JP2022000837A - 照明灯具、及び、照明灯具の設置方法 - Google Patents

照明灯具、及び、照明灯具の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 カバーの大きさがシステム天井に対応していない照明灯具を柔軟にシステム天井に設置する技術を開示する。【解決手段】 複数の光源と、複数の光源が配置される第1面と、第1面の反対側の面である第2面と、を有する平面基板と、複数の光源を覆う凹部を有し、第1面側に配置される透光性カバーと、第2面側に配置され、平面基板を固定するベースプレートと、ベースプレートに固定される固定部と、第1面側からみた平面視で、透光性カバーから連続し、凹部の外縁よりも法線方向で最大1.0cm以上外側に延びる延長部と、を有する1または複数の支持部材と、を備え、凹部は、第1面と対向し、かつ、複数の光源から出射された光を透過させ照明灯具の外側へと出射させる、主照射面を有し、1または複数の支持部材の延長部の内縁は、第1面側からみた平面視で、主照射面よりも外側にある。【選択図】 図3

Description

本発明は、照明灯具、及び、照明灯具の設置方法に関する。
オフィスビル、工場、商業施設、あるいはこれらに限らずほとんど全ての建物において、照明は欠かせない要素となっている。また、ビルなどの建築物は、基礎工事から、躯体工事、仕上げ工事、設備工事、といった作業を経て建設され、照明灯具や空調機器などの電気設備は、躯体が出来上がった後に、天井に設置される。
天井に照明灯具を設置する方法には、天井材に適当に穴をあけ、その穴に照明灯具を固定する方法や、格子状に天井バーが固設されたシステム天井に取り付ける方法などがある。特許文献1には、システム天井に設置される照明灯具であって、ブラケットを用いて、ベースプレートとカバーとを固定する照明器具が開示されている。
特開2015−2044号
特許文献1に開示される照明灯具では、システム天井の格子の枠の大きさにおよそ等しいカバーを用意しなければならない。
実施形態により開示される照明灯具は、建造物に設置される照明灯具であり、複数の光源と、前記複数の光源が配置される第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する平面基板と、前記複数の光源を覆う凹部を有し、前記第1面側に配置される透光性カバーと、前記第2面側に配置され、前記平面基板を固定するベースプレートと、前記ベースプレートに固定される固定部と、前記第1面側からみた平面視で、前記透光性カバーから連続し、前記凹部の外縁よりも法線方向で最大1.0cm以上外側に延びる延長部と、を有する1または複数の支持部材と、を備える。また、前記凹部は、前記第1面と対向し、かつ、前記複数の光源から出射された光を透過させ前記照明灯具の外側へと出射させる、主照射面を有し、前記1または複数の支持部材の前記延長部の内縁は、前記第1面側からみた平面視で、前記主照射面よりも外側にある。
また、実施形態により開示される照明灯具の設置方法は、上記の照明灯具を準備する工程と、前記照明灯具と、天井裏の電気配線と、を電気的に接続する工程と、前記照明灯具を、建築物の躯体に固設されている格子状の天井バーに設置する工程と、を有する。また、前記照明灯具は、前記1または複数の支持部材を有さない状態では、前記照明灯具の周りに設置される天井材よりも、天井に平行な平面方向の大きさが小さい。
本発明によれば、カバーの大きさがシステム天井に対応していない照明灯具についても柔軟に対応し、システム天井へと設置することができる。
図1は、第1実施形態に係る建築物の居室を説明する模式図である。 図2は、建築物が建設されるまでの工程を説明するためのフロー図である。 図3は、第1実施形態に係る照明灯具の模式的な斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る照明灯具の模式的な斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る照明灯具の照明部の斜視図である。 図6は、第1実施形態に係る照明灯具の照明部の構造を説明するための模式図である。 図7は、第1実施形態に係る照明灯具が設置された状態を示す模式図である。 図8は、第1実施形態に係る照明灯具が設置された状態を示す模式図である。 図9は、第2実施形態に係る照明灯具の模式的な斜視図である。 図10は、第3実施形態に係る照明灯具の模式的な斜視図である。 図11は、第3実施形態に係る照明灯具を第1面側からみた平面図である。 図12は、第3実施形態に係る照明灯具を第2面側からみた平面図である。 図13は、第3実施形態に係る照明灯具が設置された状態を説明するための断面図である。 図14は、第4実施形態に係る照明灯具の模式的な斜視図である。 図15は、第4実施形態に係る照明灯具が設置された状態を説明するための断面図である。 図16は、第5実施形態に係る照明灯具を第1面側からみた平面図である。
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、部分的に加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
また、本明細書または特許請求の範囲において、上下、左右、表裏、前後、手前と奥、などの表現は、相対的な位置、向き、方向などの関係を述べるに過ぎず、実際の使用時における位置、向き、方向などの関係と一致していなくてもよい。
また、本明細書または特許請求の範囲において、ある構成要素に関し、これに該当するものが複数あり、それぞれを区別して表現する場合に、その構成要素の頭に“第1”、“第2”と付記して区別することがある。また、本明細書と特許請求の範囲とで区別する対象や観点が異なる場合、本明細書と特許請求の範囲との間で、同一の付記が、同一の対象を指さない場合がある。
例えば、本明細書において“第1”、“第2”、“第3”と付記されて区別される対象があり、本明細書の“第1”及び“第3”のみを対象として特許請求の範囲を記載する場合に、見易さの観点から特許請求の範囲においては“第1”、“第2”と付記して区別することがある。この場合、特許請求の範囲において“第1”、“第2”と付記された対象が、本明細書において“第1”“第3”と付記された対象を指すことになる。
本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら以下に説明する。ただし、以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、本発明を限定するものではない。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る照明灯具の設置プロセスを説明する。図1は、実施形態に係る建築物1における居室の構造の一例を説明するための模式的な図である。
建築物1は、一般的なオフィスビルのように、複数階の構造を有し、通路と居室を有している。なお、実施形態に係る建築物1はこれに限る必要はなく、例えば、一階建ての建築物であってもよい。また、地下鉄の駅構内のように地上ではなく地下に造られる建築物であってもよい。
建築物1では、天井2と床3を有する居室空間が形成される。また、居室空間の上方には天井2が、下方には床3がある。以下、空間を形成する1又は複数の面については、その方向と併せて呼ぶことで、それぞれを特定する。例えば、天井2のようにその空間の上方に位置する面を上方面、床3のようにその空間の下方に位置する面を下方面と呼ぶものとする。
居室空間の側面には、壁4や窓5が形成される。なお、側面には窓がなくてもよい。壁4は、居室空間の側方面を形成しているといえる。
天井2には、1または複数の照明灯具10と、複数の天井材20と、が設置される(図7参照)。また、その他にも、空調機器や、非常灯、スプリンクラー、スピーカーなどが設置され得る。天井2に設置された1または複数の照明灯具10によって、居室空間に照明が照らされる。照明灯具10が照明を届ける空間を、その照明灯具10の照明空間と呼ぶものとする。図1の例では、天井2の裏側、所謂天井裏は、1または複数の照明灯具10の照明空間ではない。
1または複数の照明灯具10は、天井2の裏側で、建築物1に備わる電気配線30と接続する(図8参照)。ここで、天井2を境にして、天井2の裏側に形成される空間を、天井裏空間と呼ぶものとする。複数の照明灯具10のそれぞれが電気配線30と接続してもよく、複数の照明灯具10のうちの1つが電気配線30と接続し、リレー方式で照明灯具10間を電気的に接続させてもよい。
天井裏空間には、照明灯具10に限らず、空調機器など、その他の電気接続機器への電源供給のためにも電気配線30が用意され得る。一般には、天井裏空間には複数の電気配線30が用意されている。天井裏空間に用意される複数の電気配線30は建築物1の配管を通って設けられている。
また、電気配線30の他に、ダクトなども設けられる。また、ネットワーク接続のための通信配線が設けられる。天井裏空間においては、天井2が下方面となり、躯体が上方面となる。天井裏空間は、1または複数の照明灯具10のための電気配線30が用意される配線配備空間であるともいえる。
天井2は、天井下地に複数の天井材20が設置されて形成される。また、天井2は、天井下地に1または複数の照明灯具10が設置されて形成される。複数の天井材20、及び、1または複数の照明灯具10はそれぞれ、天井2を構成する一部である。
天井下地は、複数の天井バー40によって形成される。また、天井バー40は、躯体から吊るされる吊り材に接続され、建築物1の躯体に支持される。天井バー40の典型的な一例として、Tバーと呼ばれる部品がある。
天井下地は、天井2を構成する複数の対象物を設置するための骨組みといえる。従って、天井バー40は、天井2の骨組みを形成する部品である。例えば、天井材20は、天井バー40であるTバーに引っ掛けて設置することができる。
複数の天井バー40は、所定の間隔をあけて並べて設置される。また、複数の天井バー40によって、等間隔に格子状の骨組み(フレーム)が形成される。天井下地に複数の天井材20が設置されて居室空間の上方面が形成される。1の天井材20は、天井下地の1つの格子に設置される。
天井材20が天井2を構成する領域の形状は、天井下地の格子の形状と同じである。なお、ここでの同じとは、実質的に同じであることを意味し、僅かな大小の差は含むものとする。例えば、格子の大きさを天井バー40によって形成される空間と定義すると、天井バー40の幅を埋めるために、天井材20が天井2を構成する領域の形状は、格子よりも僅かに大きくなることが考えられる。また例えば、設計上、隙間なく天井材20を敷き詰めて天井2を形成するのではなく、天井バー40の一部を露出させる程度の隙間を設けることも考えられる。ここでの同じの解釈に、このようなレベルの大小は影響しないものとする。
複数の天井材20によって、同一平面上に拡がる上方面が形成される。ここで、複数の天井材20によって形成される居室空間の上方面であって、同一平面上にある面を、天井面と呼ぶものとする。1つの居室空間が有する天井面は1つとは限らない。つまり、1つの居室空間内に、高さの異なる複数の天井面が形成されてもよい。
建築物1では、照明灯具10は、天井下地の格子に設置される。照明灯具10も、天井材20と同様に、天井2を構成する領域の形状が、1つの格子の形状と同じになっている。照明空間側における照明灯具10の外形と、天井バー40に設置され、照明灯具10と隣り合って配置される天井材20の外形とは、同じ大きさである。また、照明灯具10の少なくとも一部は、照明灯具10が設置される格子の周りに設置されている天井材20と共に、天井面を形成する。
図2は、建築物1が建設されるまでの工程を説明するためのフロー図である。ここでは、更地の状態から建築物1が建設されるまでの典型的な一例を説明する。なお、照明灯具10は、更地から作り上げる建築物1に設置される他、既に建設されている建築物1の改修において設置することもできる。
オフィスビルのような大規模な建築物の建設では、総合建設業者が、建設工事の発注を請負い、種々の業者によって作業される建設工事の全体を取りまとめる。土木工事の作業員、電気工事の作業員、配管工事の作業員など、種々の業者の作業員から、各工程で行われる作業内容に応じて、適当な作業員を働かせる必要があるためである。
まず、設計士やデザイナーによって建築物の設計が行われる(ステップS1)。この工程において、通路や居室のレイアウトなどが決められ、建築物1の全体的なデザインが設計図面に記される。また、採用する建築材料や、照明灯具などの電気設備資材についてもある程度決められ、その配置についても図面に記される。
次に、決められた設計に基づいて、建築材料や建設機械が用意され、基礎工事が行われる(ステップS2)。この工程では、杭工事や土工事により建築物の荷重に耐え得る安定した地盤を確保する。
次に、安定した地盤の上に建築物の躯体を形成する躯体工事が行われる(ステップS3)。躯体工事は、基礎部分や、地下階を有する場合には地下部分から工事が始まり、地上階へと進んでいく。コンクリートの打設、柱の建込み、鉄骨の組み立てなどを行い、建築物1の全体の骨組みとなる躯体(構造躯体ともいう)が完成する。また、外壁、屋上、各階の床下等にもコンクリートが打設される。
また、躯体工事では、後の内装工事において吊りボルトなどの吊り材を繋げるため、構造躯体を形成する構造材にインサートが埋め込まれる。例えば、吊りボルトを固定するための天井インサートを、上階の床スラブ(鉄筋コンクリートの床板など)の打設時にスラブの一部として固定する。
次に、建築物の外装工事が行われる(ステップS4)。外装工事により、建築物1の外形が形成される。外壁のタイル張りや、窓サッシ、窓ガラス、カーテンウォールなどが取り付けられる。また、塗装なども行われる。
次に、内装工事が行われる(ステップS5)。内装工事では、床3、壁4、そして、天井2を作り上げる。天井2を設置する天井工事では、ステップS3の躯体工事で設けられた天井インサートに吊り材を繋げ、さらにこの吊り材に天井バー40を繋げて、天井下地を形成する。そして、天井下地に天井材20が設置される。なお、この段階では、照明灯具10は、天井下地に設置されていない。
天井インサートをコンクリートの打設の際に設置する代わりに、打設後にコンクリートにアンカーを打って、躯体に吊り材を固定することもできる。また、内装工事では、電気配線30を配管内に通し、天井裏空間に電気配線30を用意する作業も行われる。
電気配線を設ける配線工事では、設計図面に基づき、必要な数の電気配線30が設けられる。必要な電気配線30の数は、天井裏に設置される空調機器や照明灯具などの電気接続機器の設置台数に応じて決まる。
内装工事を終えると、次に、設置工事が行われる(ステップS6)。設置工事では、建築物を実際に利用する際に必要になる種々の設備が設置される。例えば、電気、ガス、水道、排水、空調、トイレ、防災、放送などの設備や、照明、エスカレーター、エレベーターなどの設備が配置される。
設置工事における照明灯具10の設置作業によって、1または複数の照明灯具10が天井下地に設置される。まず、作業者は、照明灯具10を準備する。次に準備した照明灯具と、天井裏に設けられた電気配線30と、を電気的に接続する。そして、照明灯具10を躯体に固設されている格子状の天井バー40に設置する。照明灯具10は、吊り材と繋がっている天井バー40により、安定して躯体に支持される。
次に、実施形態に係る照明灯具10について説明する。図3及び図4は、実施形態に係る照明灯具10の一例を示す模式的な図である。図3は主照射面側からみた照明灯具10の斜視図であり、図4は取付面側からみた照明灯具10の斜視図である。主照射面は、建築物1において照明空間内にある。取付面は、建築物1において配線設備空間内にある。
照明灯具10は、照明部11と、拡張部12と、を有する。照明部11は、複数の光源111、複数の光源111が配置される基板112、基板112に配置された複数の光源111を覆う透光性のカバー113、及び、基板112を固定するベースプレート114、を有する。また、照明部11は、照明の設置工事において、電気配線30と電気的に接続するための電気接続部115を有する。拡張部12は、照明部11に固定される1または複数の支持部材121と、支持部材121に固定され、天井バー40に取り付けられる複数の取付部124と、を有する。
図5及び図6は、照明部11を説明する図である。図5は、主照射面側からみた照明部11の斜視図であり、図6は、照明部11の構造を説明するための模式図である。
光源111は、LEDである。なお、LEDでなくてもよく、例えば、LDやOLEDによる光源であってもよい。複数の光源111は、基板112に並べて配置される。また、複数の光源111は、同じ色の光を発する。例えば、複数の光源111は、白色の光を発する。なお、複数の光源111によって異なる色の光が発されてもよい。また、1の光源111によって異なる色の光が発されてもよい。
基板112は、複数の光源111が配置される光源配置面(第1面)を有する。また、基板112の配置面は、平面である。従って、基板112は平面形状の配置面を有した平面基板であるといえる。また、基板112は、第1面と反対側の面(第2面)を有する。基板112の第2面側には、ベースプレート114が配置される。また、基板112は、ベースプレート114に固定される。
カバー113は、基板112の第1面に配置された複数の光源111を覆うようにして取り付けられる。また、カバー113は、照明空間内に配置される。複数の光源111は、基板112とカバー113によって囲まれた空間、または、ベースプレート114とカバー113によって囲まれた空間に配置される。
カバー113は、基板112の第1面と対向する主面113Aを有する。また、カバー113は、主面113Aの外縁から第1面側へと延びる1または複数の側面113Bを有する。
カバー113の主面113Aは、複数の光源111から発された光が外部へと照射される主照射面となる。つまり、カバー113の主面113Aが、照明灯具10の主な発光面となる。また、複数の光源111から発された光は、カバー113の側面113Bからも、外部へと照射される。
カバー113は、主面113Aと1または複数の側面113Bによる凹部を有している。カバー113の凹部は、複数の光源111を覆う。図示される照明灯具10の例では、第1面側からみた平面視で、主面113Aの外形は矩形で構成される。また、主面113Aは、一辺が30cm以上の長方形で形成される。なお、主面113Aの外形は矩形でなくてもよく、例えば、円形や、楕円形などであってもよい。ここで、第1面側と、主照射面側と、は同じである。また、第2面側と、取付面側と、は同じである。
カバー113は、光源111が発する光に対し透光性を有する。主面113A及び1または複数の側面113Bは、複数の光源111から発される光に対して透光性を有する。主面113Aおよび1または複数の側面113Bは、複数の光源111から出射された光を透過させ照明灯具10の外側へと出射させる。また、カバー113は、複数の光源111が発する光に対して光拡散性を有する。
カバー113は、例えば透光性の樹脂部材に酸化チタン等を分散させて形成することができる。また、カバー113は、乳白色に形成される。なお、乳白色に限らなくてもよい。樹脂部材としては、例えばアクリル樹脂を採用することができ、例えばポリメタクリル酸メチル樹脂を採用することができる。
ベースプレート114は、基板112が配置される基板配置面を有する。また、ベースプレート114の基板配置面とは反対側の面に、電気接続部115が配される。電気接続部115が配される面は、取付面側に位置する。
ベースプレート114は、例えば金属板であり、光源から発生する熱に対する放熱板として機能する。電気接続部115は、電力の供給を受けるための電気的な接続口である。例えば、電気接続部115は、コネクタである。
照明部11のカバー113の主面113Aからベースプレート114までの長さ(厚さ方向の長さ)は3.0cmを超えない。例えば、厚さ方向の長さが1.5cm以上2.5cm以下の範囲内にある。また、照明部11によって照明空間に照射される照明は、3000lm以上の明るさを有している。また、照明部11の主照射面の面積は、少なくとも900cm以上である。なお、これらの条件の1以上を満たさない照明部11であってもよい。例えば、3.0cmを超える厚みを有していてもよい。
支持部材121は、固定部122と、延長部123と、を有する。固定部122は、照明部11に固定するための部分である。固定部122は、ベースプレート114に固定される。また、固定部122は、取付面側に配される。また、固定部122は、配線設備空間内に位置する。例えば、固定部122のねじ穴を利用してベースプレート114とねじ止めし、支持部材121を照明部11に固定することができる。
延長部123は、天井面に平行な平面方向に関して、照明灯具10の大きさを天井下地の格子の大きさに合わせるために、照明部11では足りない領域を補う部分である。照明灯具10では、1または複数の支持部材121を有さない状態では、天井2に平行な平面方向の大きさが、照明灯具10が設置される天井バー40による格子の大きさよりも小さい。または、照明灯具10の周りに設置される天井材20よりも小さい。
延長部123は、天井面に平行な平面方向に延びる平面で構成される。延長部123は、天井下地に照明灯具10が設置された状態で、隣の格子に設置される天井材20と、同一平面上に配置される。つまり、隣の格子に設置される天井材20と共に、天井面を形成する。
また、延長部123は、第1面側からみた平面視で、カバー113から連続し、カバー113の凹部の外縁よりも法線方向で最大0.5cm以上外側に延びる。またあるいは、最大1.0cm以上外側に延びる。またあるいは、最大2.5cm以上外側に延びる。またあるいは、最大5.0cm以上外側に延びる。
また、延長部123は、第1面側からみた平面視で、カバー113から連続し、カバー113の凹部の外縁よりも法線方向で少なくとも0.5cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも1.0cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも2.5cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも5.0cm以上外側に延びる。
例えば、主照射面が矩形の照明部11として、一辺が45cmの照明部11と、一辺が57cmの照明部11と、を用意する。天井下地の格子間距離の典型的な一例としては、格子間距離が60cm程度のものがある。なお、60cm程度としたのは、格子間距離については、あらゆる建物で厳密に等しくなっているわけではなく、ある程度の範囲があるためである。例えば、格子間距離が64cmの場合もある。延長部123により長さを補うことで、これら2つのサイズの照明部11をシステム天井に設置することができる。また、延長部123により長さを補うようにすれば、照明部11の主照射面の大きさを調整するよりも、微調整がしやすい。
またさらに、一辺が45cmの照明部11や一辺が57cmの照明部11は、システム天井ではなく、天井材20に設置するような場合にも利用することができる。この場合は、照明部11に拡張部12を固定する必要はない。つまり、少なくとも照明部11を有し、選択的に照明部11に固定される拡張部12を有する照明灯具10は、天井下地への設置や天井材20への設置に柔軟に対応することができる。
1または複数の支持部材121は、第1面側からみた平面視で、カバー113の主照射面を囲い、かつ、主照射面の全周に亘って主照射面の外縁よりも法線方向で最大0.5cm以上外側に延びる。またあるいは、最大1.0cm以上外側に延びる。またあるいは、最大2.5cm以上外側に延びる。またあるいは、最大5.0cm以上外側に延びる。
1または複数の支持部材121は、第1面側からみた平面視で、カバー113の主照射面を囲い、かつ、主照射面の全周に亘って主照射面の外縁よりも法線方向で少なくとも0.5cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも1.0cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも2.5cm以上外側に延びる。またあるいは、少なくとも5.0cm以上外側に延びる。
また、延長部123によって、照明灯具10の大きさがカバー113の凹部の大きさよりも、天井面に対応する面方向に1.0cm以上拡張される。またあるいは、2.0cm以上拡張される。またあるいは、5.0cm以上拡張される。またあるいは、10.0cm以上拡張される。
第1面側からみた平面視で、照明部11は、1または複数の支持部材121に囲まれる。1または複数の支持部材121は、第1面側からみた平面視で、照明部11の主照射面の全周を囲う。また、第1面側からみた平面視で、1または複数の支持部材121の延長部123の外形は矩形である。1または複数の支持部材121の延長部123の外形が、照明空間側における照明灯具10の外形となる。
図示される照明灯具10では、矩形の外形の各辺に沿って、それぞれ支持部材121が固定されている。そのため、4つの支持部材121の固定部122がベースプレート114に固定されている。
また、第1面側からみた平面視で、1または複数の支持部材121の延長部123は、カバー113の主面113Aとは重ならない。また、1または複数の支持部材121の延長部123の内縁は、第1面側からみた平面視で、主面113Aよりも外側にある。また、1または複数の支持部材121の内縁は、第1面側からみた平面視で、主面113Aよりも外側にある。
また、主面113Aは、照明空間において、延長部123よりも下方に突出する。また、カバー113の1または複数の側面113Bの少なくとも一部は、照明空間において露出する。例えば、1または複数の側面113Bは、上下方向に1.0cm以上の幅を有して露出している。
支持部材121は、厚さ3.0mm未満の板材、つまり薄板から形成することができる。薄板で形成することで、支持部材121の軽量化に貢献できる。なお、薄板でなくてもよい。例えば、厚さ3.0mm以上6.0mm未満の中板などを使用してもよい。
支持部材121は、例えば、薄鋼板を、適当な形状に加工して形成することができる。薄鋼板は、曲げや切断などの加工が容易な、加工性に優れた材料である。また、支持部材121は、下面側からみえる面に塗装を施したカラー鋼板を用いて形成することができる。図示される支持部材121の下面側からみえる面は、白色に塗装されている。なお、支持部材121は鋼板に限らず、金属その他の材料から形成することができる。また、塗装を施す場合、白色以外の色に塗装されていてもよい。
図示される照明灯具10では、天井面に平行な平面において、照明部11の外形、つまり、カバー113の主面113Aの外形が、一辺45cmの正方形であり、照明灯具10の外形が、一辺60cmの正方形となっている。従って、第1面側からみた平面視で、延長部123が、主面113Aの正方形の各辺から、辺に垂直な方向に7.5cm延びるようにして、各辺に対応する拡張部12は照明部11に固定されている。
なお、延長部123によって延長される長さはこの例に限らない。必要な照明を照らすのに十分な発光面の大きさを照明部11が確保し、その上で、1または複数の支持部材121によって照明灯具10の大きさを拡張することで、天井材20の大きさ、または、天井下地の格子の大きさに照明部11の大きさを合わせる必要がなくなる。
このように、照明部11の主照射面の形状に依存せずに、天井下地の格子に合わせた大きさで照明灯具10を実現するという目的に照らせば、1または複数の支持部材121によって、少なくとも1.0cm以上は拡張されるのが適当であり、また、格子間距離の二分の一以下で拡張されるのが好ましい。
取付部124は、照明灯具10を天井バー40に取り付けるための部品であり、例えば、フックの形状を有している。取付部124は、照明の設置工事において、躯体に固設されている格子状の天井バー40に照明灯具10を設置するために用いられる。複数の取付部124が、天井バー40に取り付けられる。例えば、フック形状の取付部124をTバーである天井バー40に引っ掛けて、取り付けることができる。取付部124は、取付面側に設けられる。また、取付部124は、配線設備空間内に位置する。
図7及び図8は、照明灯具10が天井2に設置された状態を示す図である。図7は、照明空間側(居室空間側)からみた斜視図であり、図8は、配線設置空間側(天井裏空間側)からみた斜視図である。
図7に示すように、照明灯具10の延長部123は、照明灯具10の周りに設置される天井材20によって形成される天井面と同じ平面上に設けられる。また、主照射面となるカバー113の主面113Aは、天井面よりも下方に突出する。また、カバー113の1または複数の側面113Bが、照明空間において露出する。これにより、1または複数の側面113Bから出射される光も、照明の一部として利用することができる。
また、図8に示すように、天井裏では、拡張部12によって天井下地の格子と同じ大きさとなった照明灯具10の外縁に設けられた複数の取付部124が、天井バー40に取り付けられている。これにより、照明灯具10が天井バー40に支持される。
<第2実施形態>
次に第2実施形態に係る照明灯具10Aについて説明する。図9は、照明灯具10Aの斜視図である。照明灯具10Aは、照明部11におけるカバー113の主面113Aと、拡張部12における支持部材121の延長部123とが、同一平面上に設けられている点で、第1実施形態の照明灯具10と異なる。そのため、カバー113の1又は複数の側面113Bは、照明空間において露出しない。その他の点については、照明灯具10に対して説明した内容と同様である。
照明灯具10Aによれば、天井2に設置したときに、照明空間側からみて、天井材20と照明灯具10Aが、同一平面上に並んで配置されるため、1または複数の照明灯具10Aと1または複数の天井材20とで構成される1の天井面を設けることができる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態に係る照明灯具10Bについて説明する。図10は、照明灯具10Bの斜視図である。図11は、照明灯具10Bを第1面側からみた平面図である。図12は、照明灯具10Bを第2面側からみた平面図である。また、図13は、照明灯具10Bが天井2に設置された状態における断面図である。
図示される照明灯具10Bは、図示される第1実施形態に係る照明灯具10と比べ、主照射面の大きさに対して延長部123によって拡張される長さの割合が小さい。また、照明灯具10Bでは、照明部11のカバー113に、フランジ部113Cが設けられている。
フランジ部113Cは、カバー113の外縁に形成され、カバー113の凹部を囲うようにして設けられる。また、フランジ部113Cは、支持部材121によって支持される。また、このフランジ部113Cが、ベースプレート114と支持部材121の延長部123とに挟まれている。これにより、カバー113は支持部材121に支持される。
第1面側からみた平面視で、カバー113の外縁は、1または複数の支持部材の延長部123によって隠れている。また、第1面側からみた平面視で、カバー113の1または複数の側面113Bは、1または複数の支持部材の延長部123よりも内側にある。
天井2に垂直な平面視で、天井面に平行な方向に関し、延長部123の長さは、天井バー40とカバー113の間の距離よりも大きい。また、フランジ部113Cは、延長部123及び天井材20が形成する天井面よりも上方に位置する。また、延長部123は、第1面に平行な平面であって、第1面に垂直な方向において、フランジ部113Cと主面113Aの間に位置する平面で構成される。
照明灯具10Bにおいて、1または複数の支持部材121は、フランジ部113Cの一部であって主面113Aの外縁の一部に沿った部分である領域を支持する支持部材と、フランジ部113Cの他の一部であって主面113Aの外縁の一部に沿った部分である領域を支持する他の支持部材と、を含む。前者を第1支持部材121、後者を第2支持部材121とすると、第2支持部材121は第1支持部材121に固定される。
図示される照明灯具10Bでは、1または複数の支持部材121は、それぞれフランジ部113Cの一部であって矩形の主面113Aの外形の各辺(第1辺から第4辺)に沿った部分である領域を支持する4つの支持部材を含む。また、この第2辺に対応する支持部材121は第1辺に対応する支持部材121に固定され、第3辺に対応する支持部材121は第1辺に対応する支持部材121に固定され、第4辺に対応する支持部材121は第2辺及び第3辺に対応する支持部材121に固定される。
複数の支持部材121を用いて主照射面の周りを囲うことで、支持部材121の取り付け位置の微調整がしやすくなる。
照明灯具10Bの温度は、使用時間や、外気温、季節などによって変動するため、この変動によってカバー113は膨張収縮を起こす。照明灯具10Bでは、フランジ部113Cを挟むようにしてカバー113を支持するため、カバー113の膨張収縮による主照射面の変形を抑制することができ、照明の品質を安定させることができる。
<第4実施形態>
次に第4実施形態に係る照明灯具10Cについて説明する。図14は、照明灯具10Cの斜視図である。図15は、照明灯具10Cが天井2に設置された状態における断面図である。
照明灯具10Cは、照明部11におけるカバー113の主面113Aと、拡張部12における支持部材121の延長部123とが、同一平面上に設けられている点で、第3実施形態の照明灯具10Bと異なる。また、同一平面上に設けるために、拡張部12は、押さえ部123Aと高さ調整部123Bを有する。
照明灯具10Bでは、延長部123によってフランジ部113Cは支持されたが、照明灯具10Cでは、延長部123よりも上方に位置する押さえ部123Aによってフランジ部113Cは支持される。また、高さ調整部123Bは、延長部123が。カバー113の主面113Aと同じ平面上に位置するように、押さえ部123Aと延長部123との間を繋ぐ。
照明灯具10Cによれば、天井2に設置したときに、照明空間側からみて、天井材20と照明灯具10Cが、同一平面上に並んで配置されるため、1または複数の照明灯具10Cと1または複数の天井材20とで構成される1の天井面を設けることができる。
<第5実施形態>
次に第5実施形態に係る照明灯具10Dについて説明する。図16は、照明灯具10Dを第1面側からみた平面図である。照明灯具10では、照明空間側からみた照明灯具10Dの外形と、主照射面の外形とが、相似関係にあったが、照明灯具10Dでは、照明空間側からみた照明灯具10Dの外形と、主照射面の外形とが、相似関係にない。
図示される照明灯具10Dでは、主面113Aの外形は円形となっているが、外形の形状はこれに限らなくてもよい。このように、拡張部12によって照明空間側における照明灯具10Dの外形を天井バー40の格子に合わせることができるため、照明部11の主照射面の形状は特に制限されず、柔軟な照明設計が可能となる。
各実施形態に記載の照明灯具は、オフィスビルや駅構内等の種々の建築物の設置される照明分野で使用することができる。
1 建築物
2 天井
3 床
4 壁
5 窓
10、10A、10B、10C、10D 照明灯具
11 照明部
111 光源
112 基板
113 カバー
113A 主面
113B 側面
113C フランジ部
114 ベースプレート
115 電気接続部
12 拡張部
121 支持部材
122 固定部
123 延長部
123A 押さえ部
123B 高さ調整部
124 取付部
20 天井材
30 電気配線
40 天井バー

Claims (10)

  1. 建造物に設置される照明灯具であって、
    複数の光源と、
    前記複数の光源が配置される第1面と、前記第1面の反対側の面である第2面と、を有する平面基板と、
    前記複数の光源を覆う凹部を有し、前記第1面側に配置される透光性カバーと、
    前記第2面側に配置され、前記平面基板を固定するベースプレートと、
    前記ベースプレートに固定される固定部と、前記第1面側からみた平面視で、前記透光性カバーから連続し、前記凹部の外縁よりも法線方向で最大1.0cm以上外側に延びる延長部と、を有する1または複数の支持部材と、
    を備え、
    前記凹部は、前記第1面と対向し、かつ、前記複数の光源から出射された光を透過させ前記照明灯具の外側へと出射させる、主照射面を有し、
    前記1または複数の支持部材の前記延長部の内縁は、前記第1面側からみた平面視で、前記主照射面よりも外側にある照明灯具。
  2. 前記1または複数の支持部材は、前記第1面側からみた平面視で、前記主照射面を囲い、かつ、前記主照射面の全周に亘って前記主照射面の外縁よりも法線方向で最大1.0cm以上外側に延びる請求項1に記載の照明灯具。
  3. 前記透光性カバーは、外縁に形成され、前記凹部を囲うフランジ部をさらに有し、
    前記支持部材は、前記凹部よりも外側で前記フランジ部を支持し、
    前記延長部は、前記第1面に平行な平面であって、前記第1面に垂直な方向において、前記フランジ部と前記主照射面の間に位置する平面である請求項1または2に記載の照明灯具。
  4. 前記フランジ部は、前記ベースプレートと前記支持部材に挟まれる請求項3に記載の照明灯具。
  5. 前記1または複数の支持部材は、前記フランジ部の一部であって前記主照射面の外縁の一部に沿った部分である第1領域、を支持する第1支持部材と、前記フランジ部の他の一部であって前記主照射面の外縁の一部に沿った部分である第2領域、を支持し前記第1支持部材に固定される第2支持部材と、を含む、請求項3または4のいずれか一項に記載の照明灯具。
  6. 前記第1面側からみた平面視で、前記主照射面の外形は矩形である請求項3または4のいずれか一項に記載の照明灯具。
  7. 前記1または複数の支持部材は、
    前記フランジ部の一部であって前記主照射面の外形の第1辺に沿った部分である第1領域、を支持する第1支持部材と、
    前記フランジ部の他の一部であって前記主照射面の外形の第2辺に沿った部分である第2領域、を支持し、前記第1支持部材に固定される第2支持部材と、
    前記フランジ部の他の一部であって前記主照射面の外形の第3辺に沿った部分である第3領域、を支持し、前記第1支持部材に固定される第3支持部材と、
    前記フランジ部の他の一部であって前記主照射面の外形の第4辺に沿った部分である第4領域、を支持し、前記第2支持部材及び前記第3支持部材に固定される第4支持部材と、
    を含む、請求項6に記載の照明灯具。
  8. 前記第1面側からみた平面視で、前記1または複数の支持部材の前記延長部の外形は矩形である請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明灯具。
  9. 前記照明灯具は、建築物の躯体に固設されている格子状の天井バーに設置され、
    前記1または複数の支持部材の前記延長部の外形は、前記天井バーに設置され、隣り合って配置される天井材の外形と同じ大きさである請求項1乃至8のいずれか一項に記載の照明灯具。
  10. 建築物の天井に照明灯具を設置する方法であって、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載される照明灯具を準備する工程と、
    前記照明灯具と、天井裏に設けられた電気配線と、を電気的に接続する工程と、
    前記照明灯具を、建築物の躯体に固設されている格子状の天井バーに設置する工程と、を有し、
    前記照明灯具は、前記1または複数の支持部材を有さない状態では、前記照明灯具の周りに設置される天井材よりも、天井に平行な平面方向の大きさが小さいことを特徴とする設置方法。
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