JPH0645028Y2 - キャビネットにおける引戸装置 - Google Patents

キャビネットにおける引戸装置

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Publication number
JPH0645028Y2
JPH0645028Y2 JP3774988U JP3774988U JPH0645028Y2 JP H0645028 Y2 JPH0645028 Y2 JP H0645028Y2 JP 3774988 U JP3774988 U JP 3774988U JP 3774988 U JP3774988 U JP 3774988U JP H0645028 Y2 JPH0645028 Y2 JP H0645028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
cabinet
sliding
guide
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3774988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01148485U (ja
Inventor
志良 小坂
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社くろがね工作所 filed Critical 株式会社くろがね工作所
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に病室等で使用されるキャビネットの前面
開口部に、左右に摺動自在に取りつけられる引戸装置に
関するものである。
《本考案の目的と構成》 従来の上記装置は、キャビネットの前面開口部の上下側
に、下方と上方が開口する案内溝を前後2列にもうけ、
この案内溝に引戸の上下端縁を嵌合せしめた構成であっ
た。
この為、特に下側の案内溝内に、ゴミ、埃等が堆積しや
すく、これが引戸の摺動を妨げたり、あるいは、不衛生
になる等の欠点があった。
特に病室等で使用されるキャビネットにおいては衛生的
でない事、又、その様な印象を与える事は非常に好まし
くなかった。
《本考案の目的と構成》 本考案は上記欠点を改善する事を目的とし、簡単な構造
で、衛生的なキャビネットにおける引戸装置を提供する
事を目的とし、その構成は、キャビネットの前面開口部
の上側に、下端に前後方向に膨出する吊る下げ体が形成
された前後2列の案内軌条を設け、前後の引戸の上端部
に取りつけられた案内枠の摺動溝が、前記吊り下げ体に
外嵌して、前記引戸が左右に摺動自在に吊り下げられ、
キャビネットの前面開口部の下側の閉鎖状態での引戸の
重合部に、上方に突出する振れ止め突部が前後にもうけ
られ、この振れ止め突部が引戸の下端部に逆向きに取り
つけられた前後案内枠の摺動溝に嵌合されたものであ
る。
《実施例》 以下、実施例を図面にもとづいて説明する。第2図に、
本考案を具備したキャビネットを使用した病室用ロッカ
ーの斜視図を示し、1は壁面に固定された病室用ロッカ
ーで、上部に収納キャビネット11が、前面開口部に扉12
が、扉12の上部に本考案を具備したキャビネット3が取
りつけられている。
キャビネット3は、天板31、左右側板30、30、底板4、
引戸6、6等より構成され、天板31の前端は下方に折り
曲げられて前縁32が形成されている。
33は前縁32の裏面側で、天板31の前端下面に固着され、
前縁32の略中程までに達して、前縁32の裏面側に連設さ
れた上端縁321間で係止溝322が形成される天板前補強材
である。
そして、天板前補強材33の下面に、前端部が前記係止溝
322に係止され、下端に前後方向に円弧状に膨出し、断
面略円形をなす吊り下げ体51、51が形成された前後2列
の案内軌条52、52を有する押し出し成形によって形成さ
れた合成樹脂製の案内支持体5がネジ止めされている。
キャビネット3の底板4は、前端部に下方に窪んだ段部
41が形成され、この段部41の前端に下方に折り曲げられ
た底板前縁42が連設されている。
そして、段部41の下面には、底板前補強材43がもうけら
れ、底板前補強材43の左右方向略中央部下面には振れ止
め部材7がネジ止めされている。
引戸6、6は前面左右端部に引手部61、61が左右対称に
形成されている以外は同形をなし、上下端部前面の左右
方向全幅にわたって係合溝62、62が形成され、この係合
溝62、62に係合して案内枠8、8が取りつけられてい
る。
案内枠8,8は上下に対向した形状で、合成樹脂材の押し
出し成形によって形成され、前記引戸6の係合溝62に係
合する係合突起81を内面に有する嵌合凹部82と、前記案
内支持体5の吊り下げ体51、51が内嵌する摺動溝83を有
している。
そして、引戸6は、既に下端部に、下側の案内枠8が係
合溝62と嵌合凹部82の係合突起81が係合してとりつけら
れた状態で、吊り下げ体51に嵌合して左右に摺動自在に
とりつけられた上側の案内枠8の嵌合凹部82に、上端部
を斜め下方より差し込んで、嵌合溝62に係合突起81を係
合せしめて、案内支持体5に吊り下げられる。
そして、底板4の下面より振れ止め部材7がネジ止めさ
れ、引戸6は安定よく、左右に摺動自在に支持される。
すなわち、前記振れ止め部材7は、底板4の段部41の略
中央部で、引戸6、6が閉鎖された時、その重合部に位
置して上方に突出し、前記引戸6の下側の案内枠8の摺
動溝83内に位置し、引戸6の下端部の前後方向の振れ止
めを行う、振れ止め突部71、71が前後に形成されてい
る。
尚、実施例では、係合溝62と、係合突起81、及び嵌合凹
部82にて、引戸6と案内枠8が取りつけられているが、
特に限定するものではなく、適宜変更可能である。
《効果》 以上の如く、本考案は、吊り下げ体にて引戸を吊り下げ
て、左右に摺動する構成としているので、キャビネット
の前面開口部の下側に引戸を摺動する為の加工を一切必
要とせず、フラットな状態で使用する事ができ、ゴミ、
埃等がたまることがなく、非常に衛生的であり、又、引
戸の摺動を妨げる事も一切ない。
又、振れ止め突部を閉鎖状態での引戸の重合部にもう
け、案内枠の摺動溝に嵌合しているので、振れ止め突部
は一切露出せず、美観的にすぐれ、しかも、引戸の下端
部を支持し、引戸を安定よく摺動せしめる。
さらに、吊り下げ体に外嵌する摺動溝が振れ止め突部の
嵌合部分と共用しているので、上下の案内枠を同形に形
成する事ができ、全体として安価に製作出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、 第1図は本考案の要部縦断面図、 第2図は本考案の具備したキャビネットを使用した病室
用ロッカーの斜視図、 第3図は振れ止め部材の斜視図である。 3……キャビネット 5……案内支持体 51……吊り下げ体 52……案内軌条 6……引戸 7……振れ止め部材 71……振れ止め突部 8…案内枠 83……摺動溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットの前面開口部の上側に、下端
    に前後方向に膨出する吊り下げ体が形成された前後2列
    の案内軌条を設け、前後の引戸の上端部に取りつけられ
    た案内枠の摺動溝が、前記吊り下げ体に外嵌して、前記
    引戸が左右に摺動自在に吊り下げられ、キャビネットの
    前面開口部の下側の閉鎖状態での引戸の重合部に、上方
    に突出する振れ止め突部が前後にもうけられ、この振れ
    止め突部が引戸の下端部に逆向きに取りつけられた前記
    案内枠の摺動溝に嵌合された事を特徴とするキャビネッ
    トにおける引戸装置。
JP3774988U 1988-03-22 1988-03-22 キャビネットにおける引戸装置 Expired - Lifetime JPH0645028Y2 (ja)

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JP3774988U JPH0645028Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 キャビネットにおける引戸装置

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JPH01148485U JPH01148485U (ja) 1989-10-13
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JP4562363B2 (ja) * 2003-09-11 2010-10-13 郁雄 前島 サッシ構造
ES2564556T3 (es) * 2006-10-19 2016-03-23 Hawa Ag Dispositivo con un mecanismo de rodadura para sujetar placas desplazables y elemento de separación
JP5740519B1 (ja) * 2014-07-07 2015-06-24 細見工業株式会社 摺動装置及び筐体

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JPH01148485U (ja) 1989-10-13

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