JPS6320008Y2 - - Google Patents

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JPS6320008Y2
JPS6320008Y2 JP3021184U JP3021184U JPS6320008Y2 JP S6320008 Y2 JPS6320008 Y2 JP S6320008Y2 JP 3021184 U JP3021184 U JP 3021184U JP 3021184 U JP3021184 U JP 3021184U JP S6320008 Y2 JPS6320008 Y2 JP S6320008Y2
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JP
Japan
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half mirror
light guide
duct
lighting fixture
mirror
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Application number
JP3021184U
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JPS60142414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は太陽光を屋内等に導く照明付採光装
置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、屋外の光を内面が反射鏡からなる導光ダ
クトで屋内に導く採光装置において、屋内放光部
直下の照度を補うために、導光ダクト内に照明器
具を設けたものが提案されている。しかし、照明
器具を取り付けることによつて、太陽光の反射が
妨げられ、導光ダクトの効率が低下するという問
題があつた。すなわち、第7図に示すように、導
光ダクト40の照明器具41に入射した太陽光
は、照明器具41の反射板42で反射して上方へ
太陽光が戻り、屋内に採光される効率が低下す
る。
〔考案の目的〕
この考案は照明器具の取付けによつて導光ダク
トの効率を低下させることのない照明付採光装置
を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の照明付採光装置は、導光ダクトの周
壁の一部をハーフミラーとし、その外部に照明ラ
ンプを設けたものである。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示
す。この照明付採光装置は垂直型としたものであ
り、屋根の上や屋上等の屋外に設置される屋外採
光部Aと、屋根、天井裏、天井を貫き屋内に達す
る導光ダクト部Bと導光ダクト部Bより導いてき
た光を屋内に放射させる屋内ユニツト部Cとから
構成されている。屋根3に開口されている開口部
6の周囲に断面コ字形の取付枠7が配設され、こ
の取付枠7の上面に木枠8が取付けられている。
また、木枠8の開口部周縁の上面にはドーム取付
具9、ガラス取付具10が配設され、ガラス取付
具10には透光性のガラス板11が取着され、ド
ーム取付具9にて透光性の採光ドーム12がガラ
ス板11の上方に設置されている。導光ダクト部
Bは主に角筒状の導光ダクト2から構成されてお
り、導光ダクト2の中途には照明器具16が4台
各側面に設けられている。屋内ユニツト部Cはル
バー13と、天井板4の開口部に屋内側に臨ませ
ているルーバー枠14等から構成されている。4
は天井板である。ルーバー枠14を天井板4の開
口部に臨ませ、太陽光を導光ダクト2を介して屋
内に導いている。15は天井板4を吊る吊りボル
トである。
第2図および第3図は、導光ダクト部Bの照明
器具取付箇所の断面図である。導光ダクト2は、
ダクト枠体17と、4面の厚さ2mmの鏡18と、
照明器具16の前面を覆う範囲で鏡18の代わり
に設けたハーフミラー19とで構成されている。
なお、鏡18とハーフミラー19とはこのように
別体とせずに、1枚のガラス板の一部をハーフミ
ラーに、他の部分を鏡に形成したものであつても
よい。照明器具16は、導光ダクト2の外周に張
り出す形で照明器具取付枠20を介してダクト枠
体17に取付けられる。鏡18とハーフミラー1
9は、ダクト枠体17に設けられたミラー取付溝
21に、導光ダクト2の上部または下部からスラ
イドさせて取付けられる。照明器具16は20Wの
直管けい光ランプ22と反射板23とを有する。
このように、導光ダクト2の照明器具16を設
けた部分の壁面をハーフミラー19で形成したた
め、照明器具部分に入射した太陽光はハーフミラ
ー19により第4図のように反射する。ハーフミ
ラー19に入射する太陽光には直射光と、導光ダ
クト2内で反射した拡散光とがあるが、いずれに
おいても、入射角度θが小さい場合は全反射す
る。入射角度θが大きい場合は一部(50%程度)
反射する。ハーフミラー19を透過した光は、屈
折して照明器具16の反射板23で反射され、再
度ハーフミラー19を透過して導光ダクト2の内
部に導かれる。このように、照明器具16の配置
部分に入射した太陽光は、ハーフミラー19によ
る反射により、あるいは再透過により大部分が導
光ダクト2の屋内端側に出て行く。そのため、照
明器具16の取付けによつて導光ダクト2の効率
が低下することが回避される。また、屋内側より
導光ダクト2の内部を見たときに、照明器具16
が見えず、意匠の展開が有利になる。
第5図はハーフミラーの取付構造の変形例を示
す。この例は、ハーフミラー19をT形金具24
で押え込んでダクト枠体17に固定したものであ
る。取付けにあたつては、まずハーフミラー19
を照明器具16の前面に押し当てて、この後ハー
フミラー19を片方にずらせて一側縁をダクト枠
体17のミラー取付溝21に嵌め込む。ついでT
形金具24を、ハーフミラー19の他側縁とダク
ト枠体17のミラー取付溝21の内面との間の隙
間に差し込み、ミラー取付溝21に設けられた突
起21aにねじ25で固定する。このように構成
した場合、ハーフミラー19を導光ダクト2の内
部から簡単に着脱できるので、照明器具16の補
習やランプ交換が簡単に行える。
第6図は、水平型とした実施例を示す。この例
は、導光ダクト2′を建物27の天井28の上方
に水平に設け、導光ダクト2′の出口部の傾斜面
部29に照明器具16′を設けたものである。照
明器具16との対応範囲で導光ダクト2′の壁面
をハーフミラー19′とし、他の部分は鏡で構成
している。30は吊りボルトである。この場合に
も、第1の実施例と同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
この考案の照明付採光装置は、照明器具の取付
けによつて導光ダクトの効率を低下させることを
回避でき、しかも照明器具が屋内側から見えず、
意匠的にも優れているという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断正面図、第
2図はその横断平面図、第3図は同じくその部分
拡大縦断面図、第4図は同じくその作用説明図、
第5図は他の実施例の部分断面図、第6図はさら
に他の実施例の縦断側面図、第7図は従来例の作
用説明図である。 2,2′……導光ダクト、3……屋根、4……
天井、16,16′……照明器具、17……ダク
ト枠体、18……かがみ、19……ハーフミラ
ー、23……反射板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁の一部がハーフミラーからなり他の部分が
    鏡で形成されて入口が屋外に出口が屋内に配置さ
    れる筒状の導光ダクトと、ハーフミラーの外部に
    設けた照明器具とを備えた照明付採光装置。
JP3021184U 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置 Granted JPS60142414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3021184U JPS60142414U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3021184U JPS60142414U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60142414U JPS60142414U (ja) 1985-09-20
JPS6320008Y2 true JPS6320008Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=30529704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3021184U Granted JPS60142414U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 照明付採光装置

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JP (1) JPS60142414U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60142414U (ja) 1985-09-20

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