JPH0813618A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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Publication number
JPH0813618A
JPH0813618A JP14437194A JP14437194A JPH0813618A JP H0813618 A JPH0813618 A JP H0813618A JP 14437194 A JP14437194 A JP 14437194A JP 14437194 A JP14437194 A JP 14437194A JP H0813618 A JPH0813618 A JP H0813618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wall panel
hanging
building
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP14437194A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Okuda
真 奥田
Eiji Hirota
英治 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
Original Assignee
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK, Sekisui Chemical Co Ltd, Hoppo Jubunka Kenkyusho KK filed Critical HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Priority to JP14437194A priority Critical patent/JPH0813618A/ja
Publication of JPH0813618A publication Critical patent/JPH0813618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 離し置き建物ユニット間に門型の入口壁構造
体を構成するに際し、輸送作業性、現地作業性を向上す
ること。 【構成】 離し置き建物ユニット11A、11Bの間に
門型の入口壁構造体15を設けるユニット建物10にお
いて、入口壁構造体15が、左右の離し置き建物ユニッ
ト11A、11Bそれぞれの側部にて基礎71上に固定
される左右の袖壁パネル30、30と、左右の袖壁パネ
ル30、30の間の上部に固定される垂壁パネル40と
からなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物において、特開昭59
-106641 号公報に記載の如く、複数の建物ユニットを離
し置きしてなるものがある。このような離し置きユニッ
ト建物にて例えば集合住宅を構成するに際しては、それ
らの離し置き建物ユニット間の廊下入口側に門型の入口
壁構造体を設けることが考えられる。そして、この入口
壁構造体としては、特開平3-199543号公報に記載の如
く、入口開口部回りに門型フレームを設置し、この門型
フレームに壁面材を取付けるものを採用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、下記、の問題点がある。 工場生産した大型の門型フレームを現地に輸送する必
要があり、輸送スペースの制約と、輸送作業性が悪い。
【0004】入口壁構造体を建物ユニットに接合する
に際しては、壁構造体施工部分回りに足場を設け、大き
くて重い門型フレームを手作業で取り扱う必要があり、
現地作業性が悪い。
【0005】本発明は、離し置き建物ユニット間に門型
の入口壁構造体を構成するに際し、輸送作業性、現地作
業性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数の床梁と柱と天井梁とを箱形に接合してなる建
物ユニットを用いるに際し、複数の建物ユニットを離し
置きし、それら左右の離し置き建物ユニット間に門型の
入口壁構造体を設けるユニット建物において、前記入口
壁構造体が、左右の離し置き建物ユニットそれぞれの側
部にて基礎上に固定される左右の袖壁パネルと、左右の
袖壁パネル間の上部に固定される垂壁パネルとからなる
ようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記袖壁パネルと垂壁パネル
のそれぞれに吊り具を設けてなるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記の作用
がある。 門型の入口壁構造体が左右の袖壁パネルと、垂壁パネ
ルとに3分される結果、入口壁構造体の構成部品を細分
化できる。これにより、輸送スペースの自由度を高める
等、輸送作業性を向上できる。また、現地での取付部品
を細分軽量化でき、現地作業性が良い。
【0009】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 袖壁パネルと垂壁パネルを現地で設置するに際し、吊
り具を利用してレッカー等で吊り作業でき、足場も必要
とせず、現地作業性が良い。
【0010】
【実施例】図1は袖壁パネルを示す模式図、図2は袖壁
パネルの組立手順を示す模式図、図3は外垂壁パネルを
示す模式図、図4は内垂壁パネルを示す模式図、図5は
外垂壁パネルの組立手順を示す模式図、図6は内垂壁パ
ネルの組立手順を示す模式図、図7は離し置きユニット
建物の入口壁構造体を示す模式図、図8は入口壁構造体
を分解して示す模式図、図9は入口壁構造体を示す横断
面図、図10は入口壁構造体の施工手順を示す模式図、
図11は入口壁構造体の施工手順を示す模式図、図12
は入口壁構造体を示す縦断面図、図13は入口壁構造体
を示す横断面図、図14はユニット建物と建物ユニット
を示す模式図である。
【0011】ユニット建物10は、図14(A)に示す
如く、複数の建物ユニット11を水平、鉛直方向に隣接
配置して構築された集合住宅である。このユニット建物
10は、左右の建物ユニット11A、11Bを離し置き
し、それらの離し置き建物ユニット11A、11Bの間
に廊下12を設け、廊下12の奥側に1階奥壁構造体1
3、2階奥壁構造体14を設け、廊下12の入口側に1
階入口壁構造体15を設けている。16は階段である。
【0012】尚、建物ユニット11は、図14(B)に
示す如く、4本の形鋼製床梁21と、4本の角鋼管製柱
22と、4本の形鋼製天井梁23とを箱型に接合した骨
組構造体である。
【0013】以下、入口壁構造体15、及びその入口壁
構造体15の取付構造について説明する。
【0014】(A) 入口壁構造体15(図1〜図7) 入口壁構造体15は、図7に示す如く、左右の袖壁パネ
ル30、30と、左右の袖壁パネル30、30の間の上
部に固定される垂壁パネル40とからなり、門型をな
す。そして、垂壁パネル40は、外垂壁パネル50と内
垂壁パネル60とからなる。
【0015】(A-1) 袖壁パネル30は、図1に示す如
く、壁枠組31に外壁面材32を取付けて構成されてい
る。そして、壁枠組31の両側下端部に取付脚部33、
33を備えている。また、壁枠組31の上部2位置には
吊り具34、34が設けられている。
【0016】以下、袖壁パネル30の組立手順について
説明する(図2)。 (1) 壁枠組31の外面に外壁面材32をリベット35及
びねじ36にて固定する。
【0017】(2) 壁枠組31の裏ナット孔に吊り具34
を取付ける。 (A-2) 外垂壁パネル50は、図3に示す如く、壁枠組5
1に外壁面材52を取付けて構成されている。そして、
壁枠組51の上部2位置には、吊り具53、53が設け
られている。
【0018】以下、外垂壁パネル50の組立手順につい
て説明する(図5)。 (1) 壁枠組51の外面に外壁面材52をリベット54に
て固定する。
【0019】(2) 壁枠組51の裏ナット孔に吊り具53
を取付ける。 (A-3) 内垂壁パネル60は、図4に示す如く、内壁面材
62の両側縁部に取付材61、61を取付けて構成され
ている。
【0020】以下、内垂壁パネル60の組立手順につい
て説明する(図6)。 (1) 内壁面材62の両側縁部に取付材61、61を位置
決めし、内壁面材62と取付材61とをリベット63に
て固定する。
【0021】(B) 入口壁構造体15の取付構造(図8〜
図13) (1) 外壁パネル30の壁枠組31に設けてある吊り具3
4を用い、袖壁パネル30をレッカーで吊り、離し置き
建物ユニット11A、11Bの側部に設置されている基
礎71上に据付ける(図10(A))。袖壁パネル30
の取付脚部33をボルトナットセット72により基礎7
1のアンカーボルト71Aに固定する。
【0022】(2) 外垂壁パネル50の壁枠組51に設け
ている吊り具53を用い、外垂壁パネル50をレッカー
で吊り、外垂壁パネル50を左右の袖壁パネル30、3
0の間に入れ込む(図10(B))。外垂壁パネル50
の壁枠組51を、左右の袖壁パネル30、30の間の上
部外側にて、袖壁パネル30の壁枠組31内部から該壁
枠組31にボルトナットセット73で取付ける。
【0023】(3) 袖壁パネル30の壁枠組31を、止め
ねじ74により、離し置き建物ユニット11A、11B
のスタッド24にそれらの外壁面材25を通して固定す
る(図11(B))。外垂壁パネル50の壁枠組51
を、止めねじ75により、廊下フレーム26にそれらの
天井面材27を通して固定する(図11(B))。
【0024】(4) 内垂壁パネル60を、外垂壁パネル5
0の裏面にて、左右の外壁パネル30、30の間に位置
付ける。そして、内垂壁パネル60の取付材61を、左
右の袖壁パネル30、30の間の上部内側にて、袖壁パ
ネル30の壁枠組31内部から該壁枠組31にボルトナ
ットセット76で取付ける(図11(B))。
【0025】(5) 袖壁パネル30の壁枠組31に、内壁
面材77を止めねじ78で取付ける(図11(A))。
【0026】以下、本実施例の作用について説明する。 門型の入口壁構造体15が左右の袖壁パネル30、3
0と、垂壁パネル40とに3分される結果、入口壁構造
体15の構成部品を細分化できる。これにより、輸送ス
ペースの自由度を高める等、輸送作業性を向上できる。
また、現地での取付部品を細分軽量化でき、現地作業性
が良い。
【0027】袖壁パネル30と垂壁パネル40を現地
で設置するに際し、吊り具34、53を利用してレッカ
ー等で吊り作業でき、足場も必要とせず、現地作業性が
良い。
【0028】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明のユ
ニット建物は、離し置き建物ユニット間スペースを廊下
とするものに限定されず、居室、車庫等とするものであ
っても良い。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、離し置き
建物ユニット間に門型の入口壁構造体を構成するに際
し、輸送作業性、現地作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は袖壁パネルを示す模式図である。
【図2】図2は袖壁パネルの組立手順を示す模式図であ
る。
【図3】図3は外垂壁パネルを示す模式図である。
【図4】図4は内垂壁パネルを示す模式図である。
【図5】図5は外垂壁パネルの組立手順を示す模式図で
ある。
【図6】図6は内垂壁パネルの組立手順を示す模式図で
ある。
【図7】図7は離し置きユニット建物の入口壁構造体を
示す模式図である。
【図8】図8は入口壁構造体を分解して示す模式図であ
る。
【図9】図9は入口壁構造体を示す横断面図である。
【図10】図10は入口壁構造体の施工手順を示す模式
図である。
【図11】図11は入口壁構造体の施工手順を示す模式
図である。
【図12】図12は入口壁構造体を示す縦断面図であ
る。
【図13】図13は入口壁構造体を示す横断面図であ
る。
【図14】図14はユニット建物と建物ユニットを示す
模式図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物 11A、11B 建物ユニット 15 入口壁構造体 30 袖壁パネル 34 吊り具 40 垂壁パネル 53 吊り具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の床梁と柱と天井梁とを箱形に接合
    してなる建物ユニットを用いるに際し、 複数の建物ユニットを離し置きし、それら左右の離し置
    き建物ユニット間に門型の入口壁構造体を設けるユニッ
    ト建物において、 前記入口壁構造体が、左右の離し置き建物ユニットそれ
    ぞれの側部にて基礎上に固定される左右の袖壁パネル
    と、 左右の袖壁パネル間の上部に固定される垂壁パネルとか
    らなることを特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】 前記袖壁パネルと垂壁パネルのそれぞれ
    に吊り具を設けてなる請求項1記載のユニット建物。
JP14437194A 1994-06-27 1994-06-27 ユニット建物 Pending JPH0813618A (ja)

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JP14437194A JPH0813618A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 ユニット建物

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JP14437194A JPH0813618A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 ユニット建物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10196014A (ja) * 1997-01-17 1998-07-28 Houmu:Kk 壁パネル及びその施工方法
JP2019199699A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 トヨタホーム株式会社 建物の両面外壁構造及び建物の両面外壁の固定方法

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JPH10196014A (ja) * 1997-01-17 1998-07-28 Houmu:Kk 壁パネル及びその施工方法
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