JPH026829Y2 - - Google Patents

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JPH026829Y2
JPH026829Y2 JP1983142733U JP14273383U JPH026829Y2 JP H026829 Y2 JPH026829 Y2 JP H026829Y2 JP 1983142733 U JP1983142733 U JP 1983142733U JP 14273383 U JP14273383 U JP 14273383U JP H026829 Y2 JPH026829 Y2 JP H026829Y2
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JP
Japan
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locking member
bent
door
towel
locking
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JP1983142733U
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JPS6048897U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロツカー、床頭台等の扉の裏面に着
脱自在に設けられたタオル掛装置に関するもので
ある。
ロツカー等の扉の裏面に左右一対の係止部材を
設け、該係止部材に、適宜形状に折曲したタオル
掛杆の両端を着脱自在に係止するようにしたタオ
ル掛装置は実公昭50−1134号や実公昭54−23546
号の公報に示すように種々のものが案出されてい
る。ところがいずれの場合も、その係合にあたつ
ては、係止部材に設けた係止孔にタオル掛杆の折
曲端を単に挿入する等して係合させているのみ
で、ために、タオル掛杆に下方から物が当つたり
すると簡単に外れ落ちたり、水平状態を保持でき
ず斜めに傾いたりし易いという欠点があつた。
そこで本考案では、このように扉裏面に左右適
宜隔てた係止部材に、タオル掛杆の左右両端部を
着脱自在に係止するにおいて、左右両係止部材を
中空状に形成して一方の係止部には前端面部に係
合孔を、他方の係止部材には前記一方の係止部材
に対面した一側板に切欠隙間と長溝とをそれぞれ
設け、タオル掛杆の左右両端を水平後方に屈曲し
て、屈曲部を形成し、一方の屈曲部は前記係合孔
に前方から挿入係止し、他方の屈曲部にはその先
端から下垂した足部を設け、該足部を前記切欠隙
間より他方の係止部材の中空部内の隅部に接当す
ると共に当該他方の屈曲部を前記長溝に嵌挿係止
させることにより、タオル掛杆に上下方向、前後
方向のいずれの方向から外力が加わつても、当該
タオル掛杆の弾性力が外力に抗して係止状態を保
持するように作用し、外れ落ちたりすることのな
いようにしたものである。
以下本考案を実施例に基づいて説明すると、1
はロツカー等の本体に回動自在に設けられた一枚
板より成る扉を示し、該扉1裏面の左右適宜高さ
部位には、鏡板2の左右両側縁をそれぞれ内側に
順次折曲して形成された折返し縁を利用した左右
一対の中空状係止部材3,3を配設する。両係止
部材3,3はそれぞれ鏡板2に連接した外側板
4,4′、鏡板2と略平行な前面板5,5′及び互
に対面しあうように設けられた内側板6,6′を
連接して成るもので、該係止部材3,3′と鏡板
2との間には略矩形の中空部が形成されている。
両係止部材3,3′のうち一方の係止部材3にお
ける前面板5には係合孔9を穿設し、他方の係止
部材3における内側板6′には、鏡板2表面との
間に後述するタオル掛杆11の足部14が挿通自
在となるよう適宜巾eの切欠隙間15を上下方向
に適宜範囲にわたつて設け、更に該内側板6′に
おける前記係合孔9と略同じ高さ部位には、切欠
隙間15に連通する長溝10を略水平方向に切開
く。
12は扉1裏面に該裏面より適宜隔ててタオル
掛部12′を水平配設するようにしてタオル掛杆
で、その両端を水平後方に鈍角に屈曲して屈曲部
13,13′を形成するにあたり、一方の屈曲部
13の曲げ角度を大きく、他方の屈曲部13′の
曲げ角度を前者よりやや小さくし、該他方の屈曲
部13′先端は更に下方略直角に折曲延出して足
部14を形成するものである。
このとき、両屈曲部13,13′先端間の距離
を両係止部材3,3′の外側板4,4′間の距離よ
り若干大きくすることが望しい。
このタオル掛杆12を前記両係止部材3,3′
に装着するには、前記足部14を切欠隙間15か
ら前記他方の係止部材3′の中空部内に挿通して
当該他方の係止部材3′の基部である外側板4′と
鏡板2との連接隅部に接当させると共にその屈曲
部13′は長溝10に嵌挿係止し、次で、タオル
掛杆12全体を内側に弾性曲げ変形させつつ一方
の屈曲部13を係合孔9に挿入してその先端を当
該一方の係止部材3の外側板4と鏡板2との連接
隅部に接当させたら良い。
この装着状態では、タオル掛杆12の左右長手
のタオル掛部12′にタオルを掛けた場合、屈曲
部13′の中途部は長溝10に支えられているの
で、ここの原理により前記足部14はその下端側
が上向くように回動しようとする。しかし、前記
足部14の軸線は係止部材3′の中空部内におい
て、鏡板2と外側板4′との横断面略直角状の上
下長手の連接隅部に沿つて配設され、且つ足部1
4の外側面が前記連接隅部内面に接当しているの
で当該足部14の上向き回動を阻止して、タオル
掛杆12の屈曲部13,13′が下向くような回
動や左右方向への移動もなく水平状態が保持され
る。さらに前記両屈曲部13,13′を両係止部
杆3,3′内の外側板4,4′方向に、換言すれば
末広がり方向に付勢しておけば、両係止部3,
3′内の隅部に向つて両屈曲部13,13′先端が
押圧するように接当でき、しかも両屈曲部13,
13′の上下方向及び前方への動きは係合孔9及
び長溝10によつて規制され、タオル掛杆12は
ガタ付くこともないし、前方へ抜け落ちることも
ないのである。
装着したタオル掛杆12を取り外すには、タオ
ル掛杆12を若干内側に弾性曲げ変形させて一方
の屈曲部13を係合孔9から抜き去り、他方の屈
曲部13′と足部14とを引き出せばよい。
上述の説明において前記一方の屈曲部13は係
合孔9に対し弾性力によつて係止している場合で
あつたが、第4図に示すように係合孔9との接触
面に断面三日月状等の係止溝16を設けて互に嵌
合しあうようにして両者の係合を確実ならしめて
もよく、又、係合孔9も第1図一点鎖線9′で示
すように溝状に切開いてもよい。又、一方の係合
部材3における内側板6は本考案の要件ではな
く、省略してもよい。
なお、第5図及び第6図は、ロツカー等の本体
の左右側板前端面を内側に折返して中空状の柱部
18,18を間口左右に形成し、閉扉時に扉1に
形成した左右折返し縁が前記柱部18,18の前
端面及び内側面に接当するよう当該折返し縁を二
段に形成したものにおいて、当該折返し縁を利用
して大小の中空部が連通した係止部材3,3′に
形成した場合の実施例である。この例の場合、タ
オル掛杆12における一方の屈曲部13を略直角
に屈曲すると共に、両屈曲部13,13′先端に
鏡板2と平行な平行端19,19′を設け、他方
の屈曲部13′における平行端19′先端には前述
例と同じく足部14を形成する。又、一方の係止
部材3に設けた係合孔9は前記一方の屈曲部13
の平行端19が挿通自在となるよう長孔にし、他
方の係止部材3′に設けた長溝10は前面板5′中
途部位まで切開いている。
この実施例の場合もタオル掛杆12の装着方
法、取外し方法は前述の実施例と同く同じである
が、本例の場合、装着状態において、足部14及
び一方の平行端19がそれぞれ係止部材3,3′
の基部に形成された小さい中空部状隅部内に嵌り
込んで前後動が完全に阻止されるため、両者の係
合はより一層確実になる。
上記二例とも扉における折返し縁を係止部とし
て活用した場合であつたが、別途製作した係止部
材を扉の適宜部位に設けてもよいことは勿論であ
る。
以上述べたように本考案は、扉裏面に左右適隔
てて配設した係止部材に、該扉裏面より適宜隔て
て水平配設したタオル掛杆を着脱自在に装着する
において、左右両係止部材を略中空状に形成して
一方の係止部材にはその前面部に係合孔を穿設
し、他方の係止部材には前記一方の係止部材に対
面した一側板に、上下方向に長手の切欠隙間と該
隙間の上部に連通して水平方向に切開かれた長溝
とを設け、タオル掛杆の左右両端を水平後方に屈
曲して屈曲部を設け、一方の屈曲部を前記係合孔
に挿入係止し、他方の屈曲部にはその先端に下向
き延出した足部を設け、該足部を前記切欠隙間よ
り他方の係止部材の中空部内に挿入してその基部
に接当させ、かつ当該屈曲部を長溝に嵌挿係止し
て成るもので、着脱は極めて容易で、又、下向き
に長手の足部が長溝より下位置の係止部材内隅部
に接当しているので屈曲部が下向くようにタオル
掛杆が転倒したり外れたりすることがない。な
お、両屈曲部を互に外向く方向に付勢しておけ
ば、係止状態においてタオル掛杆に上下方向、前
後方向のいずれの方向から外力が加つても当該タ
オル掛杆自身の弾性力がその外力に抗する方向に
作用するので、例えタオル掛杆の下方に物が当つ
たりしても外れ落ちたりする不都合は生じないの
である。
又、実施例のように、薄金属板製扉の場合、そ
の剛性強化のため必然的に形成される折返し縁を
係止部材として活用すれば扉全体としての構造、
製造工程の簡素化をも併せて達成でき、コストを
低減できる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図の−視平断面図、第3図は第2図の
−視側断面図、第4図は他の実施例を示す
図、第5図は他の形態の実施例を示す平面図、第
6図は第5図の正面図である。 3,3′……係止部材、9……係合孔、10…
…長溝、15……切欠隙間、12……タオル掛
杆、13,13′……屈曲部、14……足部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツカー等の扉裏面に、当該裏面より適宜隔て
    て水平配設されたタオル掛杆を着脱自在に装着す
    るにおいて、扉裏面の適宜高さ部位に一対の中空
    状係止部材を左右適宜隔てて設け、一方の係止部
    材にはその前端面部に係合孔を穿設し、他方の係
    止部材における前記一方の係止部材に対面した一
    側板には、扉裏面と近接した部位に上下適宜範囲
    にわたつて切欠隙間を形成し、前記一側板には水
    平方向の長溝を前記切欠隙間に連通するように切
    開き形成し、タオル掛杆の左右両端を水平後方に
    屈曲して左右屈曲部を形成し、一方の屈曲部を前
    記係合孔に挿入係止し、他方の屈曲部はその先端
    を下方略直角に屈曲延出して足部を形成し、該足
    部を前記隙間より前記他方の係止部材中空部内に
    挿入して当該他方の係止部材内の隅部に接当さ
    せ、且つ、当該他方の屈曲部を前記長溝に嵌挿係
    止して成るロツカー等の扉のタオル掛装置。
JP14273383U 1983-09-14 1983-09-14 ロツカ−等の扉のタオル掛装置 Granted JPS6048897U (ja)

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JP14273383U JPS6048897U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 ロツカ−等の扉のタオル掛装置

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JPS6048897U JPS6048897U (ja) 1985-04-05
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JPS561972U (ja) * 1979-06-18 1981-01-09
JPS5829941B2 (ja) * 1977-01-19 1983-06-25 田辺製薬株式会社 光学活性p−ヒドロキシフェニルグリシンの製法

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