、現地での
取扱い部品を細分軽量化でき、現地作業性が良い。
【0010】外垂壁パネルと内垂壁パネルの両方が、
袖壁パネル間の上部にて、袖壁パネルの壁枠組内部から
該壁枠組に取付けられるので、それらの取付施工部が外
壁面材と内壁面材とにサンドイッチされる如くになる。
即ち、垂壁パネルの取付施工部が外観に露出せず、見栄
えを向上できる。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 袖壁パネルと外垂壁パネルを現地で設置するに際し、
それらの壁枠組に設けた吊り具を利用してレッカー等で
吊り作業でき、足場も必要とせず、現地作業性が良い。
【0012】
【実施例】図1は袖壁パネルを示す模式図、図2は袖壁
パネルの組立手順を示す模式図、図3は外垂壁パネルを
示す模式図、図4は内垂壁パネルを示す模式図、図5は
外垂壁パネルの組立手順を示す模式図、図6は内垂壁パ
ネルの組立手順を示す模式図、図7は離し置きユニット
建物の入口壁構造体を示す模式図、図8は入口壁構造体
を分解して示す模式図、図9は入口壁構造体を示す横断
面図、図10は入口壁構造体の施工手順を示す模式図、
図11は入口壁構造体の施工手順を示す模式図、図12
は入口壁構造体を示す縦断面図、図13は入口壁構造体
を示す横断面図、図14はユニット建物と建物ユニット
を示す模式図である。
【0013】ユニット建物10は、図14(A)に示す
如く、複数の建物ユニット11を水平、鉛直方向に隣接
配置して構築された集合住宅である。このユニット建物
10は、左右の建物ユニット11A、11Bを離し置き
し、それらの離し置き建物ユニット11A、11Bの間
に廊下12を設け、廊下12の奥側に1階奥壁構造体1
3、2階奥壁構造体14を設け、廊下12の入口側に1
階入口壁構造体15を設けている。16は階段である。
【0014】尚、建物ユニット11は、図14(B)に
示す如く、4本の形鋼製床梁21と、4本の角鋼管製柱
22と、4本の形鋼製天井梁23とを箱型に接合した骨
組構造体である。
【0015】以下、入口壁構造体15、及びその入口壁
構造体15の取付構造について説明する。
【0016】(A) 入口壁構造体15(図1〜図7)入口
壁構造体15は、図7に示す如く、左右の袖壁パネル3
0、30と、左右の袖壁パネル30、30の間の上部に
固定される垂壁パネル40とからなり、門型をなす。そ
して、垂壁パネル40は、外垂壁パネル50と内垂壁パ
ネル60とからなる。
【0017】(A-1) 袖壁パネル30は、図1に示す如
く、壁枠組31に外壁面材32を取付けて構成されてい
る。そして、壁枠組31の両側下端部に取付脚部33、
33を備えている。また、壁枠組31の上部2位置には
吊り具34、34が設けられている。
【0018】以下、袖壁パネル30の組立手順について
説明する(図2)。 (1) 壁枠組31の外面に外壁面材32をリベット35及
びねじ36にて固定する。 (2) 壁枠組31の裏ナット孔に吊り具34を取付ける。
【0019】(A-2) 外垂壁パネル50は、図3に示す如
く、壁枠組51に外壁面材52を取付けて構成されてい
る。そして、壁枠組51の上部2位置には、吊り具5
3、53が設けられている。
【0020】以下、外垂壁パネル50の組立手順につい
て説明する(図5)。 (1) 壁枠組51の外面に外壁面材52をリベット54に
て固定する。 (2) 壁枠組51の裏ナット孔に吊り具53を取付ける。
【0021】(A-3) 内垂壁パネル60は、図4に示す如
く、内壁面材62の両側縁部に取付材61、61を取付
けて構成されている。
【0022】以下、内垂壁パネル60の組立手順につい
て説明する(図6)。 (1) 内壁面材62の両側縁部に取付材61、61を位置
決めし、内壁面材62と取付材61とをリベット63に
て固定する。
【0023】(B) 入口壁構造体15の取付構造(図8〜
図13) (1) 外壁パネル30の壁枠組31に設けてある吊り具3
4を用い、袖壁パネル30をレッカーで吊り、離し置き
建物ユニット11A、11Bの側部に設置されている基
礎71上に据付ける(図10(A))。袖壁パネル30
の取付脚部33をボルトナットセット72により基礎7
1のアンカーボルト71Aに固定する。
【0024】(2) 外垂壁パネル50の壁枠組51に設け
ている吊り具53を用い、外垂壁パネル50をレッカー
で吊り、外垂壁パネル50を左右の袖壁パネル30、3
0の間に入れ込む(図10(B))。外垂壁パネル50
の壁枠組51を、左右の袖壁パネル30、30の間の上
部屋外側にて、袖壁パネル30の壁枠組31内部から該
壁枠組31にボルトナットセット73で取付ける。
【0025】(3) 袖壁パネル30の壁枠組31を、止め
ねじ74により、離し置き建物ユニット11A、11B
のスタッド24にそれらの外壁面材25を通して固定す
る(図11(B))。外垂壁パネル50の壁枠組51
を、止めねじ75により、廊下フレーム26にそれらの
天井面材27を通して固定する(図11(B))。
【0026】(4) 内垂壁パネル60を、外垂壁パネル5
0の裏面にて、左右の外壁パネル30、30の間に位置
付ける。そして、内垂壁パネル60の取付材61を、左
右の袖壁パネル30、30の間の上部屋内側にて、袖壁
パネル30の壁枠組31内部から該壁枠組31にボルト
ナットセット76で取付ける(図11(B))。
【0027】(5) 袖壁パネル30の壁枠組31に、内壁
面材77を止めねじ78で取付ける(図11(A))。
【0028】以下、本実施例の作用について説明する。 門型の入口壁構造体15が左右の袖壁パネル30と、
垂壁パネル40とに3分され、更に、垂壁パネル40が
外垂壁パネル50と内垂壁パネル60とに2分される結
果、入口壁構造体15の構成部品を細分化できる。これ
により、輸送スペースの自由度を高める等、輸送作業性
を向上できる。また、現地での取扱い部品を細分軽量化
でき、現地作業性が良い。
【0029】外垂壁パネル50と内垂壁パネル60の
両方が、袖壁パネル30間の上部にて、袖壁パネル30
の壁枠組31内部から該壁枠組31に取付けられるの
で、それらの取付施工部(ボルトナットセット73、7
6)が外壁面材52と内壁面材62とにサンドイッチさ
れる如くになる。即ち、垂壁パネル40の取付施工部が
外観に露出せず、見栄えを向上できる。
【0030】袖壁パネル30と外垂壁パネル50を現
地で設置するに際し、それらの壁枠組31、51に設け
た吊り具34、53を利用してレッカー等で吊り作業で
き、足場も必要とせず、現地作業性が良い。
【0031】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の実
施において、垂壁パネルは、工場生産段階で、その壁枠
組に外壁面材と内壁面材のそれぞれを取付けられてなる
ものであっても良い。また、袖壁パネルも、工場生産段
階で、その壁枠組に外壁面材と内壁面材のそれぞれを取
付けられてなるものであっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入口壁構
造体を形成するに際し、外観の見栄えを向上するととも
に、輸送作業性、現地作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は袖壁パネルを示す模式図である。
【図2】図2は袖壁パネルの組立手順を示す模式図であ
る。
【図3】図3は外垂壁パネルを示す模式図である。
【図4】図4は内垂壁パネルを示す模式図である。
【図5】図5は外垂壁パネルの組立手順を示す模式図で
ある。
【図6】図6は内垂壁パネルの組立手順を示す模式図で
ある。
【図7】図7は離し置きユニット建物の入口壁構造体を
示す模式図である。
【図8】図8は入口壁構造体を分解して示す模式図であ
る。
【図9】図9は入口壁構造体を示す横断面図である。
【図10】図10は入口壁構造体の施工手順を示す模式
図である。
【図11】図11は入口壁構造体の施工手順を示す模式
図である。
【図12】図12は入口壁構造体を示す縦断面図であ
る。
【図13】図13は入口壁構造体を示す横断面図であ
る。
【図14】図14はユニット建物と建物ユニットを示す
模式図である。
【符号の説明】
15 入口壁構造体 30 袖壁パネル 31 壁枠組 34 吊り具 40 垂壁パネル 50 外垂壁パネル 51 壁枠組 52 外壁面材 53 吊り具 60 内垂壁パネル 61 取付材 62 内壁面材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/56 - 2/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の袖壁パネルと、左右の袖壁パネル
    間の上部に固定される垂壁パネルとからなる門型の入口
    壁構造体において、 垂壁パネルは、壁枠組に外壁面材を取付けた外垂壁パネ
    ルと、内壁面材に取付材を取付けた内垂壁パネルとから
    なり、 外垂壁パネルの壁枠組が左右の袖壁パネル間の上部屋外
    側にて、袖壁パネルの壁枠組内部から該壁枠組に取付け
    られ、 内垂壁パネルの取付材が左右の袖壁パネル間の上部屋内
    側にて、袖壁パネルの壁枠組内部から該壁枠組に取付け
    られてなることを特徴とする入口壁構造体。
  2. 【請求項2】 前記袖壁パネルの壁枠組に吊り具を設
    け、前記外垂壁パネルの壁枠組に吊り具を設けてなる請
    求項1記載の入口壁構造体。
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