JPH0738226Y2 - 貯水槽開口等への落下防止枠 - Google Patents

貯水槽開口等への落下防止枠

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JPH0738226Y2
JPH0738226Y2 JP1989032867U JP3286789U JPH0738226Y2 JP H0738226 Y2 JPH0738226 Y2 JP H0738226Y2 JP 1989032867 U JP1989032867 U JP 1989032867U JP 3286789 U JP3286789 U JP 3286789U JP H0738226 Y2 JPH0738226 Y2 JP H0738226Y2
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博高 長島
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長島鋳物株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貯水槽開口等に人や物が落下するのを防止する
枠に関し、特にホースの抑えに適したものである。
(従来技術) この種の開口を覆えるものにはマンホールへの出入りの
ための補助梯子があり、例えば実公昭60-33163号のもの
が公知である。その梯子は、その脚を蓋受枠に設けられ
た枢着片の孔に抜き差し可能に軸支して起伏させ、伏せ
たときに開口を覆う構造を有する。
しかし、従来のこの種の梯子は組立てや操作が面倒であ
り、ホースの抑えに適した構造ではなく、また抜き差し
する脚部と孔との間に塵埃等異物が詰まると動作が渋く
なる虞れもあった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は前記の点に着目したもので、その課題は、構造
を極く簡略化し、ホースを効果的に抑えられ、さらに取
付部に脚を抜き差しすることで起伏させることができ、
塵埃等が付着しても円滑に操作ができ、開口への人や物
の落下を防止できると同時に、口内の出入りの際の補助
ともなるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は少なくとも2本の縦杆
10、10と横杆11、11を交叉状に組んでそれらによって囲
まれるホース類の挿入口20を形成し、かつ開口9へ横た
えて人や物などの落下を防止するようにした枠本体5を
備え、各枠取付部3に形成された略上下方向の嵌合口4
に遊嵌して枠本体5を起立させる直杆部6を各縦杆10、
10の一端部に設け、嵌合口4に遊嵌したときに枠本体5
が開口上に横たわるように、直杆部6に対して略直角に
形成された曲杆部7を各直杆部6、6に連続して設け、
枠本体5を起立させたときに、取付部3の上面3aに衝止
して位置を規定する係止突起6と、該突起16が前記上面
3aに衝止したときに、嵌合口4に形成した切欠14と係合
する係合片13とを前記直杆部6に突設し、開口上に横た
えた枠本体5の他端部を支えるための支持部8を枠取付
部3の向い側の開口内に設けるという手段を講じたもの
である。
(実施例) 図面を参照して説明すると図示の開口は通常良く見られ
る円形の蓋体1とそれを受け支える枠体2とから成る貯
水槽用のものである。
枠体2の開口9の下部に、開口縁より内方へ向けて2個
の枠取付部3が所要の間隔つまり落下防止枠の枠本体5
を構成する一対の縦杆10、10の間隔で設けられ、それに
は上下に貫通する嵌合口4が夫々形成されている。11は
枠本体5の縦杆10、10をつなぐ横杆で、これら縦横の杆
10、10、11、11、によって囲まれる部分がホースHの挿
入口20を構成する。12は手掛けで、枠取付部3に一端が
接続し、他端は開口内壁に接続しているので、取付部、
手掛け双方の強度が単体の場合よりも向上し得る。枠取
付部3は従来の類似の構造体に比較すると肉薄く形成さ
れ、かつそこに開口した嵌合口4は落下防止枠の嵌合部
分よりも前後にやや長く、遊びをもって嵌合するように
設定されている。
枠本体5の下部横杆11より下方の部分は、前記嵌合口4
に遊嵌でき、その状態で落下防止枠を起立させることが
できる直杆部6になっている。その直杆部6の上端内側
には、起立した落下防止枠が動かないように規制するた
めの左右方向の係合片13が突設され、これを係合させる
切欠14が嵌合口4に形成されている。この係合片13は曲
り部15が終った位置にあるので、起立状態でのみ係合切
欠14と係合し、落下防止枠下部の抜き差しを妨げず、落
下防止枠を起立状態に保つように働く。曲杆部7は直杆
部6と曲り部15を介して連続した枠本体5の下端部で、
直杆部6に対して略直交方向へ突出している。例示のも
のでは直杆部6も曲杆部7も、枠本体5の縦杆10の一部
であり、縦杆は一様な太さの金属製棒状材よりなる。16
は直杆部6の内方側面に突設された係止突起であり、枠
取付部3の上面3aに衝止し落下防止枠の位置を規定す
る。この係止突起16は下位の横杆11で兼ねることもでき
る。
曲杆部7を嵌合口4に嵌めたとき落下防止枠の先端は開
口9の向い側で支えられるように設定されている。この
支えのため実施例では、支持部8として内方へ棚状に突
出する部分を開口内面に2個所要間隔で設けている。17
はその支持部8の上面に形成された受け溝で、梯子先端
部を受け止め安定させる。
(作用) このように構成された落下防止枠は、例えば下端の曲杆
部7から各嵌合口4に差し込み、曲り部15を経て直杆部
6を嵌合口に遊嵌させた状態とすると起立するので、開
口9への出入りの際、孔内のステップへ足を載せるため
の手掛けとして機能する。また起立状態から若干上方へ
引出して、曲杆部7を嵌合口4に位置させると、先端は
支持部8の受け溝17に載り落下防止枠を開口上に横たえ
られる。
故にホースHを挿入口20から貯水槽内へ挿し入れると、
落下防止枠はそのホースHの抑えとなる。またホースH
を使わないときは人や物の落下防止になり、そのまま蓋
体1で開口9を閉じることもできる。なお、起立時は遊
嵌のため若干遊びはあるが、係合片13と切欠14の係合に
より最小にとどめられる。また係止突起16の枠取付部上
面3aへの係止により落込むこともなく、曲杆部7がある
ため簡単に引抜けたりする虞れもなく、安全に使用でき
る。
(効果) 従って本考案によれば、落下防止枠の下部に直杆部6と
曲杆部7を設け、これらは夫々嵌合口4に遊嵌させてい
るので、落下防止枠を持ってその姿勢を変えるだけで、
開口に横たわった状態にして落下を防止しかつホース類
の抑えとなる一方、起立状態にして出入りを安全にする
ことができる。特に落下防止枠の抜き差しする部分は遊
嵌状態にあり、直杆部6に設けた係止突起16が枠取付部
3の上面3aに衝止して位置を規定し、かつ係合片13が嵌
合口4の切欠14と係合するので起立状態で安定性が良
く、開口9へ横たえるには係合片13を切欠14から引き抜
き、ほぼ90度倒して曲杆部7を嵌合口4に遊嵌させれば
良いので、起伏操作は常に簡単であり、しかも曲杆部7
が枠取付部3の下に位置しているので簡単に外されるこ
ともなく安全性が高いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜視図、
第2図は断面図、第3図は平面図、第4図は梯子の正面
図、第5図は側面図、第6図は嵌合口の断面図、第7図
は支持部の断面図である。 1……蓋体、2……枠体、3……枠取付部、4……嵌合
口、5……落下防止枠の枠本体、6……直杆部、7……
曲杆部、8……支持部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体1により開閉可能な枠体2の開口9の
    下部に、内方へ向けて所要の間隔で2個の枠取付部3を
    設け、それを取り付け部として枠体2に装着する落下防
    止枠であって、 少なくとも2本の縦杆10、10と横杆11、11を交叉状に組
    んでそれらによって囲まれるホース類の挿入口20を形成
    し、かつ開口9へ横たえて人や物などの落下を防止する
    ようにした枠本体5を備え、各枠取付部3に形成された
    略上下方向の嵌合口4に遊嵌して枠本体5を起立させる
    直杆部6を各縦杆10、10の一端部に設け、嵌合口4に遊
    嵌したときに枠本体5が開口上に横たわるように、直杆
    部6に対して略直角に形成された曲杆部7を各直杆部
    6、6に連続して設け、 枠本体5を起立させたときに、取付部3の上面3aに衝止
    して位置を規定する係止突起16と、該突起16が前記上面
    3aに衝止したときに、嵌合口4に形成した切欠14と係合
    する係合片13とを前記直杆部6に突設し、 開口上に横たえた枠本体5の他端部を支えるための支持
    部8を枠取付部3の向い側の開口内に設けた構成を有す
    る貯水槽開口等への落下防止枠。
  2. 【請求項2】直杆部6の上部適所に、内側へ突出した係
    合片13を設け、これを係合させる切欠14を嵌合口4に形
    成した請求項第1項記載の貯水槽開口等への落下防止
    枠。
  3. 【請求項3】枠取付部3の上面に位置する直杆部6の側
    面に、前記上面に係止する係止突起16を設けた請求項第
    1項又は第2項記載の貯水槽開口等への落下防止枠。
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JPS6017904B2 (ja) * 1981-06-11 1985-05-07 日之出水道機器株式会社 転落防止機構付地下構造物用蓋
JPS633993U (ja) * 1986-06-25 1988-01-12

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