JP3174619B2 - パネルの取付方法 - Google Patents

パネルの取付方法

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JP3174619B2 JP11273492A JP11273492A JP3174619B2 JP 3174619 B2 JP3174619 B2 JP 3174619B2 JP 11273492 A JP11273492 A JP 11273492A JP 11273492 A JP11273492 A JP 11273492A JP 3174619 B2 JP3174619 B2 JP 3174619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルの取付方法に関
する。詳しくは、建物ユニットの骨組みを構成する上梁
と下梁との間にパネル、例えば、界壁パネルなどを取り
付けるのに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来、複数の建物ユニットを組合せて作っ
たユニット式アパートなどにおいて、各戸を仕切る界壁
を建物ユニットの骨組みに構成する場合、まず、複数の
柱の上端部間および下端部間をそれぞれ上梁および下梁
で連結してボックス状の骨組みを形成した後、その骨組
みを構成する上梁と下梁との間に界壁を作る方法が採ら
れている。
【0003】例えば、図4に示す如く、4本の柱1の上
端部間および下端部間をそれぞれ上梁2,3および下梁
4,5で連結してボックス状の骨組み6を形成した後、
その骨組み6を構成する長辺側上梁2と長辺側下梁4と
の間の面に、作業者が複数の構成部材を組み合わせて界
壁7,7を作る方法が採られている。なお、8は長辺側
下梁4間に掛け渡された軽量気泡コンクリート製床材で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のような方法で
は、骨組み6を形成した後、その骨組み6を構成する上
梁2と下梁4との間の面に、作業者が複数の構成部材を
組み合わせて界壁7,7を作らなければならないから、
建物ユニットの製造ラインが長く必要となり、生産効率
が低いという欠点がある。
【0005】ところで、建物ユニットにおいて、外壁パ
ネルを建物ユニットの骨組みに取り付ける場合には、予
め、骨組みとは別に外壁パネルを製造し、この外壁パネ
ルをホイストなどで吊り上げ、骨組みを構成する上梁お
よび下梁の外側に位置させた後、骨組みの内側から外壁
パネルの上下端部を骨組みを構成する上梁および下梁に
固定する方法が採られている。
【0006】従って、界壁の場合にも、外壁パネルと同
様に、予め、骨組みとは別に界壁パネルを製造し、この
界壁パネルをホイストなどで吊り上げ、骨組みを構成す
る上梁および下梁間に位置させた後、界壁パネルの上下
端部を骨組みを構成する上梁および下梁に固定する方法
が考えられる。
【0007】しかし、界壁の場合には、界壁パネルを骨
組みとは別に製造できるものの、その界壁パネルを上梁
および下梁間に位置させなければならないから、図5に
示す如く、界壁パネル7の上端面に吊りボルト11を螺
合し、この吊りボルト11をワイヤ12を介してホイス
ト13などで吊り上げて骨組み6側に接近させるとき、
ワイヤ12が上梁2に引っ掛かってしまうため、骨組み
6の外側から上梁2および下梁4間に位置させることが
できない。しかも、界壁パネル7を上梁2および下梁4
間に固定するためのブラケット14,15が上梁2およ
び下梁4間に予め固定されているから、これらが邪魔に
なり、界壁パネル7を骨組み6の外側から上下梁2,4
間に位置させることができない。
【0008】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、建物ユニットの骨組みを構成する上梁
と下梁との間にパネルを簡単にかつ迅速に取り付けるこ
とができるパネルの取付方法を提供するこにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明のパネ
ルの取付方法は、建物ユニットの骨組みを構成する上梁
と下梁との間にパネルを取り付けるパネルの取付方法に
おいて、前記パネルの上端部および下端部に、これら上
端部および下端部に固定される取付片およびこの取付片
に対して略直角に起立され前記上梁の外側面と下梁の外
側面とにそれぞれ固定可能な起立片を有する取付具を予
め取り付けておき、その上端部側の取付具を利用してパ
ネルを吊り上げて前記骨組みの外側から上梁と下梁との
間に位置させた後、上下端部の取付具を上梁と下梁とに
それぞれ固定した、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】骨組みにパネルを取り付けるには、まず、パネ
ルの上端部および下端部に骨組みを構成する上梁と下梁
とに固定可能な取付具を予め取り付けておく。この状態
のパネルを、その上端部側の取付具を利用して吊り上げ
て骨組みの外側から上梁と下梁との間に位置させる。
のとき、取付具は、パネルの上端部および下端部に固定
される取付片およびこの取付片に対して略直角に起立さ
れ上梁の外側面と下梁の外側面とにそれぞれ固定可能な
起立片を有するL字形状であるから、まず、下端部側の
取付具の取付片および起立片を下梁の上面および外面に
当接、位置決めしたのち、この取付具を支点としてパネ
ルの上端側を上梁に接近するように起立させていくと、
上端部側の取付具の起立片が上梁の外面に当接し、位置
決めされた状態となるから、パネルを簡単に上梁と下梁
との間に位置させることができる。ここで、上下端部の
取付具を上梁と下梁とにそれぞれ固定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて詳細に説明する。なお、以下の図の説明に当たっ
て、前述した図4と同一構成要件については、同一符号
を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0012】本実施例のパネルの取付方法は、まず、図
1に示す如く、予めパネル化した界壁パネル7の上端面
および下端面の両側に前記骨組み6を構成する上梁2
と下梁4とに固定可能な取付具21,22を予め取り付
けておく。各取付具21,22は、パネル7の上端面お
よび下端面に取り付けられる取付片23と、この取付片
23の外端側からパネル7とは反対側に直角に起立され
前記上梁2の外側面と下梁4の外側面とにそれぞれ固定
可能な起立片24とからなるL字状に形成されている。
起立片24には、パネル7の幅方向(骨組み6の長手方
向)に沿って長い長孔25が形成されている。
【0013】次に、上下端部に各取付具21,22を取
り付けたパネル7を、その上端部側の取付具21を利用
して吊り上げる。つまり、取付具22の長孔25にワイ
ヤ12を掛け、そのワイヤ12をフック13に引っ掛け
てパネル7を上方へ吊り上げる。そして、図2に示す如
く、骨組み6の外側から上梁2と下梁4との間に位置さ
せる。これには、まず、パネル7を骨組み6の外側に位
置させた状態において、下端部側の取付具22を下梁4
上に位置させた後、その下端部側を支点として上端部側
を骨組み6内に回動させ上端部側の取付具22を上梁2
内に位置させる。
【0014】最後に、図3に示す如く、上下端部の取付
具21,22を対応する上梁2と下梁4とにそれぞれ固
定する。これには、骨組み6の外側からボルト26を取
付具21,22の長孔25を通して上梁2および下梁4
に穿設された貫通孔(図示省略)に挿通した後、骨組み
6の内側よりナット27をボルト26に螺合して締め付
ける。これにより、骨組み6を構成する上梁2および下
梁4間にパネル7を取り付けることができる。
【0015】従って、本実施例によれば、パネル7の上
下端部に予め取付具21,22を取り付けておき、その
上端部側の取付具21の長孔25にワイヤ12を掛けて
パネル7を上方へ吊り上げて骨組み6の外側より上梁2
および下梁4間に位置させた後、各取付具21,22を
骨組み6を構成する上梁2および下梁4にボルト26・
ナット27によって固定するようにしたので、パネル7
を骨組み6を構成する上梁2および下梁4間に簡単にか
つ迅速に取り付けることができる。
【0016】特に、上端部側の取付具21を利用してパ
ネル7を上方へ吊り上げるようにしたので、特別な吊金
具を用意しなくてもよい。その上、パネル7の吊り上げ
に際して、パネル7の上端面に吊金具を取り付ける作業
や、骨組み6の所定位置にパネル7を位置させた後、吊
金具をパネル7から取り外す作業を省略することができ
るから、この点からもパネルの取付作業を簡単にかつ能
率的に行うことができる。
【0017】また、各取付具21,22の起立片24に
は幅方向に長い長孔25を形成してあるので、パネル7
を上梁2および下梁4間に取り付けるに際して、上梁2
および下梁4に穿孔された貫通孔の位置が幅方向にずれ
ていても、それらのずれを吸収して取り付けることがで
きる。
【0018】なお、上記実施例では、アパートにおい
て、各戸を仕切る界壁パネル7を建物ユニットの骨組み
6を構成する上梁2および下梁4間に取り付ける場合に
ついて説明したが、本発明は、上記実施例に限定される
ものでなく、他のパネルでもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明のパネルの取付方法
によれば、骨組みを構成する上梁と下梁との間にパネル
を容易にかつ迅速に取り付けることができるとともに、
特別な吊金具なども必要としないという効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルに取付具を取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図2】同上実施例のパネルを骨組みに取り付ける状態
を示す図である。
【図3】同上実施例のパネルを骨組みに取り付けた状態
を示す図である。
【図4】建物ユニットを示す斜視図である。
【図5】従来の界壁パネルを骨組み内に取り付ける様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 柱 2,3 上梁 4,5 下梁 6 骨組み 7 界壁パネル 21,22 取付具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/348 E04B 2/56 - 2/70 E04B 2/88 - 2/96 E04G 21/14 - 21/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物ユニットの骨組みを構成する上梁と下
    梁との間にパネルを取り付けるパネルの取付方法におい
    て、前記パネルの上端部および下端部に、これら上端部
    および下端部に固定される取付片およびこの取付片に対
    して略直角に起立され前記上梁の外側面と下梁の外側面
    とにそれぞれ固定可能な起立片を有する取付具を予め取
    り付けておき、その上端部側の取付具を利用してパネル
    を吊り上げて前記骨組みの外側から上梁と下梁との間に
    位置させた後、上下端部の取付具を上梁と下梁とにそれ
    ぞれ固定した、ことを特徴とするパネルの取付方法。
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