JPS637627Y2 - - Google Patents

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JPS637627Y2
JPS637627Y2 JP761681U JP761681U JPS637627Y2 JP S637627 Y2 JPS637627 Y2 JP S637627Y2 JP 761681 U JP761681 U JP 761681U JP 761681 U JP761681 U JP 761681U JP S637627 Y2 JPS637627 Y2 JP S637627Y2
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JP
Japan
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wall
ceiling
panel
floor
equipment unit
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JP761681U
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JPS57120615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は設備ユニツトの梁逃げ成形パネルの改
良に係るものである。
従来設備ユニツトを建築物躯体に設置する場
合、建築物躯体の設置空間に建築物の梁があつて
も設備ユニツトの天井パネル上方に位置していた
ので何ら問題はなかつた。しかし、近来土地の高
騰により建築物躯体の天井高さを従来より低くし
て建築物の一定高さ内に階数を増やし床面積の有
効活用を図ることが常識となつてきたので、設備
ユニツトの設置空間内に梁があつた場合、設備ユ
ニツトの一側面部上方の天井の角隅部が梁に当り
設置空間内に設置できず梁を逃げて設置するの
で、梁の下方部はデツトスペースとなりそれ丈部
屋の有効面積を狭くしてしまう欠点があつた。
上記欠点を解決せんがため、梁に当る部分の天
井パネルの一端及び壁パネル上方部の一端を切欠
きL字状に形成させた別体のカバーを室内側へ突
出させ、しかも室外側へは凹所を形成して天井パ
ネルと壁パネルに接続し、凹所内に梁が納まるよ
う設備ユニツトを形成させていたが、カバーの製
作工程及び組立て作業の増加に併い原価高となる
欠点を有するものであつた。この欠点を解決せん
がため第3図に示すごとく天井パネルの梁当接部
を下方へL字状に折曲し一体又は一体的に形成し
た天井パネルが考案された。しかしこの天井パネ
ルにおいても下記の如くの欠点を有するものであ
つた。
1 通常設備ユニツトの壁パネルには人間が寄り
掛つたり、また灯具、カーテンバー、鏡等の器
具を取り付けるために、天井パネル以上の剛性
が必要とされる。例えば「JIS−A4410住宅用
設備ユニツト」の天井及び壁に対する撓みの規
定では、天井が4Kgfの荷重に対し10mm以下の
撓みであるのに対し、壁パネルでは10Kgfの荷
重に対し7mm以下となつている。従つて、梁逃
げ部を天井パネルと一体に形成し梁逃げ部の垂
直面にカーテンバー、灯具等の器具を取付けた
場合には、天井パネル全体の剛性を壁パネルと
同等又はそれ以上にするか、あるいは器具取付
部において適当な補強を施す必要があり、いず
れも高価なものとなる欠点を有するものであつ
た。
2 通常、天井パネルと壁パネルは異なつた材質
により異なつた色相を呈している。従つて灯具
あるいはカーテンバーを天井パネルの延長部で
ある梁逃げ部に取付けた場合、壁パネルに取付
けられる他の器具、例えば鏡、シヤワーフツク
等とは取付面の色相が異なつたものとなり、デ
ザイン上の整合性が得られないという欠点があ
つた。
本考案は叙上の欠点に鑑みてなされたものであ
り、剛性の強い壁パネルを利用して壁パネルの上
方部に梁逃げ部を一体に形成しその梁逃げ部の垂
直面に補強を施すことなく灯具、カーテンバー等
の器具を取り付けることを可能とし、且つデザイ
ン上調和のとれた梁逃げ成形パネルを安価に提供
せんことを目的としたものである。
本考案の実施例を第1図乃至第2図に基き以下
説明する。
1は、床部2、側壁部3及び天井部4からなり
内部に浴槽5、洗面器6等を備えた設備ユニツト
である。天井4及び両側壁7,8は梁9の方向に
梁9が当接する幅及び高さが切欠かれており断面
L字状に形成されている。10は設備ユニツト1
の四方壁のうち梁9下方の一側壁全面を覆う幅を
有し上方へ向つて垂直平面部を形成し梁9の下方
位置より室内側へ水平に折曲し、さらにその先端
を当接する梁9の側面と平行に立ち上がらせ垂直
面11を設け、幅方向の上端部及び下端部を室外
側へ平行に折り返して天井部4及び床部2の折続
部12,13を設け合成樹脂、または化粧板等に
より一体に形成してなる梁逃げ成形パネルであ
る。
尚、梁逃げ成形パネルと天井部、側壁部との接
続は第1図、第2図に図示はしていないが、天井
部、側壁部に梁逃げ成形パネルの接続部以外の接
続部を設けてシール材等を介してボルトナツトま
たはビス等で締結するものである。
従つて、本考案は上記構成よりなるので、梁逃
げ成形パネルの垂直面に灯具、カーテンバー等を
取付けても特に梁逃げパネルに補強を必要とせず
安価に製作し提供でき得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図。第2図
は本考案の実施例を示す部分断面図。第3図は従
来の実施例を示す部分断面図。 符号の説明、1……設備ユニツト、2……床
部、3……側壁部、4……天井部、5……浴槽、
6……洗面器、7……側壁、8……側壁、9……
梁、10……梁逃げ成形パネル、11……垂直
面、12……接続部、13……接続部、14……
灯具、15……カーテンバー、16……鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床部、側壁部、天井部からなり内部に浴槽、洗
    面器、便器等を備えた設備ユニツトの室壁を構成
    する壁面において、一側壁全面を一体に覆いしか
    も壁面の上方部を室内側へ折曲して立上らせ、上
    端及び下端部に天井部及び床部との接続部を設け
    合成樹脂又は化粧板等で一体に形成し壁面上方部
    外側に凹部を設けてなることを特徴とする梁逃げ
    成形パネル。
JP761681U 1981-01-21 1981-01-21 Expired JPS637627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP761681U JPS637627Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

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JP761681U JPS637627Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57120615U JPS57120615U (ja) 1982-07-27
JPS637627Y2 true JPS637627Y2 (ja) 1988-03-04

Family

ID=29805837

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JP761681U Expired JPS637627Y2 (ja) 1981-01-21 1981-01-21

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JPS57120615U (ja) 1982-07-27

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